共同通信社は二十九、三十両日、参院選での有権者の動向を探るため、全国電話世論調査(第二回トレンド調査)を実施した。参院選比例代表の投票先一位は前回に引き続き自民党の31・1%で、前回調査の28・8%から2・3ポイント増え堅調ぶりを示した。二位は民主党の7・5%(前回比0・7ポイント減)で、公明党5・9%(0・1ポイント減)が続いた。 比例投票先では、みんなの党が0・1ポイント減って3・8%で4位、東京都議選で躍進した共産党が0・5ポイント増の3・7%で続き、1・5ポイント減って3・3%となった日本維新の会は四位から六位に転落した。社民党0・9%、生活の党0・7%、みどりの風0・3%だった。「まだ決めていない」とした人が35・5%に上っており、情勢が今後変化する可能性は残る。