ブックマーク / sumita-m.hatenadiary.com (94)

  • 自分は自分をわかる? - Living, Loving, Thinking, Again

    「もっとはっきりと「ぼくは東浩紀だから東浩紀以外の気持ちはわからない」と言えばいいのに」http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20130627/1372338234 東浩紀*1の 別にこれは震災関係でなくても同じ。ぼくは男性だから女性の気持ちはわからない。異性愛者だから同性愛者の気持ちはわからない。日人だから韓国人の気持ちはわからない。……といった限界を受け入れて、そのうえで仕事をしていくしかない。無限に他人に寄り添っても意味がない。 https://twitter.com/hazuma/status/350123735199657984 という呟きを引く。そして曰く、 男性・女性、異性愛者・同性愛者、日人・韓国人、と言った違いを挙げて「気持ちはわからない」とは言えても、東浩紀・東浩紀以外の違いは挙げられないのでしょうか? 東浩紀氏にとって東浩紀氏以外は全て他人

    Apeman
    Apeman 2013/07/01
    「さて、東浩紀が「東浩紀」自身を「理解」するのが「他人」を「理解」することよりも容易いと気軽にいうことができるのか。」 あまりにも素朴なツイートだったので口あんぐりだったよ。
  • 孫崎って? - Living, Loving, Thinking, Again

    孫崎享問題については、その著書も読んでいないので全く発言してこなかった。 昨晩のNHKニュースで孫崎享(まごさき・うける)さんが尖閣問題についてコメントしていたのにはちょっと驚いた。 孫崎さんは、日米同盟強化を対米従属路線であると批判するばかりでなく、2001年の911はブッシュ政権(ネオコン)による第2パールハーバーを偽装した自作自演テロだったと講演でも示唆されている。 さらに、ユダヤ問題についても、米国はユダヤという尻尾に振り回されている犬のような国家だ、と言っている。的を得てた言い方だ。 こんな危険な(NHKにとって)人物のコメントを採りあげるとは、NHKにも悪徳ペンタゴンに対抗する良識派がいるのですね。 ●孫崎享 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%AB%E5%B4%8E%E4%BA%AB http://d.hatena.ne.jp/gyou/2

    孫崎って? - Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2012/12/06
    「陰謀論者はパス」という原則に従って私もスルーしてるんだけど、『世界』や『週金』が起用してるんだよな〜。
  • 共済会或いは美生会 - Living, Loving, Thinking, Again

    どの国の、どの言語のテクストにせよ、例えばフリーメイソン*1関係の語彙が出てきたら、そのトンデモ度を警戒し、眉に唾をつける準備をしなければならない。また私たちは、フリーメイソンの陰謀を云々する人が同時に「小沢信者」や「反米保守」である確率が高いということを経験的に知っている。さてfreemasonだが、中国語では「共済会」或いは音訳して「美生会」という*2。そして、最近「共済会」陰謀理論と「毛左」との親和性が高いことに気づいた。 何新『統治世界:神秘共済会掲秘』というが2011年に刊行されている*3。検索をかけてみると、中国における「共済会」関係の言説の大多数にはこの「何新」という人名が絡んでいることがわかる。何新というのは中国の知識人の中でも最も謎めいた経歴を持つ人物のひとりで*4、1980年代は中国の古代神話に関するを刊行していたが、天安門事件後に李鵬取り巻きの文化人、新たな体制派

    共済会或いは美生会 - Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2012/10/13
    「フリーメイソンに気をつけろということは、日本語だけでなく中国語の文脈でもいえるわけだ」
  • King of Mountain - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 大阪府・大阪市の簒奪に成功した橋下徹だが、留意しなければいけないのは、みんなの党だけでなく、亀井静香も小沢一郎も、さらには石原慎太郎までが橋下に擦り寄っているということだろう。あれだけ「既成政党」を敵視していたにも拘わらず。或る人曰く、 一部の人たちの危惧に私も共鳴する。ある点で自民党内異端だった小泉よりホンモノ度が高いからだ。彼は何者でもない。まだどこにも所属していない。これから何かになろうとしているのだ。ああこわい。 http://d.hatena.ne.jp/nessko/20111128/p1 日のルイ・ボナパルト? 現象としての橋下徹を理解するためにはマルクスの『ルイ・ボナパルトのブリュメール十八日』を読まなければならないのか(汗)*2。ルイ・ボナパルトのブリュメール十八日 (岩波文庫 白 124-7) 作者: マルクス,伊藤新一,北条元一出版社/メーカー: 岩波書店

