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ブックマーク / warbler.hatenablog.com (6)

  • EM商品のニセ科学性について - warbler’s diary

    ※『理科の探検(RikaTan)2015年春号』に寄稿した記事です。 ブログで見やすいように、一部改変しています。 <科学であることの基条件> 科学であることの基には「他の人達が検証して確かめることができる」というものがあります。「〜したら、こういう結果になった」という主張に対して、その時と同じ条件をそろえたら誰がやっても同じ結果が得られる(再現性がある)というのは、その主張の正しさを裏付ける事になります。例えば、ある金属を加熱したら何度で融けだすか(融点)は、大人でも子どもでも、男性がやっても女性がやっても、アメリカ人がやっても日人がやっても、10年前にやっても今やっても、材料と実験条件をちゃんとそろえたら同じ結果が得られるでしょう。 しかし、ニセ科学では他の人の検証を快く思わず、誰でも自由に検証するのを拒否しているものがよくあります。その1つがEM商品です。EM(有用微生物群)の

    EM商品のニセ科学性について - warbler’s diary
    Asay
    Asay 2015/07/07
    『理科の探検(RikaTan)2015年春号』より。科学であることとは、という話から、EMの宗教に近い性質など問題点を解説した記事。
  • EMの歴史 - warbler’s diary

    EMについて、これまでに得た情報を時系列にまとめてみました。 自分用のメモを兼ねています。 (ざっとまとめたので、抜けも多いかと思います) 間違いや、大事だと思われる事で抜けているものがあればご指摘下さい。 <表1>EMに関する年表 ※公的機関や大学の研究者によるEMの効果の検証は、ほとんどが否定的な結果となっています。 参考として、上記の表の内容について年別にグラフにしてみました。 (全ての出来事を網羅していないので、内容推移の大雑把な傾向を見る程度のものです) <表2>表1の年表に記載した項目の内容の推移 こうして歴史を見ていくと、最初は農業用の微生物資材としてスタートしたEMが、環境浄化目的で使われる様になり、さらに健康・医療の方面にも進出してきた流れが分かります。 EM菌に対する批判は、1990年代半ばから農業関係で増えてきて、1990年代後半からは環境関係で増えています。 次に示

    EMの歴史 - warbler’s diary
  • 環境教育と善意のEM投入 - warbler’s diary

    WEBRONZAからの転載です。 http://astand.asahi.com/magazine/wrscience/2013071200007.html http://astand.asahi.com/magazine/wrscience/2013071200008.html 自然環境は、そこに生息する様々な生物による複雑で絶妙なバランスによって保たれています。 例えば、河川の水に含まれる有機物などの栄養分(生物の死骸も含む)をべる微生物がいて、その微生物をべるプランクトンなどがいて、それをべる魚がいて…といった形の物連鎖が成り立っています。 さらに藻類や貝類、昆虫類など様々な生物が複雑に物連鎖を通じて関係しており、そのバランスが保たれていれば水中の酸素量や栄養成分などは一定の範囲の変動に保たれ、多少の環境変化にも安定していられます。ですが、一度大きくバランスが崩れてしまうと

    環境教育と善意のEM投入 - warbler’s diary
    Asay
    Asay 2013/09/05
    『環境を保護したり、環境悪化を解決する方策として迷走した活動が行われている』事例として。
  • 『もうダマされないための「科学」講義』 (光文社新書)−「付録」に記載のURL集 - warbler’s diary

    『もうダマされないための「科学」講義』 (光文社新書)の「付録」として収録されました、 「放射性物質をめぐるあやしい情報と不安に付け込む人たち」 に記載しているURLを一々手で入力するのは大変めんどうだと思います。 こちらに、記載したURLのリンクを貼りましたので、どうぞご利用下さい。 P219 【NHKニュース 福島の人の内部被ばくを推計…多い人でおよそ3mSv [2011/6/24] http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110624/0830_naibuhibaku.html P220 Togetter:放射線科医による放射性ヨードI-131の解説と木下黄太氏のブログへの反論 http://togetter.com/li/149186 Togetter:「原発事故の影響で鼻出血や下痢が増えた」という話への長野県在住の血液内科医

    『もうダマされないための「科学」講義』 (光文社新書)−「付録」に記載のURL集 - warbler’s diary
    Asay
    Asay 2011/10/10
    片瀬さんの書かれた「付録」の資料リンクまとめ。ご紹介多謝です!
  • 原発事故以降アメリカ北西部で乳幼児の死亡数が35%上昇しているって、ホント? - warbler’s diary

    原発事故以降アメリカ北西部で乳幼児の死亡数が35%も急上昇しているという驚くべき統計結果が報告されていました。この報告をしたのは、医師のJanette Shermanさんと疫学者のJoseph Manganoさんです。 ・Is the Dramatic Increase in Baby Deaths in the US a Result of Fukushima Fallout? 米国における赤ちゃんの死亡が劇的に増加しているのは、福島第一原発の放射性降下物のせいなのか? <2011.6.10〜12> http://www.counterpunch.org/sherman06102011.html The recent CDC Morbidity and Mortality Weekly Report indicates that eight cities in the northwest

    原発事故以降アメリカ北西部で乳幼児の死亡数が35%上昇しているって、ホント? - warbler’s diary
    Asay
    Asay 2011/06/30
    『自分の解析に合うデータのみを選ぶのは科学ではなく-それは政治的策略である。後者 (策略)と前者(科学)を混同する人達に注意するように』
  • 震災に便乗して宣伝活動するニセ科学たち&英国のホメオパシー規制について - warbler’s diary

    今回の大震災では、地震・津波・原発事故によって広範囲に被害が及んでいます。 当に大きな災害で犠牲者の数もとても多く、被災された方々のご苦労や、困難な状態に陥っている福島第一原発の状況など、まだまだ終息しそうにありません。 人々の不安に付け込んだデマや便乗商売も活動を活発化しています。 "ニセ科学"の代表格である「水からの伝言」「EM菌」「ホメオパシー」も案の定、盛んに宣伝しています。 まずは「水からの伝言」 ・江勝 緊急メッセージ 波動時評:東北関東大地震に思う http://www.masaru-emoto.net/jp/info/message_touhokukantou.html 今度は「水の結晶観察地震予知」だそうです。(^^;) 科学技術庁の公募に応募したけれど無視されたと憤っておられますが、まあ、無理でしようねぇ。 「愛感謝の水」(免疫力を高める)を被災地に送る為に東日

    震災に便乗して宣伝活動するニセ科学たち&英国のホメオパシー規制について - warbler’s diary
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