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ブックマーク / interdisciplinary.hateblo.jp (11)

  • ホメオパシーの問題とイケダハヤトさんの問題 - Interdisciplinary

    先日書いた記事で、プロブロガーのイケダハヤトさんが、ホメオパシーレメディに効果があるかのように記事で紹介なさった、という事を採り上げました。 interdisciplinary.hateblo.jp この、イケダハヤトさん周りの議論関連で、バズフィード・ジャパンに記事が上がりました。 https://www.buzzfeed.com/satoruishido/homeopathy-mondai(『繰り返されるホメオパシー騒動と「ニセ科学」 当の問題はどこに?』) 記者は石戸諭さんで、内科医のNATROMさんのコメントも紹介しつつ、ホメオパシーについての問題点を洗い出しています。 そして、こういった流れを受けてのイケダハヤトさんの反応は、以下のようなものでした。 ホメオパシーの問題点は「既存の医療を全否定して、(特にこどもの)医療機会が奪われる」ところにあるんだろうけど、ぼくは違うからなぁ

    ホメオパシーの問題とイケダハヤトさんの問題 - Interdisciplinary
    Asay
    Asay 2016/10/23
    イケハヤさんのホメオパシーをめぐる論の中で、彼の言説の中で問題点の切り分けが為されていないことを丁寧に解説した記事。
  • イケダハヤトさんのホメオパシー紹介記事について - Interdisciplinary

    プロブロガーのイケダハヤトさんが、次のような記事を上げておられました。 www.ikedahayato.com これは、虫刺されや蕁麻疹などが、ホメオパシーで治るらしい、と紹介している記事です。イケダハヤトさんは自ら試してはおられないようですが、twitter上のつぶやきにある、それが効いたという体験談にリンクしてあります。 こちらで紹介されているホメオパシーというのは、18世紀末の医師であるハーネマンを源流とする療法で、同種の法則などの原理に基づいて構築されています。それは、何らかの症状をもたらす物質は、その症状を無くすためにも用いる事が出来る、というような考え方で、治療には、物質を水やアルコールで薄めて(希釈)よく振った(振盪)物を与えます。その薄めた物を、ホメオパシー・レメディ(以下、単にレメディと表現します)と呼びます。レメディは、砂糖玉に染み込ませるなどして与えます。狭い意味では

    イケダハヤトさんのホメオパシー紹介記事について - Interdisciplinary
    Asay
    Asay 2016/10/11
    イケハヤさんの記事に関連して、レメディの効果検証について解説した記事。
  • 「放射脳」は「ニセ科学批判の取り巻き」が言い始めた? - Interdisciplinary

    「放射脳」なんてのもニセ科学批判の取り巻きが言い始めたんだよね。あれを学者が言い始めたのは、かなり残念だった。ただの中傷ですから。 http://twitter.com/mika_berry/status/569930884192686080 ※強調引用者 私は、放射脳なる言葉は、最悪の罵倒表現だと思っています。それで、その言葉がどのように使われ始めたのか、という所にも関心があります。 さて、 「放射脳」なんてのもニセ科学批判の取り巻きが言い始めた という事が言えるには、 ニセ科学批判の取り巻きというのがどのような概念か説明出来る 言い始めた者を特定出来る 少なくとも、この2つの条件を満たす必要があるはずです。 あのような好ましからぬ表現を編み出した、のはとても残念な事でありますし、誰がそれを言い出したのかは知っておきたい所です。この方には、発言の根拠となった具体的の所を示して頂きたいもの

    「放射脳」は「ニセ科学批判の取り巻き」が言い始めた? - Interdisciplinary
    Asay
    Asay 2015/02/24
    追記・コメント欄にもあるように「批判」とか「取り巻き」がどのあたりを指すのかで変わってきそうな話ではあると思うけど、僕の観測範囲でニセ科学批判に言及するひとはそもそも意識的に使ってないことが多い印象。
  • 武技をフィクションで表現する事―艦隊これくしょんと弓の話、を眺めて― - Interdisciplinary

