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ブックマーク / koiti-yano.hatenablog.com (11)

  • マクロ経済政策の再検討〜より高いインフレ目標値の検討〜 - ハリ・セルダンになりたくて

    主要国のインフレ目標「平時から4%に」 IMFが提言 国際通貨基金(IMF)は12日、平時から「4%」など高めの物価上昇率を容認し金利水準も引き上げることで、金融危機のような経済ショック時の利下げの余地を広げることが望ましいとの論文を公表した。危機の教訓をふまえたマクロ経済政策の見直し論議が格化し始めた形だ。 NIKKEI NET(日経ネット) http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20100213ATGM1301213022010.html 「まあ、当然の話だよね」とリフレ派なら誰もが思う訳ですが、当にそんなことをBlanchard先生が言っているのか念のために関連部分を訳してみました。 訳したのは"IV. IMPLICATIONS FOR THE DESIGN OF POLICY"の"A. Should the Inflation Target B

    マクロ経済政策の再検討〜より高いインフレ目標値の検討〜 - ハリ・セルダンになりたくて
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    API 2016/01/08
    矢野さんが当時触れてるな。
  • 米国で深まるリフレ政策論争〜マンキュー教授の「マイナス金利政策」提言への解説〜 - ハリ・セルダンになりたくて

    [お断り]当blogに書かれた内容はすべて矢野個人の意見であり、矢野が所属するいかなる組織とも関係ありません。 NY Timesにマンキュー教授が「マイナス金利」政策について論じた記事が出ました。 Economic View - It May Be Time for the Fed to Go Negative - News Analysis - NYTimes.com http://www.nytimes.com/2009/04/19/business/economy/19view.html 内容は当blog読者の皆さんにはおなじみの 不況というのは人々が現金を抱え込んでしまって、それを消費したり投資したりしてくれないことが原因の一つである。 通常の場合であれば、中央銀行が短期名目金利を低下させることによって、それを回避して景気を回復させることができる。 しかし、今回の経済危機においては

    米国で深まるリフレ政策論争〜マンキュー教授の「マイナス金利政策」提言への解説〜 - ハリ・セルダンになりたくて
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    API 2013/07/15
    マイナス金利マンキュー案。
  • ミシュキン「インフレターゲットのススメ」 - ハリ・セルダンになりたくて

    Hicksianさんのエントリー経由*1 [追記]hicksianさんが後半を訳してくれました。皆様ぜひそちらもご覧ください*2。 [金融危機]インタゲのすすめ+α http://d.hatena.ne.jp/Hicksian/20090525#p1 今年1月にフレデリック・ミシュキン教授がFinancial Timesに書いた記事"In praise of an explicit number for inflation"の抄訳をしたことをすっかり忘れていました。 フレデリック・ミシュキンといえばコロンビアビジネススクールの教授であり、アメリカ中央銀行FRBの理事を勤めたこともある人物で、金融政策について理論と実務両面から精通した金融論の世界的な大家です。 抄訳をしたのはかかなり前の話なのですが、何かのご参考までどうぞ。 フレデリック・ミシュキン「インフレターゲットのススメ」 世界の多く

    ミシュキン「インフレターゲットのススメ」 - ハリ・セルダンになりたくて
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    API 2012/12/02
    ミシュキン「インフレターゲットのススメ」 - ハリ・セルダンになりたくて
  • リフレ派は死んだ!〜「経済停滞の原因と制度」(第1章〜第7章)から学べること〜 - ハリ・セルダンになりたくて

    リフレ派には、日のマクロ経済学界が「構造問題犯人説」でほぼ一致したことが明確になった事実についてどう考えるのか説明してもらいたい。 ほぼ一致したんですか・・・じゃあ、ちょっとみんなで一緒にチェックしてみましょう! [前提] 議論を「経済停滞の原因と制度」(第1章〜第7章)に限定します。まあというのは、それしか読んでないからです。「経済制度の実証分析と設計」シリーズ全三巻は多岐にわたり、内容も高度ですので、正直に言って全部は手に負えません。申し訳ないのですが、「経済停滞の原因と制度」(第1章〜第7章)だけで議論しましょう(それでも内容は高度で分量も多いです)。 [第1章 日の「失われた10年」の原因(ホリオカ)] 第1章の内容は「おわりに」(pp. 32)にうまく要約されていると思います。 最後に、1990年代の日経済の長期低迷の原因として、需要側の要因と供給側の要因のどちらがより重要

