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ブックマーク / ameblo.jp/adaken66 (79)

  • 『岩崎弥太郎と三菱四代』

    「龍馬伝」裏主役の意外な歴史を知る 今年の大河ドラマ「龍馬伝」が、これほど面白いとは思っていませんでした。NHKが全精力を傾けたと言っていいスペシャルドラマ「坂の上の雲」の第1部の直後に始まったこともあって、そのギャップなどを心配していたのですが、杞憂に過ぎませんでした。それどころか、大河としては初めて採用したプログレッシブ撮影の効果がたぶん一番大きいのでしょう、これまでの大河とは一線を画す、独特な世界観を作り上げている感があります。 もちろん、画作りだけではありません。例えば、前回放送された坂龍馬が勝麟太郎に出会う場面。攘夷論に染まった龍馬が勝を斬りに来たところを、勝に諌められ、一転、勝に弟子入りを志願するというのが、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」に代表されるひとつのパターンでした。ところが、この常識をあえて突っぱねて、すでに古典的な攘夷論から脱した龍馬が、自分と近い考えを持つと聞かされた

    『岩崎弥太郎と三菱四代』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/04/23
    岩崎弥太郎と三菱四代: 岩崎弥太郎と三菱四代 (幻冬舎新書)河合 敦幻冬舎発売日:2010-01ブクログでレビューを見る»「龍馬伝」裏主役の意外な歴史を知る 今年の大河ドラマ「龍馬伝」が、これほど面白いとは思っていませ
  • 『プラレールから始めるソーシャルメディア体験』

    トミー(タカラトミー)といえばプラレール。この今年51年目を迎えたロングセラー鉄道おもちゃブランドがこのほど、ソーシャルコミニュケーション企画「プラレール ぐるっトレイン」を公開しました。 web上にプラレールのレイアウトを作って好みの車両を走らせる。ここまではよくあるパターンですが、自分のレイアウトのすぐ隣には他の人のレイアウトと1のレールでつながっていて、お隣さんのレールの上も自分の車両が勝手にどんどん走り回っていって、お互いの車両同士がハチあったらごあいさつ、という至って単純明快で楽々なソーシャルネットワークツールなのです。 選べる車両は、東北・上越新幹線のMaxとあさま、蒸気機関車C12と旧客、寝台特急カシオペア、中央線色のE233系の5種類。おなじみのプラレールの青いレールと、「えき」や「ふみきり」「はねばし」など、プラレールの定番ストラクチャーがいくつか用意されていて、自由に

    『プラレールから始めるソーシャルメディア体験』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/04/22
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  • 『去年はいい年になるだろう』

    9.11がなかったら幸せだったのか 「もしあの忌まわしい出来事さえ起こらなければ」―、そう思うことは誰にも一つや二つあるものです。太平洋戦争がなかったらよかったのに。原爆さえ落ちなければ。もしくは、阪神大震災のような自然災害も事前に起こるとわかっていたなら。そうなっていたら、どんなに多くの命が救われただろうか。 でもじゃあ、これらの出来事が未然に防げたり予知できて、来死んでいた多くの人が生き延びたら当にそれですむのだろうか。 残酷な話だけれど、その人はその時死んでいるべきことが、あらかじめ神様が作った歴史書の中に刻まれていたんではないか。生き死にの話だけでなく、男と女の別れ話や、泥棒に入られたりといった事件・事故に巻き込まれるといった大小の不幸も、人間には偶然の出来事に見えても、実は最初から神様などによって決められていた必然だったのではないか。 タイムパラドクスものの小説に浸ると、何と

    『去年はいい年になるだろう』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/04/21
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  • 『Pen 水木しげる大研究』

    水木マンガはアートだったんだなあ この数年、視聴率低下ばかりが話題になるNHKの朝ドラですが、そもそもテレビ全体への感心が下がっている今の時代にあって、こんな古い価値観を物差しにしようということ自体ナンセンスであると私は思うのです。 では、何をもって番組の質、見ている人の反響を測るのが適当かというと、なかなか難しくもあります。そんな中で一つ、私が手がかりとしているのが、2ちゃんねるの「実況板」です。 昔から、テレビを見ながら一人であれこれつぶやいたり叫んだりするのは誰もがやってることですが、これを掲示板を使って、番組を見ている人間同士がリアルタイムで書き込み合うことで、内容に対する価値観、言動を共有できる。これが実況板の質というべきでしょうか。 このユニークな空間では、分かち合った価値観は時に増殖し、何気なく見ていたはずの番組に新たな価値を与えることさえあります。番組に出ている登場人物に

