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  • 二大政党制が日本で根付かないのは「残念なリベラル」のせいなのか

    <90年代の選挙制度改革で二大政党制を目指したはずだが、それを阻んだのは二分された日の社会構造だった> ニューズウィーク日誌7月2日号「特集:残念なリベラルの処方箋」に、「リベラルはなぜ衰退したのか?」という記事を寄稿しました。参院選が迫る中で、野党の存在感が薄れたことで日の民主主義がますます弱っているという危機感から、現在にいたる日政治風土について歴史的な考察を含めて論じたものです。 詳しくは記事をお読みいただくとして、稿では、日で「二大政党制」がなぜ機能していないのかを考えたいと思います。アメリカの二大政党制はトランプ時代でも一応、機能しています。「一応」というのは、左右対立が激化しているのと、ホワイトハウスと議会の関係が悪すぎるので、健全な政策論議とか、国としての意思決定の能力が低下しているからです。とは言え、それでも対立軸はしっかり機能しています。 日の場合も、

    二大政党制が日本で根付かないのは「残念なリベラル」のせいなのか
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2019/06/27
    冷泉さんの語り口とか分析、けっこう好きだけど、二大政党制は日本には合わないと思う。どっちかというと、ドイツやイタリアみたいに比例代表に軸足を移して、どこも過半数取れないようにした方が健全になると思う。
  • 婚外子が増えれば日本の少子化問題は解決する?

    <日の婚外子の割合は世界各国と比較すると極端に低い。婚外子が選択肢として認められている国ほど出生率は高くなっている> 人生にはいくつかのステージがあり、それぞれを区切るイベント(ライフイベント)がある。(1)学校卒業、(2)就職、(3)結婚、(4)出産といった出来事だ。 これらは順不同でも構わないはずだが、日では通常「(1)→(2)→(3)→(4)」という順番を守ることが期待されている。(2)と(3)が入れ替われば「定職もないのに」と嫌味を言われ、(3)と(4)が逆になれば「結婚してないのに」と偏見を向けられる。 しかしこれは日の慣習によるものでしかない。最近ではこれにとらわれない人も増えているし、世界に目を転じれば、4つの順序があべこべな社会は多くある。(3)の結婚(法律婚)についてはもう普遍的な考え方ですらない。 ヨーロッパでは、出生数に占める婚外子の割合が高い。フランスやスウェ

    婚外子が増えれば日本の少子化問題は解決する?
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2019/06/10
    選択的夫婦別姓や事実婚の制度化で少子化が改善するんだったら安いもんだと思うよ。政府にしても懐傷まないんだから。
  • 【独占】見城徹「やましいことは一切ない」──『日本国紀』への批判に初言及

    <コピペや盗用が指摘される百田尚樹の65万部ベストセラーについて、版元である幻冬舎の見城徹社長が初めて口を開いた> 百田尚樹の『日国紀』は、65万部のベストセラーとなった一方で、インターネット上のフリー百科事典「ウィキペディア」からのコピペや他文献からの盗用を巡る指摘が後を絶たない。版元の幻冬舎は昨年11月の初版発売から重版を重ねるたびに、公表することなく修正も繰り返している。 5月28日発売のニューズウィーク日版「百田尚樹現象」特集で、幻冬舎社長・見城徹が『日国紀』を巡る一連の問題について、初めてインタビューに口を開いた。 インタビューは5月10日、東京・北参道の幻冬舎社内で収録した。なお、小説家の津原泰水が、『日国紀』を批判したことで、作品を幻冬舎文庫から出版できなくなったと公表するのはこのインタビュー後なので、その点についての質問はない。計20ページに及ぶ「百田尚樹現象」特集

    【独占】見城徹「やましいことは一切ない」──『日本国紀』への批判に初言及
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2019/05/29
    5年もかかるかいアマチュアか。
  • もしも韓国が仮想敵国だったら?

