Developers Summit 2025 公募セッション "データの整合性を保つ非同期処理アーキテクチャパターン" https://event.shoeisha.jp/devsumi/20250213/session/5585 --- 1つの業務が一連のイベント(出来事)から構成されるシス…

この記事はSmartBank Advent Calendar 2024 6日目の記事です。 昨日は kassy さんの「成長するスタートアップ労務の醍醐味と挑戦をUXリサーチャーが聞いてみた!」という記事でした。 はじめに サーバーサイドエンジニアの mokuo です。普段は、カード決済やあとばらいチャージに関連する機能の開発や運用を行っております。 本日は、サーバーサイドエンジニア向けの記事になります。 本記事でお話しすること システムには断続的に行われる一連の処理、というものがあります。この中で非同期処理を行うこともあるでしょう。 例) EC サイトにおける注文処理のワークフロー このような機能を開発・運用していると、以下のような課題に直面することがあります。 処理の流れが把握し辛い 変更を行うのが困難 データの整合性を担保するのが難しい しかし、適切に設計を行うことで、これらの課題を
in Figma four years ago, we decided to develop our own solution. No other design tool offered this feature, and we didn’t want to use operational transforms (a.k.a. OTs), the standard multiplayer algorithm popularized by apps like Google Docs. As a startup we value the ability to ship features quickly, and OTs were unnecessarily complex for our problem space. So we built a custom multiplayer syste
はじめに promiseを使うとき、いつもpromiseメソッドチェーンで記載していますか? async/awaitを利用していますか? もちろん状況によって両方書くのが殆どだとは思うのですが、私はasync/awaitの方が同期的な書き方ゆえに読みやすいため、なるべくそちらで記載しています。しかしながら、エラーハンドリングが理解できていなかったため、エラーの所在を突き止めるのに苦労してしまいました。 そのため、これを機にasync/awaitにおけるエラーハンドリングについて備忘録的にまとめておきます。 この記事のまとめ; catchされるエラーはrejectのみか、throwされたエラーも含まれるか →両方catchできる async関数における処理の順序、awaitがある場合とない場合 →awaitがない場合には同期的に処理が実行され、catchできなくなる エラー処理を外側に伝播し
async/awaitの鬼門の一つとして、適切なキャンセル処理が挙げられます。別に基本的にはそんな難しいことではなく、CancellationTokenSourceを作る、CanellationTokenを渡す、OperationCanceledExceptionをハンドリングする。というだけの話です。けれど、Tokenに手動でコールバックをRegisterしたときとか、渡す口が空いてないものに無理やりなんとかするときとか、タイムアウトに使った場合の始末とか、ちょっと気の利いた処理をしたいような場面もあり、そうした時にどうすれば良いのか悩むこともあります。 こういうのはパターンと対応さえ覚えてしまえばいい話でもあるので、今回はAlterNatsの実装時に直面したパターンから、「外部キャンセル・タイムアウト・大元のDispose」が複合された状況での処理の記述方法と、適切な例外処理、そして最
皆さんこんにちは。プロフェッショナルサービス本部のデジタルトランスフォーメーションチームでマネージャーをしています堀場です。 さて、いきなりですが、先日、ふと、頭に思い浮かんだ単語があります。それがこちら。 「機能」「情報」「連絡」「手順」「時間」・・・ 25 年以上前に覚えた単語がふと出てきたわけで・・・・この後、何が続くかご存知でしょうか ? 答えは、「論理」「暗号」です。 これは、モジュール強度 (または凝集度) の段階を表すもので「暗号」は凝集度が低く「機能」がもっとも高いと定義されています。なぜ、思い出したのかは謎です。ちなみに、10 年前の資料ですが IPA が提供している IT 人材育成用の汎用コンテンツ の 講義ノート に簡単な解説がありましたので興味がある方は読んでみてください。 凝集度が高いほど、堅牢性、信頼性、再利用性が高く、コードの読みやすさなどの点で好ましく、凝集
はじめに JavaScript の「非同期処理」ってやっぱりかなり難しくないですか? 自分も色々試行錯誤しましたが、結局「完全に理解した🤓」→「やっぱり何も分からん😭」っていうループの中で泥臭く理解を深めていくしかないようです。 さて、非同期処理の制御をある程度予測できるようになるには、非同期 API を提供する環境のことやイベントループ、マイクロタスクなどの仕組みについて理解する必要があります。 そして環境に埋め込まれた JavaScript Engine のことも理解する必要があります。 今回の記事では、JavaScript Engine の1つである V8 が内部で変換するコードから async/await の挙動を理解するための解説を試みたいと思います。V8 エンジンからアプローチすることで async/await の分かりづらい挙動を掌握して非同期処理を打倒します。 今回の記