    『Pen 水木しげる大研究』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/04/18
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  • 『人生で大切なことはすべてプラスドライバーが教えてくれた』

    ※表紙の美人ライダーは編と一切関係ありません 内にこもって仕事をしてたりしていたのですが、もう4月なんですね。きょうは久々に天気もよく時間も充分あったので、上野公園まで桜を見に歩いて行ってきましたが、やはり桜は散り際に限りますね。何ともすばらしい光景を目にし、心が洗われた気分でした。 4月ということは、いろいろ新しいことが始まる季節。希望を胸に、新たに社会人としてのスタートを切った方も沢山おられることでしょう。 でも、今の世の中、暖かく新人たちを受け入れてくれるほどの余裕は残念ながらありません。仕事の席に座ったとたん、様々な難題が襲いかかることでしょう。私もうん十年前にそういう経験をした覚えがありますが、今はある意味、もっと厳しいのかもしれません。 そんな難題が行く手に待つ新人たちに特に読んでおいて欲しい、うってつけの一冊を日は紹介しましょう。タイトルは「人生で大切なことはすべてプラス

    『人生で大切なことはすべてプラスドライバーが教えてくれた』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/04/09
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  • 『ダメ人間の日本史』

    人の歴史はダメ人間の足跡 このところたびたびこのブログで触れている大河ドラマ「草燃える」を見るに、人間とはかくも醜悪な生き物なのかと痛感させられます。何しろこのドラマ、“まともな人間”という人物が出てこない。 どこかで必ず腹黒かったり、自意識過剰だったり、逆にだまされやすく天然すぎたり、はたまたオカルトに走ったり、そしてスケベだったり。 なぜこれほど欠陥人間の集まりのようなドラマが、こうも魅力的な内容に仕上がっているかと考えるに、結局自分の中のどこかに潜む欠点が、そのまま芝居となって現れているが故、ということなのでしょう。 もちろん、所詮ドラマですから、過剰な演出は含まれているはずですが、それを織り込んでもなお、共感にはまってしまう。とりもなおさず、人間の歴史とはダメな人間のほんの一部の優れた点と点がつながって、奇跡的にそれなりに生きられる世の中として今があるのでしょう。 きょうはそんな、

    『ダメ人間の日本史』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/04/05
    ダメ人間の日本史: ダメ人間の日本史―引きこもり・ニート・オタク・マニア・ロリコン・シスコン・ストーカー・フェチ・ヘタレ・電波 (ダメ人間の歴史)山田 昌弘,麓 直浩社会評論社発売日:2010-03ブクログでレビューを見
  • 『マスコミは、もはや政治を語れない』

    普通の人々とマスコミの優劣とは 去る3月22日にNHKで放送された討論番組「激震マスメディア」を見ていて、明らかにメディアの流れが変わったと実感しました。 番組上で報告されていたアメリカや日での業界内の急激な変化、視聴者の変質など、どれをとってもそれは言えることなのですが、それよりも何がダメで何に光がともっているかを表したのが討論のテーブルに着いたメンバーの発言内容でした。内容そのものよりも、語り口と言っていいかもしれません。 あれを見て、それまでメディアの現実などほとんど気にとめなかった視聴者も、何かを悟ったのではないでしょうか。 と、ちょっと奥歯に物が挟まった言い方をしてしまいましたが、早い話、新聞・テレビのトップに立つ人間が、いかに“今”を見てないかがさらされてしまったのです、この番組で。 前々から「新聞・テレビはもうダメ」と様々な方面から指摘があったわけですが、あのような醜態を直

    『マスコミは、もはや政治を語れない』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/03/31
    マスコミは、もはや政治を語れない: マスコミは、もはや政治を語れない 徹底検証:「民主党政権」で勃興する「ネット論壇」 (現代プレミアブック)佐々木 俊尚講談社発売日:2010-02-26ブクログでレビューを見る»普通の人々
  • 『「おしゃべり公園」でソーシャルメディアに飛び込もう』

