2011年3月25日(金)のプライベートセミナー『企業価値につなげるアジャイル開発~アジャイル開発の活用ポイント、要求開発とマネジメントの視点から~』の資料です。 講演者:天野勝。 http://sec.tky.esm.co.jp/2011/02/07/private_seminar18/Read less
今、アジャイルの導入のお手伝いをさせてもらっている現場で「他のスタッフにもアジャイルについてざっくり教えてよ」というオーダーで勉強会をやりました。 そこで「アジャイル開発 基本のキ」と題し、実際の進め方の説明ではなく、その手前の考え方や心構えにフォーカスして話をしました。 20名ほどの人数向けに作った資料なのですが、普段アジャイルについてのイントロダクションの話をする時にいれるキーワードは大体盛り込んだ感じになったので、もしかすると誰かの役に立つかもしれないので公開しておきます。 ただし、勉強会のターゲットがエンジニアではなかったので、エンジニアリングについては薄くなっているのでご注意を。 Basic of Basics of Agile DevelopmentView more presentations from Nishimura Naoto. あと、話は変わりますが、普段アジャイル
クラウド上に構築した企業向けアプリケーションを提供するセールスフォース・ドットコム。同社は千人以上の開発者を抱える開発部門全体でアジャイル開発手法を採用し、サービス開発を行っています。 同社はどのようにしてアジャイル開発手法を採用し、品質を重視した開発を進めているのか。2月17日に行われたデベロッパーズサミット2011で、株式会社セールスフォース・ドットコム CTO 及川喜之氏のセッション「salesforce.comの作り方 どのように世界最大規模のアジャイル開発を実現したか」が行ったセッションの内容を紹介します。 (本記事は「大規模アジャイル開発の実態~ セールスフォース・ドットコムの作り方(前編)」の後編です) クオリティエンジニアの役割について 開発においてクオリティエンジニアが果たす役割は結構大きい。スクラムチーム内のコミュニケーションのハブとして積極的に働いている。デベロッパは
クラウド上に構築したアプリケーションをサービスとして提供するセールスフォース・ドットコム。同社は千人以上の開発者を抱える開発部門全体でアジャイル開発手法を採用し、開発を行っています。 アプリケーションのメジャーアップデートは年3回。クラウドで提供しているサービスという性格上、もしもアップデートにバグがあればそれは全ユーザーに対して大きな影響を与える可能性があります。バグがないこと、性能低下を起こさないこと、品質管理はパッケージソフトウェア以上に重要です。 同社はどのようにしてアジャイル開発手法を採用し、品質を重視した開発を進めているのか。2月17日に行われたデベロッパーズサミット2011で、株式会社セールスフォース・ドットコム CTO 及川喜之氏のセッション「salesforce.comの作り方 どのように世界最大規模のアジャイル開発を実現したか」で詳しく紹介されていました。 同社の開発手
スクラムの生みの親が語る、スクラムとはなにか? たえず不安定で、自己組織化し、全員が多能工である ~ Innovation Sprint 2011(前編) アジャイルなソフトウェア開発手法としてもっとも広く使われているのが「スクラム」です。このスクラムは、1990年代半ばにジェフ・サザーランド(Jeff Sutherland)氏らによって提唱されたものですが、その考え方の基盤となったのが1986年に一橋大学の野中郁次郎氏と竹内弘高氏が日本企業のベストプラクティスについて研究し、ハーバードビジネスレビュー誌に掲載された論文「The New New Product Development Game」でした。 1月14日にコミュニティが主催し都内で行われたイベント「Innovation Sprint 2011」は、このスクラムの生みの親と言える2人、野中郁次郎氏とジェフ・サザーランド氏がそれぞれ
ウォーターフォール型で重視する要素(価値)とアジャイル開発で重視する価値を対比。ウォーターフォール型の価値を否定しているのではなく、重要であることを認めつつ、新たな価値にも目を向けることを促している アジャイル開発の各手法の提唱者が合意した宣言で、アジャイルの根幹ともいうべき精神を表す。ウォーターフォール型開発で重視すべき要素(価値)を四つ挙げ、それぞれに対するアジャイルの価値を提示している(図1)。 新しい四つの価値が、あたかも既存の四つの価値を置き換えるように見えるがそうではない。これまでの価値の重要性は認めつつ、別の新しい価値に目を向けることを促している。 word2 自己組織化 アジャイル開発が目指す行動規範のこと。チームを構成する各メンバーは自分自身をコントロールして自律的に行動し、目標に向かってチームの成長に貢献する。この成長を「自己組織化」と呼び、変化への適応能力を高める上で
