ブックマーク / blog.tinect.jp (107)

  • 【ネットリンチ】気軽な気持ちで行った”いいね!”や”リツィート”が、人生を壊す。

    書はインターネット上で炎上にあった人が、その後どういう風になったのかを追跡調査したもので、予想の斜め上をいくような興味深い事実がたくさん書かれている。 僕を含め、結構多くの人がインターネット上で不謹慎な行いを行った人を気軽な気持ちで嘲笑の対象として吊し上げがちだけど、ではその気軽な行いの結果、その人の人生がどうなってしまうのかについてをキチンと知っている人は少ない。 このSNS時代における自衛の書であると共に、過去に行った自分の行いに対する懺悔のキッカケとなるである。 以下、どういう事かをみていこう。 たった1つのツィートで人生が壊れた女性 2013年12月20日のことだ。ある女性が、飛行機に乗る前に170人ほどのフォロワーにむけて、このようなつぶやきをした。 「アフリカに向かう。エイズにならないことを願う。冗談です。言ってみただけ。なるわけない。私、白人だから!」 彼女はそのまま

    【ネットリンチ】気軽な気持ちで行った”いいね!”や”リツィート”が、人生を壊す。
    AkaneSato
    AkaneSato 2019/01/17
  • どうやって子どもに「文化資本」をプリインストールしていけばよいだろう? | Books&Apps

    子どもには「ギリシア人の家庭教師」をつけてやりたい。 かのアレクサンダー大王には、大哲学者のアリストテレスが家庭教師に就いたという。 また、古代ローマではギリシア人の家庭教師を招いて、子弟の教育にあたらせたともいう。 こうした「ギリシア人の家庭教師」が、アレクサンダー大王やローマ人子弟に教育効果をもたらしたのは間違いなかろう。 また、日でも戦前には「書生」という風習があって、インテリな学生を家事手伝いとして自宅に住まわせる風習があった。 「書生」の存在は、その家の子どもに少なからぬ影響を与えたことだろう。 昨今は、「文化」という言葉が語られることが多い。 文化とは、語彙力や言葉遣い、学力や教養や美的センスといった、個人的リソースのことを指す。 文化は直接的にはお金にならないかもしれないが、地位や人間関係へのアクセスを左右し、巡り巡って経済資をも左右するという点において、やは

    どうやって子どもに「文化資本」をプリインストールしていけばよいだろう? | Books&Apps
    AkaneSato
    AkaneSato 2018/10/09
  • 現役の医者が語る「医療の現場が男性医師を渇望する理由」

    東京医大の女性差別問題が燃えに燃えている。 東京医大、女子受験生を一律減点…合格者数抑制 東京医科大(東京)が今年2月に行った医学部医学科の一般入試で、女子受験者の得点を一律に減点し、合格者数を抑えていたことが関係者の話でわかった。女子だけに不利な操作は、受験者側に一切の説明がないまま2011年頃から続いていた。 この問題は、入試という来公平であるべき試験での性差別という問題があってか、異例の炎上っぷりを示している。 まず大前提として、公平でない入試を行った事は問題だ。 現段階では当に行ったのかどうかはわからないけど、入試は公平であるべきというのは当然の話だ。 けど、そもそもの問題として、じゃあなんで悪いことだと承知の上で差別を行ったのだろうか? 実はその問題をみていくと、やらざるを得ないからやってしまったという問題が背景に隠れている可能性がある。 この問題は当に難しい。何がどう難し

    現役の医者が語る「医療の現場が男性医師を渇望する理由」
  • 楽しそうに生きているだけで、エライ!

