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ブックマーク / nakamorikzs.net (12)

  • 日本企業において40代前半の層が薄い就職氷河期以外の原因 - 空中の杜

    『「40代前半の層が薄い」人手不足に危機感』という記事が、話題になっていました。 www.asahi.com 自分も昭和50年代生まれのいわゆるアラフォー、この世代にあたります。そして就職氷河期における就職の厳しさや、その後の仕事の範囲が狭かったことはかなり実感してきました。その理由の主たるものは、散々指摘されている通り、当時の不景気で正社員の採用を減らしたこと。そして中途採用も行ってこなかったことで、採用世代のばらつきが生じてしまったことにあるでしょう。さらに、派遣業法改正により、来スキルを身につけさせる正社員数を減らしたことも影響が大きいと思われます。その結果、人口がピークであった年代にもかかわらず、正社員率が低い世代となってしまいました。 しかし、この記事の主旨と思われる「日の企業に属している40代前半の層が薄い」ということになると、実はこれだけではなく、さらに数多くの原因がある

    日本企業において40代前半の層が薄い就職氷河期以外の原因 - 空中の杜
    AKIYOSHI
    AKIYOSHI 2017/12/09
    帰属の点でネットに居場所ができたのは大きい。
  • ニコニコ動画衰退のシステム面における原因となるもの - 空中の杜

    去年あたりから「ニコニコは衰退した」というものをネット上でよく目にするようになりました。もっともこれは最盛期の2009年頃以降からずっと言われていたような気がしますが、プレミアム会員は上昇していました。しかし今年二月、プレミアム会員がはじめて減少に転じたというニュースがありました。 nlab.itmedia.co.jp この理由については色々な分析がなされています。そして理由もコンテンツ面、システム面いろいろあるでしょう。 しかしながら一番の理由は、「新しい人が入ってきてないせいではないか」、正確には「アニメ以外で新しい人が入ってきていないせいではないか」と思われます。 それはコンテンツ、システム面の両方でありますが(あと収益面も)、長くなるので今日はシステム面の理由について書いてゆこうと思います。 また、ニコニコ動画とニコニコ生放送は色々なところでユーザー層や文化圏、そしてもちろんシステ

    ニコニコ動画衰退のシステム面における原因となるもの - 空中の杜
    AKIYOSHI
    AKIYOSHI 2017/04/29
    いつまでチャレンジャーでいたか。公式生放送の話で恐縮だがLINE LIVEやabemaTVにこんなに早く出し抜かれるとは思わなかった。人材引き抜きもあるのか?
  • 2012年、2ちゃんねると2ちゃんねるまとめサイトの間で何が起こっていたのか(前編) - 空中の杜

    先日、以下のようなこのようなニュースがありました。 ■2ちゃんねるまとめサイトが一斉謝罪 広告料・代理店名など「カモフラージュ広告」の実態明らかに - ねとらぼ ■FC2ブログ全域に「2ちゃんねる転載禁止」発動か ひろゆき氏言及 - ねとらぼ さてこの2ちゃんねると2ちゃんねるのスレをまとめているブログ、すなわち2chまとめブログ(コピペブログ)というものについてのこのような騒動とは、2007年あたりで起きたアフィまとめブログ反発騒動以来の長い沈黙が嘘のように、今年に入って急激な流れが起きているように見受けられます。しかもそれは2ちゃんねるとの間だけではなく、周辺、たとえばSEO対策アフィリエイト、ブログサービスなどにおいてもまるで堰が決壊したように、運営するにあたって激動となっているように見受けられます。 そんなわけで、ここいらで流れを整理するために、これらまとめブログに起きた騒動を簡

    2012年、2ちゃんねると2ちゃんねるまとめサイトの間で何が起こっていたのか(前編) - 空中の杜
  • 東京都青少年育成条例改正案における表現規制の危険性 - 空中の杜

    以前から話題となっていた、表現規制を含む東京都の青少年育成条例が提出されたようです。 ■番外その22:東京都青少年保護条例改正案全文の転載: 無名の一知財政策ウォッチャーの独言 これのソース元はここみたいですね。 ■The Prefectural Ordinance about young healthy upbringing (a reform bill) - 2010/2/24 ■都議会条例改正案と現在の条例の比較資料 まだ断片的な情報なのですが、かなり見た時に「ネタ?」と疑いました。事実、今でもかなり信じられない感じです(もしネタだったら「よかった……変な改正案は存在しないんだ」とでも言って、ウイスキーでも飲みます)。というのは、あまりにも法律としてその定義が曖昧であり、このまま施行してしまうと運用次第ではとんでもないことになってしまうので。しかし多くの人(特に表現物になじみの薄い人