    アニメ『艦隊これくしょん』(以下「艦これ」と略す)において、登場キャラクターの弓を射る動作について、弓道経験者と思われる人が、弓道の観点からその動作を検討し、それを弓道警察と称してtwitterに投稿した事から、ちょっとした騒ぎが起こったようです。 その発端となったと思われるつぶやきがこちらです⇒http://twitter.com/PG1004/status/553190063287197696 ※弓道警察という語自体は、ここら辺まで遡れるようです⇒http://twitter.com/RED_ROADRACER/status/546637807335137280 この議論と言うか騒ぎに関して、色々な認識の人が色々な立場から発言や主張をし、なかなかややこしい事になっているみたいです。 話題の中心が武技をフィクション内で表現する事であり、自分もそこには関心を持っていますので、ちょっとここで

    武技をフィクションで表現する事―艦隊これくしょんと弓の話、を眺めて― - Interdisciplinary
  • ホメオパシーと化学物質過敏症 - Interdisciplinary

    再び、NATROMさんの主張を検討してみましょう。 NATROMさんが化学物質過敏症とホメオパシー*1を並べて話をするのは、 現在の知見、つまり理論からすればありそうに無いと思われる から、と思いますよね。で、それがおかしいな、と感ずる人はおそらく、 化学物質過敏症とホメオパシーとでは、あり得なそうな度合いが異なるではないか と認識しているのではないでしょうか。ありていに言ってしまうと、馬鹿馬鹿しさの度合いが全然違うだろう、と。だから、それらを同列に並べるNATROMさんは悪質な印象誘導をしているのだ、と評価される。 しかし、NATROMさんが敢えてその二つを並べているのは多分…… 現在の知見からあり得なそうに思える事がまず一つある、というのはその通りだと思います。けれど、それ自体は核では無いというか、質的に重要なのはそこでは無くて、 その説を否定する実証的な証拠がある という所なのです

    ホメオパシーと化学物質過敏症 - Interdisciplinary
  • WEBで読める統計関係の良質な資料 - Interdisciplinary

    私がよく参考にする所を三箇所紹介します。いずれも、説明が極めて明瞭で、論理的な整合性や用語の丁寧な使い方を志向している所に好感が持てるサイトです。 ▼Econom01 Web Site, Sophia University, Tokyo, Japan 上智大学の大西博氏のサイト。私が統計関連で最もよく参照する所です。説明の仕方の明瞭さや、具体例を用いた解説がとても良いと思います。確率統計の一つ一つの概念について、大変丁寧に説明されています。たとえば、「相関(および因果関係)」については、 2つの変数の同時分布と、その条件付き分布は、変数の間の数量的結び付きを示しています。この数量的結び付きは、統計的頻度分布として観察されるものであり、現象の背後にある実態的な「関係」や「構造」から導かれる法則性を必要としません。 例えば、人間の身長と体重とは密接な統計的分布関係を持っていますが、両変数を決定

    WEBで読める統計関係の良質な資料 - Interdisciplinary
  • 「割る」 - Interdisciplinary

    ところで、先日のエントリーで紹介した黒田氏の映像にある最後の抜刀ですが。 これは、 刀を抜きつつ 右前に出るのに 左腰は引く という体捌きを華麗に行なっているのが妙(もちろん良い意味の方)ですね。 まず、相手は真向正面打ちにて斬りかかるので、その攻撃ラインから外れるように右側(相手の左側)に入身する(合気道的にはあれを入身と呼ぶかは微妙でしょうが)*1。 そして、その動きの流れで抜刀と同時に斬る、と。 これは、剣と腕は時計回りの回転運動を行うにも拘わらず、腰はむしろ逆方向へ回転させる、という事ですね。直感的に、非常にやりにくく思えませんか? その運動を適切に行うには、綺麗に前側の脚を抜き、後ろ側の足や腰の廻りを操作して動きを作る必要がある。右前に出るのだけれども、骨盤は右回転させたり、回転させなかったりするのでは無く、むしろ左回転させる。いわゆる「蹴らない」動きの実現です。身体全体で考える