    最近、ちょっとした興味から昨今の教育事情について調べていた。まあそう遠くない将来に子供ができたときにでも役に立つだろうと思っての事である。 物事のルートを見極めるにあたって大切なのがゴールの設定だ。現代日なら、まあ18~22ぐらいの大学入学~卒業ぐらいまでが一応のゴールとして設定できるだろう。 人によって自分の子供にどうなって欲しいかは色々な意見があると思う。ちなみに僕の場合は 1. 他人に搾取されず 2. 精神的に疲弊すること無く生活がおくれ 3. 自分がやってて心の底から楽しい事に没頭できる ような人間になって欲しいと思っている。我が子には自立した存在になり、人生が楽しく、この世に産まれて心底良かったといってくれるようになってくれたらいいなぁと思うのである。 というわけで今回は、上の2つを昨今の日教育事情と絡めて、いかに達成するのかについて書いていこうかと思う。 働くまでにできれ

    楽しそうに生きているだけで、エライ!
    AkaneSato
    AkaneSato 2018/06/13
  • 子どもたちがどうやら「本好き」になってきたので、意識してやったことを書いてみる。

    4月から、しんざき家双子女児であるところの長女・次女が小学校に行き始めました。 「給の量が多くて泣いちゃった」とか「通学中に突如長女が突っ走り始めて他の子を撒いてしまった」とか、細かいトラブルはありながらも、おおむね楽しい小学校生活のスタートを切ってくれているようです。 自宅に待機しているランドセルの数が3つになると、流石に感慨深いものがあります。 で、しんざき家では毎晩、寝る前に私か奥様のどちらかが絵の読み聞かせをしてあげるのが定番になっているのですが、長女も次女もぼちぼち、自分でを読むようになり始めました。 特に次女は、絵各種の他最近は「ドラえもん」「よつばと」などの漫画類にも手を出し始めまして、濫読家の片りんを見せるようになってきています。 長女もそれに影響されたのかよつばと読み始めました。子どもに対する誘因力すごいです、よつばと。 長男は長男で、「聖おにいさん」「アオアシ」

    子どもたちがどうやら「本好き」になってきたので、意識してやったことを書いてみる。
    AkaneSato
    AkaneSato 2018/04/20
  • 「若手に劣るベテラン」問題と、「トッププロ」の凄まじさについて。

    前から疑問に思っていた事の一つに、若手に負けるベテランの存在があった。 普通に考えれば、ベテランというのは経験豊富な方々だ。知識も経験もそこそこあるわけだから、少しぐらい仕事を覚えた若手になんて負けるはずがない。 そう、負けるはずがないのだ。 けど現実問題、僕の周りにはビックリするぐらい使えないベテランがいたり、異なる専門分野からやってきた門外漢の方が、専門分野にいる人間よりも博学だったりする事例があまりにも多すぎるのである。 これ、ほんと何でなのか疑問で疑問で仕方がなかったのだけど、最近になって 「素人」と「プロ」、そして「トッププロ」の違いがどこにあるのかがようやく腑に落ちてきた。 というわけで今回は、この3つの人種について、段階を追って説明していこう。 素人とプロの違いがマニュアルを使えるかどうか 日の医者のほとんどは、医学部を卒業し国家試験を合格した後、病院勤めを開始する。 普通

    「若手に劣るベテラン」問題と、「トッププロ」の凄まじさについて。
    AkaneSato
    AkaneSato 2018/04/10
  • とある学園都市の自殺率が劇的に減少した理由がなかなか知見に溢れていた

    前回、学校内でイジメが起きる原因について書いた。 簡単に内容を要約すると、イジメは個人のマインドによるものではなく、閉鎖された空間に密集させられ高ストレス状況下に置かれれば、誰だって行ってしまう可能性があるというのが記事のテーマだった。 閉鎖された空間に人間を密集させると、人は人をいじめるようになる | Books&Apps 実はこれに限らず、人は意外と環境に影響をうけやすい。私達は自由意志を持っていると誰しもが思っているけれど、実は人と人との距離感で心のあり様は相当に左右される。 というわけで今回は心と身体の距離感が人の心に与える影響について書いていこうかと思う。 筑波研究学園都市という場所がある。ここは国家プロジェクトにて、高水準の研究と教育を行うための拠点として、茨城に建設された街だ。 アメリカのアイビーリーグのような大学を中心とした知識人が集う良き学園都市を目標として作られたのだと