この本は、ブルーベリー本の 8 章からインスパイアされて、 TS の型が示す情報から Promise というものを理解してみる、というアプローチで書いたJSの非同期処理の解説です。 これらの資料と合わせて読むことを推奨します。 JSのイベントループのイメージを掴む JSでは中々意識することが少ないですが、正しく理解するには OS レベルのスレッドの視点で考え始める必要があります。 ブラウザや Node.js では一つのスクリプト実行単位を1つのスレッドに割り当てます。それをメインスレッドと呼んだり、ブラウザだったら UI スレッドと呼んだりします。 例えばブラウザでは、これは秒間60回、つまり 16.6ms ごとにループを呼び出します。(node だったらこれがもっと短いです) 仮に setTimeout の実装がなかったとして、それ相当の擬似コードを書くのを試みます。 let handl
JavaScript の非同期処理は非常に難しく、その難しさの原因は「制御の流れ」が掴みづらいことにあります。 この本では非同期処理を理解するために必要な概念であり、仕組みでもあるイベントループでプロミスチェーンの処理がどのように行われるかをクイズ形式で学ぶことによって、非同期処理の「制御の流れ」を掴めるように訓練します。 知識面については中枢となるイベントループの機構から、実行環境と API、async/await や Promise.all などの一通りの範囲を学習し、最終的には並列化や順序づけて反復処理を行うための制御方法と TypeScript での型注釈までを網羅します。
はじめに JavaScript の非同期処理を学習してみて「ある程度自信を持って理解できたと言える」状態に到達したので、その感想とまとめの学習ロードマップとその中でどのような知識が必要になるかを紹介したいと思います。 あるいは、自分が実際に学習してきた道筋に基づいているのでショートカットとして参考にしてもらったり、使えるリソースなどの情報が共有できると思います。もしくは「JavaScript 初心者が非同期処理を理解できるようになるまでの道筋」というストーリーで1つのサンプルとして見ていただけるといいかもしれません。 ChangeLog 大きな変更のみをトラッキングしています。 2022-11-16 本の内容を反映させた追記・修正を追加 2022-05-21 構成を修正 「V8 エンジンから考える」の項目を追加 2022-04-30 「イベントループの共通性質」の項目を追加 「ロードマップ
「な、なんじゃこりゃあああぁあっtっt!!!!」 ・・・ ・・・ ・・・ 非同期処理を"ちゃんと"理解して使いたい 『非同期処理なんとなくの理解で書いている...』 『動いてるし、ヨシ!』 令和プログラマー*1である私自身、なるべく気を付けようと思っていますが、ついついなんとなくで書いてしまいそうになります。 (*1: 令和になってからプログラミングを知った人。初心者のこと。) ちなみに冒頭のコードは、「並列でいける処理をつい直列でやってしまっている」 例です。 実際に手を動かしながら非同期処理の理解を深める 本記事は以下の構成で、順を追って非同期処理を学習し、明日から自信を持って非同期処理が書けるようになるためのハンズオンです。 JSの非同期処理について知る Promise について知る Async / Await を使えるようにする 冒頭のコードがリファクタリングできるようになる 実際
こんにちは!小田島です。さくらのナレッジで初めて記事を書きます。よろしくお願いします! 先日5月13日、Deno 1.0がリリースされました。Denoについては後日記事を書きますが、今回はDenoが生まれるきっかけとなったNode.jsについて、いまさら聞けないことを色々書いていきます。 対象者 本記事は、Node.jsについて以下のような疑問を持っている人が対象です。 Node.jsって何? Node.jsを使うと何がうれしいの? Node.jsを使うときに何を注意すればいいの? なお、本記事はNode.jsのイメージを掴んでもらうのが目的であり、ハンズオンではありません。そのためコードは1行も出てきませんのでご了承ください。 そもそもNode.jsとは? 超ざっくり説明すると、JavaScriptの実行環境です。 それまではJavaScriptといえばウェブブラウザー上で動かすのが普通
前提 fetch Fetch 概説 - Web API インターフェイス | MDN XMLHttpRequestの代替。 PromiseベースのAjax仕様のAPI。 polyfillを忘れがちなので注意。 https://github.com/github/fetch async function async function - JavaScript | MDN - Mozilla 関数定義の前にasyncをつけることで、その関数をAsyncFunctionにする。 暗黙的にPromiseを返す関数。 await await - JavaScript - MDN - Mozilla async functionの実行を一時停止し、関数のPromiseの結果を待つ。 fetchはPromiseを返すので相性が良い。 サンプル お天気のAPI(OpenWeatherMap)を叩くサンプル