    リフレ派は死んだ!〜「経済停滞の原因と制度」(第1章〜第7章)から学べること〜 - ハリ・セルダンになりたくて
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    API 2012/10/24
    ハリ・セルダンになりたくて - リフレ派は死んだ!~「経済停滞の原因と制度」(第1章~第7章)から学べること~
  • 震災復興における所得移転と通貨発行益の活用:あるニューケインジアンからの提案 - ハリ・セルダンになりたくて

    ニューケインジアンの立場から「震災復興における所得移転と通貨発行益の活用」について検討しました。 矢野浩一「震災復興における所得移転と通貨発行益の活用:あるニューケインジアンからの提案」 http://dl.dropbox.com/u/2260564/tohoku/tohoku001.pdf 上記論文による検討の結果、 (1)まず「通貨発行益を利用する財政政策とインフレーションターゲット」の併用策を実行し、 (2)それでも震災復興に不十分であった場合には所得移転を利用する政策を実行する 「二段階政策」が良いのではないかという結論に達しました(詳細は論文をご覧ください)。 3月13日(日)夜からモデル構築を始めたのですが、様々な業務の合間に書いたので、実質的には四日間程度の短期間で作成した論文です。いろいろ不十分な点があるかと思いますが、ご意見等いただければ幸いです(なお、ご意見を反映して論

    震災復興における所得移転と通貨発行益の活用:あるニューケインジアンからの提案 - ハリ・セルダンになりたくて
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    API 2011/03/19
    政府にはこれを参考にして欲しいな。
  • 大不況(the Great Recession)とDSGEモデル - ハリ・セルダンになりたくて

    以前からある方に「大不況(the Great Recession)をDSGEで分析した論文にはどのようなものがあるか」という質問をいただいていました。残念ながらなかなか時間が取れず先延ばしになっていたのですが、先日少し時間がとれたので、幾つかまとめてみました。 大不況(the Great Recession)とDSGEモデル〜ある方からの質問への回答〜 さて、ご質問の「大不況(the Great Recession)をDSGEで分析した論文は」とのお話ですが、結構いろいろあるので、おおよその話を書かせていただきます(矢野の知る限りサーベイはまだありません)。 [長年に渡る研究の上に現在の議論がある] 現在のアメリカの状況は(1)金融機関の破綻や資産価格の下落、(2)デフレ(もしくはディスインフレ)、(3)ゼロ金利制約(もしくは流動性の罠)といった面で1930年代のアメリカの大恐慌、1990

    大不況(the Great Recession)とDSGEモデル - ハリ・セルダンになりたくて
  • 経済学入門、金融論、マクロ経済学、統計学(矢野の講義サイト一覧) - ハリ・セルダンになりたくて

    えーっと御陰さまで昨日、無事に上海より帰国しました。 さて、ある人から「矢野さんの講義資料をアップロードしているサイトがいろいろあってわかりにくいので、少しまとめてください」というご要望をいただいたので、今までやってきた講義のためのサイトを一覧にしてみました。 [すでに終了した講義] 経済学入門(駒澤大学経済学部・2009年度[通年科目4単位]) 注:基的に2008年度と同じ内容ですが、いろいろ細かい手直しをしているので、基的には2009年度の方をご参照ください。 経済学入門(駒澤大学経済学部・2008年度[通年科目4単位]) 注:2008年度は学生から要望があり、少しだけ行動経済学を取り上げました。2009年度の講義には入っていないので、行動経済学に興味のある方はその部分だけ2008年度をご参照ください。(infoseekが無料Webサイトサービスを終了してしまったため、現在はアクセ

    経済学入門、金融論、マクロ経済学、統計学(矢野の講義サイト一覧) - ハリ・セルダンになりたくて
  • [マクロ経済学] インフレとデフレと景気に関するよくある質問集-2009-11-09 - ハリ・セルダンになりたくて

