4月4日、アルジェリアの治安当局高官は、アルカイダがリビアから武器を入手していると指摘。写真はアジュダビヤの反体制派。3月撮影(2011年 ロイター/Andrew Winning) [アルジェ 4日 ロイター] アルジェリアの治安当局高官は、国際武装組織アルカイダが、政府軍と反体制派の戦闘が続くリビアの混乱に乗じて地対空ミサイルなどの武器を入手し、組織の拠点であるマリ北部に密輸しているとの見方を明らかにした。 治安当局の高官が匿名で明らかにしたところによると、武器は反体制派が掌握しているリビア東部からトラックで運ばれ、隣国のチャドやニジェールを経由してマリに輸送されているという。 武器にはロシア製の対戦車ロケットや機関銃、ライフル、爆発物などが含まれ、北アフリカに拠点を置く「イスラム・マグレブ諸国のアルカーイダ組織(AQIM)」が地対空ミサイルを入手したという情報もある。 この高官は、リビ