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ブックマーク / note.com/kirik (9)

  • 息子が「ハカセになりたい」と言ったら|山本一郎(やまもといちろう)

    拙宅山家の三兄弟の下に妹ちゃんができて、人間関係に少しは変化でも起きるかと思ったらまったく起きないのである。まだ妹は一歳、関係を変えるにはまだ起爆剤として幼すぎるのか。 コロナウイルスで3月終わりからなし崩し的に学校も休みとなった。小学校5年生と小学校4年生という、中学受験に向けて勉学に走り出すべき時期に差し掛かっているはずの長男と次男は、このたび小学校に上がったばかりの三男を連れて、団子になって馬鹿なことばかりしている。なお、三男はまだまともに学校に通ったこともない。 ずっと家にいるのも良くないので、人出の減った御茶ノ水を毎日ジョギングさせている。勉強をしたくないのは仕方ないが、せめて健康であって欲しい。30分もジョギングに付き合うと、私(47歳)はフーフーである。いい加減座らせて欲しい。しかし、子どもたちは違う。ジョギングを終えて少し休んだ後は、鬼ごっこが開始される。私が疲れていても

    息子が「ハカセになりたい」と言ったら|山本一郎(やまもといちろう)
    Amrak
    Amrak 2020/05/22
    "子どもには、意味のある人生を送って欲しい。生産的で、快活で、私のように穏便で誰からも愛される素敵な大人に育って欲しい"
  • 藤野英人さんのコロナ暴落時代「インベストメント・トリアージ論」に寄せて(3/28 追記増補版)|山本一郎(やまもといちろう)

    (追記 3/28 22:39)情勢の変化を受けて、記事の内容に追記し、増補しました(執筆は3月26日)。全文は、同じ内容で私の有料メルマガ『人間迷路』にもございます。以前、当記事をご購入いただいた方にも、追記・増補内容をお送りしたいと存じます。 ひふみ投信でおなじみ、藤野英人さんがnoteに論考を掲載しておられました。電車の中で興味位で読み始めたら、近くに立っていたおっさんが連れの女性に向かって「今夜、君と濃厚接触したい」と口説き始めてそっちに気を取られ、note閲覧どころではなくなりました。 電車を降りてから読み始めたら「我が意を得たり」の部分あり、また投資をする者として悩むところもあり、思うところを書いてみようと思いました。ただ、こりゃちょっと手の内書き過ぎかと書き終ってから思ったので、後半部分だけ有料にし、メルマガ『人間迷路』に回したいと思います。 まず、一般的に「トリアージ論」で

    藤野英人さんのコロナ暴落時代「インベストメント・トリアージ論」に寄せて(3/28 追記増補版)|山本一郎(やまもといちろう)
    Amrak
    Amrak 2020/03/16
    ・・・個人的には課金した価値はあった・・・
  • 「大澤昇平」なる超新星|山本一郎(やまもといちろう)

    一部で騒ぎになっている、例の自称「東京大学最年少特任准教授」の大澤昇平さんですが、ついに界隈のヘルパーT細胞たる池内恵先生のレーダーにも捕捉され、更なる騒動に発展しつつあります。 なぜかまったく無関係のはずの筑波大学の落合陽一さんもついでに被弾していて、延焼先にも要注意と思っていたところ、大澤昇平さんが中国人差別発言に続いてナチス発言まで繰り出してしまったため、サイモン・ウィーゼンタール・センターにまで通報する人物が登場し、混沌を極めてきております。 来であれば、ネットウォッチの文脈として「限りある資源を大切に」という大テーマのもとにサステナビリティを考えた自主的な資源管理を行うべきですけれども、さすがに大澤昇平さんの放出エネルギー量が多すぎて重い元素が沢山できてスーパーノヴァ待ったなしの情勢になりつつあります。このままでは近隣の生態系が壊滅してしまいます。大変なことです。 問題は、大澤

    「大澤昇平」なる超新星|山本一郎(やまもといちろう)
  • 12月8日、12月15日「解散総選挙説」の衝撃|山本一郎(やまもといちろう)

    このクソ忙しい時期に親族の救急搬送・緊急入院騒ぎなどあり、今週来週の予定が怒涛のキャンセルになって右往左往しているところへ、物凄い勢いで着電。 「選挙対応するので、パネルの準備をお願いします」 ああ… やっぱり年内にも安倍晋三政権は解散に踏み切る公算が高くなっているんでしょうか。まあ、そんなこったろうと思いましたが、景気は消費税増税の前にすでに折れ、一服した原油価格もものともせず外需による牽引も厳しくなる経済環境で年末から来年にかけての景気も危ぶまれており、このまま座していても状況はより悪くなるだけであろうから、その前に一発国政選挙に打って出て不景気の間は民意を問うことなく乗り越えられる盤石のアベちゃん&禅譲先政権を作ろう! と考えておるようです。 ほら貝は鳴り、臨戦態勢になっていくのでありましょうか。 いまやるしかないんですよね。今後、良くなるビジョンが近々には見えないから、令和に改元さ

    12月8日、12月15日「解散総選挙説」の衝撃|山本一郎(やまもといちろう)
  • 統計不信ねえ|山本一郎(やまもといちろう)

