はじめに 私たちが通常、C言語やPerl、Javaなどの手続き型言語(またそれに基礎を持つ言語)を使ってプログラミングを行う場合、最も多用する基本的な制御構造が分岐とループです。この2つを使わずにプログラミングしろ、と言われたら、それはかなりきつい制約になるでしょう。腕試しや暇つぶしに試すにはおもしろいかもしれませんが、およそ実務的なコーディングは不可能になるに違いありません。 話は、SQLとデータベースの場合でも同じです。SQLにおいても、やはり分岐とループは非常に重要な役割を果たす機能であり、SQLプログラミングの際にこの2つの機能を欠かすことはできません。しかしながら、手続き型言語を使いこなすプログラマの多くが、なぜかSQLを使う段になると思い通りの制御構造を記述できないことに苛立ちを感じ、結果、非効率的なSQL文が多く生み出されています。これはなぜでしょう? SQLで分岐とループを
補足 この記事は旧徳丸浩の日記からの転載です(元URL、アーカイブ、はてなブックマーク1、はてなブックマーク2)。 備忘のため転載いたしますが、この記事は2010年9月27日に公開されたもので、当時の徳丸の考えを示すものを、基本的に内容を変更せずにそのまま転載するものです。 補足終わり PHPカンファレンス2010にて「文字コードに起因する脆弱性とその対策」というタイトルで喋らせていただきました。プレゼンテーション資料をPDF形式とslideshare.netで公開しています。 文字コードのセキュリティというと、ややこしいイメージが強くて、スピーカーの前夜祭でも「聴衆の半分は置いてきぼりになるかもね」みたいな話をしていたのですが、意外にも「分かりやすかった」等の好意的な反応をtwitter等でいただき、驚くと共に喜んでいます。土曜にPHPカンファレンスに来られるような方は意識が高いというの
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