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ブックマーク / markethack.net (139)

  • ウィキペディア英語版1日閉鎖で話題になっているSOPAとは何か : Market Hack

    ウィキペディアが1月18日に24時間サイトを閉鎖します。 これは下院が提出したSOPA法案に抗議することが目的です。 そこでSOPAとは何かを説明します。 SOPAとはStop Online Piracy Act(オンライン海賊行為阻止法案)の頭文字を取ったアクロニム(略称)で、正式には去年10月26日に提出された下院法案第3,261号を指します。この法案を起草したのはテキサス州の共和党議員、ラマール・スミスです。同法案には12名の議員がスポンサーとして連名しています。 この法案は主に米国国外(中国など)でネットを通じて著作権の侵害があった場合、アメリカの法律を適用して違反者を取り締まれるようにしようという法案です。知的所有権の侵害だけでなく模造品の取り締まりにも適用することが出来ます。 SOPAでは海外の違反者に対して米国法務省が裁判所命令を出すことが出来ます。さらに司法長官がグーグル

    ウィキペディア英語版1日閉鎖で話題になっているSOPAとは何か : Market Hack
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    BIFF 2012/01/19
    抗議のためにサービス停止したwikipediaなど名だたるネット関連企業が反対しているSOPAの問題点。
  • 催涙スプレーおまわりサンがネット上でブレイク : Market Hack

    反ウォール街デモ、『オキュパイ・ウォールストリート(Occupy Wall Street)』が世界に広がっていますが、僕の地元に近いUC Davis(カリフォルニア大学デービス校)では警察官が無抵抗の学生たちに催涙スプレー(Pepper Spray)を噴霧し、これがYouTube上で話題になりました。 この催涙スプレーおまわりサンのパロディが急激に盛り上がりを見せています。下は無数の「作品」の中からの抜粋ですが、なかなか笑わせます。 (出典はここ)

    催涙スプレーおまわりサンがネット上でブレイク : Market Hack
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    BIFF 2011/12/08
    みよや同胞、これぞ「暴力装置」なり。
  • ユーロ共同債の発行で欧州を救う事が出来るか : Market Hack

    数日前にリークされていた通り、欧州連合(EU)の行政部門を司る欧州委員会(European Commission)がユーロ共同債の導入を提案しました。 ユーロ共同債とは欧州の単独の国が国債を出す代わりに、EU圏全体として債券を発行することを指します。もっとカンタンな言い方をすれば米国財務省証券(=USトレジャリー)のユーロ圏版だと思えば良いでしょう。 欧州委員会はユーロ共同債を出す際、3つのシナリオを描いています。なぜ3つの選択肢を提示したかといえばユーロ共同債の案を各国の代表が自国に持ち帰った場合、国内世論的に通りやすい案と強い反発を招くと考えられる案があるからです。 このうち最も反発が強いだろうと考えられる案はユーロ加盟国の国債の発行を全部欧州連合に一化してしまう方法です。 純粋にマーケットの視点からすれば、これが最も強靭で人気が出やすいアプローチだと思います。 その理由はユーロ圏全

    ユーロ共同債の発行で欧州を救う事が出来るか : Market Hack
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    BIFF 2011/12/08
    政府負債比率で、我が国のブッチギリ振りが印象的でした。。
  • 息をしていない中国の太陽光発電業界 : Market Hack

    「たいへん、LDKちゃんが息してない。誰か助けて!」 そういう悲鳴が聞こえてきそうなのが最近の中国のソーラー・パネル業界です。 下は中国のソーラー・パネル関連の代表銘柄の上場以来の株価の足取りです。 今年に入ってからの株価を拡大したのが次のチャートです。 中国政府は国策で太陽光発電産業を振興するために莫大な補助金を投じてソーラー・パネル企業を支援しました。 その補助金目当てで事業参入した業者が相次ぎ、中国はアッという間に世界の太陽光発電市場を席巻しました。 その間、スペインをはじめとする欧州各国は不景気と政府の補助金見直しでソーラー・ブームは一巡しています。 中国のメーカーがダンピング的な価格でパネルを処分しているのでアメリカの業者の中には倒産するところが出始めています。 今週は中国のソーラー・パネルのメーカーが相次いで決算を発表します。 21日(月) トリナ・ソーラー(TSL)、ジンコ・

