日立製ヘビーデューティー型2軸構造ガスタービンH-80。同型としては世界最大の8万キロワット。九州電力・新大分発電所に搭載。(写真提供/日立製作所) 電力不足の時期が再び迫っている。 日本の全発電量のうち、約25%を占めている原発に稼働のメドが立たないことも大きな理由だ。しかし、環境エネルギー政策研究所の松原弘直氏は「もし原発が全て停止したとしても、各地での電力供給が断たれることはないでしょう。揚水発電の活用や、電力会社同士の融通、発電設備を持つ企業からの受電でまかなえるレベルです」と説明する。 「多くの電力会社の供給力には余裕があります。この春、計画停電で混乱を招いた東京電力でも、8月までに原発抜きでも同社の夏の需要見通し(5500万キロワット)を越える供給が可能と私たちは分析しています。さらに効果的な節電策をとれば、東京電力管内で1100万キロワット以上の節電ができるでしょう。電力会社
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