今日は参院選の投票日だが、第1次安倍内閣当時に行われた2007年の参院選で自民党は惨敗した。安倍晋三はその1か月半後に政権を投げ出したが、安倍の失敗の原因として、安倍が右翼であるだけではなく「新自由主義」の尻尾も一緒についていたことを当時よくブログ(主に弊ブログではなく『きまぐれな日々』)で指摘したものだ。2006年の大晦日だったかその前日だったかの朝日新聞で、星浩が安倍の本心は「反小泉」だろうと推測していたが、私もその通りだろうと推測した。しかし安倍には「小泉純一郎の後継者」という縛りがあったし、何より自身がものすごいセレブだったために、新自由主義との縁を切ることなど終生できなかった。弊ブログが現元号や某プロ野球球団の日本語の愛称ともども禁句にしている、片仮名6文字で表される第2〜4次安倍内閣の経済政策は、金融緩和や財政出動のオブラートを被せてはあるが、それにくっついている「成長戦略」は