忙しいプロジェクトだとどうしてもおろそかにされがちなところですが、maven2やant+ivyを使ってビルドやリリースの自動化を行い、Hudsonなどの継続的結合環境上で動作させることは、開発生産性向上のために欠かせないことです。ビルド自動化はアジャイル開発なら当然必須ですが、そうでないウォーターフォールのプロジェクトであっても、是非取り入れたいことです。 そこで、意外な盲点となるのが、正しくビルドスクリプトを作成して、メンテナンスするプログラマーのスキルが非常に重要であるという点です。こういったビルドスクリプトはあくまでも最終納品物ではなく、生産性向上のためのツールという位置づけのためか、多くのプロジェクトではきちんとした工数や担当者がアサインされることなく、仕事の合間に知識のあるプログラマーがボランティアで開発するというケースも多いのではないでしょうか。しかし、最近の複雑なアプリケーシ
先日、永和システムマネジメント社がアジャイルによる受託開発サービスを発表し、話題になっている。多くの人の関心を引いているのは、アジャイル開発手法を取り入れるということだけでなく、その価格の安さだ。一ヶ月あたりの料金は、もっとも安いものでは月々15万円から、もっとも高額なプランでも月々150万円からとなっている。果たしてそんなので儲かるの!?というのが多くの人がいだいている疑問であろう。自分なりに「アジャイルによる受託開発サービス」について分析してみたので語ってみようと思う。なお、本エントリは永和システムマネジメント社が公開されている資料と筆者の推測に基づくものであるので、より詳細で正確な内容は永和システムマネジメント社さんへ問い合せて頂くよう悪しからず了承いただきたい。 採算割れしないのか?筆者の見解では、たぶんしない。何故か?それは一旦開発が終わったらそうそう頻繁にシステムの仕様を変更し
1. アジャイル開発の進め方 なぜ、アジャイル開発はそのように進めるのか 1Copyright (c) 2002-2011 Eiwa System Management, Inc.2011/2/3 株式会社永和システムマネジメント コンサルティングセンター センター長 天野勝 http://sec.tky.esm.co.jp/ 2. 2Copyright (c) 2002-2011 Eiwa System Management, Inc.2011/2/3 本日のお話 アジャイル開発が一般に普及し、多くのソフトウェア 開発に採用されるようになってきました。しかし、す べてのプロジェクトでそのメリットを享受できている わけではないのも事実です。 自分たちに適応したアジャイル開発になっていない のが、その原因だと考えます。 本日は、アジャイル開発の成り立ちを考えるため のきっかけとな
3. www.takumi-businessplace.co.jp 自己紹介 牛尾 剛 (Tsuyoshi Ushio) 株式会社匠Business Place チーフコンサルタント 合同会社シンプルアーキテクト 代表 要求開発アライアンス 執行委員 XPJUG関西 初期メンバー NEC 豆蔵 匠BP 日本電気株式会社で十数年 アーキテクト、SE、PMとして勤務 アジャイル開発/オブジェクト指向の先進的事例を実施 社内コミュニティ eXtreme Ways立ち上げ/ XPJUG関西で活躍 さまざまなアジャイル開発を実践/成功 アジャイル王子等の伝説パフォーマンスを演じる アジャイルをやるため、オブジェクト脳/ゲーム手法を開発 よりよい開発を求めて、超上流の方法論、要求開発を実施 オブジェクト指向/エンジニアリング/教育レクチャ/Scala アジャイル導入を実施 会社を立
」' class='' >」" src="http://cdn.slidesharecdn.com/201004agilejapanshare-100410081003-phpapp01-thumbnail-2?1270905026" />Agile Japan 2010 「変化を受け入れるアジャイルな... from yusuke suzuki 4 days ago, 1363 views Intro toagile2010 from Yoshihito Kuranuki 1 day ago, 409 views Tags: agile event aj10 AgileJapan2010 Alan Shalloway's ... from Kenji Hiranabe 3 days ago, 324 views Tags: toyota agilejapan agile aj10_Day