    東京都青少年育成条例改正案における表現規制の危険性 - 空中の杜
  • ハロウィンは何故日本で普及しなかったのか - 空中の杜

    なんか今月末はハロウィンだそうで。 ■ハロウィン - Wikipedia 町中ではそのセールをやっていますが、個人的にはどうでもいい感じです。というか、日人にとっては、よほどお祭り好きな人以外はかなりどうでもいいのではないでしょうか。実際、ハロウィンがいつあるのか、と聞いたら「秋ぐらい」としか答えられない人がほとんどではないかと。 さて、何故日ではクリスマスが普及しているのにもかかわらず、ハロウィンが普及しなかったのか。おそらく「そんな商業的陰謀に騙されないから」「宗教が違う」と言う人はいると思いますが、そうなるとクリスマスやバレンタインは何故盛り上がっているのか。これは輸入されたのが後発という以外にも、理由があると思います。これをちょっと考えてみたいと思います。 ★季節が中途半端&行事過多 これは小堺一機がラジオで(たしかNHK第一)言っていたのですが、日人にとっては、この時期の祭

    ハロウィンは何故日本で普及しなかったのか - 空中の杜
    AKIYOSHI
    AKIYOSHI 2008/10/29
    カイ・ハンセンとマイケル・キスクが脱退したから。
  • 違法アップロードによる被害は、DL数と関係ないところにもあるのではないかと思う話 - 空中の杜

    このようなエントリーが。 ■エロ漫画(同人)をアップロードしまくってる知人がいるんだが ■「勘弁してください」と言っているのにやめない(情報元:駄文にゅうすさん) もうね。なんだかね。 しかしつくづく思うのですが、こういう人たちって何のためにファイルをばらまくのでしょうね。よく言われているのは、これをアップロードすることによって「神」扱いされることで気分がよくなると言いますが、そのマインドは万引きをして勇者扱いされている小学生と大差ないような気がします。 さて、この手のもので、アップロードする側(もしくはその利益を享受する側)の言い分として、「これを広めることで、結果的に認知度のアップ、ひいては売り上げのアップに繋がっている」というものがあります。一見してみると、詭弁も甚だしく聞こえますが、真面目に考えてみましょう。これは当か。答え、そんなの現在得られるデータでは証明しようがありません。

    違法アップロードによる被害は、DL数と関係ないところにもあるのではないかと思う話 - 空中の杜
  • 私が岡田斗司夫氏の「オタクはすでに死んでいる」に腹が立たない理由 - 空気を読まない中杜カズサ

    ※ちなみに今日は、元となっているをまだ部分的にしか読んでいない、聞きかじりの知識で語りますので、ご了承くださいませ(重大な間違いとかありましたら、ご指摘ください)。 こんな時間ですけど、たぶん寝ると更新できないだろうからいまのうちに。 ネット上で今、一番話題になっているのはこれでしょう。 ■「好き」の分厚い壁 ■『オタクは既に死んでいる』への周回遅れの反応こそが「オタクの死」の証明かも ■岡田斗司夫問題は深いな ぶっちゃけ、の話題作りじゃね? とも思えますが、それはおいておくとして。 まあ、これに関していろいろ思う方は多いみたいですが、別に私、特に腹立つとか思わないのですよね。というのは、岡田氏が言う「オタク」と、私の考える「オタク」が言葉は同じでも、それが指しているものは違うものと思うからです。 そもそもどのような人間からを「オタク」を明確に定義づけられる人がいますか? おそらくはい

    私が岡田斗司夫氏の「オタクはすでに死んでいる」に腹が立たない理由 - 空気を読まない中杜カズサ
  • マンガ雑誌の広告収入と、普通のマンガ単行本と4コマ漫画単行本の違いの話 - 空中の杜

    さて、昨日いきなりブレーカーが落ちて消えてしまったものをもう一度書きます。 先日、『コミック・ガンボ』が廃刊した理由の一つに、「広告収入が入らなかった」というのがありましたが、事実、現在のコミック雑誌の大半においては、広告がつくことが当たりまえとなっています。よく言われることですが、新聞などでも広告費は全収入の半分近くを占めると言われているので、雑誌でも収入の手段としてそれなりに大きいものだと思われます。 昔から多いのは、スポーツグッズ、ドリンク、ユニクロ、映画、日ペンの美子ちゃんのほかに、ヤング雑誌などで上野クリニック系や記憶術系なんてのがありますね。最近だと出会い系や消費者金融もよく見かけます。マニア系だととらのあなや専門学校が最近多かったり。ちなみに少年誌の裏表紙の裏側には、昔から妙なグッズの通販広告が載っていましたけど、あれ、売れているのかなあ…… さてそんな広告ですが、出版不況の

