トヨタ自動車は、EVに特化することなく、顧客の利便性を考慮しHV(ハイブリッド車)やFCV(燃料電池車)、水素エンジン車など幅広い自動車に「全方位」で取り組んでいる。こうした結果、現在のフルラインアップメーカーになったもので、今後の自動車の方向がどう変わろうと、世界トップであり続ける準備をしていることは間違いない。これが、どれだけ日本経済に貢献するか。雇用維持に繋がり、頼もしい限りである。(『 勝又壽良の経済時評 勝又壽良の経済時評 』勝又壽良) 【関連】アップル「脱中国」は達成間近。消えた中国の世界的輸出増、サプライヤーの9割がインド・ベトナム移転へ=勝又壽良 トヨタ「全固体電池」で攻勢へ トヨタ自動車と出光興産は、10月に全固体電池開発のタイムスケジュールを発表した。27年から全固体電池搭載のEV(電気自動車)が登場する予定だ。 全固体電池開発でしのぎを削る海外のライバルからは、「本当