    国内で格的に火がつきだしてまだ1年もたっていないTwitterですが、あっという間に誰もがその名くらいは聞いたことのある存在にまで広がってしまいました。 ただ、Twitter自体はさすがに聞いたことがあるけど、やったことはないという人の方がまだまだ圧倒的のようです。各種調査によれば、Twitterのアクティブユーザーはせいぜい全体の2割くらいという話です。これは登録者全体の2割、っていう意味ですから、「興味はあるけどよくわからん」と、手を出さないままでいる予備軍を含めると、まだまだ「Twitterをやっている」と明確にいえるユーザーは世の中でも珍しい存在の域を出ないようにも思えます。 でも、Twitterにしてもほかのソーシャルメディアにしても、最終的にはITに詳しかろうがそうでなかろうが、オタクだろうが普通の人だろうが、誰もが気軽に活用できるものでなければ、当の価値は発揮できていると

    『「おしゃべり公園」でソーシャルメディアに飛び込もう』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/03/28
    「おしゃべり公園」でソーシャルメディアに飛び込もう:  国内で本格的に火がつきだしてまだ1年もたっていないTwitterですが、あっという間に誰もがその名くらいは聞いたことのある存在にまで広がってしまいました。
  • 『アサヒビール新商品発表会に見た、マス・ソーシャルを超えるメディアの明日』

    日は、このブログのサイドに貼ってある「ギズモード・ジャパン認定特派員」の使命を果たすべく、同サイトからお誘いのあったアサヒビールの新製品発表会に寄らせていただきました。 このイベント、アサヒが3月24日から発売した発泡酒「ストロングオフ」のメディア向け発表会だったのですが、私のようなブログ執筆者やTwitter発信者を多数招集めるという、最近流行の手法が取り入れられたものでした。そのこと自体、そう珍しいものでもないのでしょうが、私自身参加したのは初めてだったこともあり、正直面らう内容でした。その衝撃は、かつてマスメディアの記者だったという自分の経歴が強く作用してのものでした。 いったい何がどうなっていたかというと、新聞・テレビの記者やカメラマンと、ブロガー・ソーシャルメディアライターたちがほぼ同等の扱いの元、会見場に居合わせたのです。発表会の壇上に登場したイメージキャラクターである柳葉

    『アサヒビール新商品発表会に見た、マス・ソーシャルを超えるメディアの明日』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/03/23
    おっとURL書き忘れた。 #strongoff
  • 『大名行列の秘密』

    江戸経済を支えていた意外な仕組みとは 最近は民主党政権になったからということもあるのか、公共事業を増やして景気をぶり返させるというやり方は減ったようですが、ちょっと前までは「土建国家」などと皮肉を込めた言葉もあるくらい、土木事業がある意味、この国の経済の中心ともいえる状況がありました。 もちろんエレクトロニクス産業の成長はあったわけですが、すそ野の広がり方から言えば土木・建築事業の与えるものは非常に大きいし、内需を肥やすにはこれが一番だったわけですね。 でも、そういう仕組みが出来上がったのはやはり戦後になってからでしょう。明治から戦中にかけてのこの国の経済を支えていたものはといえば、繊維やおもちゃといった軽工業や、農村部などの第一次産業が中心でした。そんな細い産業構造の中で、欧米と渡り合う戦争をやろうとしたこと自体、どだい無理があったわけですねえ。なまじ、日清・日露の明治の戦争で、運の良さ

    『大名行列の秘密』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/03/22
    大名行列の秘密: 大名行列の秘密 (生活人新書)安藤 優一郎日本放送出版協会発売日:2010-03-06ブクログでレビューを見る»江戸経済を支えていた意外な仕組みとは 最近は民主党政権になったからということもあるのか、公共
  • 『iPad vs.キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏』

