ブックマーク / davs.hatenablog.com (26)

  • 大量殺戮には必ず、アウシュヴィッツ並の施設が必要などということはない〜『再審「南京大虐殺」』のおかしな論理 - davsの日記

    下のいかにもな雑誌を立ち読みしていたら、アウシュヴィッツを引きあいに出した南京事件否定論にあたった。 日中韓政治経済戦争2016~ニッポンが勝利する100の理由 (英和MOOK) 出版社/メーカー: 英和出版社発売日: 2016/08/04メディア: ムックこの商品を含むブログ (1件) を見るアウシュヴィッツですら、殺害数は一日平均710人であったのに、一日に数万殺すためにはアウシュヴィッツ並の施設がいくつも必要となるはずだ、というものだ。南京事件について、言われているような大虐殺をするためには、原爆が必要、という否定論があるが、アウシュヴィッツも南京事件否定論に持ち出されるものらしい。この主張を調べてみると、下のにまで行き着いた。(漢数字は、算用数字に改めた) 再審「南京大虐殺」―世界に訴える日の冤罪 作者: 日会議国際広報委員会,大原康男,竹忠雄出版社/メーカー: 明成社発売

    大量殺戮には必ず、アウシュヴィッツ並の施設が必要などということはない〜『再審「南京大虐殺」』のおかしな論理 - davsの日記
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2016/09/14
    こんなにも頭の悪い否定論ってのもあるんだなあ。施設を比較するなら、実行に要した人数を考える方がよほど有用。南京にいた日本兵の数とアウシュヴィッツにいた職員の数がどれだけ違うと思ってるんだ。
  • 蝶々トンボも鳥のうち - davsの日記

    過日、下のようなツィートを投稿したところ、意外なほど多くの反応をいただいた。 自衛隊を批判する奴は、自衛隊による災害救助活動を受けるなという主張を見かけた。これが正しいのなら、左翼思想が嫌いな奴は、8時間労働制や最低賃金制による保護を受けるな、という主張も正しいことになる。— davs (@davs_no_nikki) 2016年5月2日 @davs_no_nikki @panta_rhei2004 いやそれ別にサヨクのおかげじゃねえから。サヨクがいなかったとしても遅かれ早かれ実現した必然ってやつだから。 サヨクがいようといまいとどの国もやってることだから。 しかもまだ完全実現できてねえじゃんwww— tiger_L.E.O. (@tiger_leo_) 2016年5月6日 上のような反論も出てくることは、予想していたが、このtiger_L.E.O.氏は、想像を絶するようなことを言い出した

    蝶々トンボも鳥のうち - davsの日記
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2016/08/02
    初歩のレトリックが通じない相手とは、議論を深められないのはいわば当たり前。
  • 赤紙=召集令状について、左翼がデマを流しているというデマ - davsの日記

    トリヴィアは所詮トリヴィア - Apeman’s diary 上のApeman氏の記事にもあるように、左翼が「赤紙」について、印象操作を行って、徴兵制への不安を煽っている、という主張がある。 ちなみに「赤紙&サヨク」でgoogle検索してみたら下のような結果だ。 赤紙 サヨク - Google 検索 そのうちの1つにこんなことが書いてある。 http://tawagoto2.seesaa.net/article/418334800.html 「赤紙一枚で戦地送り」というよくある表現からは、第二次大戦末期の日では誰彼構わず召集令状(赤紙)が届くと「お国のために」としか言えず、強制的に軍隊に入れられ戦地に送られたかのような印象を持ちます。 以前からうすうすおかしいと感じていた表現ですが、よく調べてみるとやっぱりサヨク独自の偏向・印象操作でした。 そもそも召集令状=赤紙とは「軍隊が在郷将兵召集

    赤紙=召集令状について、左翼がデマを流しているというデマ - davsの日記
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2016/03/28
    まず前提が間違ってるから何ともだけど、仮に合ってたとしても、召集は徴兵制を基盤としたシステムなんだから、どこをどうとっても「根も葉もない」なんてことはない。頭に何かわいてるとしか思えない。
  • 戦前の朝鮮が植民地でないと叫んでも、説得力ないよな。 - davsの日記

