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ピークの4分の3 ネット上には新聞やテレビなど「マスコミ」をあげつらって「マスゴミ」呼ばわりする人がいる。論調が自分の主張と違うとか、趣味に合わないとか、理由はいろいろあるのだろうが、「ゴミ」と言うのはいかがなものか。ゴミ=いらないもの、である。新聞は無くてもよいと言い切れるのか。 新聞を作っている新聞記者は、全員が全員とは言わないが、言論の自由や報道の自由が民主主義社会を支えているという自負をもっている。権力の暴走をチェックしたり、不正を暴くことは、ジャーナリズムの重要な仕事だ。日本では歴史的に、新聞がジャーナリズムを支えてきた。 だが今、その「新聞」が消滅の危機に直面している。毎年1月に日本新聞協会が発表している日本の新聞発行部数によると、2018年(10月時点、以下同じ)は3990万1576部と、2017年に比べて222万6613部も減少した。14年連続の減少で、遂に4000万部の大
噴火は規模も時期も予知できない──日本人は昨年9月、57人の登山者の命を奪った御嶽山(おんたけさん)の噴火(水蒸気爆発)によって大自然の脅威と科学の限界を思い知らされた。ところが、この国の政府とマスコミは箱根山の異変に際してその教訓を活かそうとしない。火山性地震が連日観測されている箱根は、御嶽山より遥かに多くの観光客が訪れる地だ。だからこそリスクを過小評価してはならない。 御嶽山と箱根という2つのケースに共通する教訓は「観光への影響」に配慮することの危険だ 御嶽山のケースで、気象庁は警戒レベルを上げる判断はできなかったものの、火山性地震の増加を周辺自治体に伝えていた。しかし当時、気象庁の担当者は本誌に「自治体がどのように登山者に周知したかはわからない」と回答した。 自治体に判断を任せれば、観光客の足が遠のく周知を避けたがる。また、政府・メディアも危険だと報じて噴火しなかった際に地元から「観
【AFP=時事】1月に起きたイスラム過激派によるパリ(Paris)連続襲撃事件で、襲撃されたスーパーの冷蔵室に隠れて助かった6人が、事件中にテレビの生中継で居場所を放送されたとして、報道機関を告訴した。 パリ食品店で人質救った「ヒーロー」、マリ人男性に仏国籍 1月9日、パリのユダヤ系食料品店「ハイパーキャッシャー(Hyper Cacher)」にアメディ・クリバリ(Amedy Coulibaly)容疑者が押し入って4人を殺害、他の客らを人質に取って立てこもった。訴訟を起こした6人の弁護士パトリック・クラグマン(Patrick Klugman)氏は、放送された事件現場の映像は「最も基本的な注意を怠り」、店内でまだ生存していた人々を危険にさらしたと語った。 クラグマン氏は、フランスの24時間ニューステレビ局BFMTVを名指しで批判した。同局は立てこもり事件の最中に生放送で、3歳の子どもと生後
新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文を巡り、続々と疑惑が指摘された問題は、共著者のひとりが「確信が持てない」と、取り下げを訴える事態にまで発展した。 STAP細胞の作製を発表した理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダーは騒ぎが起きて以来、表舞台から姿を消したまま。理研は「調査中」を繰り返すものの明確な説明が不足しており、疑念が晴れないまま1か月が過ぎてしまった。 渦中の小保方さんは「淡々と研究中」? 発端は、英科学誌「ネイチャー」に掲載された論文に使用された画像に不自然な点があるとの指摘だった。別の実験画像と類似していると言われ、当初は「単純ミスによる掲載と思われるが調査をする」という説明があったが、あやふやなまま時が過ぎる。その後、他の論文を無断で引用したのではないかという疑問が噴出、さらに論文上の別の画像が、今度は小保方さんの博士論文に使用された画像と酷似していることが
「記者って凡人のプロ」 入社前、在学していた大学のマスコミに関する講義に招かれた新聞記者が、こう話していた。新聞は子供からお年寄りまで、専門知識を持たないたくさんの“普通”の人が読むものだから、普通の人に伝わるよう、普通の人が感じる疑問を専門家に質問し、普通の言葉で文章にしていくのが記者の仕事だという意味。 その言葉を痛感した出来事がある。8月、「筋力余裕度計」の開発を取材したときだった。記者2年目。立命館大学びわこ・くさつキャンパスがある滋賀県草津市を担当するようになって3カ月あまりで、初めての科学取材だった。 世界初の筋力余裕度計 「筋力余裕度計」は、体にセンサーをつけて屈伸運動をするだけで日常動作に必要な筋力を測定でき、年齢に伴う筋力の衰えもわかる機械で、開発は「世界初」というふれ込みだった。びわこ・くさつキャンパスにある立命館大スポーツ健康科学部の吉岡伸輔助教(生体力学)らの研究チ
Tweet <iframe src="http://www.facebook.com/plugins/like.php?href=http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20120928-1024232.html&layout=button_count&show_faces=false&width=100&action=like&colorscheme=light&height=21" scrolling="no" frameborder="0" style="border:none; overflow:hidden; width:100px; height:21px; allowTransparency="true"> mixiチェック 26日の自民党総裁選直前、都内のホテルで決起集会を行った安倍晋三総裁(58)が、昼食に高級カ
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4日放送の東海テレビの朝のワイド番組「ぴーかんテレビ」のプレゼント当選者発表で、テロップで当選者に「怪しいお米セシウムさん」という不謹慎な内容を放送し、「視聴者の皆さまに不快な思いを与えたことに対し、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。 番組内では、で岩手県産ひとめぼれ10キロの当選者発表で、そのテロップには「怪しいお米セシウムさん」「怪しいお米セシウムさん」「汚染されたお米セシウムさん」という架空の? 3人の名前が並んでいた。 番組中でも、直後にアナウンサーが「考えられないような不謹慎な内容でした」として謝罪している。テスト用のテロップを誤って放送したのではないかと見られるが、あまりにも考えられないような放送内容だった。 東海テレビは「夏休みプレゼント主義る祭りの当選者発表で、不適切な記述が誤って送出されました。大変常識を欠いた不謹慎な内容が画面に出てしまい、視聴者の皆さまに不快な思いを
京都大学をはじめとする有名大学で、入学試験開始から間もない時間帯に入試問題がYahooの質問サイトに投稿されました。そしてすぐに誰かがその入試問題の解答を投稿しました。このインターネットを使った新しいタイプのカンニングに対してネットで大きな話題になりました。そしてテレビなどのマスメディアでも大々的に報道されました。 この問題に対して、僕はそんな騒ぐほどの問題かと冷めた目で見ていました。もっと報道するべき重要なニュースが多数あるのに、なぜこんなくだらないことをトップニュースで毎日扱うのかとうんざりしていたのです。確かにカンニングは不正ですが、バレたら、バレた人が合格点をとっても不合格になるだけで、それだけの問題です。大人に叱られれば済む程度の問題だし、そもそも僕の大学生活を思い出しても、日本の大学ではテストで単位をとるためのカンニングはありふれた出来事でした。大学側もたまに見せしめで捕まえて
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