    の出版界最大のチャンスがやってくる iPadの発売が近づくのに合わせて、日国内でも電子書籍をめぐる動きが顕著になってきました。電通が旗振り役になって複数の雑誌をiPad向けに配信するというようなことを発表しましたし、すでにiPhone向けにebookをAppストア通しで提供している出版社なども日増しに増える状況にあります。日の新聞社も、英字紙をアマゾンKindleソニー(米国ソニー)のReader向けに配信する手はずを整えているなど、確実に米西海岸からの電子ブックの波は犬吠埼沖に迫ってきているのを感じます。 そんな、黒船来航前夜の日と世界を取り巻く電子書籍化の状況を詳細にリポートしているのが、日紹介する一冊「iPad vs.キンドル 日を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏」です。 このように、最近にわかに騒がれ出した感のある電子書籍化の動きですが、実は結構古くから試行錯誤がなされて

    『iPad vs.キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/03/21
    iPad vs.キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏: iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏 (brain on the entertainment Books)西田 宗千佳エンターブレイン発売...
  • 『ツイッターノミクス』

    もう従来の貨幣経済は通じない 以前このブログで取り上げた「FREE」を読んだときにも感じたのですが、ネット、特にクラウドやソーシャルメディアの広がり、Googleの隆盛などにより、従来の経済学がかなり通用しない状況が生まれてしまっているように思えます。 モノやサービスを提供すれば、当然利用者は代価を支払う。これが貨幣経済の根だったわけですが、手にしたり使う当事者がその提供者に「お金」を支払わずにに済む方法、いや、お金を払った気にならない方法を作り出すことが、これからの時代のビジネスの成功法則ではないかと、つくづく感じるのです。 一見わかりづらいGoogleの儲けの仕組みについては、、前に取り上げた「Googleの正体」の中で一部暴かれていたので、それを読み返せばある程度納得できます。でも、今一番わからないのはTwitterでしょう。 これほど多くのが発売され、使う使わないはともかく、誰

    『ツイッターノミクス』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/03/19
    ツイッターノミクス: ツイッターノミクス TwitterNomicsタラ・ハント 津田 大介(解説)文藝春秋発売日:2010-03-11ブクログでレビューを見る»もう従来の貨幣経済は通じない 以前このブログで取り上げた「FREE...
  • 『聖書に隠された成功法則』

    「成功」の視点を変える一冊 われわれ日人には宗教に対して強いアレルギーがあるといわれます。「宗教」という言葉を聞いただけで、「胡散臭さ」がまず頭に浮かぶ人も少なくありません。このブログでも過去、宗教を逆手に取ったトンデモのたぐいを紹介したりもしてきましたが、第2次大戦中の神道の曲解や、まもなく15年を迎えるオウム真理教関連の一連の騒動など、日人と宗教というと特に近代以降、まこと相性が悪い歴史が繰り返されてきたことが、強いアレルギーとなって跳ね返ってきているようです。 でも、長い年月を経て今なお世界に多くの信者を抱える宗教には、「信仰」云々は横に置いても、人々を魅了してきた力のようなものが存在することは、宗教嫌いの日人でも 留意しておく必要があると思います。 その人々を魅了する力の源といえるものの一つが、人類史上最大のベストセラー、「聖書」です。この「聖書」に秘められた力を、信仰心は

    『聖書に隠された成功法則』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/03/17
    聖書に隠された成功法則: 聖書に隠された成功法則松島 修サンマーク出版発売日:2010-02-22ブクログでレビューを見る»「成功」の視点を変える一冊 われわれ日本人には宗教に対して強いアレルギーがあるといわれます。「
  • 『ツンデレ相対性理論』

    いまやマンガこそ教育の種 強度の理系アレルギーを有する私にとって、わからないものの代表的なのが「相対性理論」であります。かつての傑作SFアニメ「トップをねらえ!」、あれが理解の全てです、私にとって。 それでも、屁理屈と禅問答をブレンドしたような難解な理論に、なんのための相対性理論なのか自体わかってないのが私のレベル。所詮SF小説の題材にしかならない非現実的な考えでしかないだろう、などとすねておりました。 でも、今回紹介するこの一冊が、私をとりあえず救ってくれた、そんな気がします。 その一冊とは「ツンデレ相対性理論」。いわゆる「萌えで覚えるマンガ」系の一です。 もう、PHPは有力なマンガ出版社の一角と言っていいかもしれません。なんだかんだで、点数だけは稼げるんでしょうね、こういう「やわらか意外系」のというのは。 でも、以前このブログで紹介した「量子論」の萌えマンガもそうでしたが、とりあえ