    息をしていない中国の太陽光発電業界 : Market Hack
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    BIFF 2011/12/02
    さすがわ中国。
  • アマゾンのキンドル・ファイヤーに対するユーザーの評判はイマイチ : Market Hack

    今日からキンドル・ファイヤーが出荷されていますがネット上で見られるユーザーの評判は「落胆した」というものが多いです。 ニューヨーク・タイムズは「キンドル・ファイヤーは物のタブレットほどいろいろなことをこなせない。電子書籍の購入や動画を楽しむなど、アマゾンのストアを経由して提供されるいろいろな商品を楽しむにはこれで十分だが、それ以上のことを期待するのはムリ。カメラを内蔵していない、マイクロフォンも内蔵していない、GPSも無い、ブルートゥースも無い、メモリー・カードのスロットも無い。アニメーションは重く、ブレがち。電子書籍のページをめくるのも快適ではない」と酷評しています。 ベーターのフェイス・メリーノは「結局、キンドル・ファイヤーはiPadキラーとは程遠い存在。でもまあ200ドルだからしょうがない」と締めくくっています。

    アマゾンのキンドル・ファイヤーに対するユーザーの評判はイマイチ : Market Hack
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    BIFF 2011/11/18
    あぁ期待のキンドルはダメなのか、と思って記事を読んだら・・200ドルで何を贅沢いっているのだ!?取り敢えず期待は継続。
  • もう政治家はイヤだ ギリシャ、イタリア危機でテクノクラート(官僚)に国政を任せようという機運高まる : Market Hack

    イタリアの10年国債利回りが「三途の川を渡る」危機的水準である7%をアッという間にぶち抜いてしまった事で欧州はちょっとしたヒステリー状態に陥っています。 今回のギリシャとイタリアの危機は両国の政治が迷走して議会で何も決められなくなってしまったステールメート(膠着状態)が原因です。 ギリシャではパパンドレウ首相が、イタリアではベルルスコーニ首相が退くというところまでは決まったけど、、、後任の人事は暗礁に乗り上げています。 「もう政治家はイヤだ。この際、学者とか官僚に国政を任せてはどうだろうか?」そういう議論が高まっています。テクノクラート主導型の政権ということで「テクノ・ガバメント」という造語まで飛び出す始末です。 この混乱の中で「フランスとドイツだけがEUからイチ抜けたをする極秘プロジェクト(=メルコジ駆け落ち説)が動いている」という噂すら伝わってきています。 まだ当分、欧州情勢からは目が

    もう政治家はイヤだ ギリシャ、イタリア危機でテクノクラート(官僚)に国政を任せようという機運高まる : Market Hack
  • そこまでしてEUにとどまる理由はなに? ギリシャの意地は歴史から : Market Hack

    ギリシャが世界中の投資家から冷笑されながら、それでもユーロ圏にとどまろうとあがいています。 市場の論理からすればギリシャはユーロを離脱し、ドラクマに戻すことによってもう一度出直す方が良いという考えもあります。 その場合、ドラクマは暴落するのでギリシャのミドルクラス(中流)は国際比較では「ドカ貧」状態になります。これはちょうどアルゼンチンのペソ危機の後で同国の中産階級が壊滅したのと同じです。 でも国内に居る限り周りのみんなも一様に貧しくなるのでそれが痛みを和らげます。 にんげん不思議なもので自分だけが貧しくなると耐えられないけれど、まわりのみんなもビンボーになっている様子をみると溜飲が下がるのです。 但し輸入品の値段は跳ね上がるでしょう。だから輸入品インフレが起こります。それは舶来の贅沢品(たとえばベンツ)はもう買えないことを意味します。 その一方でドラクマが下がる事は海外から見るとギリシャ

    そこまでしてEUにとどまる理由はなに? ギリシャの意地は歴史から : Market Hack
  • プライベート・エクイティ界の帝王を憔悴させたイタリア国債 左右不揃いの革靴を見て万事休すを悟った瞬間 : Market Hack

