最近ちょっと必要があって、DenoでCLIコマンドを作ってみた。 いままでこういったCLIコマンドはNodeやPythonで作ることが多かったのだけど、Denoの使いごこちが知りたくて作ってみたら、 思いのほかすごく快適だったので紹介する。 作ったのは、 decor というマークダウン変換ツールだけど、なにを作ったかよりも、 どう作ったかが重要なので、この記事では深掘りしない。 目次 Denoとは Deno気持ちいい プログラムの配布 ソースコード以外のアセットを配布する 依存モジュールの自動更新 マークダウンパーサー DOMパーサー まとめ Denoとは Denoは、Node.jsのクリエイターである Ryan Dahl が、 Node.jsでの反省点 を盛り込んで作り直したJavaScriptランタイム。セキュリティーを念頭に置いて設計されている。詳しくは検索してください。 Deno気
7月30日、Denoで「HTTPインポートに関して私たちが間違っていたこと(What we got wrong about HTTP imports)」と題した記事が公開された。この記事では、Deno、そしてNode.jsの開発者であるライアン・ダール自身が、DenoのHTTPインポートの設計に関する誤りと、それに対する解決策について(そして、JSRとDeno 2のPRも含め)述べている。 以下に、その内容を詳しく紹介する。 本記事は、以下のエキスパートに監修していただきました: 古川陽介さん(Japan Node.js Association代表理事) HTTPインポートとは DenoのモジュールシステムをHTTPインポートに基づいて設計するという試みは、npmに代わる分散システムをHTTP上で実現することを目指していた。これにより、package.jsonファイルやnode_modul
Everything should be made as simple as possible, but not simpler. Albert Einstein From the beginning, HTTP imports have been a key feature of Deno. For years, this was the entire module system, aimed at simplifying JavaScript development by using the web’s distributed nature, unlike npm’s centralized registry. For example, you can import the assertEquals() function from the standard library like t
$ git restore deno.json $ deno fmt ./**/*.ts $ deno check ./**/*.ts $ deno test 背景 deno.land/x は今後レジストリとしては開発されなくなる という状態になっていて、denops/std も7.0.0からjsr.ioでの公開になるようです。 プラグインが動かなくなることは、(おそらく)ないはずですが、追従が面倒になるのでできれば合わせておきたいところ。 何をすればいいのか "https://deno.landから読み込んでいたライブラリをjsr:からの読み込みに変える" ことが必要です。 ただ、使っているライブラリのどれがjsr:での読み込みに切り替えられるのか、いちいち調べるのは面倒だったりします。 幸いなことに、denoland/x-to-jsrという便利なツールがあるので、これを使います。
🐷 What's Poku?A cross-platform test runner that brings the JavaScript essence back to testing. ⚡️ Quick Tutorials
こんにちは。情報システム部の萩原です。 皆さんはSlackオートメーションプラットフォーム(少し前までは次世代プラットフォームとも呼ばれていました)をご存じでしょうか。 2023年4月に正式リリースされ、端的に言うと、これまでSlackアプリを開発する際は、アプリやデータなどをホスティングする環境として別途AWSなどのクラウド環境を用意する必要があったものが、Slack社が管理するインフラにデプロイしてホスティングできるようになったものです。 グリー情報システム部ではリリース当初からオートメーションプラットフォームの検証を重ねており、この度、このプラットフォームを使った社内向けのSlackアプリを開発いたしましたので、開発したアプリの紹介と、そこで得た気付きなどについて解説していきたいと思います。 はじめに - Slackオートメーションプラットフォームについて 冒頭でも軽く触れましたが、
概要 タイトルのままです。Cloudflare Workersでlinebotを作りました。私が初めて動かした2024-04-27の時点で非常に簡単に動くことを確認しました。 ただしwebhookの署名検証は、Cloudflare WorkersでcryptoのtimingSafeEqualがNode.jsとは異なる場所に実装されているため、@line/bot-sdkで提供されている関数をそのまま利用することはできず、ほぼコピペで済むながらも自分で行う必要がありました。JavaScriptのruntimeはNode.js以外にもたくさん登場してきたものの、互換性はまだまだ完璧ではないため、そのような対応が必要でした。 一方そのCloudflare Workersのruntimeの問題をのぞき、linebotをCloudflare Workersを使って非常に簡単に作ることができました。 ま
Deno で本格的な Web システムを作るためテンプレートを作ってみた。 deno-vite-react-template deno-hono-api-template backend と frontend で完全に分かれていて RESTful API で通信するようにした。 仕様 deno-vite-react-template Deno, Vite, React による構成 (vite-deno-plugin を使った) Routing Library として wouter UI Library として Chakra UI 全体的に jotai, jotai-tanstack-query を活用してAPI通信のキャッシュなど行っている react-if は便利なので皆使ってほしい deno-hono-api-template Hono による RESTful API サーバー RPC
Git-based Visual CMS for Deno, </>htmx and Tailwind Apps. deco.cx · docs · login · join our discord · X Modern stack focused on performance and JavaScript-independence Server-side JSX templates Client-side HTMX interactivity Local development with HTTPS tunnel — edit on the web, commit on your local git. Native Tailwind Theme Support with multiple Component Libraries supported: DaisyUI, Preline,
去年末ぐらいから Deno を使う割合がグッと増えてきた。最近のJS関連は7割ぐらい deno 環境の VSCode でコードを書いている気がする。 今回はいくつかの実例を示しながら、実際に Deno 使えるじゃんというイメージを持ってもらうためのユースケースを紹介していく。 というか、 deno が普及してくれないと、自分が作ったツールの紹介を全部 deno のインストールから書かないといけなくなる。みんなインストールしといて。 最初に: なぜ Deno を使いたいか 一番の問題点、Node は新しいプロジェクトを一式整えるための手間が非常に重い。 とくに ts で書いたものを他の環境に渡すための方法が未だにしんどい。ある環境で動いたコードをそのままコピーしても、プロジェクト設定の非互換を踏む可能性が非常に高い。 deno にそういう側面がないとは言わないが、非常に少ない。とくに TS
Deno/Lume でOGPを利用するために, まずは Satori を使ってSVGを生成する方法を調べました. もともと Deno/Lume で Preact を使っていたため, SVGが生成されないというところがスタートです. 環境 Deno 1.41.3 React 18.2.0 Satori 0.10.13 React の設定 まずは Deno でJSXを扱えるように設定を行います. Deno では React 17 以降の JSX transform に対応しています[1]. 利用するには deno.json に compilerOptions を追加します. 設定項目は tsconfig と同様のようです. Deno 公式では Preact を使った例が紹介されていますが, 通常の React を利用することも可能です. というか React じゃないと Satori が動かな
はじめに tmmfire.com を作って以来放置していたので、ふと思い立ってFreshのマイグレーションを行いました。 今回は機能の変更は行っていなくて、主に(おそらく)Freshユーザーの悲願であったCSSフレームワークをTwindからTailWindへの変更対応記録です。 実装環境について Deno 1.41.3 (マイグレーション対応前の情報がわからぬ) Fresh 1.2.0 -> 1.6.8 デプロイ環境:GitHub + Deno Deploy Fresh1.2.0 -> 1.6.xまでの変更点 そもそもいつの話 そうだ、Freshでサイトを作ってみようと思って公開したのが2023年7月ごろだったようです。その頃のFreshが1.2.0だったよう。 Fresh公式のブログは読んでいて、TailWind対応は知っていたのでいつかやろうと思っていて、今日やろうとなりました。 Fr
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く