『週刊新潮』 2012年7月12日号 日本ルネッサンス 第517回 過日、常磐線の「スーパーひたち」に乗るために上野駅に向かった。13時発の列車を待っていると、「大変ご迷惑をおかけします。大変申し訳ありません」という放送があった。人身事故発生で電車の到着が大幅に遅れ、折り返し運転も同様に遅れるという説明だった。 詳しい事情はわからないにしても、本当に気の毒だ。ホームにいたかなりの数の人々は皆、こうした事故や悲劇に思いを巡らせたことだろう。各々、携帯電話で必要な連絡をしたりし、静かに電車を待ち続けた。 結論からいうと、電車は30分余り遅れて出発したのだが、その間に幾度お詫び放送が繰り返されたことだろう。電車が発車してからも尚、これでもかというほど続いた。この明らかに過剰な謝罪に、やがて私は、居心地の悪さを感じ始めた。事故は必ずしもJR側の非で起こったのではないであろうに、なぜこうも「深くお詫
≪「学校は何か隠していると思う」。大津市の中3男子生徒の自殺をめぐり、滋賀県警の強制捜査から一夜明けた12日、捜索を受けた中学校に登校する生徒は、学校への不信感や不満を口にした。 雨が降る中、午前8時前から生徒は続々と登校。駆けつけた報道陣を前に、校門前で数人の教員が緊張した表情で生徒を出迎えた。 取材に応じた1年生の男子生徒(12)は「ニュースで警察が来たことは知った。先生には本当のことをちゃんと話してほしい。みんな心配している」と語った(産経)≫ 滋賀県の大津中学校で起きた“いじめ殺人事件”は、TV報道を見ているだけでもいかにこの国が腐敗しているかを示して余りある。 少年少女を「教育する学校」が、悪を捕える象徴であるべき警察に「家宅捜索」されるのだから、この子らの人生に暗い影を落とすだろう。大津市初め、教育関係者の罪は甚大である。もちろん見て見ぬ振りし続けた父兄たちも。 説明に出てくる
V-22オスプレイの起こす下方への風圧(ダウンウォッシュ)が強いから問題だと言われる事があります。確かにオスプレイはCH-46よりもダウンウォッシュは強いのですが、CH-53Eと同程度です。風圧の問題はどの機種のヘリコプターでも起こりえます。 Libyan chinook blows away a tent - Youtube V-22 Osprey Takes Down Tree - Youtube 陸上自衛隊で広く使われているCH-47チヌークは、2005年のスマトラ沖地震の救援の際、空き地に着陸した際に民家の屋根を吹き飛ばし木を倒し現地民間人の負傷者を出しています。 陸自ヘリの風圧で2人けが・スマトラ島で医療支援:日本経済新聞(2005年2月3日) インドネシア・スマトラ島西海岸のトゥノムで、2日午前9時半(日本時間同11時半)ごろ、医療支援に 訪れた陸上自衛隊の大型輸送ヘリ(CH4
V-22オスプレイはオートローテーションが不完全にしか出来ず、FAA(連邦航空局)がヘリコプターに求める基準をクリアしていないという指摘があります。しかしFAAはそもそもオスプレイのようなティルトローター機を「パワードリフト(Powered lift)」というカテゴリーに分類しているので、ヘリコプターの基準は当て嵌まりません。またオスプレイはFAAの形式証明を取得していない初の軍用輸送機と紹介される事もありますが、元々オスプレイは民間市場に売り出す計画が無かったので、戦闘機と同様に形式証明は取っていません。民間市場にはオスプレイの兄弟機であるアグスタウェストランドAW609(旧称;BA609)が投入される予定で、2015年を目標にFAAの形式証明を取得する予定です。 AW609 - Youtube AW609はベル・ヘリコプターとアグスタウェストランドの共同開発でBA609と呼ばれていまし
2012年10月に普天間基地への配備される予定のアメリカ海兵隊のオスプレイですが、4月11日にモロッコでMV-22(オスプレイ海兵隊仕様)が墜落、6月13日にフロリダでCV-22(オスプレイ空軍仕様)が墜落するという事態になりました。 モロッコで発生したMV-22事故について:防衛省 http://www.mod.go.jp/j/approach/anpo/20120626a.html フロリダで発生したCV-22事故について:防衛省 http://www.mod.go.jp/j/approach/anpo/20120626b.html 事故が2回続いた事で安全性を懸念する声が出るのは仕方がないですが、問題となるのは事故の内容次第です。事故が2回起きたというだけなら、日本の海上自衛隊のSH-60J対潜ヘリコプターも今年の2月8日に横転大破、4月15日に墜落と重大事故が連続していますが、パイ
