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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/ikedanobuo (36)

  • デフレとマイナス金利 - 池田信夫blog

    WSJによれば、アメリカ経済はデフレになるおそれが強いという。現在の激しいdeleveragingを見ると、現金の供給が需要をはるかに上回っているので、すでにデフレ局面に入っている可能性がある。バブル崩壊は短期的な現象だが、このデフレの扱いを誤ると不況が長期化することは、日経済の貴重な教訓だ。 デフレが起こるのは、クルーグマンのいうように「均衡実質金利がマイナスになる」ためで、その原因は地底人のいうように過剰債務の返済(企業の純貯蓄)だが、これは彼らの信じているような新理論ではない。アーヴィング・フィッシャーは1930年代にdebt deflationによって自然利子率(均衡実質金利)がマイナスになる可能性を指摘し、ケインズは『一般理論』(p.357)にこう書いた:Gesellは、実質資の成長は名目金利によって制約されると論じている。[・・・]これを解決する方法として彼が提案したのが

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    API 2010/08/07
    マイナス金利賛成なのかwwwマイナス金利をするにしてもインフレターゲットは必要だろ。なかったらインフレになりすぎる。
  • 原丈人氏の奇妙な「公益資本主義」 - 池田信夫 blog

    原丈人というベンチャー・キャピタリストが最近、霞ヶ関では人気らしい。アメリカ投資活動をしながら「市場万能主義」や「株主万能主義」を批判しているからだろう。彼は先週と今週の週刊ダイヤモンドに、複数の共著者とともに「公益資主義の確立に向けて」と題する論文を発表しているが、その議論は根的に誤っている。彼はおなじみの囚人のジレンマの利得行列を説明し、両者が裏切る場合の利得を各2万円、両者が協力する場合は各3万円と仮定して、こう書く:両プレイヤーが合理的になれば、共に裏切る戦略で[それぞれ2万円を得て]、右下のゼロサムになる。[・・・]しかし社会全体で考えれば、すなわち公益を考えれば、協力し合って、それぞれ3万円、合計6万円を得るプラスサムがよい選択だ。この文章が誤っていることは、経済学部の学生でもわかるだろう。そもそも2人のプレイヤーが各2万円を得るのに、なぜ「ゼロサム」なのだろうか。原氏の

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    API 2009/10/15
    原さんの公益資本主義は色々と無理があるよなぁ。
  • 上半期の経済書ベスト10 - 池田信夫 blog

    週刊東洋経済の恒例のリストの8位に、めでたく池・池が入った。いまこそ、ケインズとシュンペーターに学べ アニマルスピリット 戦後世界経済史 だまされないための年金・医療・介護入門 ブラック・スワン 世界恐慌と経済政策 金融危機の経済学 なぜ世界は不況に陥ったのか 金融革新と市場危機 誰から取り、誰に与えるか1は連載記事をまとめたもので、ケインズとシュンペーターの議論がばらばらに紹介されていて焦点が定まらない。あとはほとんど当ブログで紹介しただが、6は世界恐慌のときの日の政策対応を数量経済史の...

  • ユニクロは日本を滅ぼすか - 池田信夫 blog

    今月の『文藝春秋』に出ている浜矩子氏の「ユニクロ栄えて国滅ぶ」という原稿が話題を呼んでいる。日経済のスーパースターと目されるユニクロが日経済を滅ぼすと主張しているので、私も見出しに引かれて読んでみたが、唖然とした。彼女はこう書く:この過激なまでの安売り競争は、さらに一段の不況地獄の先触れではないだろうか。少し落ち着いて考えてみればいい。250円の弁当で1すませる生活が当たり前になれば、まともな値段の弁当や事は「高すぎる」ということになってしまう。(強調は原文)もう少し落ち着いて考えてみよう。「まともな」値段とは何だろうか。浜氏は原価に「適正利潤」を乗せた価格を想定しているようだが、これは誤りである。少なくとも経済学でいうまともな価格(均衡価格)は、限界費用と等しい水準であり、利潤はゼロになることが効率的なのだ。そういう競争をしたら「経済がどんどん縮小してゆき、デフレの悪循環に陥って

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    API 2009/09/13
    円高であるうちは中国で作ったほうが安くなるだろね。つまり円高のままで良いってことですね先生。
  • 経済の役に立つ経済学がほしい - 池田信夫 blog