    海上自衛隊の護衛艦「いずも」の韓国寄港が中止されれば、防衛当局の交流縮小が現実に Issei Kato-REUTERS <レーダー照射や威嚇飛行をめぐる問題で日韓の対立が深まるなか、日では、韓国は理屈が通じないし面倒だからいらない、という感情論が増えているが> 日韓関係が新たな様相を呈している。前提となるのは、昨年10月末に韓国大法院が出した朝鮮半島からの戦時動員労働者(いわゆる徴用工)を巡る判決である。周知のようにこの判決は1965年に結ばれた日韓基条約とその一連の付属協定に支えられた日韓関係の根底を揺るがすものであり、大きな影響を持つ事となった。 しかしながら、この段階では、問題は依然従来の枠組みに留まっていた。何故なら、そこでの問題は、これまで同様、日韓両国間の「過去」に関わるものであり、またそれへの対処を巡るものでしかなかったからである。だからこそ仮令、判決の影響が一部の企業に

    もしも韓国が仮想敵国だったら?
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2019/01/30
    「韓国が既に日本を仮想敵国としてる」って※、どういうエビデンスに基づいてるのかな。結局、レーダー照射問題でも、日韓の言い分はほとんど食い違ってなくて「危険な行為だった」かどうかくらいじゃない?
  • 「世界中が怒りを感じている」上位26人が下位38億人分の富を保有。富裕層があと0.5%でも多く税金を払えば、貧困問題は解決するのに

    「世界中が怒りを感じている」上位26人が下位38億人分の富を保有。富裕層があと0.5%でも多く税金を払えば、貧困問題は解決するのに <国際慈善団体オックスファムが年次報告書で貧富の格差がまた拡したと指摘。各国政府に富裕層や企業への増税を呼びかける> 新たに発表された報告によると、世界で最も裕福な26人が、世界で所得が最も低い半数38億人の総資産に匹敵する富を握っており、しかも貧富の格差は拡大し続けているという。 イギリスを拠点に貧困問題に取り組んでいる国際慈善団体オックスファム・インターナショナルが、このほど年次報告書を発表。拡大する一方の貧富の格差を是正するため、富裕層への増税が必要だと各国政府に呼びかけた。2008年の世界金融危機以降、世界の超富裕層の資産総額が数十億ドル単位で増えた一方で、世界人口のうち所得が低いほうの半数にあたる38億人の資産総額は10%以上減少した。 中東の衛星テ

    「世界中が怒りを感じている」上位26人が下位38億人分の富を保有。富裕層があと0.5%でも多く税金を払えば、貧困問題は解決するのに
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    Ayrtonism 2019/01/23
    富ってのは、放っておくとどんどん偏るようにできてるので、一定以上に拡大させてはいかんのよ。それが近代国家の大きな仕事。
  • データで読み解くケント・ギルバート本の読者層 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    <50万部超というケント・ギルバートの著書の売れ方は「ほかのと違う」。購入者の年齢層と立地の数値に表れた謎を追う> ※この記事は誌10/30号「ケント・ギルバート現象」特集より。ケント・ギルバートはなぜ売れっ子になれたのか? 読者は「ネトウヨ」なのか? 人にもインタビューし、言論界を席巻する「ケント」現象の深層、さらにはデータから読者層の謎を読み解いた。 新書ノンフィクションの2017年ベストセラー第1位の座を獲得したのは、ケント・ギルバート著『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(講談社、以下『儒教』)だった(出版取次最大手・日出版販売調べ)。稿では内容面に関する論評については対象としない。筆者が興味を持っているのはただ一点、「ギルバートのの読者は誰なのか?」だ。 というのも、電子書籍版を含めて51万部を超えるベストセラーともなれば、周囲に一人ぐらいは読んだ人がいそうなも

    データで読み解くケント・ギルバート本の読者層 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
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    Ayrtonism 2018/10/30
    68歳って、団塊の世代のいちばん若いところじゃないか。団塊の世代ってほんと極端だなあ(偏見)。
  • 東大生の親の6割以上は年収950万円以上

    東大をはじめとした有力大学に入るには、幼少期からの塾通いや私立一貫校への進学など多額の教育投資が求められる> 日の大学の学費は高い。今や国立でも年間授業料は50万円超、私立では設備費等も合わせると年間100万円を越えるのが普通だ。下宿生となると家賃等もかかるので、家庭の費用負担はもっと大きくなる。 大学生の家庭の平均年収は830万円で、国立は841万円、公立は730万円、私立は834万円だ。年収1000万円以上の割合は国立が29.2%、公立が20.3%、私立が25.7%となっている(日学生支援機構『学生生活調査』2016年度)。 入試難易度が高い国立大学では富裕層の学生が多い。その頂点の東京大学に至っては、学生の家庭の年収階層は著しく偏っている。東京大学の『学生生活実態調査』という資料に、家庭の家計支持者(多くは父親)の年収分布が出ている。<図1>は、大学生の子がいる年代の男性(一般