    下のツィートを読んで、考えたこと。司書講習のなかで、日が朝鮮を植民地支配したことに言及したところ、受講生から、「植民地支配」でなく(対等の)「韓国併合」だと抗議を受けて、教員が謝罪させられた顛末が書かれている。 教員としてはさらっと韓国歴史に触れたかっただけでしょう。しかし、その次の回で教員が「昼休みに受講生から指摘があったのですが『植民地支配』という説明は誤りでした。正しくは韓国併合でした。まだ若い皆さんの多い中でこういった誤った知識を流布しすみません」との謝罪をしたのです。— 映画「ヘイトスピーチ」上映会in日福 (@nippuku_hatespe) 2015, 11月 15 まさか、大学や教員が、「植民地支配」は誤りで正しくは(対等の)「韓国併合」だと考えていないだろう。(そう思いたい) 多くの人が、他人の怒りに直面した時、その怒りが正当なものか考えるより、まず相手を怒らせたこと

    戦前の朝鮮が植民地でないと叫んでも、説得力ないよな。 - davsの日記
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    Ayrtonism 2015/11/25
    当時の朝鮮が、「完全に自由意思で」併合を決めたのかが一番大事だろうに。そしてそんなことは歴史を見れば明らか。言葉の問題はそこが共有されない限り先に話し合っても意味が見出されるはずがない。
  • 戦争はなかった! - davsの日記

    南京事件は無かった、という主張は、いくつも見たが、日中戦争がなかったという主張ははじめて見た。 戦争当時中国等と言う国は無い。アジアを侵略し植民地にしていたのは欧米で、日はアジアの国の軍隊と戦った訳では無い。まして当時の毛沢東率いる八路軍とも戦った事は無い。 嘘は100回言っても嘘!妥協してはならない。 https://t.co/zQXTmLzVED— 松生  (@maltu2) 2015, 10月 28 それでは零式艦上戦闘機の初の実戦は、どこの国との戦いだったというのだ、とか、百団大戦は一体どうするんだとか、拉孟・騰越の戦いで日軍はどこの軍隊に全滅させられたんだろうとか、そもそも、日中戦争がなければ、太平洋戦争もなかっただろうとか、頭の中を疑問符の大群が渦巻いた。 小松左京の短編に、ある日を境に主人公以外の人々から太平洋戦争の記憶だけがすっぽりと抜け落ちてしまった、という「戦争はな

    戦争はなかった! - davsの日記
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    Ayrtonism 2015/11/02
    はえー。修正主義もこの域まできたか~。
  • 他人の権利を制限するために第三者の権利を擁護する、あるいは擁護するふりをする人〜補助犬の入店拒否事件 - davsの日記

    http://mainichi.jp/select/news/20151009k0000e040232000c.html 梅田の阪急百貨店の飲店が補助犬の入店拒否…啓発イベント直後になぜ? - ライブドアニュース 補助犬の啓発イベントを開いた百貨店にある店舗に、補助犬の入店を断られたらそれは衝撃的だろう。ブラックジョークにしても出来が悪い。 想像だが、店には、補助犬の同伴を拒むことができないと知識も、法律の知識はなくとも、イレギュラーな事態に対応する権限のある者がいなかったのだろう。店員は、動物を店に入れてはいけない、トラブルがあったら、叱責される、悪くしたら仕事を失うと恐れて、記事のようなことになったのかも知れない。 今回の事件では、阪急百貨店が、迅速に対応したとのことで、幸いなことであった。 ただ、この事件へのコメントを見ていたら、マイノリティが権利を主張することへの嫌悪を含むものが

    他人の権利を制限するために第三者の権利を擁護する、あるいは擁護するふりをする人〜補助犬の入店拒否事件 - davsの日記
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    Ayrtonism 2015/10/13
    難民に対する辛辣な態度とすごく似て見える。
  • 間違ったことを大声で言えば批判されるのは当たり前〜百田尚樹『大放言』 - davsの日記

    大放言 (新潮新書) 作者: 百田尚樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/08/12メディア: 新書この商品を含むブログ (10件) を見る新潮新書『大放言』(百田尚樹)のカバーには下のような紹介文が書いてある。 思ったことや軽いジョークを口にしただけで、クレーム、バッシングの嵐。求められるのは人畜無害な意見ばかり。こんな世の中に誰がした! 数々の物議を醸してきた著者が、ズレた若者、偏向したマスコミ、平和ボケの政治家たちを縦横無尽にメッタ斬り。炎上発言の真意から、社会に対する素朴な疑問、大胆すぎる政策提言まで、思考停止の世間に一石を投じる論考集。 今こそ我らに「放言の自由」を! 書を一読して印象に残るのは、百田尚樹氏の被害意識だ。彼は自分が正しいことを言っているのに、いや正しいことを言っている故に迫害を受けていると考えているのかもしれない。しかし、百田氏の方が彼に対する批判者よ