    とある学園都市の自殺率が劇的に減少した理由がなかなか知見に溢れていた
    AkaneSato
    AkaneSato 2018/03/20
  • お金なしで生きることは出来ないのに、子どもの頃にお金のこと教えないでどうするんですか

    割と最近になって認識したことなんですが、「子どもに対してお金の話を隠蔽したがる大人」というのは、どうもかなりの数いるような気がしています。 例えば、知り合いの親御さんとお話していたりとか。 例えば、少し高齢の小学校の先生とお話している時とか。 「お金はどう動くのか」とか、「日常生活を送る時に必要なお金の多寡」とか、その程度の話であっても、「いやー子どもにあんまりお金の生臭い話は…」みたいな感じで、話に出すのを嫌がる方が、少なくとも私の観測範囲だとそこそこの数いらっしゃるんですね。 人によっては、「子どもの前でお金の話は絶対しない」なんて人もいます。 なんというか、性の話と同じように、お金の話を軽いタブーのように扱っている親御さん、ちょくちょく見受けられるんです。あまり触れてはいけない話題、触れることが道徳的に忌避される話題。 勿論、家庭の方針は家庭それぞれ、子どものありようは子どもそれぞれ

    お金なしで生きることは出来ないのに、子どもの頃にお金のこと教えないでどうするんですか
    AkaneSato
    AkaneSato 2018/02/26
  • 採用選考に「AI」を導入しようとしたが、断念した会社の話が面白かった。

    最近とある企業の採用担当者と会い、大変興味深い話をうかがった。その方の会社は中々に革新的で、昨今話題のAIによる採用判定を書類選考に絞って導入してみたのだという。 結果はなかなかに上々だったとの事だけど、最終的には採用におけるAIの導入は断念した。 AIの採用を見送った理由はAIの判断が悪かったからではない。結果だけみれば、AIの判断はプロの採用担当者と比較して、そう悪いものではなかったようだ。 問題となったのは、AIが「なぜこの人を選んだのか。なぜこの人を選ばなかったのか」を説明してくれなかったところにあったという。 これは実に大変興味深い指摘で、今後AIが導入される社会を生きる私達にとって非常に有益な知見が詰まっている。今日はこれを掘り下げて、僕なりのAIが導入された後の社会の行方についてみていく事にしよう。 AIの思考回路は人間と随分違う AIは囲碁の世界チャンピオンを打ち倒したり、

    採用選考に「AI」を導入しようとしたが、断念した会社の話が面白かった。
    AkaneSato
    AkaneSato 2018/02/08
  • わざと皆の前で出席簿を忘れた、小学校の担任の先生の話。

    H先生の話をします。 H先生は、私が小学校3年から4年の時に担任を持ってもらった先生です。 男性で、眼鏡をかけていて、体格はそこそこ良くて。多分当時、30代後半から40代くらいだったのだと思います。気さくで、笑顔が多くて、授業中でもちょくちょく雑談をしては、クラス中を笑わせるような先生でした。 ちなみに、この記事で「巻物を触る仕事をしたい」という素っ頓狂な発言をした私に対して、「大学でなら触れるで」という適切な方向付けをしたのはそのH先生です。 私の人生において、ある意味かなり重大な影響を与えられた先生でもあります。 私が子どもの頃ですので、今の小学校とはまた色んな事情が随分違うとは思いますが、H先生がクラスで慕われていたことは間違いありません。 小3から小4くらいの小学生というのは当に難しくて、面倒くさくて、一歩間違えると先生の言うことなど全く聞かなくなります。 その点、私のクラスは、

    わざと皆の前で出席簿を忘れた、小学校の担任の先生の話。
    AkaneSato
    AkaneSato 2018/02/05
  • 自信をアウトソーシング出来た団塊世代と、それが出来ないロスジェネ以後の「自信格差」がひどい。

