親の「所得格差」が子供の学歴に大きく影響するのは周知の事と思いますが。それと同等かそれ以上に「出生地格差」の影響というのは大きいのだが、意外とこれに鈍感な人が多いことに驚く。特に東京人。自分は西日本の某x県に生まれた。x県からは全部合わせても一年に5-10人しか東大に現役合格しない。片や東京には一校で十数人〜数十人を東大に合格させる学校が沢山ある。人口比で調整してもあまりにも大きな差である。x県に生まれた時点で東大はもう無理じゃないか、と思っていた。かといって地方の学生が上京して一人暮らしして東京の学校に通うのはちょっと無理があるし。田舎だから本屋で碌に参考書も手に入らないし(Amazonとかない世代)、大手の塾や予備校もないし。手段がない。所得格差以上に、東京大阪名古屋圏 or その他、のどちらに生まれるかというのが重要だと感じていた。 縁あって、自分は南にあるL高校に進学した。ここは半