二酸化炭素固定の二つの問題を解決する提案をする。 問題の一つは、固定した二酸化炭素の貯蔵方法である。もう一つは補助金なしで事業化する方法である。 二酸化炭素を固定するということは固体にするということであり、体積を小さくした方が貯蔵に便利である。ここで酸素は別に気体のままでも構わないので、要は炭素を小さな固体にするということが必要な訳だ。 単純に考えれば、ダイヤモンドにすればいい。もちろん、エネルギーが必要だが、二酸化炭素固定にはすべてエネルギーが必要である。そのエネルギーが小さいかまたは回収できればよい。 補助金なしの事業化ということは、単にこのダイヤモンドを売ればよいということである。一般には人工ダイヤモンドは天然のダイヤモンドより安いようだが、二酸化炭素を固定化したダイヤモンドという付加価値を付ければよい。 二酸化炭素を固定化した地球温暖化防止のダイヤモンドという触れ込みで売るならば、