ブックマーク / okemos.hatenablog.com (56)

  • Unhinged: トランプの補佐官だった黒人女性によるトランプ政権暴露本 - P.E.S.

    ドナルド・トランプのリアリティショー The Apprentice の出演者としてトランプと関わりはじめ、トランプ陣営の一員として選挙にも関わり、トランプ政権で数少ない非白人男性の一人として大統領補佐官の一員ともなったアマロサ・マニゴールト・ニューマンによるトランプ政権暴露。 Unhinged: An Insider's Account of the Trump White House (English Edition) 作者: Omarosa Manigault Newman出版社/メーカー: Simon & Schuster UK発売日: 2018/08/14メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る その途中、トランプファミリー内部の権力関係を理解しようと立ち止まって見ていた事を思い出す。眼の前で、ドナルドはバニー達といちゃついていた。その近くでは、ドンJrが父親に心配げ

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    Baatarism 2018/10/08
  • アメリカ政党政治のダイナミクス:Asymmetric Politics - P.E.S.

    アメリカの二大政党、民主党と共和党の間の違いはなんなのか? 勿論、民主党はリベラルで共和党は保守なのが重要な違いなのですが、その点を除くとあたかも両政党が同じかあるいは鏡像であるかのように扱われる事がよくあります。政治経済学の伝統的な中位投票者定理などのモデルでも一次元の政治的選好、つまりイデオロギーの軸上に政党を置きますが、これなども政党は政治的ポジション以外は同じであるという仮定の上に成り立っています。 (一次元の政治的選好の例) もちろん経済学政治学のモデルにおけるそういう仮定は興味の対象以外の要素を排除する為の方便であって、真実であることは勿論、現実的であることすら意図しているわけではないのですが、そういった研究の為のモデルではない政治についての一般の言説においてもそのような対称性が仮定としてではなく、あたかも自明の事実であるかのように語られたりもします。とくにメディアにおいては

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    Baatarism 2016/12/18
  • トランプノミクスは改革派保守の悪の双子 - P.E.S.

    最近、翻訳はやらないのですが、ニューヨーク・タイムズの保守派コラムニスト、ロス・ドーサットのコラムを読んでたらなんか、「辛いなのだな、ジオンも」と思ったのでなんとなく訳してみた次第。 追記:訳中の「ドナークラス」とは、大口献金者、つまり共和党の金持ちスポンサー達の事です。 「トランプノミクスは改革派保守の悪の双子」 2016年8月10日 ドナルド・トランプよりずっと前から、共和党に問題がある事は明らかだった。その中心となる経済アジェンダ、つまり減税、自由貿易、規制緩和、そして巨大な連邦政府を縮小させるという約束は、自党の有権者の多くを含む多数のアメリカ人から、自分達の問題とはかけ離れていて、金持ちへ偏り過ぎているとみられていた。 この問題をなんとかしようという最後の試みがジョージ・W・ブッシュの「思いやりのある保守主義 (Compassionate Conservatism)」*1 だった

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    Baatarism 2016/08/12
  • ドナルド・トランプ、ローリング・ストーンズ:世界は無情であり、望みが叶う事はない...はず - P.E.S.

    トランプその副大統領候補としてインディアナ州のマーク・ペンス知事を選び全米へ向けて紹介しました。 www3.nhk.or.jp このNHKの記事を読む限り、この紹介は大統領選の中でのごくありきたりの政治イベントの一つであった様に読めますが、エズラ・クレインのこの記事によると、実はこの紹介はトランプですらいつの間にか当たり前の様に思えてきている昨今にトランプが新たに放り込んできた新鮮な驚きであり、トランプが大統領になるべきではないまた一つの理由なのだそうです。要するに、自分を補佐する候補という他者が主役であるはずの場でまた強烈にトランプのナルシーぶりが発揮されたという事です。 Donald Trump introduces Gov. Mike Pence as running mate 41分ある副大統領候補としてのマーク・ペンス紹介のイベントのビデオですが、そのうちマーク・ペンスが話してい

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    Baatarism 2016/07/19
  • テキサスは合衆国から脱退するか?(どうせしないけど) - P.E.S.