    マンガ雑誌の広告収入と、普通のマンガ単行本と4コマ漫画単行本の違いの話 - 空中の杜
  • とらのあな発行『とらだよ。』の情報誌としてかなり満たされている条件 - 空中の杜

    『GA 芸術科アートデザインクラス』というマンガをご存じでしょうか。 [asin:4832275933:detail] これは『まんがタイムきららキャラット』に連載されている4コママンガで、タイトルのように高校芸術科を舞台にして、そこに通う生徒達の楽しそうな学園生活を描いているものです。同じように美術科(もしくは美術部)を舞台にした4コマといえば、同じ雑誌に連載している『ひだまりスケッチ』や、アニメ放映中の『スケッチブック』がありますが、美術的な要素はスケッチブック方面、コミカル的要素はひだまりスケッチに近く、それぞれを別の雰囲気で楽しめます。 しかし、今日の題はこれではなくて、先日の『コミックガンボ』の敗因を考えてみると絡めてのお話。 この作品には、実は美術知識を解説している外伝的なものが存在します。それは『GA材置き場』という1ページマンガ。単行をお持ちの方は、話の間に出てくる色知

    とらのあな発行『とらだよ。』の情報誌としてかなり満たされている条件 - 空中の杜
  • 『コミックガンボ』の敗因を考えてみる - 空中の杜

    無料のマンガ雑誌として話題になった『コミックガンボ』が休刊のようです。それと同時に発行元も業務停止みたいです。 ■コミック・ガンボ:休刊へ “世界初の無料マンガ誌”1年で幕 ■コミック・ガンボ:発行元のデジマが事業停止 負債総額2億円 そういえば同じ頃に創刊された、『コミックヨシモト』も休刊しましたし、「ナニワ金融道」の新作などが載せられて同じような雰囲気がしていた『COMICジャンク』(あおば出版)も廃刊&出版社が倒産してしまいましたね。 実はいつか「『コミックガンボ』はコミック雑誌の基準値になるかもしれない」というのを書こうとしてしました。これは簡単に言うと、無料である『コミックガンボ』より、魅力のあるマンガがない、もしくは少ない場合、その雑誌は有料では成立しない。つまり『コミックガンボ』が漫画誌存続のための面白さの基準となるかも、というものです。ただ、今回この無料マンガ雑誌というモデ

    『コミックガンボ』の敗因を考えてみる - 空中の杜
  • 『コミックヨシモト』が中年層向け漫画誌だった理由を考えてみる - 空中の杜

    月末、屋の隣にあるATMに並びながらぼーっと漫画雑誌を見ていると、自分が手に取ったことがあまりない雑誌も数多く並んでいました。そして、1月前にはここに『コミックヨシモト』があったなあとか思い出しつつしみじみと。 しかし、何故『コミックヨシモト』が若手芸人目当ての年代ではなく、中高年向けの漫画ばっかり載せて発行したのか、謎でした。しかし、帰ってきてちょっと調べてみると、ある納得できる理由が見つかったのです。 このところ、出版不況といわれておりまして、漫画も例外ではなく部数がどんどん下がってきています。 ■社団法人日雑誌協会 週刊少年ジャンプの600万部強は夢のまた夢(まあこれは当時のラインナップがすごすぎたってのもありますが)、月刊少年ジャンプは休刊、他の雑誌も部数を大幅に減らしています。前にも書きましたが、昔はヤンマガとタメをはる100万部超の雑誌だった『ビックコミックスピリッツ』も、

  • テレビアニメ制作費の件で問題とすべき点は中抜きの是非ではなく、制作側に資金が到達しないという構造 - 空中の杜

    先日、このブログでも『2011年にテレビアニメの構造ががらりと変わる可能性』でちょっと触れましたが、最近ネット界隈でこの問題についてのエントリーが盛んになっているようです。 ただ、見る限りどうも「中抜きがひどい」と広告代理店やテレビ放送局を責める意見に対し「中抜きは商売」という反論が返されているような感じを受けます(まあこの構造もそれぞれのブログで取り上げられている主旨はそういった単純な対立構造とは違うものが多いですが、それは最後に)。 となると、私は客観的には前者と見えるのかなあと思ったのですが、それとは少し違うのですね。この前の話題の主題は2011年以降の変遷の可能性で、こっちの構造的問題にはちょっとしか触れなかったのですが、今日はそっちに突っ込んでみたいと思います。まあチキンハート野郎が前に触れたことの言い訳してる程度に受け止めてくださいな。 まず、最初に思ったのがこの問題の質は中

    テレビアニメ制作費の件で問題とすべき点は中抜きの是非ではなく、制作側に資金が到達しないという構造 - 空中の杜
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