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ブックマーク / science.srad.jp (21)

  • サードパーティ製カートリッジをブロックする HP のプリンター、エコラベルを剥奪すべきか? | スラド サイエンス

    International Imaging Technology Council (Int'l ITC) は 22 日、HP のプリンター 100 機種以上について EPEAT エコラベルの認定を取り消すよう Global Electronics Council (GEC) に申し立てた (ニュースリリース、 The Verge の記事、 Ars Technica の記事、 Ghacks の記事)。 申立の対象は動的セキュリティ対応プリンターと HP+ 対応プリンターだ。これらのプリンターはサードパーティ製のインク/トナーカートリッジの使用がブロックされているが、EPEAT 認定の要件 4.9.2.1 ではプリンター体のメーカー製でないカートリッジの使用を不可能にする設計を禁じている。そのため、HP がこれらの製品で EPEAT エコラベルを表示するのは EPEAT と GEC を侮辱す

  • 電気自動車は保険代が高くつく | スラド サイエンス

    最近は電気自動車(EV)関係のネガティブな話題が増えてきている。ロイターの記事によるとEVの多くは、事故でバッテリーに軽微な損傷があっただけでも修理や評価が不可能になるという。このため保険会社は、車両の走行距離が短くても全損扱いすることが多いのだそうだ。この結果、保険料は高額化する傾向にあり、EV移行のメリットも薄れているという(ロイター)。 こうした事故で損壊したEVのバッテリーパックが、一部の国では廃棄物として山積みとなっているという。この問題はEVが売りとしてきた「持続可能性」と「循環型経済」にとって手痛い落し穴となっている。バッテリーパックのコストは数万ドルに達する場合もあり、バッテリー価格が車両体の価格の50%にもなる車種もある。このためバッテリーだけ交換するのは不経済と考えられることが多いという。 テスラなどの自動車メーカーがもっと修理しやすいバッテリーパックを製造し、バッテ

  • スマホで撮影された月、実は合成画像? メーカーは否定 | スラド サイエンス

    全国で皆既月が観測された11月8日、SNSではスマホのカメラで撮影された月の画像が数多く投稿されたが、その中には妙に鮮明な写真があり、月の画像素材がAI合成されたものではないかとして月撮影モードの存在が話題となっている(refeiaさんのツイート)。 月撮影モードは主にHUAWEIXiaomi、vivoといった中華系スマホのハイエンドモデルで「ムーンモード」や「スーパームーンモード」の名称で標準搭載されている。HUAWEIの場合、AIカメラで10倍以上のズーム中に対象を月と認識すると自動的にムーンモードに切り替わる。 2019年に「Huawei P30 Pro」で初めてムーンモードが搭載された際にも、あまりに月が綺麗に撮れることから撮影画像と素材画像を合成しているのではないかとして議論の的となっている。当時HUAWEIAndroid Authorityの取材に対し、画像の置き換え

    AmaiSaeta
    AmaiSaeta 2022/11/11
    Samsungのは明らかに黒じゃねーか。
  • ナイフを持ったサルが1週間も街を徘徊。ブラジル | スラド サイエンス

    ブラジルではサルまでもが両手でナイフを持ち、街を歩き回っているようだ。ナイフを持つサルが現れたのはブラジル北東部ピアウイ州クーラント市。地元住民によって撮影された動画によれば、持っているナイフはサルの身長とほぼ同等の大きさがあり、レンガの壁に向かってナイフを研いでいるようにも見える仕草を見せたりしているそうだ。ショッピングセンターのバルコニーに座り、壁の端にナイフを突き刺したりしているという。このサルが発見されてからすでに1週間以上が経過している模様(Metro News、Techinsight)。

  • スコットランド北部で野鳥が落とした追跡デバイス、拾った旅行者をロンドンまで追跡 | スラド サイエンス

    英エクセター大学の研究者がアイルランド・ダブリン湾生物圏保護区でミヤコドリの研究に使用していた追跡デバイス (タグ) が外れ、それを拾った旅行者をロンドンまで追跡したそうだ (BBC News の記事、 ITV News London の記事、 The Verge の記事、 返却呼びかけのツイート、 動画)。 タグは USB メモリ程度の大きさで、小さな太陽電池パネルで電力を供給する。研究ではタグを 32 羽のミヤコドリの背中に強力接着剤で貼り付け、春になったら外れる想定だったという。研究の目的はダブリンでのミヤコドリの行動調査だが、ミヤコドリはスコットランドやアイスランドなどさまざまな場所に飛んでいく。このタグは 4 月 7 日にスコットランド・オークニー諸島のサンデー島で外れ、5月末までビーチに転がっていたようだ。 ところが、その後再び動き出したタグはキャンプ場で一晩過ごした後ピザ店に

