ハードウエアの超小型・軽量化が進み、スマートフォンやタブレットのモバイル機器を超え、「Google Glass」や腕時計型コンピュータなど新たな機器が生み出されつつある。これに伴い、ハードウエアとソフトウエアの融合も本格化してきている。 今村謙之氏は現在、台湾の次期産業のための基礎研究を進める政府機関「工業技術研究院」の研究員として、Google Glassのようなメガネ型ウェアラブルコンピュータのためのソフトウエアの開発を支援中だ。オブジェクト(対象物)に近づけば大きく映るようなAR(拡張現実)技術を使い、Google Glassの一歩先を行く3次元的な表示を可能にする。 「こうしたハードウエアとソフトウエアの融合をオープンソースコミュニティーを中心とした活動が加速させている」。 今村氏自身、工業技術研究院に在籍しながら、日本の組み込み系ソフトウエアの推進団体であるOpen Embedd
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