    東大生の親の6割以上は年収950万円以上
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    Ayrtonism 2018/09/06
    弱い因果関係と強い相関関係、と個人的には理解している。
  • 良かれと思ったレイプ防止策、逆に女性への攻撃性を高めることに|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    <大学の防止プログラムで逆に攻撃的になる男性も> アメリカの大学では近年、レイプ事件が多発している。そのため今では政府の補助金を受けている大学は、レイプ防止と啓発を目的としたプログラムの実施が法律で定められている。 しかし、こうしたプログラムの効果を確認することを義務付ける法律はなく、評価はほとんど行われていない。 暴力行為に関する学術誌「アグレッション・アンド・バイオレント・ビヘイビア」に発表された新しい研究によれば、大学のレイプ防止プログラムは、逆に問題を悪化させる恐れがある。 この研究でカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のニール・マラムス教授(心理学)らは、性暴力を起こす危険性が高い若者を対象とするプログラムは、女性への攻撃性を高める「敵対的な反応」を生む可能性があると結論付けている。 【参考記事】異例の熱波と水不足が続くインドで、女性が水を飲まない理由が悲しすぎる 望む女

    良かれと思ったレイプ防止策、逆に女性への攻撃性を高めることに|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2018/08/24
    理性に働きかけるのは逆効果になる可能性がある、というのは感覚的には分かるかも。衝動を「宥める」ような策の方が効果的であることはあるだろうね。もちろん本質的な解決から遠ざかる面があるのだけど。
  • 怒りの僧侶、高野山への外国人観光客にナナメ上の対応で話題に

    <外国人旅行者が急激に増えている高野山。外国人観光客からのネガティブなレビューへの、ある僧侶の歯に衣着せぬ反応が話題になっている> 日仏教の聖地にいる辛口僧侶 高野山といえば、空海が開山した歴史ある場所で日仏教の聖地と言える。世界遺産にも登録され、国際的に知名度も上がった。そこにある1つのお寺が、英語圏で話題になっている。というのも、そのお寺の宿坊(宿坊とは通常、僧侶や参拝者向けに境内に用意された宿泊施設)がホテルの予約サイトに掲載されているのだが、外国人観光客からのネガティブなレビューへの返信が、歯に衣着せぬ内容でナナメ上を行っているのだ。英紙ガーディアンが報じた。 この宿坊は、和歌山県高野山にある赤松院(せきしょういん)だ。世界的なホテル予約サイト「Booking.com」に宿坊として掲載されている。このサイトでは、実際に宿泊した人が点数をつけたりコメントを投稿したりできるようにな

    怒りの僧侶、高野山への外国人観光客にナナメ上の対応で話題に
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2018/07/31
    そもそも宿坊を「宿泊施設」というくくりにするのが違和感あるよなあ。/「怒りの僧侶、高野山への外国人観光客にナナメ上の対応で話題に」って見出し、10回読んだけど意味が分からなかった。
  • 「日本再発見」京都は40年前に路面電車を廃止した、大きな過ちだった

    <1895年に日初の市電が京都市に誕生し、その後、日最大の路面電車網となったが、今はもうない。世界各地で市街中心部への車の乗り入れを禁止しようという動きがあるが、京都の市電を復活させる手立てはないのか> 京都市を訪れる観光客は年間5700万人近くに上るが、その中で、この街がかつて日最大の路面電車網を誇りにしていたことを知っている人はごくわずかだろう。 京都は美しい街であり、日文化の中心だ。今年は明治維新から150年目を記念するさまざまな祝賀イベントが行われている。その一方で、祝賀気分は薄れるものの、京都の歴史におけるもう1つの出来事がある。「市電」の名で親しまれた路面電車網が全面廃止されてから、今年で40年目を迎えるのだ。 最近は世界各地で、市街中心部への車の乗り入れを禁止しようとする取り組みが目立つ。さらに、シドニーをはじめ、かつては広範囲の路面電車網を誇りにしていた多くの都市が