    田中秀臣氏によれば、「白川総裁、上海で池田信夫と化す」とのことだ。1990年代後半以降、日の政策当局に対し、国内外のエコノミストや国際機関から様々な政策提言がなされたことは記憶に新しいと思います。[・・・]中でも、最も有名な提言の1つは、「無責任な政策にクレディブルにコミットすべし」というものです。興味深いことに、今回の危機では、急速な景気の落ち込みにもかかわらず、エコノミスト達からは、同様の大胆な政策提案は行われていませんし、そうした急進的な措置も実施されていません。日銀総裁が私と同じ意見だとすれば名誉なことだが、これは事実を語っているだけだ。かつてリフレ派が日銀を攻撃して「世界標準の政策」だとか称していた人為的インフレ政策を採用した中央銀行は、どこにも存在しない。その教祖バーナンキは、「インフレを阻止するためには金融引き締めが必要になる」とのべている。クルーグマンも撤回した(なぜか日

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    API 2009/08/13
    過度なインフレが起きそうになったら金融引き締めするのはあたり前の事だけど日本はデフレなのに日銀が引き締めしようとしてるからなんでやねん!って話でしょ。
  • 何も破壊しない日本が破壊される - 池田信夫 blog

    最近ブログ界では日に見切りをつける話が流行しているが、Economist誌も日には匙を投げたようだ(要約はいつもの通り適当):日はながく業界を守る「護送船団行政」を続けてきたが、今回も史上最大のバラマキによってそれを続けようとしている。欧米諸国でも似たような政策は行なわれているが、それは例外であり、きびしい批判にさらされている。しかし日では、税金を「ゾンビ企業」に資注入することが当たり前のように受け入れられている。 これはきわめて有害である。日には、利益の出ない会社が多すぎる。たとえば携帯電話メーカーは8社もあり、そのほとんどは赤字だ。こういう企業は自分の首をしめているだけでなく、貴重な資と人材を浪費しているのだ。おかげで日企業のROEはアメリカの半分しかない。 この大不況にあっても、日企業の廃業率は英米の半分しかなく、倒産は15%しか増えないと予想されている。欧州で

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    API 2009/06/20
    日本の企業が赤字を垂れ流してても生き残れるのは内部留保があるからなんだよなぁ。ただその内部留保は若年者を犠牲にした上で貯めてる部分はあるからあながち喜べないんだよなぁ。
  • 成熟できない国と成熟しすぎた国 - 池田信夫 blog

    韓国の盧武鉉・前大統領が自殺した。韓国の大統領が引退後、訴追されることは珍しくもないが、自殺というのは初めてだ。死者に鞭打つようで恐縮だが、韓国という国はいつまでたっても成熟できないのだなという感を強くする。 日韓国は、ほとんど管理された実験のような「双子国家」である。遺伝的にはほとんど同じでありながら、その民族性は対照的だ。日人は感情を表に出さず、自己主張しないが、韓国人は感情の起伏が激しく、敵を徹底的に攻撃する。明治以降、日は非西欧圏ではほとんど唯一、自力で近代化を果たしたが、李氏朝鮮は近隣各国の侵略を受け、最終的には日の植民地になった。 その原因は、李朝の「儒教原理主義」ともいうべき統治機構が500年以上にわたって続いたことだとされる。儒教では皇帝と官僚機構を頂点とする階層秩序を想定しているが、中国は大きすぎるため、それほど厳密な階層構造はできなかった。これに対して李朝

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    API 2009/05/24
    韓国はとにかく政治にしてもビジネスにしてもスピードが速い。その分失敗するのも早いので失敗を連発してるように見えるしまたドラスティックな改革をするから反発も強い。もう少し長期的視野を持ったほうが良いかも
  • クルーグマンの支離滅裂な経済論議 - 池田信夫 blog

    クルーグマンが「謝罪」したという読売新聞の記事が話題になっている。この外国人記者クラブの講演は、原文がウェブには出ていないので確認できないが、朝日新聞などの記事も参照すると、アメリカ政府の対応が「かつての日のように遅い」という修辞的な謝罪だろう。彼の発言は支離滅裂なので、日のメディアが過剰反応すべきではない。時系列で追うと、こんな調子だ:1998年の論文:日銀が「15年間、4%のインフレにする」という目標を宣言し、通貨を無限に供給すればインフレが起こり、流動性の罠は脱却できる。 昨年11月のNYTのコラム:ゼロ金利になった状態で中央銀行がいくら通貨を供給しても、中央銀行が無責任でないかぎりインフレは起こらないので、対策は財政刺激しかない。 今年1月の読売のインタビュー:米国では向こう10年間、物価を年4%ずつ上昇させるくらいのインフレ目標が必要だ。 今年1月のRolling St