  • IAU による惑星の定義は文化的なものであり、科学的な定義では月も冥王星も惑星だとする主張 | スラド サイエンス

    2006 年に国際天文学連合 (IAU) が採択した惑星の定義は民間分類に基づくものだと主張する天文学者のグループが惑星物理学に基づく惑星の定義を提唱している (論文、 The Next Web の記事)。 コペルニクス革命時に科学者が考案した地質学的特徴で分類する惑星の概念は理論に裏付けられ、科学にとって実用的なもので、主惑星と衛星の両方を含んでいたという。しかし、それから 2 世紀ほど過ぎ、太陽中心説を受け入れ始めた科学とは無縁な大衆は目的論や占星術上の想定などを含む地球中心説の要素を維持すべく、軌道に注目した民間分類を作り出したそうだ。 それでも天文学者は 1920 年代まで主惑星と衛星の両方を含む惑星の定義を維持して教え続けていた。しかし、天文学コミュニティは 1910 年ごろから 1955 年ごろまで惑星に対する興味を失い、民間分類を受け入れてしまう。1960 年代以降は宇宙機に

  • 昆虫が閉じ込められたオパールが見つかる | スラド サイエンス

    インドネシア・ジャワ島で、昆虫が閉じ込められたオパールが見つかった。昆虫が入った琥珀というのは比較的珍しくないが、オパールの中に昆虫が閉じ込められているのは非常に珍しいという(ナショナルジオグラフィック)。 オパールはケイ酸を含んだ熱水が数千年から数百万年かけて固まったもの。その過程で圧力や高温に晒されるため、昆虫が入り込んでさらにそのままの形で保存されることは「到底ありえない」という。偽物とも疑われたが、専門家の調査では物のオパールとの判断が下されている。そのため、どのような過程でこのオパールが生まれたのか議論になっている。

  • 釣りのキャッチ&リリースが魚の採餌能力を低下させるという研究結果 | スラド サイエンス

    魚の生息数に大きな影響を与えず釣りを楽しむ方法として広く行われているキャッチ&リリースだが、釣り針によって開けられる穴が魚の採餌能力を低下させるという研究結果が発表された(UCR Newsの記事、 SlashGearの記事、 論文アブストラクト)。 水を餌とともに吸い込んでべる魚の場合、口の周りに穴が開くと、ストローの側面に穴が開いたように吸い込む力が減少する可能性がある。研究チームはウミタナゴ科のシャイナーパーチ(Cymatogaster aggregata)20匹を用い、餌をべる様子を500フレーム/秒のハイスピードカメラで撮影して調査を行っている。このうち10匹は釣り針を使って釣り上げたもので、あとの20匹は網で採った対照群だ。 その結果、口の開きや口の開きが最大になるまでの時間、あごの突き出し、餌との距離といった点で大きな違いはみられなかったものの、釣り針で傷ついた魚では餌を吸

  • 魚は大きくなるにつれ深い海に移動するという「ハインケの法則」、原因は人間が食べるから | スラド サイエンス

    漁業によって魚の死亡率が上昇すると、大きな魚はより深い位置に移動するというシミュレーション結果が得られたという(ディスカバーチャンネル、Ars Technica)。 1900年代初期、歳を取って大きくなった魚は若い魚よりも深い場所に生息するようになるという「ハインケの法則」が提唱されたが、今回の結果を受けてこれは人間による漁業の結果引き起こされたのではないかとの議論になっているようだ。

  • 急増する「偽学術誌」 | スラド サイエンス

    最近「偽学術誌」なるものが急増しているそうだ (Motherboard の記事、The New York Times の記事、家 /. 記事より)。 昔は学術誌の数も現在よりは少なく、学術誌といえば「Nature」や「Science」といった権威あるものも多かった。学会なども開催しているようなこういった学術誌に掲載されている論文は査読も通っており、真っ当な研究であるとされていた。しかし新たな出版物を立ち上げるのが容易となった今日、「偽学術誌」なるものが雨後の筍のように出現しているという。これらの偽学術誌は掲載にあたり数十万円、またカンファレンスに参加するのに更に数十万円積む必要がある場合もあるそうだ。厄介なことにこの偽学術誌は著名な学術誌に名前をよく似せていることが多い。例えば今年開催された「Entomology-2013」というカンファレンスは昆虫学分野の権威ある学術誌「Entomol

    急増する「偽学術誌」 | スラド サイエンス
    AmaiSaeta
    AmaiSaeta 2013/04/23
    うへぁ。 | "著名な学術誌に名前をよく似せている" "金銭を積んででも自分のレジュメを飾り立てたい人々は多く" "偽学術誌の出典を元にとんでも科学の拡散が起きる恐れ"
  • 小惑星に「Wikipedia」と名付けられる | スラド サイエンス