    今日は機関投資家の立場から見た場合、なぜイタリア国債をいま買いにくいか?という点について書きます。 皆さんはクリストファー・フラワーズという名前をご存じですか? 彼は1980年代にゴールドマン・サックスの金融法人M&A部隊を立ち上げたオリジナル・メンバーであり、その後、リップルウッドに転身し、今はJCフラワーズという自分のプライベート・エクイティ・ファンドを運営しています。 日長期信用銀行が破綻したときにリップルウッドがその再生に一役買い、新生銀行として再スタートを切るわけですが、そのときの仕掛け人のひとりがクリストファー・フラワーズなのです。 このことからもわかる通り、彼はギリギリの極限状況でも冷静さを失わず、クールに金儲けのチャンスを追求する、心臓に毛の生えたような男なのです。 しかしそのフラワーズも今度のMFグローバルの一件では事態の急速な暗転に虚を突かれたと言われます。 もともと

    プライベート・エクイティ界の帝王を憔悴させたイタリア国債 左右不揃いの革靴を見て万事休すを悟った瞬間 : Market Hack
  • ギリシャ問題がこじれている今こそスティグリッツを読もう 『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』 : Market Hack

    世界を不幸にしたグローバリズムの正体 クチコミを見る ★★★☆☆(評者)広瀬隆雄 『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』は南米の債務危機やアジアの通貨危機の後に書かれたです。 同書の英語のタイトルは『Globalization and its Discontents』です。このdiscontentsとは「不平、不満」の意味です。 グローバライゼーションの不平、不満の矛先はどこに向けられているかと言えば、それは国際通貨基金(IMF)に代表される、ワシントン・コンセンサスの考え方に向けられています。 同書が出る前の欧米の金融界における支配的な考え方は「通貨危機に陥る国は怠け者だからダメなのだ」ないしは「これらの国の後進性が問題だ」というものでした。 だから誰も国際通貨基金がそれらの国を救済する際にあてはめている処方箋が間違っているとは疑っていませんでした。 同書は救済される側の立場に立って

    ギリシャ問題がこじれている今こそスティグリッツを読もう 『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』 : Market Hack
  • ダイヤモンドのデビアスの経営権がアングロ・アメリカンに譲り受けられた : Market Hack

    世界最大のダイヤモンドの生産・販売会社、デビアス(De Beers)の経営権がオッペンハイマー家からアングロ・アメリカンに移譲されました。 今回の取引ではアングロ・アメリカンが51億ドルをオッペンハイマー家に支払う代わりにファミリーが支配しているデビアス株を譲り受けるものです。 この取引によりアングロ・アメリカンのデビアス所有比率はこれまでの45%から85%へと引き上げられました。 これは同社の経営の実質的なコントロールがオッペンハイマー家からアングロ・アメリカンへ移ることを意味します。 アングロ・アメリカンは長期的なダイヤモンド価格の展望は明るいと考えています。 これはひとつには中国などで新興成金が続々登場していることによります。 またアメリカでは上位1%の裕福層がよりリッチになるという富の集中の現象が見られています。 デビアスはオックスフォード大学のローズ奨学金やローデシアの名前にもな

    ダイヤモンドのデビアスの経営権がアングロ・アメリカンに譲り受けられた : Market Hack
    BIFF
    BIFF 2011/11/05
    オッペンハイマー家が、アングロ・アメリカンに、ダイヤモンドのデビアス社を売却。51億ドル。ラフカットダイアモンド市場でのデビアスのシェアは35%。ダイヤモンド価格は年初来40%近い高騰。
  • ギリシャの国民投票はキャンセルされたが不信任投票は今夜実行される ドロドロすぎるパパンドレウのご学友 : Market Hack