    「日本再発見」京都は40年前に路面電車を廃止した、大きな過ちだった
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2018/05/30
    全面廃止じゃなくて、残せた路線はあったかもね。観光都市に路面電車は映えるので、残して正解だったということになった可能性もなくはないって感じかな。
  • ホーキングが遺した警告「富を再分配しなければ人類は貧乏になる」

    人工知能が完全に人間と置き換わるのでは、と心配していたホーキング Lucas Jackson-REUTERS <3月14日に死去したスティーブン・ホーキング博士は、技術革新がますます人間の雇用と所得を奪うことを危惧していた> 「車いすの天才科学者」として知られるイギリスの宇宙物理学者スティーブン・ホーキングが3月14日に76歳で死去した。世界最高の頭脳として人類に対する警告を数々遺したが、富の再分配と格差解消を訴えていたことはあまり知られていない。 ホーキングは2015年、米ニュースサイト「レディット」のイベントで、技術革新に伴って人々の経済格差が拡大するのをい止める唯一の方法は、富の再分配だと述べていた。ホーキングの死後、ネットで多くのユーザーがその言葉をシェアしている。 レディットのユーザーはホーキングにこう聞いた。「技術革新で人間が仕事を奪われる可能性はあるか。自動化すれば人間より

    ホーキングが遺した警告「富を再分配しなければ人類は貧乏になる」
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2018/03/16
    格差というのは、適正な水準があって、それより大きくても小さくてもいけない。格差が拡大する傾向にあることは、日本経済に活力がない原因の一つだと思ってる。
  • 朝鮮半島危機の現状下、日本は政局に走っている場合ではない

    北朝鮮の核開発問題の解決に向けて南北、米朝の首脳会談へと動き出したこの局面で、日は一瞬たりとも外交上の判断に遅れがあってはならない> 森友問題への安倍政権の対応は稚拙でした。第一次安倍政権の「格差よりイデオロギーを優先した」イメージが失速の元凶となったように、今回も「イデオロギーの同志と思って」いた籠池夫に騙されたり、問題への批判に居直ったりしたのですから、「イデオロギーの罠」にハマったのは否定できません。こういうことを繰り返すというのは良くありません。 ですが、朝鮮半島情勢が緊迫している現在、政局のゲーム感覚を楽しむ余裕はないと思います。首相夫人の国会招致とか、首相経験者の麻生財務相に辞任を迫るとか、そんな紙芝居のような「劇場」をやっているヒマはないのです。 もちろんいくらトランプ大統領が、「米朝首脳会談に応じる」と発表したからと言って、当に会談が実現するかどうかは不確定です。で

    朝鮮半島危機の現状下、日本は政局に走っている場合ではない
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2018/03/14
    「政局」と言うと党利党略とか党内抗争みたいだけど、民主主義国家で政権を預かる資格があるかどうかの話だからそこらの「政局」と一緒にするのはまずいんじゃないの?とタイトルだけ読んで反応。
  • 「トランプお友達作戦」で安倍さん大丈夫?

    <ニューズウィーク日版11月7日発売号(2017年11月14日号)は「トランプのアジア戦略」特集。トランプは混沌のアジアに何をもたらすのか。トランプ歴訪とアジアの新地政学をテーマとするこの特集から、パックンによる、ちょっとマジメな「安倍トラ」考察の寄稿を誌発売に先駆けて転載する> 安倍晋三首相に対して物申すこともあるが、今日は評価している点を2つ挙げる。1つはドナルド・トランプ米大統領対策。2つ目は滑舌。滑舌が悪い僕から見て、こんなに親近感がわく首相って、当に心強く感じるのだ。 では、1つ目に戻ろう。ちょうど1年前、トランプが米大統領選挙に勝利したことは、おそらく人も含め、みんなにとって想定外の結果だった。外国の外交筋も、当然ヒラリー・クリントンが勝つと思い込み、トランプとのパイプ作りはほとんどできていなかった上、各国の首脳たちの間ではトランプと少し距離を置こうとする動きが目立った

    「トランプお友達作戦」で安倍さん大丈夫?
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2017/11/06
    就任して10か月になるのに、まだ閣僚をクビにするとかって話が出てる時点でダメだよなー。まあ、4年間棒に振るくらいで済めば御の字だよ。
  • カタルーニャ「独立」は第2のスペイン内戦を呼ぶか