    間違ったことを大声で言えば批判されるのは当たり前〜百田尚樹『大放言』 - davsの日記
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    Ayrtonism 2015/09/24
    批判とは自説に呼応したものが来るもの。もちろん変なのに絡まれることもあるだろうけど、自説がまともだと思うなら、まともに対応すればよろしい。いきなり逆ギレする百田氏がこんな放言しても説得力ゼロ。
  • 靖国神社への名誉毀損? それとも代弁? 「靖国神社職員有志の主張」 - davsの日記

    下の地下氏のツィートで知った「靖国神社職員有志の主張」について。 個人的に注目は5。自分たちの信教の自由のためには遺族の信教の自由を侵害すると宣言しているわけで、カルト宣言といえよう。これを靖国が公的に否定しないのなら靖国はカルト。カルト宗教を閣僚が参拝していいの? / “靖国神社職員有志の主張…” http://t.co/8kuUNeVmMN— 地下 (@tikani_nemuru_M) 2015, 8月 21 地下氏の言う通り、言っている内容はカルト宗教の主張そのものである。靖国神社がまっとうな宗教団体なら、自らの名誉のために、上記サイトの執筆者に対して法的措置をとるべきだろう。 当該サイトの「異教徒の合祀について」があまりにも常識外れの内容だったので、全文引用してみる。 キリスト教等、異教徒の戦死者遺族の方から時々、合祀に反対する意見を寄せられることがあります。 しかし、誰を合

    靖国神社への名誉毀損? それとも代弁? 「靖国神社職員有志の主張」 - davsの日記
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    Ayrtonism 2015/08/24
    かのサイトは、靖国神社の「ホンネ」であろう部分を浮き彫りにしてるよね。
  • どこであってもそんなことを言っては駄目なんだって - davsの日記

    自民党の勉強会での発言について、百田尚樹氏が弁明している。 百田尚樹氏、福岡講演の詳報 「飲み屋でしゃべっているようなもの」「スポンサーに圧力かけるのはだめ」(2/3ページ) - 産経ニュース テレビとかラジオで不特定多数の人に向けて言うたら、軽口であろうと、冗談であろうと言い訳が通用しないところがある。ところが、内輪の会、私的な会合です。なおかつ、取材はシャットアウトでしゃべってる。飲み屋の席でしゃべっているようなもんです。 要するに内輪の場なら何を言ってもいいだろうと言っているのだが、議員の勉強会で、言論弾圧しろなんて意見が出ることが問題なのだ。いや、そういう民主国家の政治家に向いていないのに議員をやらされているかわいそうな人間がいることが問題なのだ。 医療関係者が飲み屋の席で、「来週の手術面倒くさいな。あの患者その前に死んでくれないかな」と言ったり、警官が研修で「怪しい奴は片っ端から

    どこであってもそんなことを言っては駄目なんだって - davsの日記
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    Ayrtonism 2015/06/29
    まあどの例も基本的には、「本当の内輪」だったら問題ないと思うけどね。いや、医者の「死んでくれないかな」は一つレベルが違うか。
  • 曽野綾子氏たちの基準では、個人が自由意思でする差別はしょうがないらしい。 - davsの日記

    前回記事では、曽野綾子氏たちが、産経新聞コラムの「炎上事件の火元を朝日新聞だと誤断していると書いた。『歴史通』2015年5月号の「私たちを「炎上」させようとした「朝日」」を読むと、曽野氏も渡部氏も、あのコラムの内容は全く問題がなかったと考えていることが分かる。どうやら、国家意思による差別は駄目だが、個人の意思による差別は問題ないという認識らしい。 曽野 ここに住んではいけないという規制があり、ここに住まねばならないと強制される、それを守らなければ罰を受ける、それがアパルトヘイトです。私が言っているのは全然そうではない。アジア人ならアジア人、アフリカ人ならアフリカ人同士で住んだほうが楽でいいんじゃないですかというだけの話です。どこに住まねばならない、住んではいけないなんて言っていない。ましてそういう規則をつくれというのでもない。アパルトヘイトとはまったく違います。 渡部 ぼくが50年前にア