    やや旧聞になるが、Wikinewsの記事によれば、先月の30日に小惑星のひとつが"Wikipedia"と名付けられた(該当のウィキペディアの記事、告知のPDF)。 これはウクライナのWikiMedia支部が提案したものが通ったもので、2008年に発見された小惑星の274301に対して付けられた。

  • ペイント弾で人類の滅亡を防げ | スラド サイエンス

    「小惑星が地球に衝突して人類滅亡」というのは昔から良くある話だが、MITの院生によってこれを防ぐための新しいアイデアが生み出された。「反射性の塗料を使ったペイントボールを小惑星に発射する」というものだ(TechCrunch)。 冗談みたいだが、このアイデアは「将来の小惑星の衝突から人類を救う新しい方法として、国連のコンテストで優勝した」そうだ。小惑星を反射性の塗料でペイントすることで太陽からの光子の圧力が増し、それによってコースがそれるという。いわば、小惑星そのものを光帆として使用するというものだ。ただ、実際に想像してみるとなんとも間抜けな絵面が頭に浮かぶ(苦笑)。

  • 同じものを見ていても、男性と女性ではモノ見え方に違いがある? | スラド サイエンス

    話を聞かない男、地図が読めない女とか、昔から男女にいろいろな違いがあることは言われてきたけど、その根拠がさらに追加された模様。ニューヨーク市立大学ブルックリン校の心理学教授、イズリエル・エイブラモフ (Israel Abramov) 氏が、正常な視力を持つ若年成人の被験者に対して行った研究によると、男性と女性では、ものの見え方がかなり異なるらしい (ナショナルジオグラフィックスの記事より) 。 色に関するテストでは、同じ色だと答えた色調に男女で違いがみられた。果物のオレンジは、男性には女性より少し赤く見えている可能性がある。同様に、緑の草はほぼ常に女性のほうがより緑色に見え、男性には少し黄色がかって見えている可能性がある。また、色のスペクトルの中央にある青、緑、黄色の識別において、男性は女性に劣ることも明らかになった。 一方で男性のほうが優れていたのは、細部の素早い変化を遠くからとらえる能

    AmaiSaeta
    AmaiSaeta 2012/09/19
    妙に"可能性がある"が多いので話半分に。 | "同じ物を見てないということだ 部門より " | 男が動く物(車とかスカートとか)に興味を示すのは、太古より狩りを引き受けていたからだ、という話は聞いた事が。
  • 風力発電によって気候が変動する可能性 | スラド サイエンス

    ニューヨーク大学・Liming Zhou准教授の研究結果によれば、大規模な風力発電所の敷設は、地域の気象パターンに大きな影響を与える可能性があるという。実際、テキサスにある世界最大の風力発電所周辺の気温変化を人工衛星を使って観測したところ、10年間で約1℃の気温上昇が見られたという(The Telegraph、家/.)。 この2003年から2011年までの測定結果によると、風力発電所周囲の地表面温度は持続的な上昇傾向にあり、温暖化の空間パターンは風力タービン設置場所や増加に関連しているという。とくに温暖化傾向が見られたときは年間あたり0.72℃の夜間温度上昇が見られたとしている。 太陽が沈んで夜になると周囲の地面や空気が冷やされるが、巨大な風力発電所のタービンで風の運動エネルギーを電気に変換すると、暖かい空気と冷たい空気が混ざったり、風のエネルギー量や湿気などが変わってしまう。これが気温

    AmaiSaeta
    AmaiSaeta 2012/05/14
    さあさあ「しぜんほごだんたい」の皆さん出番ですよー(棒
  • 高緯度に住む人ほど「頭と眼が大きくなる」説 | スラド サイエンス

    オックスフォード大Institute of Cognitive and Evolutionary Anthropologyの研究者が、人類の目と頭蓋骨の大きさが高緯度に住む人ほど大きい傾向があることを示したそうだ(BBC、/.記事)。論文はRoyal Society Biology Lettersに発表されている(論文概要)。 研究者は全世界にわたって12の集団の55個の頭蓋骨から、眼窩と脳の容量を計測、緯度に対してプロットした。彼らは、高緯度の暗く長い冬という光量の小さな季節という環境に何世代にもわたってさられさることで、眼球が大きくなることを示唆する大きな眼窩という特徴を得た(humans are getting bigger eye sockets,)と主張している。ただし、高緯度に暮らす人ほど大きな頭蓋骨・大きな脳という外形的特徴は、知的な賢さとは必ずしもリンクしていないと付け加え