日本の報道では「オスプレイは未亡人製造機と呼ばれている」と紹介される事があります。確かに開発段階で事故が多発していた頃はアメリカでそう言われていました。しかし今、何処の誰がそう呼んでいるのでしょうか。実はアメリカではオスプレイの事はもう未亡人製造機とは呼ばれていません。今年オスプレイが配備されるイギリスも同様です。 アメリカやイギリスでは航空ショーでV-22オスプレイがデモ飛行を披露しています。ニューヨークのマンハッタン上空やロンドンのテムズ川の上空といった都心の市街地も飛んでいます。ですがそれを騒いで非難するような報道は見受けられません。反対する市民運動も起きていません。それどころか一般市民は体験搭乗でオスプレイに乗っています。 V-22 New York Manhattan - Youtube Cleveland locals hitch a ride in Marine Osprey
これはオスプレイ試作5号機の事故映像です。21年前の1991年6月11日、オスプレイ初めての大事故にして映像に記録された唯一のものです。機体は左右に揺れながら離陸して傾き、横転し大破しています。奇跡的に死亡者も重傷者も出ていません。そして事故原因は操縦系統のロールレイト・ジャイロの配線が逆に接続されていた整備ミスと判明しています。 つまりこの事故は機体の欠陥でもないしパイロットの操作ミスでもありません。 V22 CRASH - Youtube V-22 Osprey Losses | GlobalSecurity http://www.globalsecurity.org/military/systems/aircraft/v-22-losses.htm 11 June 1991 -- An Osprey crashed three minutes into its maiden demo
個人的に俺は、オスプレイのその突飛な姿が好きだったりする。かわぐちかいじの「ジパング」で、「かっけー…」と思った機体だったんだよねぇ。「ジパング」に登場する架空の輸送機「海鳥」は。オスプレイがモデルだったりするんだけどさ。 ▼オスプレイ ▼海鳥 ※写真は恐らく2003年のワンフェスで海賊堂から発表されたもの 【SPV = Nightmare】オスプレイと海鳥 http://www.spv.dnsalias.net/weblog/archives/2006/09/post_1378.html んで。最近本当に、オスプレイの危険性についてはヒステリックにそこら中で報道されているわけだが。ヘリを凌駕する速度で飛ぶヘリの導入が、本当に嫌なんだろうなぁ中国ってさ。そんなわけで。こんな記事がある。 【速報】日本のマスコミが執拗にオスプレイを危険視する理由が判明 http://kohada.2ch.ne
就活問題・労働問題・教育問題などをとことん考察していくブログ。たまに、就活生・労働者を擁護する言説を批判することも。「日本の就活って何だかおかしい!」と漠然と感じている人から「就活のおかしさをきちんと勉強したい」と考える人まで是非御覧下さい。 公開すべきか迷ったが、「マスコミの皆さん、就活しているのは"学生"だけじゃない、"既卒者"もいるんですよ(http://lingmu12261226.blog10.fc2.com/blog-entry-258.html)」という記事に、「既卒者として就活することの苦しみ」に関するエピソードを拍手コメントの中でご紹介いただいたので、それを紹介したい。 企業の採用説明会にて、私たち既卒者は、このようなことを言われてしまう。「あなたねえ、大学出て、大学院出て、もう何年ですか。他の人は皆、必死に動いて社会に出ようとしているのに。あなたは、学校出てから10年近
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