開発プロジェクトの見積り時期によって、リスクは異なります。また、プロジェクトの特性によっても見積りは変わります。既に多くの見積り手法が提案されていますが、それぞれの適用条件が異なり、自分の組織にあった方法を選ぶことが重要です。 IPA/SECでは、国内外のベストプラクティスや先進的な見積り手法を調査研究し、その導入に関する指針の提供を通して、定量的でかつ実証された見積り手法の普及に努めています。
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Photo by oatsy40 今回のpaiza開発日誌は片山がお送りします。 SIerについて語られる際に「人月商売」についての問題点が良く取り上げられますが、「人月商売」がエンジニアにとってどのような問題点があるのでしょうか? その点について今回は少し整理してみました。 ■人月とは何か 「人月」について誤って認識している人々が多い。人月とは見積りとスケジューリングに使われる仕事の単位である。「コストは実際に人数と月数の積に比例する。が、進捗はそうではない。したがって、仕事の大きさを測る単位としての人月は、疑うべき危険な神話なのだ。人月とは、人と月とが互いに交換できるという意味だからである。」 人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない 人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional Computing Series) 作者: フレデリック・P,Jr.ブルックス,Frede
Posted on August 27, 2014 by KENTARO FURUKAWA /TAG: PM プロジェクトの価値を再確認するなら「クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?」 言わずと知れた「ゴール」シリーズのエリヤフ・ゴールドラットがプロジェクトマネジメントに挑んだ著作です。この作品で提唱された「クリティカルチェーン」によるプロジェクト管理法は実際のプロジェクト管理システムなどでも採用され、有名になりました。 「ゴール」でも指摘されていることですが、ビジネスプロセスの中で最も弱いチェーン、ボトルネックを「解消」するのではなく、そのボトルネックを使い倒した上で、その制約に合わせて全体を進行させるという基本的な考え方は一緒です。プロジェクトではそれがクリティカルチェーンとされ、その上にあるリソースやスケジュールは余裕をもって保護されるべきという考え方
8月下旬に、フランスのリール市で開催されたPM研究の国際セミナー "EDEN PM Seminar" に参加してきた。招待を受けて1時間ほどの講演をし、また他の発表を聴きながらPM理論の専門家達とネットワーキングを深める、楽しい4日間だった。わたし自身は2008年、2009年につづき、3回目の参加である。 EDEN PM Seminar は、EUの資金援助をえて、毎年夏に開催されるセミナーだ。会場はフランスのSKEMA Business School経営大学院が提供している。SkemaはPM専門の大学院(博士課程)を持ち、欧州のPM研究のメッカといわれている。このセミナーにも、欧州を中心に、米国・中東・アフリカ・南アジアなどから多くの参加者があった。セミナーを実質的に仕切るのは、長年International Journal of Project Management誌の編集長を務めるR.
プロマネ初心者に送るプロジェクト管理の基礎知識まとめ:アジャイル時代のプロジェクトマネジメント入門(1)(1/2 ページ) プロジェクト管理の基礎からアジャイル開発の理想と現実、成功例と失敗例、を紹介し、ベストプラクティスを提案する連載。初回は、そもそもプロジェクトとは、プロジェクト管理とは何かについて解説し、プロジェクト推進における4+1のフェーズを紹介する。 連載目次 理想と現実、成功例と失敗例からベストプラクティスを提案 本連載では、「アジャイル時代のプロジェクトマネジメント」というテーマで、プロジェクトマネジメント/プロジェクト管理の基礎から、アジャイル開発の理想と現実、成功例と失敗例、そして最後にベストプラクティスの提案を数回にわたって進めていきます。Cuonの石川と申します。よろしくお願いします。 主に、システム開発/Webサービス開発のプロジェクトに関わるエンジニアの参考にな
あけましておめでとうございます。 今年も Lifehacking.jp は「人生を変える小さな習慣」を小さなハックや便利なアプリ、あるいは手元を変える文房具や思考を変える考え方といった多方面から書いていきたいと思います。 ところで新春の本家Lifehackerで、看板のようなUIでEvernoteでタスクを管理するKanbanoteが紹介されていました。 開発者が半日程度で作ったというこちらのサービスですが、簡単でいながら強力なプロジェクト管理のツールになりそうなので紹介したいと思います。 3つのリストで仕事のフローを制御 このサービスのもとになっているのは、パーソナル・カンバン方式という、仕事を3つの流れで制御するという考え方です。 Doing「やっていること」、Done「終わったこと」、Backlog「未処理」の3つのリストを作り、それぞれの間で単位となっているタスクをやりとりするとい
こんにちは。安達です。今年も引き続き、張り切って行きたいと思います。 さて、突然ですがみなさんは「プロジェクトマネージャー」を目指してますか? もちろん、ひと口にプロジェクトマネージャーと言ってもさまざまな方がいます。 大規模な業務システム構築のプロジェクトもあれば、ECサイトやWebサービス構築プロジェクトもあります。LSIのチップ制御ソフトウェア開発もあれば、スマートフォンのゲームアプリ開発もあります。 ただ、共通して必要とされるスキルが、「プロジェクトマネジメント」だということは、みなさんも意見が一致するのではないでしょうか。 しかしそうはいっても、プロジェクトマネージャーになってから独学でプロジェクトマネジメントをゼロから学ぶのはとても非効率です。もちろん会社でOJTをするなり、体系的なプロジェクトマネジメントのマニュアルがあるならば、さしあたっての問題はないでしょう。 でも、ある
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