    十年ほど前に海外旅行した際、仕事を引退したばかりの団塊世代の男性の一団としばらく過ごす機会があり、過去の経験をあれこれ訊ねてみたことがあった。 訊ねられた彼らは、苦労話を交えつつ、あれこれの“武勇伝”や“成功体験”を語ってくれた。 過去を振り返るときの彼らの表情には、自信が感じられた。個人の経験談を語る時だけではなく、“昭和”や“高度経済成長”という時代を回想する時にも、似たような表情を浮かべていた。 ところが、ついさっきまで自信と誇りに満ち溢れていた男性が、一転、頼りない姿をみせてびっくりさせられる場面もあった。 奥さんや旅行添乗員には少し偉そうな男性が、外国人と相対する場面では奥さんに頼ってしまう場面などである。当に自信に満ち溢れている人なら、場面や状況によってそこまで態度が変化するとは思えないのだが。 団塊世代の彼らは確かに自信が満ち溢れていた。 だが、その自信はどこまで当人に内在

    自信をアウトソーシング出来た団塊世代と、それが出来ないロスジェネ以後の「自信格差」がひどい。
    AkaneSato
    AkaneSato 2018/01/05
  • ビットコインの本質はイデオロギーである

    最近、自分のなかでビットコインウォッチが物凄くブームだ。 今年の初め頃にはわずか4万円だったビットコインは、あれよあれよというまに12月初旬に120万円、その後1日20%づつの値上がりを続け一時は230万円もの金額をマークした。これを書いている今も200万近い値を示している。脅威の金融商品だ。 これをみて「現代のチューリップ・バブルだ」という人もいるし、「これはまだ始まりに過ぎず、来年には1000万円を超える」との予想を打ち立てる人もいる。 僕も始めの頃はビットコインは物凄く胡散臭い訳の分からない金融商品だと思っていた。 「こんな誰も価値がわからない金融商品に数百万もの値段がつくなんて、どう考えてもおかしい。こんな狂ったバブルは早番終了し、ビットコインはせいぜい10万円ぐらいまで値下がりするだろう」 これが普通の人の認識だろう。僕もつい最近まではそんな風に思っていた。 ところが最近になって

    ビットコインの本質はイデオロギーである
    AkaneSato
    AkaneSato 2017/12/21
  • 長男の宿題の遅れを「可視化」で、回復した話。

    最近気づいたんですが、長男には「ちゃんと見た目を整えてあげるとなんかやる気が出る」という特性があるようなんです。 以下、ちょっとした話です。 以前も書きましたが、長男は夏くらいから塾に通い始めました。 まだ小4だし、大変だったら無理せんでいいよと言ってはいるのですが、今のところ楽しんで通っているようです。 人的には、塾自体もさることながら、塾の帰りに軽く買いいが出来るとか、塾がある日は自分だけちょっと寝る時間が遅くなるので、長女次女が既に寝ている、「パパ・ママ・自分」という空間で過ごせることが、どうも凄く嬉しいようなんですね。 私と奥様は、いつも子どもたちを寝かしつけてから自分たちのご飯をべるので、その空間に混じると長男すげーはしゃいで色々喋ります。まあ主にゼルダやらスプラトゥーン2の話とかなんですが。 考えてみると、双子が生まれた後の長男は、両親をいっぺんに一人占め出来る時間という

    長男の宿題の遅れを「可視化」で、回復した話。
    AkaneSato
    AkaneSato 2017/12/19
  • なぜあの人はいつも、不平不満ばかりなのか。