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    API 2009/04/15
    これは言葉の前後を切って言葉尻だけを捉えるマスゴミとまったく同じ手法じゃないかw
  • 警察発表について - 池田信夫 blog

    高橋洋一氏が、窃盗の容疑で書類送検されたようだ。私のところにまで取材が来たが、私は何の一次情報も持っていない。メディアに出ているのは警察発表だけで、読売の第一報には不自然な点が多い。「庭の湯」に電話した人の話によると、ロッカールームには監視カメラはない ロビーの貴重品ロッカーにはカメラがあるとのことなので、「防犯カメラに似た男が写っていた」という話と「ロッカーは無施錠だった」という話は矛盾する。わざわざ貴重品ロッカーに入れて施錠しないということは、(犯罪を誘う目的でもなければ)普通は考えられない。警察が来るまで風呂に入っていたのも変だし、「どんな人が持っているのか興味があった」という動機も意味不明だ。警察がかなり作文している疑いがある。 報道から推測すると、事件がまったくのでっち上げということは考えにくいが、報道の仕方が奇妙だ。24日に発生した事件が、30日の読売夕刊に出たのはなぜだろう

  • 不況についての迷信 - 池田信夫 blog

    当ブログは匿名の批判はすべて無視しているが、先日の『Voice』の記事を読むと、ネット上の民間信仰が「作家」や「評論家」に与える影響は無視できないようなので、よくある迷信をまとめてみた。不況の原因は「需要不足」だから、景気対策で需要を追加すれば問題は解決する:需要不足には、短期的な要因と長期的な要因がある。前者は金融・財政政策によってコントロール可能なGDPギャップ、後者はコントロール不可能な潜在GDPである。マクロ政策によって達成可能な成長率の上限は、後者によって決まる。今回の日のように、アメリカの過剰消費が正常化することによる潜在GDPの低下を「一国ケインズ政策」で埋めることはできない。 財政支出によって「完全雇用」が実現できる:たとえば輸出企業に20兆円のGDPギャップがあるとき、土木事業に20兆円出しても、輸出企業のギャップは縮まらず、土建業に超過需要が発生するだけだ。不況の

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    API 2009/03/02
    5番で需要が増えるってなんの根拠があって言ってんだw
  • インフレとハイパーインフレ - 池田信夫 blog

    このごろ政府紙幣についての取材が、なぜか私のところに来るが、たぶん職の金融経済学者は相手にしないからだろう(来週のSPA!にも出る)。私は「中間小説」も必要だと思っているので、ジャーナリストの素朴な疑問を大事にしたい。 彼らがよく質問するのは、「お札をどんどん刷れば、いずれはインフレが起こるのでは?」という話だ。これは素人だけの話ではなく、かつて「バーナンキ=野口の背理法」なるものをまじめに主張した自称エコノミストがいた。日銀が紙幣を無限に印刷すれば、いずれはインフレが起こるはずだ(そうでなければ通貨発行益で財政支出をすべてまかなえる)という話だが、これは通常のインフレとハイパーインフレの区別も知らない議論だ。 普通は、資金需要と通貨供給の一致するレベルで金利が決まると物価も決まる。今のように事実上ゼロ金利になったあとは、通貨を増発しても何も起こらないが、インフレ予想が変化する可能性

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    API 2009/03/02
    えっと・・・池田氏の頭の中には需給ギャップという考えがないってこと・・・?
  • 上杉隆氏の誤解している定額給付金 - 池田信夫 blog

    ラジオ(J-WAVE)を聞いていたら、また上杉隆氏が「定額給付金はやらないよりマシだ」と繰り返していた。ダイヤモンド・オンラインでも、同じ趣旨のことを書いている。彼は当ブログの読者なので、あまりにも初歩的な間違いを訂正しておこう。根的な誤解は、次の記述だ:今回の定額給付金を含む第二次補正予算案と消費税はまったく無関係の予算案だ。定額給付金を実施したからといって、消費税率が上がるということは一切ない。彼は、定額給付金の財源が天から降ってくるとでも思っているのだろうか。給付金という変な名前がついているが、これは税の還付だから、国債が増額される。国債は税で償還されるので、2兆円は何らかの形で必ず増税になる(消費税とは限らない)。つまりこれは、1万2000円の税金で1万2000円の給付金を買う朝三暮四の政策なので、納税者が合理的なら効果はない。欧米で行なわれている財政政策も、政治的には何かやらざ

