①お遍路の回り方で、「逆打ち」と「順打ち」とあるがこの言われ、②お遍路を回っていると、弘法大師に会えると言われているが、この言い伝えについて、③お遍路はどういう理由から始まったのか、④お遍路に関する怖い話が映画化(『死国』1999年)されたが、お遍路の怖い話について 詳しく知りたい。 当館所蔵資料より以下の資料を紹介。 資料1:①②について p25「打つ」、p45「逆打ち」、p65「順打ち」より、札所本尊を安置する堂宇の柱などに、木製か金属製の納札を打ちつけたところから、札所寺院に参拝することを「打つ」という。順打ちとは、第一番の札所から札所番付の順番に、結願所まで順を追って巡礼することで、基本的な巡礼方法。逆打ちとは、結願所から逆に発願所まで打って行く巡礼方法で、逆打ちのほうが順打ちよりも、道が険しいなどの困難をともなうことから、一回の逆打ちは、順打ち三回に相当する利益があるという。また