    King of Mountain - Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2011/12/05
    「その共鳴点は仏蘭西語で謂うところのhumanisme、漢語で謂うところの人文に対するルサンティマンに基づく軽蔑だろう。」
  • 共和党とDominionism(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again

    Michelle Goldberg “A Christian Plot for Domination?” http://www.thedailybeast.com/articles/2011/08/14/dominionism-michele-bachmann-and-rick-perry-s-dangerous-religious-bond.html 2012年米国大統領選挙の共和党候補者として最有力の3人のうち2人がDominionismと呼ばれる基督教原理主義の潮流*1に接近している。Michele Bachmann下院議員(ミネソタ)*2とRick Perryテクサス州知事。Goldbergさん曰く、”If you want to understand Michele Bachmann and Rick Perry, understanding Dominionism isn’t

    共和党とDominionism(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2011/09/22
    「2012年米国大統領選挙の共和党候補者として最有力の3人のうち2人がDominionismと呼ばれる基督教原理主義の潮流*1に接近している」
  • 橋下だけの問題ではないが - Living, Loving, Thinking, Again

    橋下徹ネタ*1。 『朝日』の記事; 反「ハシズム」集会に香山リカ氏ら 平松市長も出席 11月の大阪市長選に出馬する方向の橋下徹・大阪府知事の政治手法を議論するシンポジウム「『橋下』主義(ハシズム)を斬る」が17日、大阪市で開かれた。山口二郎・北大院教授らが主催し、自治体改革や教育行政に「政治主導」を打ち出す橋下氏の姿勢をファシズム(独裁主義)にかけて批判的に検証するのが狙い。同市長選で再選をめざす平松邦夫市長も会場に姿を見せ、識者らの議論に耳を傾けた。 山口氏は基調講演で、橋下氏の政治手法について「上意下達の軍隊的官僚組織を作り、教育に競争を持ち込むやり方は多様性や自発性を否定している。政治主導ではなく単なる支配だ」と批判。「東日大震災後に我々が必要としているのは相互扶助。政治は悪者を探してたたく見せ物ではない」と主張した。 パネル討論では、精神科医の香山リカさんが、橋下氏の支持率の高さ

    橋下だけの問題ではないが - Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2011/09/19
    「橋下徹支持者に限らず少なからぬ人にとって、この2つは「両立しない」とは思われていないのかもしれない。」
  • 障碍者へのヘイト・クライム(UK) - Living, Loving, Thinking, Again

    Sue Marsh “The culture of hatred for the disabled comes from the top” http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2011/sep/16/disabled-hate-crime-government-benefits ヘイト・クライムというと、レイシズム、移民や少数民族への差別に結び付けられことが多いが、英国では最近障碍者や病人に対するヘイト・クライムが増加しているという; There is little doubt that disability hate crime is on the rise. A recent Equality and Human Rights Commission report*1 concluded that "people with disabiliti

    Apeman
    Apeman 2011/09/19
    「なお、この傾向は英国に限ったものではないという」 いやまったく。日本も他人事ではない。
  • Zygmunt Bauman/David Harvey - Living, Loving, Thinking, Again

    倫敦暴動についてはちょっとふざけたコメントを残しているのみであるが*1。 Zygmunt Bauman*2とDavid Harveyが暴動について発言しているので、取り敢えずメモ; Zygmunt Bauman “The London Riots – On Consumerism coming Home to Roost” Social Europe Journal August 2011 http://www.social-europe.eu/2011/08/the-london-riots-on-consumerism-coming-home-to-roost/ David Harvey “Feral Capitalism Hits the Streets” CounterPunch August 12-14, 2011 http://www.counterpunch.org/harv