    最近読んで大変感服したの1つに藤原さんという方が書かれた”カネ遣いという教養”というがあるのだけど、このの中で大変感心したエピソードの1つに「自分の心は自分以外の何ものにも支配されない自由なものである」という話がある。 あるとき藤原さんが電車を降りようとした時、乗り込んできた酔ったオッサンに理由もなく怒鳴られ非常に強い怒りを覚えたのだという。 普通なら怒り心頭になりそうなものだけど、なぜかそのとき藤原さんの頭のなかで「この怒りの感情を逆転させると面白そうだな」という天啓が閃いたそうだ。 そしてそれを実行し終えた後「怒りも喜びも自分の心のあり様次第でいかにでもコントロール可能である」という事に気がついたのだという。 これはぶっちゃけ凄い話である。このエピソードを読むためにもこのを買う価値がある。 どういう事か具体的に説明していこう。 この場面で言えば酔っ払ったオッサンのちょっかいによ

    なぜあの人はいつも、不平不満ばかりなのか。
    AkaneSato
    AkaneSato 2017/12/05
  • 不満を抱えて人生を終わるのが嫌なら、「人生の時間配分を決める」こと。

    映画監督の押井守さんが、著書の『ひとまず、信じない – 情報氾濫時代の生き方』(中公新書ラクレ)のなかで、こんな話をされていました。 僕の父は明治生まれのデタラメな男で、村始まって以来の秀才だと周囲の期待を一身に背負い、青雲の志を抱いて東京に出てきた。 そこまでは良かったが、結局は望んでいた法律家になる夢が破れ、最終的には私立探偵や髪結いの亭主をやって、まともに働くこともしなかった。ふだんは酒に酔って大暴れをしているだけで、家庭内では暴君だった。末っ子の僕は被害に遭わなかったが、一番上の兄が何度も理不尽に父親に殴られているのを見た。 結局、父は何一つ自分にとっての優先順位を決めることができないまま、「立身出世できなければ、男としてはクズだ」という価値観だけに縛られて、不満を抱えただけの人生を終えた。父が亡くなったとき、最期を見届けた姉が「自分が死ぬことも信じられない、というような顔をしてい

    不満を抱えて人生を終わるのが嫌なら、「人生の時間配分を決める」こと。
    AkaneSato
    AkaneSato 2017/11/25
  • 有能なら、副業で「超」稼げる時代が、すでに来ていた。

    最近「副業」の盛り上がりが著しい。 ついに厚生労働省も「モデル就業規則」に、副業を認める文言を入れるように変えるという。 副業容認、就業規則例を見直しへ 厚労省 厚生労働省は、会社員が副業や兼業をしやすくするため、企業が就業規則をつくる際の参考として示している「モデル就業規則」を見直す方針を固めた。副業や兼業を禁止する項目を削除し、原則として容認する内容に変更する方針だが、労使の代表から長時間労働の是正の動きに逆行しかねないとの懸念も出ている。 遅きに失した感が否めない対応だが、実は現場はもっと進んでいる。 なにせ、副業で「超」稼げる時代が、すでに来ていたのだ。 ***** 例えば、コンサルタントのKさんは、業で某有名ファームに勤めつつ、副業でも知人の会社を手伝っており、そこから年間数百万円の報酬を得ている。 Kさんは「会社が長時間労働を禁止する方向にある。Up or OUTではないが、

    有能なら、副業で「超」稼げる時代が、すでに来ていた。
    AkaneSato
    AkaneSato 2017/11/24
  • 誰でも運が悪ければ路上生活者になりうる。己の幸運に感謝し、彼の不遇に祈りを唱えたい。

    一時期ホームレスに強く興味を持った事がある。 一体どのような転機をたどった結果、路上生活という生き方に行き着くのかが単純に気になったのだ。 これを読んでいる多くの人は、たぶん普通に学校に通っていたり会社に通っていたりと、まあ屋根がついた家で暮らしている人が多いだろう。 多くの人は自分がホームレスになるだなんて事を考えた事がある人はほとんどいないんじゃないかと思う。 けど実のところ私達・屋根のある部屋で暮らしている人間とホームレスとの間にある距離は意外と近い。 気がついたら、ある日寒空の下でただ時が過ぎ去るのを待つような人生になるだなんて事は、いつ起きても不思議ではない。 と、いうわけで今回は人はどのようにしてホームレスになるのかについての話を書いていこうと思う。 仕事・資産・人縁 日は基的にはそれなりに豊かな国だ。貧困国の人々と違い、生まれながらにして路上生活者という人はほとんどいない

