[サンフランシスコ 15日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 動画投稿サイトのユーチューブは企業価値9000億ドルの親会社アルファベットから独立するのがふさわしい。 分離が説得力を持つ理由は3つある。バリュエーションを高める必要性、強まりつつある規制当局の調査にうまく対応できること、そして、アルファベット傘下事業の分離が実態として一部で既に進んでいることだ。 現時点でユーチューブはアルファベット傘下のグーグルの一部門。月間のアクティブユーザーは20億人に上る。グーグル傘下にはほかに、クラウドコンピューティングのグーグルクラウドや基本ソフト(OS)のアンドロイド、地図サービスのマップス、インターネット検索のサーチ、アプリストアのプレイがある。親会社アルファベットのグループの中には、スマートホームのネストや自動運転車のウェイモも含まれている。