    『ツンデレ相対性理論』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/03/15
    ツンデレ相対性理論: ツンデレ相対性理論アインシュタインクラブPHP研究所発売日:2010-01-21ブクログでレビューを見る»いまやマンガこそ教育の種 強度の理系アレルギーを有する私にとって、わからないものの代表的なの
  • 『ヘンな間取り』

    発想はアリだが、ネタに無理がある 3月と言えば卒業だの人事異動だので人が動く季節。やっぱりこの時期が引っ越し屋さんの最需要期なんでしょうね。そして当然不動産屋さんも。 で、当然玉突き的に儲かるのが、賃貸住宅情報誌なのであります。一冊200円からの、一見たわいもない実用誌に過ぎない住宅情報誌ではあるのですが、あれって、見ているだけで結構わくわくさせてくれるものなんですよね。買い物は買ってしまうより選んでいる間こそが醍醐味とよく言いますが、「この間取りがいい」「この条件も捨てがたい」などといろいろ眺めながら妄想を膨らますのも、ある意味エンタメ的要素だったりします。私もこれまで4度ばかり引っ越しを経験していますが、決めてしまう前が一番楽しいです。 ちょうど、時刻表を眺めながら脳内で日一周の旅をする感覚に似ています。 ところが、その住宅情報にも「トンデモ」は存在するようです。きょうはそんなかぐわ

    『ヘンな間取り』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/03/15
    ヘンな間取り: ヘンな間取りヘンな間取り研究会イースト・プレス発売日:2010-02-01ブクログでレビューを見る»発想はアリだが、ネタに無理がある 3月と言えば卒業だの人事異動だので人が動く季節。やっぱりこの時期が引
  • 『ん』

    語における“最後”の謎 幻と思われていた大河ドラマ「草燃える」の復刻放送の話を先月書きましたが、いやあこれがすごいことになっております。映像や音声の状態など当初危惧された問題は、今のところ視聴に耐えうるレベルを維持しておりますが、むしろすさまじいのはドラマの中身そのものなのです。 もう、今放送中の「龍馬伝」が到底同じ大河ドラマとは思えないほど、無茶苦茶濃い内容なのですわ。大河ドラマと言うよりは、ほとんど昼メロ。しかも極上の濃いやつ。脚が昼メロの大家・中島丈博氏と言うこともあり、ある程度想定されたことではあったのですが、これほど昼メロだったとは。しかも、前にも書きましたが言葉遣いがほとんど現代言葉。31年前、確かにリアルでほぼ全話見たはずなのですが、そういう雰囲気って忘れてしまうものなんですね。あるいは別の方角を見ていたのか。 大河ドラマにツッコミを入れるとき、言葉遣いの問題は恒につい

    『ん』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/03/13
    ん: ん―日本語最後の謎に挑む (新潮新書)山口 謠司新潮社発売日:2010-02-20ブクログでレビューを見る»日本語における“最後”の謎 幻と思われていた大河ドラマ「草燃える」の復刻放送の話を先月書きましたが、いやあこ
  • 『「つばさ」アテンダント驚きの車販テク』

    神業見たさに乗り鉄するのもアリ このブログでもたびたび触れた話ですが、最近、「鉄道」と「女性」の親和性が注目されています。いわゆる「鉄子さん」しかり、以前取材させていただいた「ママ鉄さん」しかり。そしてフィギュア化などで注目される「鉄道むすめ」さんしかり。 でも、歴史を紐解くと、女性と鉄道との親和性は何も最近にわかに沸いてきたブームではないことがわかってきます。 戦前の「つばめガール」「はとガール」といった客室係もそうですが、これはあくまで女性じゃないとできない仕事。それだけではなく、戦時中には、男手が足りなくなった事情もありますが、駅務係など一通りの業務が女性の手にゆだねられた時代もあったのです。 そして、古くから女性の牙城として受け継がれてきた鉄道の現場といえば車内販売。新幹線や特急列車に乗ったとき、厳つい顔の車掌の検札のあと、明るい声でやってくる売り子さんは、昭和から平成に代わった今

