衆院議院運営委員会は4日の理事会で、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際の全国瞬時警報システム(Jアラート)の受信機を衆院に設置することを決めました。日本共産党の塩川鉄也議員は「いたずらに不安をあおる」として受信機の設置に反対しました。 塩川氏はJアラートが日本上空通過の予想時刻後に出され、弾道ミサイルの軌道から遠く離れた島しょ部にも出されたと指摘し、「Jアラートのシステムそのものの検証が必要だ」と述べました。また、政府は弾道ミサイルが日本上空を通過する場合の「落下物の危険性」と言うが、「宇宙空間を通過することにどういう危険性があるのか、政府から明確な説明がない。いたずらに不安をあおるものだ」と発言しました。 塩川氏は、Jアラートの受信機が国の機関では防衛省など一部にしか設置されておらず、衆院に受信機を設置する必要性が明らかでないと指摘、「国会が行うべきはJアラートそのものの検証だ」と強調しま
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