    子どもと事に行くまでの間、うたたねして長い夢を観ました。 「師匠! 師匠! 起きてくださいよ」 「んー。なんだ、うるさいぞ。こんな昼間に」 「昼だから起きてろって言ってんだろジジイ」 「馬鹿野郎。年寄りは大切にしろ。で、用件は何だ」 「この記事をご覧ください」 「えー、どれどれ。『あなたも充実のパパ活を。スマホで無料登録』ほうほう」 「それは広告。読んでほしい記事はその上」 「んー。『高まる統計不信』? 相次ぐ統計不祥事… なにこれ」 「どうも師匠のところにも文句が来るらしいですよ」 「何でだよ。ワイかて言われた通り調べた結果を出力して納品しとるだけじゃん」 「いや、その、師匠の出した資料がおかしいんじゃないかって言われとるようです」 「は? 寝言はお休み中に言えよ。あいつらが調べたいってことを質問票に仕込んでばら撒いてるだけじゃん。真面目にやっとるだけやぞ」 「その真面目にやった結果が

    統計不信ねえ|山本一郎(やまもといちろう)
  • 「山本一郎は筒井康隆とナンシー関のパクリ」の光栄|山本一郎(やまもといちろう)

    「せっかくnoteやってるのに、なぜ山さんの活動を告知しないのか」と言われまして、とは言えどもいまいまの活動と言っても親の介護や子どもの送り迎えにお座敷芸とコンサルが中心でたいしたことはしていない日々なんですよ。 告知含めてそれらしいものは作ってみましたが、単純にTwitterアカウントが凍結されて引退したので、それでTwitterで私のことを見聞きしていた人からすればいきなり消えたようで戸惑っているのかもしれません。 私は元気です。 Twitterは有志が告知アカウントを作ってくれました。あとFacebookページぐらいでしょうか。ぜひフォローしてね。 メインで書いているのはいまは有料メルマガ『人間迷路』で、ゆるゆると購読者が増えつつ、月3回刊… と言いつつ「月3出すのなら鮮度の高そうなものを書くか」と思い始めて月末に3のメルマガがまとめて出るという微妙な状態になっております。落と

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  • 年俸330万→650万の転職と上京と雷鳴|山本一郎(やまもといちろう)

    少し前の話だし、人にも書いていいと言われたので、特にエモくはない転職の話を書く。 宮さん(仮名)はネットでしか知り合いではなく、たまにネットでゲームを一緒にやる程度の仲だったのだが、そのネットゲームの日人ギルドが解散することになって界隈がお通夜になってからしばらく連絡を取らなくなった。どのようなゲームでも、やり込んだジャンルの衰退に直面するのは辛い。でもまたどこかで彼とゲームできる日が来るといいなと思ってはいたが、日々慌ただしく暮らしている中で彼のことをすっかり忘れていた。 その宮さんからある日突然メッセが飛んできて、相談があるという。 何の相談だろう。 相談に乗ると言っても、そもそも「宮さん」という以上の情報を持っていない。美少女の雷系の魔法使いということしか分からないのだ。ゲームの腕は確かだったし、ログイン状態であれば呼べばすぐに来てくれる、一緒にやれば、期待を裏切らない程度

    年俸330万→650万の転職と上京と雷鳴|山本一郎(やまもといちろう)
  • 仕事が続かない童貞のエトセトラ|山本一郎(やまもといちろう)

    人生で最初で最後のサラリーマン生活は、国際電気という大手だけど中堅の携帯電話メーカーへの半年間のご奉公で終えてしまった。 日の夢を支えたバブル経済はあえなく潰れ、その後にやってきた就職氷河期と言われた95年、96年は就職においては非常に厳しかった。ただ、留学経験があり、大学自治会活動やパソコン通信・インターネットを先に触れ、さらに証券投資まで活動の幅を広げていた私にとって、就職活動はそれほど問題ではなかった。広告代理店から大手メーカーまで、いろんな会社を訪問しては内定をいただいたのは、大学時代に培ってきたことと、塾員(学生)時代に培った口八丁手八丁系の磨かれた対人スキルによる。 当時は、パソコン銘柄の急騰と、それを支える半導体各社や、今後来るであろう移動体通信(いまでいう携帯電話)が「来る」と思って夢中だった。国際電気を選んだのも、たまたま親父が国際電気の偉い人と知り合いで話を直接聞く機

    仕事が続かない童貞のエトセトラ|山本一郎(やまもといちろう)
  • 「おまえ、noteぐらいやっとけよ」と若者に煽られる選ばれし者の記憶|山本一郎(やまもといちろう)

    母校、慶應義塾中等部は、部活棟こそ無くなったものの31年前私が通っていたころと変わらぬオンボロぶりでありました。 いや、校舎はボロくてもいいんですよ。 学ぶ諸君が楽しく中学時代を送ることさえできれば。 私はあまり楽しい中学生生活を送りませんでした。 数学研究会に入りオタク道を進む傍ら、草野球をやり、ゲームセンターに寄り道する日々。いまでこそ、かつての先輩同窓後輩はFACEBOOKに溢れ、日々仕事に家庭に活躍される皆さんがたと昔日を惜しむかのような交流をさせてもらっていますけれども、私は慶應義塾中等部が好きではなかったのだよ。 46歳になったいまようやく中学生時代の自分を客観視できますが、自分のしたいことを、全部はできない、誰からも理解されていないという、悶々とした日々を送っていたのです。 学校なんて燃えればいいのに。 先生もクラスメートも、みな死んでしまえばいいのだ。 このようなイケてない

    「おまえ、noteぐらいやっとけよ」と若者に煽られる選ばれし者の記憶|山本一郎(やまもといちろう)
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