    「割る」 - Interdisciplinary
  • いざ抜かん - Interdisciplinary

    マンガやアニメを見ていると、抜刀の達人が今にも、抜き付けにて相手を両断せんとす、という場面がしばしばありますね。鞘に刀を納めたまま気迫が発揮され、並々ならぬ雰囲気を漂わせている、的な。たとえばこんな風です。 ※クリックで拡大。以下画像は同様 正面 横 どうでしょう。「いかにも」って感じではありません?*1マンガなんかで剣の遣い手がこういう体勢で構える、というのは結構見るように思います。 このポーズ、見るからに、 力を溜めている 弓かパチンコを引き絞るような 抜刀によって爆発的に威力を放出する いかにも攻撃を繰り出す準備をするように身体を捻っている という感じではないでしょうか。語感からすると、「溜める」「引き絞る」「捻る」「バネが縮むよう」という印象を受ける人もいるかも知れません。 けれど、私などからすると、こういうのは違和感を憶えます。 さて、どうしてでしょうか。 私としては、より「怖い

    いざ抜かん - Interdisciplinary
    Asay
    Asay 2012/01/31
    「必殺技」系のイメージと、目的に応じた動きとの差を抜刀を例に考えてみる。
  • 円グラフのマジック - Interdisciplinary

    この件に関して⇒【速報】 フジテレビが不思議なグラフを作って印象操作、若者叩きを誘導 私は番組を直接観ていないので、こういうグラフが確かに出された、と前提します。 いくつか資料をあたったので、それを紹介しつつちょこっと考えてみます。 まず、一般的に円グラフというのは、あるものの構成比を、扇形の面積に対応させて表す視覚表現なので、番組での表示はおかしいですね。中心が上に偏っています。どう見ても、50代より10-20代の方の面積が過剰に大きい。 で、下の方に陰がありますから、これは3Dグラフと言えると思うのですが、別に、3Dにしたからああいう風に「ズレているように見える」というのでは無く、明らかに中心そのものの位置がズレている、と言えます。ちなみに、同じ風に3D円グラフを作ってみると、こんな感じですか*1。 思うに、中心位置をずらしたのを誤魔化すように陰をつけたのではないか、という気がします。

    円グラフのマジック - Interdisciplinary
    Asay
    Asay 2012/01/29
    妙な円グラフについて。中心ズレによる印象操作以外にも問題があったのでは、とのご指摘。
  • 四次元化 - Interdisciplinary

    r ‐、 | ○ |          r‐‐、 _,;ト - イ、       ∧l☆│∧   二次元化など甘い! (⌒`みやま ⌒ヽ   /,、,,ト.-イ/,、 l |ヽ  ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) │ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /| │  〉    |│  |`ー^ー― r' | │ /───| |  |/ | ちゃんト、 | |  irー-、 ー ,} |    /      i | /   `X´ ヽ    /   入  |

    四次元化 - Interdisciplinary
    Asay
    Asay 2010/12/29
    みやまちゃん二次元化→ゆで理論に基づく四次元化。
  • 武術をスポーツ心理学的に記述してみよう☆ - Interdisciplinary

    やはり専門家をなめてはいけない訳で。 武術家のある程度の部分が考えているであろう、 「自身の身体(からだ)を見つめつつ練磨していく武術を科学的に解明出来るはずがない」 といった認識は的外れであったりする。 てことで、ここでは一つ、スポーツ心理学(領域的には、「体育心理学」「運動心理学」「スポーツ心理学」などの分野が関わる)の考えを援用して武術の専門概念を解釈してみようと思う。既に、剣における「遠山の目付」などはそれ自体が実証科学的な研究対象となっているので、それについても紹介してみよう。 ※今回参考にした文献は、 培風館[刊] 中込四郎・山裕二・伊藤豊彦[共著] 『スポーツ心理学』 大修館書店[刊] 日スポーツ心理学会[編] 『最新 スポーツ心理学 その軌跡と展望』 文中で丸括弧数字は、 (1):『スポーツ心理学』 (2):『最新 スポーツ心理学 その軌跡と展望』 よりの引用、「P」

    武術をスポーツ心理学的に記述してみよう☆ - Interdisciplinary
    Asay
    Asay 2010/06/17
    遅ればせながら受け取りました、ありがとうございます!
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