「アジャイルの現状と未来、次に来るもの。~リーン開発への展望~」Agile Japan 2010基調講演から アジャイル開発手法として知られるXPやスクラムは、国内で徐々に浸透し始めています。しかしアジャイルをさらに推し進めて企業レベルでアジャイルを活用したり、あるいは企業自身がビジネスをアジャイルに回すためにはどうすればよいのでしょうか。 4月9日と10日の2日間開催されたイベント「Agile Japan 2010」。2日目の基調講演に登壇したAlan Shalloway氏は「アジャイルの現状と未来、次に来るもの。〜リーン開発への展望〜」(What Is Next In the Agile World)と題し、企業をマネジメントする視点からのアジャイルについて講演を行いました。 Shalloway氏の講演は、アジャイルについてよく言われる「プロジェクトではうまくいくが、会社レベルで展開し
解読アジャイルソフトウェア開発というタイトルでお話をしていただいた。*1 アジャイル開発の本質を角谷節で1時間あまり独演会してもらった。 Demystifying Agile Software DevelopmentView more presentations from Eiwa System Management, Inc. . ともかく映像を観てほしい。約1時間ちょっと、そしてその後に続く質疑応答も一緒に。 ソフトウェア開発における受託開発という立場ではない、もう一つのソフトウェア開発の現場が、自分のサービスを自分で作るという立場だ。 受託開発の場合はユーザー企業(発注する側)と開発する企業(受託する側)とがあって、時として敵対関係に陥る。一方の利益が他方の損というゼロサムゲームである。 自社開発の場合は、社内にユーザ部門と開発部門があったとしても、最終的にはユーザ部門の利益と開発部
IPAが200頁にものぼるアジャイル開発の研究報告を公開していた。 IPAが公開している研究報告は、RubyやRailsやアジャイル開発などの昨今の話題を日本のIT業界のエスタブリッシュメントがどんな観点で見ているのか、を知る上で非常に参考になる。 運営委員に平鍋さんや羽生田さんがいて議論に加わっているのが興味深い。 気になる文言をメモ。 【元ネタ】 情報処理推進機構:ソフトウェアエンジニアリング 調査報告書[1.68MB] 研究会報告書[924KB] 成果概要資料[702KB] ・共通フレームについても、改めて見直してみたが、ウォーターフォールを標榜していると誤解されても仕方が無いなと感じた。ウォーターフォールを定義できる辞書を整備して、最後に、段階的や進化的プロセスも説明できるよという書き方になっている。要求定義が不十分であることが、リスクとして扱われている。アジャイルプロセスでは、こ
前回のこのエントリの続き。 アジャイルって受託開発との相性が最悪な気がする - GoTheDistance 受託開発との相性の悪さについて問題提起をしてみたのですが、アジャイル開発って内製向きだよね以上のことが言えなかったので、もうちょい掘り下げてみます。 アジャイルや受託という切り口で書いてみたんですが、僕も頂いた様々なフィードバックを鑑みて考えたところ、受託も内製も滝も俊敏も関係なくて、要は「前工程の成果物を後工程で活用できず断絶されている」ということが全ての根幹にあるように感じた。 ソフトウェア開発は「設計→実装→テスト→改善」のサイクルを回して初めてPDCAが回るのに、我が国では何故か「設計でPDCA」→「実装でPDCA」→「テストでPDCA」という感じになっていて、前工程の成果物が後工程でフィードバックができず、やる必然性の無いことを違うレイヤーで繰り返しているんですね。で、当然
日本での開発プロジェクトのほとんどではウォーターフォール型の開発手法が採用されており、アジャイルソフトウェア開発手法の採用はまだ数%程度といわれています。12月8日に都内で開催されたイベント「Agile Conference tokyo 2009」では、米国でアジャイルソフトウェア開発のコンサルタントなどを行っているThoughtWorksのマネージングディレクター、Xiao Guo氏が会場からの質問に答えるトークセッションが行われました。 このセッションでは、多くのエンジニアが現場でアジャイル開発ソフトウェア手法の導入や運用で悩んでいること、疑問に思うことを率直にGuo氏に投げかけています。セッションでやり取りされた質問と回答の一部を紹介しましょう。 意志決定を先延ばしすること 質問 日本のSIerに務めています。日本では、設計書をエクセルを使って画面や処理などの書類を作成しています。海
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