    曽野綾子氏たちの基準では、個人が自由意思でする差別はしょうがないらしい。 - davsの日記
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    Ayrtonism 2015/04/15
    ダブスタは彼らのお家芸(´・ω・`)
  • 曽野綾子氏たちはさかうらみする相手を間違えている。 - davsの日記

    ワック出版の『歴史通』2015年5月号に「私たちを「炎上」させようとした「朝日」」という穏やかでないタイトルで曽野綾子氏と渡部昇一氏の対談が載っている。 介護は外国人労働者にやらせろ、語学も技術もなくても大丈夫。ただし、移民としての分をわきまえさせろ、とか、居住区だけは、白人。アジア人、黒人というふうに分けて済むほうがいい、とか、曽野綾子氏が2015年2月11日付の産経新聞のコラムに、書いて「炎上」した件が話題になっている。どういうものか、朝日新聞が批判の対象になっている。 編集部 朝日新聞はさっそく大きく取り上げて批判しました。例によって例のごとく「国際社会で理解されぬ」「国際問題になりうる」という見出しを掲げて国際問題化しようとしました。 渡部 朝日新聞の慰安婦記事の問題にしても、自分たちだけは人道的で正義の立場にいると考える思い上がりが根底にある。われわれに対して障碍者差別だ、人種差

    曽野綾子氏たちはさかうらみする相手を間違えている。 - davsの日記
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2015/04/10
    逆恨みするような人は危なっかしいからいっそ隔離した方が。
  • 秦郁彦氏はこの世に組織的犯罪というものがないと考えているのだろう。 - davsの日記

    下の記事にある、秦郁彦氏の発言が色々ひどい。 【詳報】「強制連行があったとするマグロウヒル社の記述は誤り」従軍慰安婦問題で、秦郁彦氏、大沼保昭氏が会見 (1/2) アムステルダムの"飾り窓の女"というのは有名ですよね。我が東京においてもソープランドがあるのはご存知だと思いますが、こういう話題をオランダ政府が、あるいはヘッドラインで報道するとか、こういうことはないわけですね。いわば一種の常識であります。しかしながら、なぜ日軍の慰安婦問題だけが大問題になってしまったのか、誠に不思議であります。 そりゃあ、当時の日の刑法に照らしても問題ありありの事業に軍が関与していたら、大問題になるわ。 私は「強制連行」には条件を付けています。官憲による組織された強制連行、ですね。ものには例外があります。個人的な犯罪ですね。新聞には毎日、日の警察官の犯罪の話が出てますよね。かといって日の警察が全部そうだ

    秦郁彦氏はこの世に組織的犯罪というものがないと考えているのだろう。 - davsの日記
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    Ayrtonism 2015/03/20
    「大元帥が命じた犯罪行為でなければ、日本軍の組織的犯罪ではなく、個人的な犯罪と言いたいのかもしれない」まとまった時間しゃべる機会を与えられても、およそ一般の常識とかけ離れたことしか言えないのだもの。
  • 「戦死者に感謝」がグロテスクなわけ - davsの日記

    http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/bunka/list/201503/CK2015030702000222.html 先の大戦で死んだ日の二百三十万人の兵士の六割は、歴史学者の藤原彰によれば、兵たん・補給無視の計画・指導による餓死とのたれ死にであるという。国家は、英霊として「ありがとう」と感謝するのではなく、まずもってドイツのように、「ごめんなさい」と謝罪するべきである。謝罪は悪いことに対して行うので、繰り返さない決意となる。 逆に「ありがとう」はいいことに対して行うので、繰り返される恐れがある。宗教学者の菱木政晴氏は、戦没者を褒めることやありがとうは次の戦死者を想定し、「後に続け」につながる危険性を指摘している。集団的自衛権の行使により、地球規模での自衛隊の参戦が間近に迫る今日、ワイツゼッカー演説は、三十年を経て「過去に目を閉ざす者は

    「戦死者に感謝」がグロテスクなわけ - davsの日記
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    Ayrtonism 2015/03/16
    ベースは「戦死者」じゃなくて「戦った人」への感謝なのだろうね。その象徴が「戦死者」。共同体を守った人に対する感謝という感情そのものは、個人的には全く否定されるものじゃないと思う。問題はそのあり方。
  • 従軍慰安婦問題否認論者、あるある - davsの日記