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    API 2009/01/22
    埋蔵金使うんじゃないの?
  • 「派遣村」の偽善 - 池田信夫 blog

    「年越し派遣村」なるイベントが、与野党のポピュリズムに利用されている。民主党の鳩山幹事長が代表質問で、派遣村にコメントした坂政務官の解任を要求したのには唖然とした。日政治には、もっと大事な問題がたくさんあるだろう。完全失業者は250万人もいるのに、なぜ日比谷公園に集まった500人だけを特別扱いするのか。木村剛氏はこう書いている:日比谷公園のテントでわざわざ年越しをする必要があるのだろうか、というそもそものところから、やや不自然なものを感じます。政治活動を主目的に活動している方がいるような気がしてなりません。故郷があるのなら、帰省のための交通費を貸してあげた方が親切なのではないでしょうか。もちろん「政治活動を主目的に活動している」ことは明らかだ。しかも、かなりメディアの扱いに慣れたプロがやっている。中核になっているのは労組や共産党の活動家だろうが、彼らは表に出ず、取材にはボランティアが

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    API 2009/01/06
    これはちょっとなぁ・・・。じゃああんた背後の250万人助けれよって言われたらどうするんだろ・・・。
  • 五十嵐仁氏への回答 - 池田信夫 blog

    私の反書評に、著者から反論があった。きょうウェブで検索していて引っかかったので、見てみたら著者からの通告メール(先月20日)がGmailのスパムボックスに・・・ 署名入りの批判は歓迎するので反論したいところだが、残念ながら『労働再規制』は年末にゴミに出してしまった。この文章は冗談なので、気を悪くしたら申し訳ないが、6もある記事も一つ一つ反論する価値があるとは思えないので、5番目の記事の一部だけにひとことコメントしておく。五十嵐氏はこう書く:さらに、「著者のような社会主義者には雇用は労働需要と供給によって決まるという高校レベルの経済学も理解できないのだ」と、またも、拙著には書かれていない事柄で私を馬鹿にしています。しかし、こう書くことによって、ここでも池田さんは労働問題についての無知を露呈してしまいました。「高校レベルの経済学」では、商品の価格は需要と供給によって決まることになっています

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    API 2009/01/04
    池田さんが言ってた負の所得税が一番現実的かなとは思うね。
  • 大麻とタバコのどっちが有害か - 池田信夫 blog

    例によって迷走していたタバコ増税が、見送りの方向になったようだ。いろんな理由がついているが、要するに財務省の最大の利権・天下りポストである日たばこ産業を守ろうということだろう。予算を預かる会計係が先輩(会長は元主計局長の涌井洋治氏)に便宜供与するなんて、民間企業ではほとんど背任だが、霞ヶ関ではその程度の節度も守られないらしい。世も末である。 日のタバコは安い。図のように、日より安いのは中国ロシアなど民度の低い国だけだ。イギリスの研究機関Beckley Foundationは「大麻による健康被害はアルコールやタバコよりも低い」とする報告書を発表した。アルコールとタバコが原因で死亡した人の数をあわせると、イギリスだけで15万人にのぼるが、大麻による死者は世界中でたった2人だ。 大麻が無害だとはいわない。しかし大麻の所持で逮捕するなら、少なくともタバコの自販機をすべて撤去し、広告も禁

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    API 2008/12/12
    非喫煙者であっても喫煙者のそばで副流煙を吸い続けたら吸ってる本人よりも肺が真っ黒になるらしい。タバコは当人だけではなく周りの人にも害を及ぼすものなんだからもっと値を上げるか禁止すべき。
  • FRBはケチャップを買うか - 池田信夫 blog

    Economist誌が、FRBに非正統的な金融政策を推奨している。これは日が経済政策で世界に誇れる、数少ない分野だ。なにしろ10年近く、論争が続いているからだ。書は「失われた15年」との関係でこうした政策を整理しているが、今回の金融危機についての分析を加えて英訳すれば、各国の政策担当者に重宝されるだろう。植田和男氏によれば、非正統的な金融政策には次の3種類がある:インフレ目標 リスク資産の大量購入 量的緩和このうち日銀が行なったのは主として3だったが、あまり効果がなかった。日の論争で最大の焦点だった1は、「時間軸政策」として一定の効果があったが、大したことはなかった。これはクルーグマンも撤回し、今回はまったく議論になっていない。書も批判するように「日銀が無責任になることを約束する」という彼の政策提言は、論理的に成り立たないからだ。実際に激しいインフレが起こったら、日銀がそれを放