    誰でも運が悪ければ路上生活者になりうる。己の幸運に感謝し、彼の不遇に祈りを唱えたい。
    AkaneSato
    AkaneSato 2017/11/13
  • 「誰かが休んだことを、他の誰かが責める」という状況を放置するマネージャーにはなりたくない。

    管理者がまずやるべきことは 「仕事が回っていないとしたらそれは管理者である自分のせいであって、誰か休んだ人のせいではない」 ということを、明確に部下や周囲に伝えることなんじゃないかなあ、と思うんです。 何度か似たようなことを書いているんですが、先日こんな記事を読みました。 「いきいきママ」で業務が崩壊した話 もちろん男性社員であるため有給の取得は管理職の顔を窺いながら取ろうとするも「いきいきママ」で空いた穴を埋める必要があるため口頭で却下されていた 残業・夜勤・休日出勤もあり振替で休めるにしてもスケジュールを会社が勝手に決めて2日以上の連休取得も口頭で注意されるような状態だった 更に子持ち男性社員の育休取得で空いた穴を埋めるために有給取得さえ許されない時期もあった 彼らの給与はどうだったか?「いきいきママ」や平社員とほぼ変わらない、幹部候補になっていた男性社員が3人辞める前にこんな事を言っ

    「誰かが休んだことを、他の誰かが責める」という状況を放置するマネージャーにはなりたくない。
    AkaneSato
    AkaneSato 2017/10/27
  • 四一歳の知人から、転職相談を受けた。

    大手製造業に勤める、もうそろそろ四十一歳になる知人がいる。 彼は営業としてその会社に新卒入社し、異動しながら二〇年近く会社に貢献してきた。 ときには僻地での勤務もあったが、持ち前の明るさと、人懐っこさが、どんな場所でもそれなりの成果を彼にあげさせた。 ところが最近は、彼の元気がない。 「仕事はそこそこで、家族との時間を大切にしているよ」 と明るく言うのだが、たまに「多分、出世は無理」とポツリと漏らす。 彼の現在の地位は「課長補佐」だ。 課長補佐は、社内における平社員のキャリアの終着点であり、「課長」つまり管理職になれなかった人たちが大量に滞留しているポジションである。 実際、社内には五十代の課長補佐が溢れており、彼らはそのまま定年を迎えることになる。 彼の会社においては、統計的に「課長」になることができる最終の年齢は四十二歳、それ以降課長になる人はほぼゼロだ。 つまり、彼は来年が「課長にな

    四一歳の知人から、転職相談を受けた。
    AkaneSato
    AkaneSato 2017/09/21
  • 「自分が苦労していたんだから他人にも同じ苦労させたい症候群」にどう立ち向かうべきなのか

    タイトル長すぎると思ったんですが、「自分が苦労していたんだから他人にも同じ苦労させたい症候群」ってなんか適切な呼び方あるんでしょうか。 軽くぐぐったんですが、うまい略称が見当たりませんでした。どなたか、適切な略称をご存知でしたら教えてください。 まあ、字面から言わんとしているところは了解していただけると思います。 例えばPTAとか。例えば町内会とか。例えばマンションの自治会とか。 もしかすると企業や学校でもそうなのかも知れませんが、「ある程度長く続いていて、硬直化した組織」では、しばしば下記のような状態が見受けられることがあります。 ・どう考えても不要かつ無駄な作業が、何故か改善・撤廃されない ・改善しようとすると、そこに長くいた人から何故かよく分からない抵抗や圧力がかかり、改善することが出来ない ・現在の作業者も全員無駄な苦労だということを認識しているが、嫌々その作業を継続している ・

    「自分が苦労していたんだから他人にも同じ苦労させたい症候群」にどう立ち向かうべきなのか
    AkaneSato
    AkaneSato 2017/08/01