    今回は以前書いた下の記事の姉妹編。 従軍慰安婦問題否認論記事を書くために大事なこと〜無論、皮肉です。 - davsの日記 吉見義明氏と故・吉田清治氏を混同する。 インドシナとインドネシアを混同する。 「スマラン島」の実在を信じる。 日歴史上奴隷がいなかったと考えている。 大日帝国では、人身売買が完全に合法であったと思っている。 自分が中立的な人間と思っている。

    従軍慰安婦問題否認論者、あるある - davsの日記
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    Ayrtonism 2015/03/02
    4.と5.が矛盾なく同居できるってどういう頭かと思うけど、たしかにあるある。
  • 頼むから外国語に翻訳して世界に拡散しようなどと考えないでくれよ。〜「朝日新聞「慰安婦報道」に対する独立検証委員会」の報告書 - davsの日記

    「朝日新聞「慰安婦報道」に対する独立検証委員会」という組織は、朝日新聞の「慰安婦報道検証 第三者委員会」とはまるで関係のないものだが、報告書を出したというので見てみた。 http://www.seisaku-center.net/node/826 まあ、池田信夫氏の著作が参考文献にされていることで、中身がわかるというものだが、吉田証言と朝日新聞の影響力をここまで過大に評価し、従軍慰安婦問題で生じた外交問題の責任をこのふたつに押し付ける主張のオンパレードだ。 他にも従軍慰安婦問題についての、海外での論調について、おかしなことを書いている。 オランダ人女性に関わるスマラン島事件などは例外的な逸脱行為であり、米軍イラク・アブグレイブ収容所での看守兵乱行と同様の事象である。いずれも唾棄すべき事件だが、軍による組織的行為ではなく、上層部が知るに至って止めさせている。特に米国人には、「スマラン」は「ア

    頼むから外国語に翻訳して世界に拡散しようなどと考えないでくれよ。〜「朝日新聞「慰安婦報道」に対する独立検証委員会」の報告書 - davsの日記
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    Ayrtonism 2015/02/23
    検証可能な形で自分の考えを全世界に知ってほしいのなら、それは自ずと学術研究の発表の形式に近づいていくはずで、そうなっていないのなら、じゃあ何のためにやってるのか、という話になるよねえ。
  • 2月11日は非実在君主の非実在即位記念日です。 - davsの日記

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150211-00000086-san-soci まず、「母数が異なるため単純な比較はできない」と書いてあるが、母数よりサンプリングの方法が異なるから、比較できないのだ。記事を書いた人間は、北海道から沖縄まで全国10都市の街頭で声をかけられた18歳以上の男女約1万人の方が、無作為抽出された300人より、調査対象として優れていると思っているのかも知れないが、金曜日の夜の歓楽街で聞くのと、日曜日の午後に博物館の前で聞くのでは、回答者に大きな差が出るだろう。街頭はよいサンプリングの場とは言えない。 加えて、各国の「建国の日」と日のそれとの性質の違いもある。グラフに登場する各国の「建国の日」を表にまとめた。調査対象となった外国人が、政治的信条から異なる日を「建国の日」として答えた可能性もある。その場合、正解と判定されたか気に

    2月11日は非実在君主の非実在即位記念日です。 - davsの日記
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    Ayrtonism 2015/02/13
    変にファンタジーにこだわるのって、外から見たらけっこう滑稽なことじゃないかなあ。近代国家が成立したときと考えて、五箇条の御誓文の布告の日(4/6)とかにすればいいのに。バカバカしいのが一番ダメ。
  • 『永遠の0』のごまかし - davsの日記

    百田尚樹氏の『永遠の0』について4回にわたって主に考証面について記事にした。『永遠の0』に資料のひきうつし、とか、パクリとか批判があるのだが、むしろそれらの批判に値する段階まで至っていないのだ。 今まで書いてきたこと以外にも、文庫版189ページに書いてあるガダルカナル島上陸作戦に参加したアメリカ海軍の空母の名前が間違えているとか、(ワスプちゃんを忘れちゃイヤん。)とか、文庫版413ページの対独戦におけるB17搭乗員の8万人近い戦死者数を一桁少ないオーダーで書いてあるとか(まあ、確かに5000人は超えていますが)、いろいろあるのだが、今回はこの作品にひそむ、ごまかしについて書いて、このシリーズをいったん終わる。 百田氏によれば、『永遠の0』は戦争を肯定する小説ではない、ということらしい。 でもたしかに考えてみれば、特攻隊員を賛美したかもしれない、彼らの物語を美談にしたかもしれない。しかし賛美