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    API 2008/11/29
    その三つを否定したら中央銀行は何もするなって事になると思うんだが。
  • 医師会には社会的常識が欠落している人が多い - 池田信夫 blog

    麻生首相の「失言」が次々に問題になっている。きょうは「医者には社会的常識が欠落している人が多い」という発言が槍玉に上がっているが、これは文脈を無視した引用である。もとの発言は、朝日新聞によれば、(医師不足が)これだけ激しくなってくれば、責任はお宅ら(医師)の話ではないですかと。しかも「医者の数を減らせ減らせ、多すぎる」と言ったのはどなたでした、という話を党としても激しく申しあげた記憶がある。というもので、これは正論だ。小倉秀夫氏も指摘するように、かつて「医師過剰」の是正を繰り返し求めたのは日医師会出身の議員だった。たとえば1993年に参議院文教委員会で、宮崎秀樹議員(当時)は次は、大学の医学部、医科大学の学生定員の問題でございます。これに関しましてはいろいろ定員削減という方向で文部省と厚生省との話し合いができておりまして、一〇%削減、こういう目標を立ててやっているのですが、実際にはそこま

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    API 2008/11/21
    医師会も全銀協も経団連も政治家も国民もみんな非常識でおk?
  • 金融危機を理解するための15冊の本 - 池田信夫 blog

    雑誌から「今年の収穫」というアンケートが送られてくる季節になった。今年ブログで紹介したをチェックしてみて、今年の後半はほとんど収穫がないことに気づいた。たぶんアメリカ発の金融危機のスケールが大きすぎ、かつそれを正確に分析したがまだ出ていないためだと思う。そこで、とりあえず今の段階で現状を理解するのに役立つと思われるをリストアップしてみた:Black Swan 市場リスク:暴落は必然か When Markets Collide The Age of Turbulence 現代の金融政策 Essays on the Great Depression The Great Contraction すべての経済はバブルに通じる 資主義は嫌いですか なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか Bad Money Fixing Global Finance Globalizin

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    API 2008/11/20
    後半のDisりぶりが酷いw
  • 大麻で逮捕するならタバコを禁止せよ - 池田信夫 blog

    このところ「大麻汚染」についてのニュースが多いが、大麻の種を10粒もっていたぐらいで逮捕する国は、先進国にはない。アメリカの大統領選挙と一緒に行なわれた住民投票では、多くの州で大麻は合法化されるかきわめて軽微な罰則になった。 もちろん大麻に問題がないわけではない。しかし、その毒性も依存性も、アルコールやタバコより低い。大麻にこれほど大騒ぎするなら、日も禁酒法をつくり、喫煙者を逮捕しなければ論理的におかしい。こんにゃくゼリーを禁止するなら、の販売も禁止すべきだ。ついでに、あなたを殺す最大のリスクである自動車も禁止すべきだ。 世の中にはさまざまなリスクがあり、それをゼロにすることは必要でも可能でもない。タバコの社会的コストは5兆6000億円という推定もあり、大麻とは比較にならない。タバコのリスクを「自己責任」で認めるなら、同じ理由で大麻も合法化すべきだ。フリードマン以来、指摘されてきた

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    API 2008/11/16
    タバコも吸わず酒も飲まない自動車免許を持ってるが自動車を持ってない。ついでに女も抱いたことない俺。大麻ぐらいやろうかなw
  • 世界デフレが来る? - 池田信夫 blog

    先進国の物価上昇率が急速に低下し、デフレが始まっているとEconomist誌が報じている。これを防ごうとFRBが通貨供給を増やしたため、アメリカはゼロ金利に近づいている。日の不良債権対策は外国に自慢できるようなものではないが、デフレの教訓は役に立つかもしれない。 これについては多くの論争があったが、きのうの記事でも書いたように、フィッシャーのいうdebt deflationと、輸入や技術革新による相対価格の変化の両方が原因だと思われる。特に現在のdeleveragingは、かつての邦銀よりはるかに激しいスピードで進んでいるので、自然利子率はすでに負になっている可能性が高い。しかし名目利子率の非負制約のもとでは、デフレ状況で実質金利を負にすることはできない。 この悪夢のような状況に全世界が陥るとすると、日の状況についての研究は重要な意味をもつ。これまでに提案された(あるいは行なわれた

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    API 2008/11/15
    池田氏と高橋陽一氏はテレビに出て一対一で討論すべき。ニコニコ動画でもいいから誰か金だしてやらせるべき。俺は金がないw/魔法の杖について二人はずっと対立してるみたいだから見てみたいんだよな討論を。