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ブックマーク / jovi0608.hatenablog.com (6)

  • Node.jsにおけるプロトタイプ汚染攻撃とは何か - ぼちぼち日記

    1. はじめに 最近わけあってNodeのセキュリティ調査をしているのですが、今年の5月に開催された North Sec 2018 でセキュリティ研究者の Olivier Arteau 氏による 「Prototype pollution attacks in NodeJS applications」という面白い発表を見つけました。 この発表の論文や発表資料、デモ動画などもgithubで公開されていますし、ちょうどタイミングよくセッション動画も最近公開されました。 github.com Olivier Arteau -- Prototype pollution attacks in NodeJS applications この発表で解説されているのは、悪意のある攻撃者が、JavaScript言語固有のプロトタイプチェーンの挙動を利用して、Webサーバを攻撃する方法です。 発表者は、npmからダ

    Node.jsにおけるプロトタイプ汚染攻撃とは何か - ぼちぼち日記
  • なぜChromeはURLを殺そうとするのか? (Chrome Dev Summit 2019) - ぼちぼち日記

    今年もChrome開発者の集まりChrome Dev Summit 2019 (CDS) がサンフランシスコで開催されました。 今回、私が Chrome Customer Advisory Board (CAB) に選出していただいたこともあり、CDSに初めて参加しました。 これは、CDS終了後のCAB meetingで頂いたChrome Dinosaurフィギュアです。ちなみにゲームはできません。 タイトルの「なぜChromeはURLを殺そうとするのか?」は、2日目Chrome Leadsのパネルセッションで司会のGooglerが、Chrome UX担当のProduct Managerに対して一番最初に投げかけた問いです。 PMは直ちに「そんなことはしない」と即答しました。しかしChromeは、URLの表示領域からHTTPSの緑色表示の廃止・EV表示場所の移動・wwwサブドメイン表示の削

    なぜChromeはURLを殺そうとするのか? (Chrome Dev Summit 2019) - ぼちぼち日記
    Akaza
    Akaza 2019/11/19
  • 新しいTLSの暗号方式ChaCha20-Poly1305 - ぼちぼち日記

    Disclaimer エントリは、近々IETFで標準化される予定の新しいTLSの暗号方式 ChaCha20-Poly1305 について解説したものです。 来なら、新しい暗号方式を紹介するいうことは、その暗号の安全性についてもちゃんと解説しないといけないかもしれません。しかし一般的に暗号の安全性評価はとても難しく、専門家でない者が暗号の安全性について軽々しく書くわけにはいかないなとも思いました。いろいろ悩みましたが、結局無用な誤解を避けるため、エントリーでは ChaCha20-Poly1305 の安全性に関する記載を最小限に留めています。 今回紹介する ChaCha20-Poly1305 は、これまでも様々な暗号研究者の評価を受けている暗号方式ですが、まだNISTの標準や某国の推奨暗号リストに掲載されるといった、いわゆる特定機関のお墨付きをもった暗号方式ではありません。記載内容が中途半

    新しいTLSの暗号方式ChaCha20-Poly1305 - ぼちぼち日記
    Akaza
    Akaza 2019/04/24
  • 「SSL/TLS暗号設定ガイドライン 第2.0版」を読んで - ぼちぼち日記

    1. はじめに 昨日「SSL/TLS暗号設定ガイドライン 第2.0版」が公開されました。 前回から約3年経って今回はCRYPTREC暗号技術活用委員会で検討作業が行われたようです。 普段、TLS/HTTPSの記事を書いたり発表したりしている立場上、これを見逃すわけにはいけません。 文冒頭では、 「ガイドラインは、2018 年 3 月時点における、SSL/TLS 通信での安全性と可用性(相互接続性)のバランスを踏まえた SSL/TLS サーバの設定方法を示すものである。」 ということなので、できたてほっかほっかの最新ガイドラインを読ませていただきました。 読み進めてみるとChangelogが細かく書いてなく、以前のバージョンとどこがどう変わったのかよくわかりません。TLS1.3とかは絶対に新しく入った内容なんですが、細かいところはどうだろう… それでも全部(SSL-VPNを除く)をざっと

    「SSL/TLS暗号設定ガイドライン 第2.0版」を読んで - ぼちぼち日記
  • HTTP/2は流行らないけど広く使われるものだと思う。 - ぼちぼち日記

    まずは Disclaimer、 「あくまでも個人の感想であり、HTTP/2の効能を保証するものではありませんw」 1. はじめに、 先日、HTTP/2, HPACKのRFC(7540,7541)が無事発行されました。2年余りHTTP/2の標準化活動に参加してきたのですが、もうすっかり昔の事のような感じがします。 今日、Scutumの開発をされている金床さんの「HTTP/2のRFCを読んだ感想」のエントリーが公開され、読ませて頂きました。今回初めてHTTP/2の仕様書を読まれた感想ということで、長くかかわってきた立場から見ると非常に新鮮な内容でした。 実は「HTTP/2が流行らない」という指摘は、1年半ほど前に私も同じことを書いていました。 HTTP/2.0がもたらす�Webサービスの進化(後半) また、偶然なのかわかりませんが、同じ Proxy製品 vanish varnish *1 の開

    HTTP/2は流行らないけど広く使われるものだと思う。 - ぼちぼち日記
    Akaza
    Akaza 2015/05/28
    HTTP/2についてのQA
  • OpenSSLの脆弱性(CVE-2014-3511)でTLSプロトコルの基礎を学ぶ - ぼちぼち日記

    1. はじめに、 昨日 OpenSSLのバージョンアップがアナウンスされ、9つの脆弱性が公開されました。バージョンアップの数日前にOpenSSLの次期リリース予告がアナウンスされていましたが、ちょうど BlackHat 開催初日にあたることもあり、なんかまた重大な脆弱性の修正が入るんじゃないかとドキドキしていました。蓋を開けてみるとHeatBleed程の大事ではなくホットひと安心です。 昨日公開されたOpenSSLの9つの脆弱性のうち、TLS プロトコルダウングレード攻撃 (CVE-2014-3511)の修正を見ていたところ、これはTLSプロトコルを学ぶいい題材になるなぁとふと思いつき、試しにこのOpensslの脆弱性の詳細をTLSプロトコルの基礎に合わせて書いてみました。 ちょっと長いですが、TLSプロトコルの仕組み(の一部)を知りたい方はお読みください。 2. OpenSSLの脆弱性

    OpenSSLの脆弱性(CVE-2014-3511)でTLSプロトコルの基礎を学ぶ - ぼちぼち日記
    Akaza
    Akaza 2014/08/14
    マジックナンバーが脆弱性を呼び込んだケース
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