    『「つばさ」アテンダント驚きの車販テク』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/03/11
    「つばさ」アテンダント驚きの車販テク: 「つばさ」アテンダント驚きの車販テク―3秒で売る山形新幹線の女子力 (交通新聞社新書)松尾 裕美交通新聞社発売日:2010-02-15ブクログでレビューを見る»神業見たさに乗り鉄する
  • 『セカイ系とは何か』

    要するに仮面ライダーディケイドなんです もう6年くらい前の「日オタク大賞」という毎年恒例のテレビ番組の公開収録にいったときのこと。壇上のコメンテイター(いわゆるオタク界のエライ人々)らに、自己紹介がてら「オタクの定義とは」と聞いて回る場面があって、その一角に居座っていた、当時まだ百数十キロのガタイを維持していたオタキング・岡田斗司夫氏が「オタクの定義を論じたがるやつがオタク」と言い放ったのをいまでも鮮明に覚えております。 2006年の「オタク・イズ・デッド事件」(詳細は私の姉妹ブログを参照してください)以来、脱オタクの方向性を鮮明にしている岡田氏の、一次は自ら布教にいそしんでいた「オタク」という言葉への、決別の始まりだったように思います。 岡田氏に合わせるわけでもありませんが、私も最近「オタク」という言葉に、かつての羞恥心とは違う何か痒いものを感じています。未だこのブログでは「オタク」を

    『セカイ系とは何か』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/03/09
    ブログ更新。久々の書評。「セカイ系とは何か」。もうわけわかめ
  • 『THE EYE OF JUDGMENT 神託のウィザード』

    THE EYE OF JUDGMENT(アイ・オブ・ジャッジメント) 神託のウィザード/ソニー・コンピュータエンタテインメント ¥4,980 Amazon.co.jp 帰ってきたPS3屈指の名作 実に5日ぶりに書くブログになってしまったわけですが(たぶんこれまでの最長間隔)、私をそうさせてくれた原因は、4日前に買ったPSPのゲーム「THE EYE OF JUDGMENT 神託のウィザード」にあります。もうこれを買ってからこっち、頭の中身の半分はこのゲームのことばかり。 え?そんなゲームなど聞いたことない?何がそんなに面白いのかって?いやこれがもう、大変なんですから林家三平です。 早い話、1対1の対戦方式で、タテヨコ3×3の9つの枠を手持ちのカードを置きあって過半数、5つ先に置いた方が勝ちという至ってシンプルなゲームなのです。ただし、カードの種類は三百数十枚に及び、それぞれに細かい性能があっ

    『THE EYE OF JUDGMENT 神託のウィザード』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/03/07
    THE EYE OF JUDGMENT 神託のウィザード: THE EYE OF JUDGMENT(アイ・オブ・ジャッジメント) 神託のウィザード/ソニー・コンピュータエンタテインメント¥4,980Amazon.co.jp帰って...
  • 『浅田真央とキム・ヨナとREGZAとLG』

    ようやくバンクーバーオリンピックが終わり、テレビも普通に戻りました。どうも昔から、オリンピック開催中は現地の時間に生活パターンを引きずられてしまい、どことなく仕事も落ち着かなくなるものです。 そんなオリンピックで、やっぱり私自身も気になったのはフィギュアスケート女子シングル。べ、別に浅田真央もキム・ヨナもどっちかのファンということはないのですが、どっちがどう勝とうが負けようが、必ず結果が出たあとには“祭り”が発生することは目に見えていまして、それがどんな形ななるかが、私にとっての最大関心事でありました。 そしてその祭りは、思わぬところへ、いやある意味正攻法なのかも知れませんが、ある現象となって現れました。それが、韓国人らによるこの2日間(正確には30時間くらい?)にわたっての2ちゃんねるサイバー攻撃。しかもタイミングが悪いことに3月1日は1年の中でも特に彼の国の反日感情が高まりやすい“独立

    『浅田真央とキム・ヨナとREGZAとLG』
    ADAKEN
    ADAKEN 2010/03/02
    浅田真央とキム・ヨナとREGZAとLG:  ようやくバンクーバーオリンピックが終わり、テレビも普通に戻りました。どうも昔から、オリンピック開催中は現地の時間に生活パターンを引きずられてしまい、どことなく仕事も落ち