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ブックマーク / bullbear.exblog.jp (4)

  • 日銀に問われる異次元緩和の説明責任 | 牛さん熊さんブログ

    10月28日の参議院財政金融委員会で、日銀の岩田規久男副総裁は、日銀が目指す「2年程度で2%の物価上昇」の目標について「人間の行動に働きかけるのが金融政策なので、電車の時刻表のようにはできない。どうしても不確実性が大きい」と述べたそうである(日経QUICKニュース)。 また、岩田副総裁は、昨春の就任前の国会における所信表明で、2年で2%の物価目標が達成できない場合は辞職する考えを表明したことに関し、「(達成できなければ)自動的に辞めると理解されてしまったことを、今は深く反省している」と語り、「まずは説明責任を果たすことが先決というのが真意だった」と説明した(ロイター)。 この岩田副総裁の発言であるが、すでに言い訳にしか聞こえない。そもそも人間の行動に働きかけるのが金融政策というが、過去の日銀の金融政策にあれほど批判をしておいて、異次元とかバズーカとか呼ばれた大量の国債の買入れをすることで、

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    Amrak
    Amrak 2014/11/01
  • 日銀の追加緩和観測が後退 | 牛さん熊さんブログ

    ここにきての円安調整というか円が底堅くなりつつあるのは、米国のルー財務長官による円安形成発言とともに、日銀の追加緩和への期待が後退したことによる影響も大きいと思われる。ここ数日、特に材料も出ていないにも関わらず、円が売られ日経平均先物が買われていた。短期筋の仕掛けと思われるが、その背景に日銀の追加緩和観測があった可能性がある。 こと金融政策に関しては、債券市場の関係者と、株や為替の関係者には多少の温度差が存在するようである。債券市場関係者にとって、追加緩和に対しての期待はさほど強くはない。むしろ余計なことはやってくれるなとの意識も強い。国債の需給はそれでなくてもタイトとなり、国債の流動性も一時よりは回復しつつあるとはいえ完全に回復してはいない。景気も回復過程にあり、追加緩和に期待を持つような状況にはない。 これに対して円安・株高のトレンドを維持させるためにも、外為市場や株式市場の関係者から

    日銀の追加緩和観測が後退 | 牛さん熊さんブログ
  • トルコが利上げして日本株が買われた理由 | 牛さん熊さんブログ

    2014年1月29日、日時間の朝7時にトルコ中央銀行は臨時会合の結果を発表した。主要政策金利となる1週間物レポ金利を4.5%から10%に引き上げ、翌日物貸出金利は7.75%から12%に、翌日物借入金利は3.5%から8%に引き上げられた。これを受けて29日の東京株式市場は寄り付きから大きく上昇し、東京株式市場はほぼ全面高となった。 このコメントを見て違和感を覚えることがない人は、金融市場に関わっている人がそれに関心を持っている人であろうか。ここにきての金融市場を取り巻く情勢に関する情報が入っていなければ、何故、トルコの中央銀行が利上げして、日株が買われるのか、その理由について皆目見当が付かないのではなかろうか。 かなり昔の話ではあるが、米国のミシシッピー川の水位が低下しているというだけで、日国債が売られたことがあった。この理由について想像が付くであろうか。当時の日の債券市場は米国債の

    トルコが利上げして日本株が買われた理由 | 牛さん熊さんブログ
    Amrak
    Amrak 2014/02/02
    "何故、トルコの中央銀行が利上げして、日本株が買われるのか"
  • 長期金利のガラパゴス化は継続可能か | 牛さん熊さんブログ

    いよいよ年も押し詰まり、これを書いている日は大納会ということで、今年の債券相場の予想に対する反省と、少し早いが来年の課題を考えてみたい。 今年の相場に対する私の予想は私のサイト「債券ディーリングルーム」のコラム「若き知」というコーナーの過去ログを探っていただけると2013年1月4日のところに掲載されている。 言い訳ではないが、元債券ディーラーとして、相場水準を予想して当てることは無意味と考えている。それでは儲からないではないかと言われそうだが、ディーラーは水準を当てるのではなく流れを読むことが重要であり、自分の事前予想など書いたそばから忘れてしまうような人のほうがむしろ儲かる。予想に縛られて流れに乗れないといった事態は避けなければならない。繰り返すが、これは言い訳ではない。 それはさておき、1月4日に書いた「今年のテーマは超低金利時代の終わりか」というタイトルであった。どうやらタイトルか

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