    Zygmunt Bauman/David Harvey - Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2011/08/16
    後で読む。
  • 〈知〉というコミュニティへ - Living, Loving, Thinking, Again

    「日教と原子力問題」http://d.hatena.ne.jp/essa/20110718/p1 このエントリーは、最近私が原発問題に関して叩いた無駄口でいうと、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110501/1304191495 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110503/1304392248 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110601/1306902243 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110626/1309027815とかに関連するか。山七平、阿部謹也、河合隼雄、岸田秀、井沢元彦といった名前が挙げられているけれど、この手の〈日人論〉*1(「日教問題」)というのは文化質主義*2! の一言で片付けてもいいかも知れない。勿論、他の諸社会とは区

    〈知〉というコミュニティへ - Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2011/08/01
    「批判されなければならないのは、その〈心の習慣(habits of heart)〉の歴史的形成(構成)を検証するという努力をしないで、(中略)いきなりこれが比類なき日本の本質だ! とつきつける知的怠慢」
  • 法律で決めるということ - Living, Loving, Thinking, Again

    日の丸や君が代についてはhttp://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060921/1158852793 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060922/1158949723 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060926/1159279010 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060927/1159324955 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060927/1159360317 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061119/1163954023 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061122/1164224217 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/

    Apeman
    Apeman 2011/06/14
    「一旦国旗や国歌に対する態度を法によって強制することを認めてしまった以上、逆方向の法的なコントロールに対して、〈ひのきみ〉への自由を擁護する余地はなくなってしまうのだ。それでもいいのか。」
  • 原発利権というよりも - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 三宅勝久「「原発は安全」判決書いた最高裁判事が東芝に天下り 司法にも広がる原発マネー汚染」http://www.mynewsjapan.com/reports/1437 残念ながらサワリの部分とダイジェストしか読めない。全部読みたいなら金を払えということことだが、金を払ってまで読むに値するかどうか、費用対効果は低いと思う。 四国電力伊方原発と東電福島第二原発の建設許可取り消しを求めた2つの裁判で、原発の安全性にお墨つきを与える判決を下した最高裁判事が、米国GE社と提携する原発メーカー「東芝」の役員に天下っていたことがわかった。判決があったのはチェルノブイリ原発事故から6年後の1992年のことで、脱原発の声を封じて原発ラッシュの流れをつくる一大転機となった。裁判官と原発産業の生臭い関係に、原発の危険を訴えてきた地元住民は絶句する。「司法よ、お前もか ――」 タイトルやここだけ読むと

    原発利権というよりも - Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2011/05/31
    「こうやって「原発マネー汚染」を煽り立てることによって、さらに根本的であろう(少なくとも)2つの問題が隠蔽されてしまうのではないかと思う。」
  • 鯛焼きとジェンダー? - Living, Loving, Thinking, Again

    Mixiで「鯛焼きを頭からべるのか尾っぽからべるのか問題。」と呟いたら、某人から「殿方は頭から、ご婦人は尾っぽから、という指南が四ツ谷の名店「わかば」にはありますw」というコメントが。知らなかった。最近鯛焼きを買ったら、尾っぽが上になるように包んであって、当然尾っぽからべたのだが、べながら、鯛焼きってそもそも頭からべるものなのかそれとも尾っぽからべるものなのかという疑問に憑かれたのだった。

    鯛焼きとジェンダー? - Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2011/05/12
    餡より皮が好きなので、頭から食べて尻尾を最後まで残す派。まあもうずいぶん食べてないけど。
  • Living, Loving, Thinking, Again

    ITmedia NEWS』の記事; 公文、75万人分の情報漏えい新たに発覚 子どもの氏名なども 委託先・イセトーのランサムウェア被害で 8/20(火) 13:53配信 ITmedia NEWS 発送物の印刷や送付を委託していたイセトー*1がランサムウェア攻撃*2を受けた影響で、情報が漏えいした恐れがある件を巡り、公文教育研究会(公文)は8月20日、新たに個人情報など約75万人分の漏えいを確認したと発表した。 漏えいしたのは、(1)2023年2月時点で公文で算数か数学英語、国語を学習した会員の会員番号、利用した学習教材、教室名、学年、入会年月など72万4998人分、(2)同月時点で、公文内部の認定テストの受験資格を満たしていた会員の氏名、学年、過去に合格した認定テストのうち最もランクが高いものの情報など7万1446人分、(3)0~2歳向けサービス「Baby Kumon」に同月時点で加入し

    Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2011/05/02
    「陰謀理論と認知的不協和*2との関係。また、人種的ステレオタイプとの関係」について。
  • なかった!? - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 思考のメルト・ダウンというか何というか。 あのリチャード・コシミズと『心に青雲』が〈福島原発事故はなかった〉論を展開している。ユダヤ勢力は地震直前に燃料棒を密かに引き抜いていた。放射線が検出されているのは「小型プルトニウム爆弾」で建屋が爆破されたため; http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/e/174f4c857dc5cc698cd7357e963dd1bd ほかに、株のインサイダー取引の話とかもしている。先ず指摘しておかなければいけないのは物語論的に〈911陰謀論〉の二番煎じだということ。まあ、最大の突っ込みどころは、母さん僕のあの燃料棒どこへ行ったんでしょうかということになるだろう。Mama, do you remember? さて、副島隆彦*2の動向が話題になっている*3。もしかして、コシミズ理論と関係があるのかも。身体を張ってそれを実証しようと

    なかった!? - Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2011/04/17
    まああずまん流ポモによれば「絶対的な真理」なんてないそうだから、こういう否定論にも「場を与え」なければな。
  • 『原爆を視る1945-1970』中止(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again

    Via http://d.hatena.ne.jp/yellowkitty/20110401/1301625428 岡村幸宣「目黒区美術館「原爆を視る1945-1970」展中止」http://fine.ap.teacup.com/maruki-g/1576.html 「4月9日より5月29日まで目黒区美術館で開催予定だった「原爆を視る1945-1970」展が急遽中止になった」。岡氏は丸木美術館*1のキューレーター。『中国新聞』の記事が引用されている; 東京の原爆美術展中止 目黒区美術館「事故と重なる」 ▽「今こそ意義」疑問も 東京都の目黒区美術館を運営する区芸術文化振興財団は23日、4月開幕の特別展「原爆を視(み)る1945―1970」の中止を決めた。福島第1原発の事故で首都圏でも平時を上回る放射性物質が検出されるため、「放射線被害を含む原爆と事故のイメージが重なる今は、鑑賞してもらう内

    『原爆を視る1945-1970』中止(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2011/04/05
    なにか裏があるんじゃないかと勘ぐりたくなるくらい、意味不明な「自粛」だな。
  • サルコジとマオイスト(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again

    東日大地震で色々なことが目立たなくなってしまったが、そのひとつは中東、特にリビアの情勢*1だろう。地震のどさくさに紛れてなのかどうかは知らないが、英・仏・米軍がリビアへの空爆を開始した。 さて、それを巡って、飛田正夫「サルコジ仏大統領の「リビアのカダフィ空爆」の賭けに、フランスや欧州の運命が危惧」は以下のように述べている; サルコジ仏大統領は10日、リビアで蜂起する反カダフィのベンガジ政府をリビアの正式な代表に承認した。11日の欧州議会ではリビアへの空爆を提案するらしい。 この大統領官邸エリゼ宮殿の独走に対して、新任のアラン・ジュッペ防衛相だけでなく欧州諸国もみんなが唖然としていると、フランスの左翼系新聞「リベラション紙」の元編集長ローラン・ジョフラン氏がヌーベル オブセルバトワー誌に移った後釜に最近に就任したばかりのニコラ・デモラン氏は語っているという。 フランスの各紙は、2007年に

    サルコジとマオイスト(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2011/04/01
  • Tolerance or generosity? - Living, Loving, Thinking, Again