    『永遠の0』のごまかし - davsの日記
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    Ayrtonism 2015/02/09
    旧軍は、倫理的に問題があったところや戦略的に稚拙だったところなど色々批判すべき点があるけど、その中の一部をやったからって、「戦争賛美」という批判をかわすことはできないよね。
  • 老人の思い出話は全て正しいとは限らない〜『永遠の0』 - davsの日記

    百田尚樹氏の『永遠の0』が映画に引き続き、テレビドラマ化されるそうな。 原作については、立ち読みでも、特攻への賛美や、戦後社会への嫌悪が目立っていたのと、作者の言動に好感が持てずに身銭を切っての購入をためらっていたのだが、この度、を入手して読むことができた。 読んでみたのだが、この戦争観がどう、というより、太平洋戦争歴史や、軍事について誤りがいくつもあるのだ。 『永遠の0』は孫たちが旧日海軍のパイロットであった祖父の宮部久蔵のことを彼の祖父から聞くというかたちで物語が進行するのだが、その語り部たちは宮部のことだけではなく、太平洋戦争歴史まで語るのだ。その語り部たちの語る太平洋戦争についての説明が、なんともおかしなものが混じっているのだ。 『永遠の0』は、フィクションであり、史実であるかは問題でない、という見解もあるだろう。例えば、この意見のように 「暴れん坊将軍をみて「徳川吉宗

    老人の思い出話は全て正しいとは限らない〜『永遠の0』 - davsの日記
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    Ayrtonism 2015/01/26
    ちゃんと解釈しようと思って、でも誤ってしまうのと、最初から願望ダダ漏れで史料解釈を誤ってしまうのって、似た現象だけど同一ではないよね。
  • 今年初めの池田信夫氏 - davsの日記

    拙ブログで今年はじめて、池田信夫氏について書く。取り上げるのは以下の記事だ。 池田信夫 blog : 慰安婦疑惑を国会で解明せよ 朝日新聞の渡辺社長はきのう記者会見し、「信頼回復と再生のための行動計画」なるものを発表した。予想どおり無内容で、論評にも値しない。これで幕が引けると思ったら大きな間違いだ。 「これで幕が引けると思ったら大きな間違いだ。」って、稼業者の台詞みたいだな。 最大の問題は「慰安婦の強制連行」という誤報を事実上認めたのに、それを撤回も謝罪もしていないことだ。当事者の植村隆は、いまだに逃げ回って記者会見にも出てこない。嘘をついているからだ。「だまされた」という話が、なぜ「連行」になったのか。義母を通じて韓国側からの働きかけはなかったのか。 これを検証した第三者委員会にも問題がある。「朝日新聞の国際的な責任は重くない」と主張した林香里委員は、「吉見義明教授の裁判闘争を支持し、

    今年初めの池田信夫氏 - davsの日記
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2015/01/22
    池田信夫氏は、もしかしたら一連の朝日の慰安婦に関する報道を、ネットを通じてしか知らないんじゃなかろうか。もしかしたら去年の8月の記事すら読んでない可能性がある。
  • それほど書きたかったのだろうか? - davsの日記

    http://agora-web.jp/archives/1627381.html 記事はタイトル通り、フランスの風刺専門の週刊紙「シャルリ・エブド」での銃撃事件についてのものだが、筆者の石井孝明氏はどうしても下のようなことが書きたかったらしい。しかし、下の一節はなくても論旨に影響のないすわりの悪いものだ。 韓国の一部の人と朝日新聞など一部日人は、従軍慰安婦問題で、「日人は強姦魔」と嘘を世界にばらまいた。それをニコニコしながら「表現の自由ですね」と言う日人がいたら、とても気持ち悪い。それと同じ感情だろう。石井孝明氏は、朝日新聞を名指ししているのだから、「「日人は強姦魔」と嘘を世界にばらまいた。」というのは、具体的にどの記事か、示すべきだろう。

    それほど書きたかったのだろうか? - davsの日記
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    Ayrtonism 2015/01/13
    うわー。デマである上に中身が「とても気持ち悪い」。