【ワシントン=柿内公輔】JPモルガン・チェースの巨額損失問題が波紋を広げる中、取引で重要な役割を担った「ロンドンのクジラ」の異名を取る敏腕トレーダーが注目を浴びている。その素顔は謎に包まれ、報道も過熱気味だ。 「『ロンドンのクジラ』がついにつまずいた」 約20億ドルの損失を招いたJPモルガンの取引を指揮したのは、同行のロンドン駐在トレーダー、ブルーノ・イクシル氏。 クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の派手な取引で毎年数億ドルを稼ぎ出す。市場を大波で揺らすような売買からついた異名が「ロンドンのクジラ」だ。損失発覚も、荒っぽい手口に眉をひそめる業界関係者がメディアに告発したのがきっかけだった。 「謎多き人物」(米ブルームバーグ)で、フランス出身とされるが年齢すら不詳。米紙ウォールストリート・ジャーナルは「ロンドンのクジラとは何者?」との記事で、イクシル氏の私生活は質素で週末は家族孝行に
JPMorgan’s trading mistakes “were self-inflicted, and this is not how we want to run a business,” said Jamie Dimon, above, the bank’s chief executive. The bank’s shares tumbled 9.3 percent on Friday.Credit...Jim Young/Reuters WASHINGTON — Soon after lawmakers finished work on the nation’s new financial regulatory law, a team of JPMorgan Chase lobbyists descended on Washington. Their goal was to ob
3月16日、ギリシャのソブリンクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の清算値を決定するための入札が19日に実施される。アテネで先月撮影(2012年 ロイター/Yorgos Karahalis) [ロンドン 16日 ロイター] ギリシャのソブリンクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の清算値を決定するための入札が19日に実施される。欧州ソブリン債務危機の発端となったギリシャのCDSがついに清算という事態を迎え、ユーロ圏当局者などからは、銀行セクターなどへ危機の連鎖が始まるのではないか、との懸念が出ていたが、いまのところ市場は冷静なようだ。 国際スワップ・デリバティブス協会(ISDA)は9日、ギリシャ債務交換で集団行動条項(CAC)が発動されることを「クレジットイベント(信用事由)」に該当すると認定し、ギリシャ国債のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の支払いが発生すると判断。1
JPモルガン、ここ1カ月半で1600億円の損失-さらに800億円拡大も ウォール・ストリート・ジャーナル 5月11日(金)7時57分配信 米金融大手JPモルガン・チェースが過去1カ月半で計20億ドル(約1600億円)のディーリング損失を被った上、この第2四半期中に各種金融市場の乱高下でさらに損失が10億ドル(約800億円)増える可能性があることが分かった。 同社最高経営責任者(CEO)のジェームズ・ダイモン氏が10日、株式市場の取引終了後に緊急の電話会見を開き発表した。 この損失は、同社のリスク全体を管理する最高投資戦略室が行った金融派生商品での取引で生じたものだ。この取引は債券市場を大きくかく乱し、「ロンドンのクジラ」と呼ばれていたが、ウォール・ストリート・ジャーナルは先月、その正体は、この戦略室が行った大規模な投資であることを報じていた。 この巨額損失は、2008~09年の金融危
United States and British regulators have been in discussions with JPMorgan Chase for almost a month about the trading group that disclosed more than $2 billion in losses on Thursday, according to people with direct knowledge of the matter. The bank first informed the Federal Reserve and the Financial Services Authority of Britain about the trading activities when media reports surfaced in April a
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く