中国は今、‘静かなる有事‘に直面しています。少子化、高齢化、人口減少といった人口問題は静かに進行し、今後の50年、100年先の国のあり方を左右します。その一方で、足元ではコロナ禍以降続く経済成長の失速から抜け出せず、不動産不況、消費の低迷が追い打ちをかけています。今後の経済活動や企業活動、それを支える人々のセーフティーネットをどうするのか。人口減少社会、その先にある多死化をどう乗り越えるのか。社会で生きていく上でのリスクを軽減し、経済成長を側面的に支える社会保障制度をどう維持するのか。山積する課題に中国がどう向き合っているのかを注視し、中国社会の変容を読み解きます。 【職歴】 2005年 ニッセイ基礎研究所(2022年7月より現職) (2023年 東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程修了) 【社外委員等】 ・日本経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員 (2019年度・2020
![片山 ゆき](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/53b47f823bb598cecfbdddf4a7ba691bb4bc2c66/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.nli-research.co.jp%2Ffiles%2Fuser%2Fimages%2Fci_image.jpg)