    [お知らせ] 「DSGEとベイズ統計学」解説論文査読者募集中! http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20091112/p1 [お詫び] 日の朝このエントリーを更新した時に冒頭に不適切な表現があり、皆様には不快な思いをさせてしまい大変に申し訳ございませんでした。robinsさん、yagenaさん適切なアドバイスをいただき当にありがとうございます。今後はこのようなことのないように社会人としての節度を守り、応用統計学者としての職務を全うする所存です。皆様今後ともよろしくお願いいたします。 [お断り] 当blogに書かれていることは矢野浩一個人の意見であり、矢野が属するいかなる団体とも関係ありません。 [はじめに] インフレとデフレと景気に関しては非常に社会的影響が大きいこともあり、世間の話題に上ることも少なくないのですが、それらに関するよくある質問集(FAQ)を

    [マクロ経済学] インフレとデフレと景気に関するよくある質問集-2009-11-09 - ハリ・セルダンになりたくて
  • 新ケインズ派DSGEからみた経済政策に関する教訓 - ハリ・セルダンになりたくて

    いや、誰も矢野の意見など聞いてないことは知ってるんですがw European Economic Associationなどに参加させていただいて、DSGEとベイズ統計学の最新情報を仕入れてきたのですが、今のところ、矢野の理解する「新ケインズ派DSGEからみた経済政策に関する教訓」は以下のようにまとめることができます。 景気対策の中心は中央銀行による金融政策である 中央銀行は政策金利がゼロ金利になっても将来の期待に働きかけることで景気回復へ貢献できる デフレ期待は投資を抑制するし、産業の発展を妨げる*1(投資に摩擦がある場合のトービンのqによる) 流動性制約下の家計が一定の割合いる場合には財政政策もそれなりに効果がある 資産価格を取り入れたフィナンシャル・アクセラレーターDSGEにおいてもインフレ率安定が最重点政策であることは変わらない 何か変なところがあったら、コメントでご意見をいただける

    新ケインズ派DSGEからみた経済政策に関する教訓 - ハリ・セルダンになりたくて
  • 僕が交換機を作っていた頃 - ハリ・セルダンになりたくて

    さて、話は1996年のことだから、今からすでに12年近く前のことになる。 僕はある国立大学の工学系大学院修士課程を卒業したばかりで、生意気だった。当時、少林寺拳法三段をとったばかりだったし、体力的にも知力的にも僕が最も充実していた時期だ。 僕は通称「ミカカ」で知られる通信会社に採用され、フレームリレー交換機開発に回された。 正直に言って面白くなかった。1996年当時すでにフレームリレー交換機は時代遅れだったのだ。さらに面白くなかったのは、着任直後に少し禿げかかった風采の上がらないおじさんの下に付けられたことだ。その人の名は西嶋さんといった*1。 「よし、お前、来い」 西嶋さんは僕を呼んだ。僕を呼ぶ時には「お前」か「矢野」と呼び捨てだった。それも気にわなかった。 「いいか、ここにある架は、大阪だ。そして、向こうにあるのが東京。そして、名古屋、福岡だ。いいか?」 職場にはフレームリレー交換機

    僕が交換機を作っていた頃 - ハリ・セルダンになりたくて
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    API 2008/12/02
    ほっこりした(*´ω`*)
  • 不況になったら(不本意でも)金利を下げなければならない理由〜ニューケインジアン的な回答〜 - ハリ・セルダンになりたくて

    Krguman先生受賞記念で書いてみました(半分くらいは後期の講義用に準備した内容ですが・・・)。 [お断り] 当Blogで述べられている意見はすべて矢野個人のものであり、矢野が所属するいかなる組織とも関係ありません。すべてあくまでも矢野の個人的な見解です。 [お願い] 残念ながら、矢野はあまり初心者向けの解説は得意ではありません。分かりにくい点が多いと思いますので、質問等がありましたら、トラックバックかはてブ経由でいただければできる限りお答えできるように努力します(お約束はできませんが)。 (対象読者) 「毎日、一生懸命働いているのに、給料は上がらない。それどころか会社の業績が悪くなっているので、給料が下がるかもしれない。」「スーパーに行くと毎日物価が上がっていて、生活が苦しい」「それなのに銀行の預金は金利がスズメの涙ほどで、ちっとも増えやしない」「そんな中でエコノミストなんてクズ野郎ど

    API
    API 2008/10/14
    日本がやるべき事はまず日銀が市中銀行の国債を買う。そして財政出動をする。できれば繰越金(埋蔵金)だけで留めて欲しい。最悪赤字国債の発行。あと個人的には相続税を8割まで引き上げるべきだと思う。
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