    史郎正宗原作の攻殻機動隊のシリーズにおいて、アメリカ合衆国は東西海岸諸州の米ロ連合、テキサスを含む南部諸州からなるアメリカ帝国、そしてその残りの地域からなるアメリカ合衆国の三つに分裂します。そもそも19世紀アメリカの南北戦争は奴隷問題をもとにした南部諸州の合衆国からの脱退による合衆国の分裂を阻止して統合を維持する為に共和党のリンカーンが戦ったものですが、南部での民主党と共和党のポジションがひっくり返った21世紀のアメリカでは、テキサス共和党が党の公約として合衆国からの脱退をあと少しで掲げていたかもしれない状態になってます。こちらの記事によると党大会で採択の討議にかけられる党の公約の一つとして、脱退のための州民投票の提案がギリギリで公約案として選ばれなかったそうです。 ja.scribd.com その代わりに採用されたのが、 内国歳入庁や、教育省や、エネルギー省や、商務省やら、アルコール・た

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    Baatarism 2016/05/15
    脱退したら「キリスト教のサウジアラビア」になったりして。
  • アメリカ民主党予備選モデルと、早いこと終わってくれという事 - P.E.S.

    クルーグマンのブログ記事で、政治学者のAlan Abramowitzによる民主党予備選のモデルが紹介されていました。 これはヒラリー・クリントンの民主党予備選での得票率を、民主党員の比率、アフリカアメリカ人の比率、そして南部州かどうかの3変数で回帰したものです。3変数についての出口調査のデータがそろっている州からサンダースの地元であるヴァーモント州を除いた19州の予備選のデータから、下のような結果になったそうです。 クリントン = 4.637 + 11.571南部 + 0.217アフリカアメリカ人 + 0.572民主党員 (15.844) (2.727)   (0.104)          (0.238) R² = 0.899   [係数下の(...)は標準誤差です] そして、このモデルからの予測と実際の数字を比べたのが下のグラフです。 横軸がモデルからの予測で縦軸が実際の数値です。

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    Baatarism 2016/04/24
  • 金まみれの共和党は脱減税の夢を見れるか? - P.E.S.

    トランプの躍進についてアメリカは勿論、日でも心配する意見がありますが*1、現代アメリカの代表的なリベラル言論人の1人になっているポール・クルーグマンがニューヨーク・タイムズのコラムで心配するどころか逆にこのトランプの躍進を歓迎すべきとまで書いています。 私が思うに、トランプ氏の躍進は実は歓迎すべき事なんだ。勿論、彼は詐欺師だ。しかし彼は他の(共和党の)連中の詐欺を暴露する役割を事実上果たしてもいる。つまり、信じがたいだろうが、この狂った困難な時代においてはこれは前進の一歩なんだ。 これは勿論、アメリカリベラル派の共通見解などではありません。クルーグマンがそういう意見を述べる背景には、トランプのお陰で民主党が11月の選で勝利する可能性が高くなったことがあるでしょう。民主党はクリントンが候補になるでしょうから、一般の国民には徹底的に不人気なトランプが、 (トランプについての各種支持率調査

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    Baatarism 2016/04/06
    トランプが大統領にならなくても、共和党には甚大なダメージを与えそうですね。共和党は復活できるのでしょうか。
  • (共和党の)天下分け目の戦い:フロリダ予備選 - P.E.S.

    時間の3月9日現在、共和党の大統領選指名争いでまだ残っている4人の獲得代議員数は トランプ  458 クルーズ  359 ルビオ   151 ケーシック 54 となっています。トランプがリードしていますが、トランプ大統領の可能性が取り沙汰されて騒がしいわりには、共和党候補指名を確実にする代議員数が1237人である事を考えるとトランプと2位のクルーズの差は大きくありません*1。なので、共和党内の反トランプ陣営はまだなんとかなるのではないかと希望を捨てておらず、#NeverTrumpというハッシュを作ったり、2012年の共和党大統領候補であるラムニーがトランプ批判したり、金持スポンサーが反トランプのCMに大金注ぎ込んだりしているそうですが、そもそもトランプ支持者は共和党のエスタブリッシュメント層、つまりエリート達に裏切られていると感じている人達なのでそういう金持・エリートによる批判はあまり

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    Baatarism 2016/03/10
  • ネットリンチは「不道徳」「不正義」と呼ばれるべきではないのか? - P.E.S.

