何気なく使っている言葉、「木漏れ日」。 日本人なら、誰だってその意味は知っている。 念のため、Wikiで調べるとこうある。 木漏れ日(こもれび)は、森林などの木立ちから太陽の日差しが漏れる光景のこと。「木洩れ日」とも書く。 ところが、外国人、とくに英語圏の人たちは、この「木漏れ日」という言葉の意味を知ると、その言葉に驚き、そうやって自然を切り分ける日本語のチカラを賞賛してくれる方もいるようだ。 「木漏れ日」に、正確に対応する英語の単語は存在しないのだ。 で、「木漏れ日」をさして何かをいいたいとき、英語圏の人たちは、たとえば、長々とこう言わなければならない。 sunlight filters through the trees - the interplay between the light and the leaves. このことを今日知った。 何回か紹介しているMaptiaのブログの最
洋楽誌『クロスビート』休刊について書くにあたって、まず自分の立場を明らかにしておきたい。創刊当初の80年代後半から90年代前半にかけては熱心な読者として。90年代中盤は同じ洋楽誌である『ロッキング・オン』の編集者として。今年創刊25周年を迎え、その矢先に休刊が決定した『クロスビート』だが、その存在を日常的に意識していたのは、したがってその歴史のちょうど上半期の10数年ということになる。これから書くのは、そのくらいの非インサイダーの立場からの『クロスビート』への「追悼文」、そして元インサイダーの立場からの洋楽誌全体への「追悼文」である。 そもそも『クロスビート』とは何だったのか? Wikiをチェックしてもテキトーな情報しか書かれていないし、休刊の情報が流れてからのSNS上の書き込みなどを見ても、史実を正確にとらえている人間が少ないので、そこから定義していきたい。よく言われる「『ロッキング・オ
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