本日、午前中3時間にわたって、 衆議院憲法審査会が開かれ 第6章司法が議題となった。 私は、国民感情を正しく把握した憲法裁判所をつくるべきと主張した。 最高裁判所をはじめ、各級裁判所は、憲法14条の法の下の平等に違反と選挙権の一票の格差是正を強調した違憲判決を出す。 しかし国民感情のなかには、 父祖の故郷、過疎地方から代表が選出されなくてもよいのかという 素朴な疑問もあり、 法の下の平等だけが選挙区の区割りの基準なのかという思いが強い。 その証左に、私は38年で11回選挙に挑戦したが、 今まで、鳥取県など人口の少ない地域と比較して、 東京は不公平だという意見はほとんど聞いたことがない。 選挙区の有権者の関心は、政治の責任者がなにをしたか 相手候補にどうしたら勝てるかなのだ。 専門の憲法裁判所を創設し、 国民の代表を入れ国民感情をきちんと反映した憲法判断をするべきである。