はじめに 今更ですが、JavaScriptのasync/awaitに関する備忘録になります。 「今まで$.Deferred()やPromiseなどで非同期処理は書いたことがあるが、async/awaitはわからない」 「$.Deferred()やPromiseなどの非同期処理の書き方より、もっと簡潔に書ける書き方があれば知りたい」 「今までの非同期処理の書き方と比べて何が良いのかわからない」 といった人達向けの記事です。 $.Deferred()やPromiseなどで非同期処理を書いたことがある前提のため、非同期処理自体に関する説明は記載しておりません。 記載している利用例のコードはChrome(最新)のコンソール上で動きますので、コンソール上で実行して動作を確認してみると理解が深まりやすいと思います。 本記事で用いている用語 Promiseを返す Promiseオブジェクトを返すこと。
福岡でVR・アプリ開発をやっている株式会社OneSmallStep代表取締役CTOの@_takeshi_24です。 最近フロントエンド界隈の技術の変化が活発です。 React、Angular、Vue.jsなどモダンなフロントエンド開発を始めた人も多くいると思います。 JavaScript開発でおそらく多くの人が最初につまづくであろう処理が非同期処理です。 私も最初はこの非同期処理にかなり戸惑いました。 そして今まで何度も「JavaScriptの非同期処理完全に理解した」と思っては、「あれ、この場合ってどうなるんだっけ?」 「結局わかってないじゃん・・・」の繰り返しでしたので、非同期処理についてきちんと整理しました。 そもそもJavaScriptはどのように動いているのか? JavaScriptはシングルスレッドで動く言語です。 シングルスレッドで動くということは、同時に2つ以上のことはでき
JavaScriptの ~. 構文って知ってる? Promise Pipeliningが拓く非同期処理の未来JavaScriptECMAScript PromiseはES2015からJavaScriptに導入された機能で、非同期処理をいい感じに記述できるたいへんありがたいオブジェクトです。実は、Promiseの強化版ともいえる新機能、その名もHandledPromiseが提案されています。また、このHandledPromiseのための新構文~.も同時に提案されています。 例えば、~.を用いて次のようなプログラムを書くことができます。 この記事では、HandledPromiseと~.について概説します。例によって、これらはStage 1プロポーザルです。つまり、「こういうのがあってもいいんじゃない?」と思われている段階であり、具体的な方向性とかは何一つ決まっていないということです。この記事で
こんにちは、R&Dチームの齋藤(@aznhe21)です。 さあみなさん、ついにこの時がやってまいりました。 本日2019/11/8にリリースされたRust 1.39により、あらゆる環境で最高速な非同期プログラミングが可能になりました。 新たな時代に乗り遅れないよう、今のうちにRustでの非同期プログラミングをマスターしておきましょう。 なお、この記事は、先日開催したOPTiM TECH BLOG Meetupの内容を大幅に加筆修正した上でエントリに仕上げたものです。 まず最初に伝えたいこと 非同期の歴史 Rustの非同期プログラミングの歴史 Rust 1.0以前 Rust 1.0 〜Rust 1.3 Rust 1.2あたり Rust 1.11あたり Rust 1.26あたり Rust 1.36 Rust 1.39 Rustの非同期プログラミングの特徴 ゼロコスト抽象化 プラットフォーム非依
κeenです。async/awaitって実装の都合と利便性の良い所取ってるよなーと常々思ってるのを言語化してインターネットに放流します。 何度か似たようなことを言ってるのですがスライドであることが多くてあまり情報量を詰め込めなかったのでブログにまとめます。 非同期処理と継続 非同期処理は時間のかかる処理を待ち合わせずに別の処理をし、時間のかかる処理が終わってから元の処理を継続する仕組みです。 let url = "http://example.com" let html = fetch url (* この結果を待たずに別の計算をする *) (* fetch urlが終わったあとでここに戻ってきて後続の処理をする *) print html 「継続」や「後続」などのキーワードが出てきているとおり、継続の影がチラチラ見えます。 継続とはいってもスレッドのようなタスク単位で分割したいのでフルの継
2017年6月リリースのES2017で、JavaScriptはようやくまともな非同期処理を手に入れました。 以下はMODERN ASYNCHRONOUS JAVASCRIPT WITH ASYNC AND AWAITの日本語訳です。 MODERN ASYNCHRONOUS JAVASCRIPT WITH ASYNC AND AWAIT JavaScriptで非同期処理を行う近代的な方法とは。 Introduction JavaScriptはコールバック地獄からES2015のPromiseまで瞬く間に進化しました。 そしてES2017では、async/awaitによってより簡潔に非同期処理を書けるようになりました。 非同期関数はPromiseとジェネレータの合わせ技であり、そしてPromiseより高いレベルの抽象化です。 リピートミー。「async/awaitはPromiseで作られている」
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