基本的に文章ばかりのページを作っておりまして,HTMLの可読性というのはすごく気になるところです.物書き人間はそういう人が多いよね,と勝手に思ったので,私の小説(めっきり二次小説ばかりですが)ページで使っているCSSをちょっと解説します. デザインの部分は横において,構造的な部分とか可読性でみたCSSの解説になります テキストをHTMLファイルに仕立てる 書き上げた小説がすでにあるとします. 青空文庫形式のテキスト文書を前提としています.すなわち, プレーンテキストファイルである. 改行は意味段落ごとに入れている. 段落最初は全角空白. ルビは《》でくくっている. ほかにも決まり事はいろいろありますが,主なところはこんな感じ. これをHTMLにするわけですが,ルビを使いたいので,XHTML1.1にします. サンプルとして夢野久作『縊死体』を使います.(サンプルにその文章を使うのが何か間違っ