    大野左紀子「「寛容」という言葉」http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20110211/1297411236 http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20110210/p1における「寛容」という言葉の使い方がおかしいという話。曰く、「そもそも異質な者を排除した「身内」に対する「甘さ」を、果たして「寛容」と呼べるのか?という疑問がある」。また、語源に遡って、 異なる民族や異なる宗教、価値観がぶつかり合うヨーロッパで、異なる者と共存することにより自分も生き延びていくという知恵から、一種の紳士協定として「寛容の精神」が生まれた。 お前のことは今いち気に入らないが、喧嘩するのも互いに労力の無駄遣いだからまあ大目に見てやるよ、その代わりこっちのことも我慢しろ。この均衡が崩れたら戦争です。生易しい観念ではなかったわけです。 それも互いが共存するこ

    Tolerance or generosity? - Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2011/02/16
    「ここ20年とかの(相対的に短い)時間尺度で見た場合、失われているのは「寛容」よりも寧ろ〈鷹揚〉なのかも知れない」 「寛容」の方はそもそも失われうるほどにもちあわせていなかったし。
  • 甘粕正彦は殺っていなかった(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again

    http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110205/1296868669 佐野眞一『甘粕正彦 乱心の曠野』というが出ていることは知らなかった。ただ、甘粕正彦が大杉栄・伊藤野枝一家虐殺の下手人ではなく、事件それ自体が陸軍及び警察権力全体に関わる陰謀だったという説を、故竹中労が1980年代から唱えていたことは知っていた(『断影 大杉栄』)。なお、大杉栄・伊藤野枝のお嬢様である伊藤ルイについては、松下竜一『ルイズ 父に貰いし名は』をマークしておく。それにしても、甘粕正彦というと坂龍一の顔が思い浮かんでしまう。 断影 大杉栄 (ちくま文庫) 作者: 竹中労出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2000/03メディア: 文庫 クリック: 20回この商品を含むブログ (11件) を見るルイズ―父に貰いし名は (講談社文庫) 作者: 松下竜一出版社/メーカー: 講談社発

    甘粕正彦は殺っていなかった(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2011/02/09
    南京事件に関連してよく言及される上砂勝七の『憲兵三十一年』を読んでたら、自分も社会主義者の福田狂二を殺せと命令された(けど見逃した)、とさらっと書いてあった。事の重大さに似合わぬ書き方に驚いた。
  • Wikileaks and 911(Memo) - Living, Loving, Thinking, Again

    http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101208/1291778596で、 話は変わって、ウィキリークスの創始者が英国でぱくられたということなのだが、ウィキリークスでいちばん狼狽しているのは、もしかして911陰謀理論の人たちなのではないか。だって、あれだけ色々なことがばらされてしまったのに、911がやらせだったとかいった内容のことは全然暴露されていないのだ。と書いたのだが、実は、Julian Assangeは、昨年7月に出た北アイルランドのBelfast Telegraph紙によるインタヴュー*1の中で、911陰謀論を明確に否定し、うざがっているのだった――”I'm constantly annoyed that people are distracted by false conspiracies such as 9/11, when all around

    Wikileaks and 911(Memo) - Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2011/01/05
  • 「レガシー」 - Living, Loving, Thinking, Again

    池田信夫*1「保守の劣化」http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51623662.html 仙谷由人*2の「専業主婦」話*3を曲解する『産経』*4とそれに理論的(無)根拠らしきものを提供した八木秀次*5を批判している。池田氏のここでの言説はまあ常識的に見て妥当といえるだろう。ただ、敢えて仙谷氏の発言及び池田氏の弁護に突っ込みを入れると、生身の生体ではない社会に対して「病気」という言葉を使うことは、(少なくとも私には)受け容れ難い。この受け容れ難さの理由を論じるには、例えばフーコー的な「生権力」論*6などを援用する必要があるけど、今はその余裕はなく、ただ(仮令メタファーであるにせよ)〈社会有機体論〉*7に陥ってしまう危険があるとだけ言う。 さて、池田氏は八木秀次などを「レガシー右翼」と呼ぶ。富士重工とかスバルのユーザーは怒るぜ。 ところで、「専業主婦

    「レガシー」 - Living, Loving, Thinking, Again
    Apeman
    Apeman 2010/12/31
    「〈社会有機体論〉*7に陥ってしまう危険」 まことにもっともだけど、お日様が西から昇っても産経からは出てくる可能性のない批判だなぁ