タグ

ブックマーク / srad.jp (6)

  • UTF-16の誕生 | yasuokaの日記 | スラド

    たとえば「16ビットのコードを2つ組み合わせることで急場をしのいだ」といった書き方は、いかにも行き当たりばったりでサロゲートペアを作ったように見えますが、実際には最初から計画的にサロゲート用のコードはリザーブしてあったわけですよね。 「最初から計画的にサロゲート用のコードはリザーブしてあった」というのは、どう考えても嘘だ。この際だからUTF-16の誕生に関して、私の知る限りのことを記しておこうと思う。 Joseph Dermansly BeckerがJTC1/SC2/WG2に『Proposal for Extended UCS-2 being also a Proposal for Extended Unicode』を提出したのは、1993年4月のことだ。後にJTC1/SC2/WG2 N883と呼ばれるこの文書において、Beckerは、High Half Zoneとして2C00~2FFFを

    B-SAKATU
    B-SAKATU 2007/02/12
    芝野氏のコメントがある。
  • yasuokaの日記: WAVE DASH問題縁起

    Encode - 規格のバグまでは直せませんにコメントしながら思ったのだが、JIS X 0208の1区33点「波ダッシュ」をUnicodeに変換する際、U+FF5EのFULLWIDTH TILDEに変換するのは明らかに間違いだ。この件に関して、私が知る限りのことを、ここに記しておこうと思う。 平成5年度のUCS調査研究委員会WG1において問題となったものの一つが、既存のJISの文字コードとISO/IEC 10646との対応をどうするかだった。JIS X 0208-1990の1区33点「波ダッシュ」に対しては、U+223C、U+223D、U+223E、U+223F、U+301Cが候補となったが、結局U+301Cと対応させることとなった。U+301Cの名前がWAVE DASHだったからである。ただし、ISO/IEC 10646-1:1993のU+301Cの例示字形は、JIS X 0208の「波

  • 安岡孝一の日記: コンピュータのキーボードはなぜQWERTY配列なのか

    どうやってQWERTY配列は主流となったかのコメントにも書いたのだが、「コンピュータのキーボードはなぜQWERTY配列なのか」という問に対して「タイプライターがQWERTY配列だったから」というのは、答として不十分だ。電卓と電話ですらキー配列が違うのだから、タイプライターとコンピュータのキー配列が同じでなければならない理由はない。では、なぜアルファベットに関しては同じなのか。そもそも、どうしてコンピュータの入力インターフェースは、キーボードが主流なのか。A.R.N.[日記]やKameno's Digital Photo Logにもコメントしたが、コンピュータの入力インターフェースがQWERTYキーボードになってしまった歴史的理由の1つには、テレタイプの存在があると考えられる。 1901年にテレタイプの原型を完成した際、Donald Murrayはキー配列として、タイプライターのQWERTY

  • 安岡孝一の日記: シフトJISの誕生

    清水哲郎の「シフトJIS」って何のためにあるの?(キャリア・ラボIT「文字コードで世界に出る」, 第11回, 2005年11月)を読みながら思ったのだが、「シフトJIS」誕生の過程はあまりに知られていない。特に Windowsの前身にあたるMS-DOS開発時にマイクロソフト社などによって考え出されたのが「JIS漢字のコード領域をごっそり1バイト文字の領域と重ならないコード領域にズラしてしまえ」という方法、すなわち「シフトJISコード」でした という誤解を非常に多く見かけるので、「シフトJIS」誕生に関して私が知る限りのことを、ここに記しておこうと思う。 「シフトJIS」を最初に採用したのは、三菱電機『MULTI 16』搭載の『日語CP/M-86』で、1982年4月20日出荷開始(この時点の『日語CP/M-86』は暫定版)である。この『日語CP/M-86』を開発したのは、マイクロソフト

  • 安岡孝一の日記: YEN SIGN問題縁起

    tarosukeの日記にもコメントしたのだが、YEN SIGN問題の歴史的経緯は、あまり知られていないように思える。そもそも、情報処理学会コード標準化委員会が1965年1月28日に完成した文字コード案では、「¥」は0x24に収録する予定だった。ところが、1966年4月のISO/TC97/SC2 + CCITT/GM ALPパリ会議において、ISO 7ビットコード最終案の0x24は「$」に固定されてしまい、1967年12月22日にISO R 646として制定された。やむをえず日側は0x5Cに「¥」を移し、JIS C 6220として1969年6月1日に制定した。一方アメリカは、1970年10月のISO/TC97/SC2ロンドン会議において、ISO R 646の0x5Cを「\」にするよう要求してきたが、日はこれに反対、ISO 646の1973年7月1日改正においても、0x5Cを国内使用箇所と

  • 崩壊中のBSラジオ局 | スラド

    usagito曰く、"現在唯一のBSデジタル・ラジオ局「WINJ」。倒産した旧セント・ギガの後釜だったのだが、ここが現在、とんでもない状態になっている。 WINJは参入当初、まったく新しい独自の音楽番組で月3000円の有料放送、という触れ込みだったのが、いつまでたってもノンスクランブルのままで、宣伝もせず、契約者の募集もせず、内容はほぼセント・ギガの再放送。20世紀に制作されたコンテンツを延々とリピートしてきた。夏頃から、放送にノイズが乗ったり、頻繁に途切れるようになった。ラジオ局といえば、1分も無音状態があればけっこう大変な事態だと思うのだが、現在のWINJは、数分どころか数時間の無音状態も珍しくない。ちなみにサイトの番組表は6月を最後に更新されていない(番組表は現在、どこから入手したものかセント・ギガのファンサイトでのみ提供されている)。メールを出しても返事はない。電話は通じない。タレ

  • 1