    パパンドレウ首相が提案していた国民投票(レファレンダム)はどうやら引っ込められた模様です。 首相が国民投票を諦めた理由はこの2日間にギリシャの与党、全ギリシャ社会主義運動から3名の議員の離反が出て、過半数を確保出来なくなったからです。 ギリシャ議会の総議席数は300議席で、第一党の全ギリシャ社会主義運動はそのうち153の議席を今週の月曜日まで占めていました。 今回の3名の議員の離反でパパンドレウ政権はレームダック化しました。 そこで野党の新民主主義党(議席数85)と連立政権を樹立しようではないかという動きが起こっています。 ただこれは簡単なようで実際にはかなり紆余曲折がありそうです。 なぜならギリシャは歴史的に連立政権が形成された実績は極めて少なく、「喰うか、喰われるか」のバトルに明け暮れてきたからです。 だから今回の国難に臨んで「それじゃ、みんな仲良くやりましょうか」という話には、ならな

    ギリシャの国民投票はキャンセルされたが不信任投票は今夜実行される ドロドロすぎるパパンドレウのご学友 : Market Hack
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    BIFF 2011/11/04
    国民投票の回避は重畳。それにしても国民が国民なら、政治家も政治家。さすがにソクラテスを死刑にした国だけのことはあると思います。
  • ギリシャとドイツの一騎打ちがまるでタランティーノの世界だ : Market Hack

    NY市場が引けた後の現在(日時間3日朝9時)、南フランスのカンヌではドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領がG20を目前に控えてギリシャのパパンドレウ首相を呼び付け、国民投票(=レファレンダム)の一件に関して詰問中です。 普段はカンヌ映画祭の会場となるフェスティバル・パレスの会見会場にパパンドレウ首相は単身で乗り込んだのだそうです。 タランティーノ映画も真っ青、ひとつ間違えばお互いの脳天を撃ち抜きかねない絶体絶命の睨み合い状態が至現しています。 ウォールストリート・ジャーナルによるとドイツのメルケル首相はぶち切れした態度で「ギリシャはユーロ圏に残留したいのかどうか?ギリシャ国民ひとりひとりに問われているのはその問題だ!」と言い放ちました。 これは一見、無造作なコメントのように見えるのですが、実はきめ細かいテクを駆使してドイツがギリシャのレファレンダムのアジェンダを操作しているので

    ギリシャとドイツの一騎打ちがまるでタランティーノの世界だ : Market Hack
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    BIFF 2011/11/04
    ギリシャ問題、いよいよ当面の大詰めです。大騒ぎになっているのに、これが無事乗り越えられても本質的な問題解決にならないところが、確かにタランティーノ風。
  • 「ハチャメチャなデフォルト」のシナリオが突然浮上 ギリシャが先日EU首脳会談で決まった包括戦略を国民投票にかけると発表 : Market Hack

    ギリシャのパパンドレウ首相は先週EU首脳会談で決まったギリシャ支援策に関して「その是非を国民投票にかける」と宣言しました。 当然、欧州各国はこれにたいへん立腹しています。 なぜならレファレンダム(国民投票)で若しギリシャ支援策をギリシャ国民が却下すると折角根回しをした「秩序だったデフォルト」のシナリオが崩れ、ハチャメチャなデフォルトになる危険性があるからです。 その場合、たぶんギリシャはユーロ圏から脱退することを余儀なくされると思われます。(但しドイツとフランスがギリシャが一切の緊縮策を取らない場合でも支援すると腹を決めれば別ですけど。)

    「ハチャメチャなデフォルト」のシナリオが突然浮上 ギリシャが先日EU首脳会談で決まった包括戦略を国民投票にかけると発表 : Market Hack
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    BIFF 2011/11/01
    ギリシア人は知性を、3000年前に忘れてきたのかな。それとも外からでは分からない複雑な事情があるのかな。
  • 勝ち組が全てを奪う社会 : Market Hack

    最近、アメリカ社会は「The Winner Takes It All社会」の傾向を一層強めていると言われます。 The Winner Takes It Allとは勝ち組が全てを奪うことを指します。 先週、米国連邦議会予算局(CBO)が「家計収入の分配に関するトレンド 1979~2007年」という題の報告書を提出しました。 それによると近年のアメリカはこの「勝ち組が全てを奪う社会」の傾向が一層強まっていることが浮き彫りになっています。 米国で最も裕福な1%の人々の家計所得は1979年から2007年にかけて+275%増えました。 その一方で中流に属する60%のアメリカ人の家計所得は同じ時期に40%しか増えていません。 その結果、一握りの裕福層がアメリカ全体の富のより多くの部分を支配する傾向が強まりました。 下のパイチャートは五分位数(quintile)による米国の所得シェアを示したものです。