    AmaiSaeta
    AmaiSaeta 2011/07/31
    最後の段落で噴いてしまった。
  • 海賊は気候 (の研究) に影響を与える | スラド サイエンス

    海賊が地球温暖化など気象・海洋など気候へ与える影響と言えばパロディ宗教「空飛ぶスパゲッティ・モンスター教 (FSM)」の“教義”の一つを思い浮かべる方も多かろうが、現実の、科学としての気候学が海賊に影響されている事実が紹介されている (Nature News の記事より) 。 もちろん FSM が言うところの海賊の減少と地表面気温に (みかけの) 相関があるという話ではない。西インド洋はモンスーン気候の海域であり、ソマリア付近を中心に季節によって風向を反転する卓越風系があり、その卓越風によって運ばれる水蒸気がインド亜大陸への降水・乾燥に寄与するため、気象学・気候学にとって重要なエリアだ。しかし、近年ソマリアが中央政府を欠き治安機能が喪失しているため発生したソマリア沖の海賊のため、観測船がソマリア沖に入れず観測の空白地帯になっている。人工衛星による海上風推定では風系のコア速度が遅く見積もられ

    AmaiSaeta
    AmaiSaeta 2011/07/26
    なるほどそういう事もあり得るのか。
  • はやぶさ、ギネスに認定される | スラド サイエンス

    毎日新聞の記事などによると、小惑星探査機「はやぶさ」が、ギネス・ワールド・レコーズに「世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った探査機」として認定された(JAXAの「はやぶさ」のページ、同ページに掲載されたギネス認定証(PDF))。 ギネスへの申請は、昨年の帰還直後に「月以外の天体に着陸して帰還を果たした初の宇宙探査機」と「世界最長の宇宙空間飛行から帰還した探査機」の2つの項目について行っていた(AFPBB NEWSの記事)。 JAXAがギネス・ワールド・レコーズの認定を受けるのは、種子島宇宙センターの大型ロケット組立棟(VAB)の前面扉(最も大きい引き戸)と無人気球の到達高度に続き3例目とのこと。 また、あまり関係ないが、東京国際フォーラムにはやぶさiがオープンした。期間は2011/10/10まで。

  • 千葉県で新鉱物「千葉石」発見される | スラド サイエンス

    独立行政法人物質・材料研究機構の門馬綱一研究員と独立行政法人産業技術総合研究所の池田拓史主任研究員らが、新鉱物を発見、「千葉石」と命名した(独立行政法人物質・材料研究機構のプレスリリース、時事ドットコム)。 この鉱物は千葉県内で採取されたもので、ケイ素原子と酸素原子から構成されたかご状の結晶構造を持つという。内部にはメタンなどの分子が閉じ込められており、主成分にメタンを含む鉱物としては世界で2例目の発見だそうだ。また、この構造は天然ガスハイドレート中の水分子をケイ素と酸素で置き換えたものに相当するという。 プレスリリースに出ている分子構造を見ると、水分子での天然ガスハイドレート共に何となく二酸化ケイ素でできたフラーレンのように思える。

  • チリ地震の影響で「1日」が1マイクロ秒ほど短くなった? | スラド サイエンス

    2月27日に南米チリ中部で発生した地震(M8.8)は、震源地周辺の大きな被害が報告されつつあるのに加え、太平洋を隔てた日へも津波が押し寄せるという、非常に大きなものだった。そして、NASA JPLの研究者がこの地震の地球に与えた影響を計算したところ、「1日」が1マイクロ秒ほど短くなるほどの規模だったことが分かったようだ(家/.記事:Chilean Earthquake Shortened Earth's Day、 元ネタ:Chilean Quake Likely Shifted Earth’s Axis, NASA Scientist Says)。 地震によって地球表面で大きな質量が上下すると、地球の自転速はわずかに変化する。今回の地震で動いた断層の長さやすべり量から見積もったところ、地球の自転速が上がることによって「1日」が1.26マイクロ秒ほど短くなり、また地軸も2.7ミリ秒角(距

    AmaiSaeta
    AmaiSaeta 2010/03/03
    何だと!?ただでさえ短い俺の一日が!!
  • ロシア企業が「宇宙ゴミ回収業」構想を発表 | スラド サイエンス

    産経新聞によると、ロシアの宇宙開発企業「エネルギヤ」が、宇宙に漂うゴミを回収するし利益を得るという構想を明らかにしました(参考)。 とうとうこの職業が現実になったのかとも思ったのですが、詳細についてはまだ決まっておらずこれからのようです。しかし現実にこういった事を考える時期が来たということでしょうか。 でもそうなると「どうせ誰も拾わないから」とかいう理由で放置して漂っている軍事機密のかたまりとかを大あわてで回収したりしそうな感じもします。