ホストタウンの大阪府泉佐野市のホテルを抜け出して失跡し、帰国後に母国で拘束されたウガンダ選手団の男子重量挙げのジュリアス・セチトレコ(20)が1日までに日刊スポーツの取材に応じ、一連の騒動の真相を語った。東京オリンピック(五輪)に出れば母国の母や第1子をおなかに宿す妻を養えると思っていただけに、出場権を失ったショックは計り知れず、日本で出稼ぎをしようと宿舎を飛び出したと明かした。7月28日に釈放されたが、4日にも再収監され、取り調べが続く見通しだ。【取材・構成=平山連】 ◇ ◇ ◇ ホテルから抜け出そうと決断した時の状況を尋ねると、セチトレコの目から涙が伝った。「五輪に出られないと聞いたときは死にたくなるほどつらくて。涙が止まらなかった」。ウガンダ選手団9人のうちの1人として6月中旬に来日。大阪府泉佐野市に滞在中、世界ランキングが下がり、東京五輪の出場資格を失い、帰国が決まった。し
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