    「違憲」の住民投票を阻止するため投票所になだれ込む警官隊(10月1日、スペインのサン・ホリア・デ・ラミス) Juan Medina-REUTERS <カタルーニャの独立をめぐるスペイン中央政府との対立は、もはや交渉で解決可能なレベルではなさそうだ> スペイン中央政府とカタルーニャ州政府は過去5年間、カタルーニャの独立をめぐり対立してきた。住民投票の間もその後も、互いに一歩も引かない構えだ。 カタルーニャ州政府は、住民投票を違憲とするスペイン政府の反対を押し切って、10月1日に独立の是非を問う住民投票を行った。カルレス・プッチダモン州首相は同日夜、同州は独立国家となる権利を獲得したと宣言。一方では、投票を阻止しようとする警官隊と住民が衝突。州政府によると住民400人以上が負傷した。カタルーニャ側は、「賛成」多数となれば48時間以内にも独立を宣言するとしている。 中央政府はこれまで、カタルーニ

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    Ayrtonism 2017/10/03
    現代ヨーロッパで、750万人を抱える民族集団が、民族自決を目指さないとしたら、むしろそっちの方が違和感がある。スコットランドしかり。/もちろん、民族の意思として、現在の国に留まるということであれば別。
  • フリン補佐官失脚が意味する、トランプ政権の抱える脆さ

    <フリン辞任の背景には様々な憶測が流れているが、米メディアはこれをきっかけにトランプ政権の「ロシア・スキャンダル」を格的に追及する構えだ> トランプ政権のマイケル・フリン安全保障補佐官が週明けに辞任したニュースには、衝撃が走りました。基的には補佐官に就任する前の昨年12月にロシア大使に電話して経済制裁の解除問題について相談したという疑惑、そしてこの件に関してペンス副大統領にウソをついたのが理由だとされています。 ですがこの辞任劇、いろいろとよく分からない点があります。1つの問題は、これは政争なのかという疑問です。フリン氏の背後には、草の根のトランプ支持者がいる一方で、今回の失脚劇には、CIAやFBI、さらには民主・共和両党の「上院情報委員会」の存在がチラついているという見方があります。 さらに言えば、フリン氏が失脚する数時間前になっても「大統領はフリン氏に全幅の信頼を寄せている」と話し

    フリン補佐官失脚が意味する、トランプ政権の抱える脆さ
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    Ayrtonism 2017/02/17
    純粋に野次馬的な感覚で、ヒラリーさんが当選していたパラレルワールドと、両方見て見たかった。
  • ベルリン・フィルの次期音楽監督人事を考える

    フルトヴェングラー、カラヤン、アバドといった、その時代ごとに世界を代表する指揮者を音楽監督として招いてきたドイツの名門オーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(BPO)は、現在の音楽監督であるサイモン・ラトルが、2018年をもって退任し、ロンドン交響楽団の指揮者に転出することが決まっています。 そこで、楽団員による選挙で次期音楽監督を決めるはずだったのですが、5月11日の投票では1人に絞ることができませんでした。楽団からは、1年以内には決定できるだろうという見通しとともに、「今回は決定できず」という発表がされましたが、世界中のクラシック音楽ファンの間では、あらためてこの「次期監督人事」が話題に上ることとなりました。 世界中にオーケストラは数あるわけですが、どうしてこのBPOの指揮者の人事が特に話題になるのかというと、この楽団が世界の頂点にある、つまり世界中から優秀な独奏者を集めてき

    ベルリン・フィルの次期音楽監督人事を考える
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    Ayrtonism 2017/02/10
    冷泉さん、めっちゃ詳しいのね。最近全然追ってないから、ネルソンズもネゼ=セガンも知らなかった(汗
  • 「トランプ大統領はウソつき。」

    アメリカ大統領に敬意を払えば、トランプを「ウソつき」と言い切るのはためらわれるかもしれない。世界中の人々が、彼の発言をどう呼ぶべきか困っていると思うが......> 「トランプ大統領はウソつき。」 こう書くかどうか、みんな迷っている。前からトランプには真実と反する発言が多いが、ウソと言いきっていいのか。世界中の報道機関、ジャーナリスト、コメンテーターやハーバード卒漫才師兼自称コラムニストが、心に葛藤を抱えているはず。そこで、ちょうどいい解決策を僕が見つけた! もう少し文字数を稼いでから発表しよう。 そもそも「ウソ」という言葉を使うことを、なぜためらうのか。昔から大統領人を尊敬していなかったとしても、その地位に対する敬意を示すため「ウソつき」と呼ぶのはご法度だった。 ワシントン、リンカーン、ルースベルトなどの歴代大統領が築いた栄光もある。大統領の指令の下で戦ってきた戦没者や退役軍人へのリ