    炎上と呼ばれるネットリンチが悪いものであり、批判されるべきだということについては同意なんですが... bylines.news.yahoo.co.jp なんで「道徳自警団」なんでしょうか? 法律を勉強したのは学部の時にとった「経済法」の講義くらいですし、更にその講義の教科書の内容が日語で書かれているにもかかわらずさっぱり理解できず、分野の違いというよりも日語で書かれているふりをした外国語ではないかと疑ったほどなので法律の事はよく分からないのですが、 我々は、あくまで「現在の法」に従って善悪の判断を形成するべきであり そうなんですか?正直、合法なら正義、違法なら悪であって、法律以外に判断基準はないというのには疑問なんですが。 法律は時折改正されたり、新しい法律が作られたりしますが、そういう法律の変更は既存の法律だけを善悪の基準としてなされているわけはないと思うのですが。法律以外に判断基準

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    Baatarism 2016/01/29
  • 金持ちですらアメリカ大統領選を買えるわけではない:あるいはチャールズ・コークの牡蠣ではなくて悲しみでいっぱいのインタビュー - P.E.S.

    政治家が金持ちに取りいって貧乏人に目を向けないなんてのは昔からの批判ですが、経済格差の拡大が取り沙汰される昨今、それは更にリアリティを増しているようにも思えます。政治が金で買われているという批判なり不満は、アメリカにおいて金持ち政党の共和党だけでなく民主党に対してもよく言わるものなのですが、実際、それを裏付けるような研究もあります。この調査によると、アメリカ政府の政策は所得階層で丁度真ん中(50パーセンタイル)の人達の選好よりも、高所得層(所得階層の90パーセンタイル)の選好の方により整合的であるそうです。 では金持ちは政治を「買って」我が世の春を謳歌しているのかというと、残念と言って良いのかどうなのか、大金持ちですら政治を操るのは難しいというインタビューがファイナンシャル・タイムズに掲載されていました。共和党の大スポンサーの一人で「古典的リベラル」を自称する、チャールズ・コーク(Char

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    Baatarism 2016/01/12
  • ドナルド・トランプ:4兆ドルの人類への大惨事 - P.E.S.

    アイオワでの共和党予備選のある2月1日までもう一ヶ月半ほどになってしまいましたが、トランプは今だに共和党員の中で人気です。 (12月18日のRealClearPoliticsの2016 Republican Presidential Nomination) なぜトランプが人気になのかについては前に一度書きましたが、最大の魅力はやはり普通の共和党の政治家なら、というか当たり前の政治家なら言わないような事を言うからでしょう。そこら辺をある意味、表しているのが下の図です。 アメリカ政治報道では、政治家の発言が正しいかどうかをチェックするFact checkというのが行われてまして、この図はそのファクト・チェッカーの一人が今回の大統領選予備選候補者達と、あと有名な政治家について行ったファクトチェックの結果をまとめたものです。チェックされるのは目立っている政治家の目立った発言としてこのファクト・チ

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    Baatarism 2015/12/18
  • なぜドナルド・トランプは人気なのか? - P.E.S.

    ドナルド・トランプについてのとある記事を読みまして、下の様なブクマツイートをしました。 トランプ人気の理由は、トランプが反移民・親社会保障という、民主・共和両党の政治家が占めていないポジションを取っているからではないかという記事。特に共和党の金持ちスポンサーは親移民・反社会保障だからな。 / “The conserv…” http://t.co/T2qJSZblXU— okemos (@okemos_PES) August 28, 2015 すると私のツイートにしては珍しく非常に多いRTやお気に入りを受けましたので、その記事で書かれていたトランプの人気の理由について改めてブログで書いてみます。 アメリカの2016年大統領選はその選の投票が行われる一年以上も前の段階ですが、共和党の予備選へ向けた共和党内のレースが非常に盛り上がっています。というか、ドナルド・トランプが非常に盛り上がってます

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    Baatarism 2015/08/31
  • シリアルキラーはなぜ白人男性のイメージなのか? - P.E.S.