    勝ち組が全てを奪う社会 : Market Hack
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    BIFF 2011/10/31
    競争は公正であってはじめて社会の活力になる。不公正な社会システムは必ず衰退する。このような社会では繁栄は続かない。
  • EU首脳会談での包括戦略は悲観論が多かったにもかかわらずナゼ上手くまとまったのか? ドイツ人が怠け者のギリシャ人よりもっと嫌いなモノ : Market Hack

    先週はEU首脳会談の結果、包括戦略が土壇場で決まり、市場はこれを好感しました。 当初悲観論も多かったのに、なぜ話し合いは上手くまとまったのでしょうか? それは一言でいえばドイツがそれを強く欲したからです。 今回の交渉ではドイツのアンゲラ・メルケル首相が中心的な役割を果たしました。 先ず断っておくとメルケル首相は率先してリーダーを買って出るタイプの人ではありません。「請われたら、受けて立つ」タイプの人です。 だから今回も最初から出しゃばった真似はせず、じっくり機が熟すのを待ちました。 そして自分以外に誰も仕事の引受け手が無いことがハッキリしてから動き出しました。 メルケル首相は頑固に信念を貫く人です。とりわけ決定的瞬間では全く躊躇しません。 欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の拡大に関する連邦議会での票決に際してメルケル首相は連立与党の同士たちに「ここで団結しないともう次の選挙ではあなたた

    EU首脳会談での包括戦略は悲観論が多かったにもかかわらずナゼ上手くまとまったのか? ドイツ人が怠け者のギリシャ人よりもっと嫌いなモノ : Market Hack
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    BIFF 2011/10/30
    EUの合意の背景にメルケル首相のリーダーシップ。
  • 中国で豚肉の価格が下落 引締めサイクル終了は近い : Market Hack

    フィナンシャル・タイムズによると中国の豚肉(ポーク)価格は9月の高値から9%下がったそうです。 世界の豚肉の50%は中国で消費されます。 また中国の消費者物価指数では品価格が重要な要素を構成しており、現在6.1%である中国の消費者物価指数のうち1%前後のスイングは豚肉価格から来ているとFTは論じています。 問題は豚肉価格の下落がたんにシクリカル(市況的)な現象であるか、それともセキュラー(長期的)なものかという点です。 中国のポーク価格は3年周期で上下動を繰り返します。これは俗に「ホグ・サイクル」と呼ばれる現象で豚肉価格の高騰を見て養豚の増産をしようとすると生育までに18カ月程度を必要とすることから生じます。 現在は高価格に応える格好で供給が増えつつあるので、その意味では今回の価格下落はシクリカルな展開です。 しかし今後豚肉価格は安値で安定するという議論もあります。その理由は巨大養豚場で

    中国で豚肉の価格が下落 引締めサイクル終了は近い : Market Hack
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    BIFF 2011/10/30
    中国で豚肉の価格に歯止めがかかった模様。量産も進行中で、今後価格が長期的に安定する可能性が出てきた。
  • EU首脳会議がユーロ問題に関し包括的戦略で合意 このニュースをどうトレードするか? : Market Hack

    ヨーロッパの首脳がついにユーロ問題解決に向けた包括的戦略に関して合意に漕ぎ着けました。 現地はとっくに深夜を回っています。 ポイントは以下の通りです: ギリシャ国債のヘアカットは50%とする これにより銀行は実現損が出てしまうので早急に資増強を行う 銀行の中核的自己資比率は9%を目指す EFSFは現在の4400億ユーロから1兆ユーロへレバレッジ・アップする EFSFは周辺国国債の最初の損の一部を保証することで実質的に「保険会社」の機能を提供する EFSFとは別の第2弾救済ファンドを立ち上げ、中国のソブリンウエルスファンドなど欧州政府以外の投資主体からの出資を仰ぐ まずニュースを見た印象としては投資家の事前予想とい違いがある部分は次の2点です。 1.EFSFのレバレッジは4倍より少なかった 2.第2弾救済ファンドを立ち上げ中国のSWFからの出資を仰ぐ EFSFのレバレッジが当初予想より

