雪上を滑り降りる戦車の迫力、音楽とアクションの同期にも苦心 情報量も密度感も高いアクション映像の完成度、そしてそれを補完する音響。『ガールズ&パンツァー 最終章』第4話のアクションシーンは、迫力においても、展開の緻密さにおいても日本映画最高峰の完成度と言える仕上がりかもしれない。雪上を戦車で滑り降りながら対戦するという発想もすごいが、スピード感もこれまでになく感じる。こうした映像はどのように生まれたのだろうか? 柳野 「『戦車でスキーをやったらどうか?』と提案したのは僕です。そこに水島監督がやりたかった音楽とリズムを合わせた動きを入れていくのが大変でしたね。本来別個にあるアクションのテンポ感と音楽のテンポ感のせめぎあいというか……その調整が難しかったですね」 岩浪 「カンテレとアコーディオンの合奏ですね。作戦内容を暗号のように楽器で伝えるアイデアも面白いですが、これらの楽器で奏でる音楽と一
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