    「トランプ大統領はウソつき。」
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2017/02/10
    ブコメにトランプ氏の嘘を過小評価する人が多くてめまいがする。嘘を駆使して他人を中傷してるのに、どうでもいいところとか言っちゃうのって、バランス感覚が悪すぎるだろ。
  • ウソを恥じないトランプ政権に、日本はどう対応するべきか

    <80年代の感覚で日批判を続けるトランプがやっかいなのは、「劇場型パフォーマンス」のためには平然とウソをつくところ>(写真:今週TPP離脱の大統領令に署名したトランプトランプ大統領は今週23日に、大企業の経営者などとの会合で、規制緩和や法人税率の緩和など「企業優遇政策」を口にした一方で、日中国の通商政策を批判しました。要するに、貿易赤字が大きいのは問題だとか、それぞれにアメリカ製品を売りにくくしているなどという内容です。 また「いつものトランプ節」というわけです。選挙戦の時からずっと、言い続けていますが、ファクト・チェックを行えば簡単に反論できる内容です。 まず、基的に日への批判というのは、80年代のレトロ感覚で言っているだけであり、自動車産業に関して言えば、現在は現地生産比率が非常に高くなっており、部品産業を含めてアメリカで巨大な雇用を創出しています。 また、日で「アメ車

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    Ayrtonism
    Ayrtonism 2017/01/25
    「Alternative Fact」って、「Post Truth」ときれいに対応してる感があって、実におぞましい。トランプ政権は「Post Truth」の力でその地位に上り詰めた自覚があるらしい。
  • 鈴木宗男さんに謝らなきゃ

    <「プーチン大統領は力でクリミアを併合してはいない」という元衆院議員の鈴木宗男さんの発言に驚き、失礼な態度を取ってしまったことを反省中。でも北方領土問題も同じような問題なわけで......>(写真:プーチンを「信頼できるリーダー」と考えている鈴木宗男氏) あけましておめでとうございます! 新年、心を一新するために、まずやらないといけないことが一つある。それは鈴木宗男さんに謝ること。みんなも一回、二回はあるだろうけど、鈴木さんに対して、結構失礼な言い方をしてしまったのだ。謝らないと。 宗男さんのことは僕なりに評価している。過去にいろいろあったが、地元のため、北方四島の返還のために長年尽力していることは事実だ。とにかく彼の愛郷心は間違いない。さらに、僕の大好きな先輩芸人、プリンプリンさんが宗男さんのモノマネをすると超面白い。それだけでも宗男さんに強い親近感が湧く。 その宗男さんと先月、BS朝日

    鈴木宗男さんに謝らなきゃ
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    Ayrtonism 2017/01/11
    とても英語圏の人らしいアイロニーだな(褒めてる)。
  • 日本人の無自覚な沖縄差別

    <機動隊員の「土人」発言も、沖縄の米軍基地・撤退問題が聞き入れられないのも根は同じ。沖縄蔑視だ> (写真は、高江に配備された機動隊) 少なくとも米軍ヘリパッド建設が進められる高江(沖縄県東村)で反対運動に参加している市民にとって、機動隊員の「土人」「シナ人」発言に唐突感はなかった。機動隊員の暴言はいまにはじまったことではない。 「バカ」「気持ち悪い」「犯罪者」「ババア」──。こうした言葉が日常的に飛び交っていた。 「暴言の類は珍しくない。我々は最初から敵として扱われている」 そう話すのは高江でヘリパッド建設反対運動を続けている沖縄平和運動センターの大城悟事務局長だ。 地元(東村)村議の伊佐真次氏も「高江に常駐する機動隊には市民運動を敵視する体質がある。けっして機動隊個人の資質の問題ではない」と指摘する。 「土人」発言に多くの沖縄県民が憤っているのは、そこに沖縄への蔑視と偏見を見るからだ。

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    Ayrtonism 2016/11/07
    公権力相手なら多少は仕方がないなんて、どこにも書いてないし、行間からも読み取れなかった。義務教育くらいからやり直したらどうかなあ。