    EU首脳会議がユーロ問題に関し包括的戦略で合意 このニュースをどうトレードするか? : Market Hack
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    BIFF 2011/10/27
    EUの隠し玉は中国のSWFでした。ユーロは反転急上昇。
  • 欧州債務危機問題の規模に関するまとめ : Market Hack

    ギリシャ債務危機が世界経済全体にとってどのようなスケールの問題なのかを整理しておきます。 最初のグラフは主要国のGDPの規模の比較です。 なおここで使用したデータは全てニューヨーク・タイムズから引用しました。そのニューヨーク・タイムズは2011年10月20日に出されたBIS(国際決済銀行)の報告書を基にしています。データは2011年6月現在のものです。なおBISのデータはノンバンクによる貸借は含まれていません。 次のグラフは各国の負債がGDPの何%かを示したものです。 次のグラフは各国の政府負債額を示したものです。 EUの主要メンバー7カ国(ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ギリシャ、アイルランド、ポルトガル)の政府負債額を全て足し上げ、それをGDPで割った比率は91.6%となります。 これは日や米国より低いことに注目して下さい。 またEU7カ国の負債総額も米国や日より少ないです。

    欧州債務危機問題の規模に関するまとめ : Market Hack
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    BIFF 2011/10/24
    これは分かりやすい良いデータ。日本がギリシアみたいなことはないっていう話に違和感をもつのは、これのせい。今なぜか円高だけど。。
  • ギリシャ財政危機 EU首脳会議にむけて投資家の心の準備 : Market Hack

    10月26日のEU首脳会議でギリシャ債務問題に関して何らかの合意が発表されるか注目されています。 いま討議されている問題のひとつはギリシャの債務減免(ヘアカット)です。 なぜギリシャの債務減免が必要なのでしょうか? これには2つの理由があります。 先ず、「とてもじゃないけどムリだ」という部分を諦めることで残りを計画的に返せるメドが立つからです。 もうひとつの理由は貸した方の責任をハッキリするという事です。 「そんなの、おかしい。怠惰なギリシャが全て悪い」 そう感じる読者が大半だと思いますけど、当にそうでしょうか? この問題を考える際、米国で起きたサブプライム問題を思い出して欲しいのです。 サブプライム問題は来、信用力に欠ける無責任な借り手にまで銀行がどんどん融資したことが不動産バブルを引き起こしました。土地の値段が騰がっているうちは借り手の収入や返済能力に関して虚偽の書類をねつ造してま

    ギリシャ財政危機 EU首脳会議にむけて投資家の心の準備 : Market Hack
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    BIFF 2011/10/24
    なるほど、相手の本来の与信を無視して貸し込んだ者の責任。この記事は参考になります。
  • 突破口 ウォール街が総攻撃に出る時 : Market Hack

    僕は投資銀行に勤めていた時代に幾つものコミットメント・ミーティングに出席しました。 コミットメント・ミーティングとは或る案件を引受けるかどうかの決断を下す会議です。 ディールが売れ残ると投資銀行のバランスシートを危険に晒します。また会社の名声に傷がつきます。だからコミットメント・ミーティングはいつも緊張が走ります。 その中でもとりわけ難しいのが相場環境が暗転し、IPOのウインドウが閉じてしまった後で、なんとかディールを再開する第一号の案件です。 閉じている扉を蹴破って値決めに持ち込むわけですから、勢いのある案件でなくてはいけません。 このためIPOウインドウの再開を狙う最初のディールには手持ちの駒のうち最高の案件をぶつけるというのがウォール街の常識になっています。 第一号案件はグルーポン(ティッカー:GRPN)になりました。 主幹事のモルガンスタンレーだけではなく、ウォール街中が悲壮な決意

    突破口 ウォール街が総攻撃に出る時 : Market Hack