    一つ前のポストで、「シリアルキラーは白人男性(。・ω・。)ノ♡」というアメリカの神話は間違いだという受け売りをしました。okemos.hatenablog.com しかしこの神話はアメリカだけでなく、日にもあったりします。 それがなぜなのかについても前のポストで触れるつもりだったのに忘れてしまってたので、その事についての受け売りをこの別ポストで書いておきます。 なぜシリアルキラーというと白人男性のイメージなのか?これについては映像作品の影響じゃないかというのがパッと思いつく答えです。たとえばレクター博士のイメージですね。 羊たちの沈黙 [Blu-ray] 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2014/02/05メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (10件) を見るこういった映像作品が「シリアルキラーは白人男性」というイメージを

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    Baatarism 2015/08/26
  • 不平等の拡大と縮小: 先進国中産階級層の一人負け - P.E.S.

    新年あけましておめでとうございます。ここ数年、ろくに更新してませんが、年はなんとか記事を書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。 さて、ピケティの成功以来、所得・富の不平等についての議論が活発化しています。所得の不平等については以前から、国民の大多数の所得が上昇しない中でトップ層の所得だけが急上昇して不平等が拡大しているという指摘と、その認識は先進国だけを見ているからで、途上国のキャッチアップにより世界全体での所得不平等は縮小していっているという反論がありました。どっちもその通りだなと思うのですが、クルーグマンが新年一発目のブログ記事でその両方を一つにまとめた図を紹介していました。 これは世銀のChristoph LaknerとBranko Milanovicの論文の図にクルーグマンが手を加えたもので、1988年から2008年の間の世界全体での所得分布階層ごとの所得上昇率を表

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    Baatarism 2015/01/02
  • フィルバスターとは議事妨害と訳したり! - P.E.S.

    オバマ政権の2期目もすでに一年以上が経ちました。アメリカ大統領の2期目というと、必ず出てくるのが「レームダック」という言葉であり、大統領の指導力のなさが言われます。たとえばファイナンシャルタイムズのこの記事のように。特にオバマの場合、1期目の最大の政治的業績である医療保険改革の法案、Affordable Care Actの為に2期の1年目にスタートしたオンライン上での医療保険購入サイトがオープン当時まともに動かない*1という問題があったりして、2期目は最初から躓いてしまいましたし。 しかし最近、潮目を変えてくれそうな事が「核」絡みで二つありました。 一つはイランとの核開発についての合意であり、もう一つがその合意の数日前のアメリカ時間11月21日のアメリカ連邦上院での「核オプション」の行使です。この「核オプション」とは、近年のアメリカ政治をマヒ状態に陥らせていたフィルバスター*2を無効化する

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    Baatarism 2013/11/29
  • インフレ率を信用できるのか?とか、何とか... - P.E.S.

    NBERの論文を適当にみてましたら、"Japan"の文字が。なんだろうと思い読んでみたところ、日の消費者物価指数(CPI)は利用される方法と計測誤差の為に低インフレ下においては信用できないという実証論文でした(ダウンロード制限なしバージョン)。下は論文タイトルとその要旨です。 HOW MUCH DO OFFICIAL PRICE INDEXES TELL US ABOUT INFLATION? by Jessie Handbury, Tsutomu Watanabe, David E. Weinstein CPIのような公式の物価指標は場当たり的な価格の計算式を利用したインフレの不完全な指標であって、経済学者が望むようなきちんと理論的な基礎に基づいたインフレ指標とは異なったものである。この論文はそういったCPIが「真の」インフレについてどの程度正確に伝えているのかについての初めての推計を

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    Baatarism 2013/10/18
  • 「エリジウム」「クロニクル」 社会と医療費と個人とSF、あるいはあまり映画評ではない感想 - P.E.S.

    アメリカでは今(2013年10月6日現在)、オバマケアの存続を巡って連邦政府の一部閉鎖が起こっています。「オバマケア」とはオバマ大統領によって進められたアメリカでの国民皆保険を目指す医療保険改革で、特にAffordable Care Actと呼ばれる法律を指した言葉です。この法律は上下両院によって可決され、大統領によって署名され(当然ですが)、さらには起こされた違憲裁判にも勝利して最高裁から合憲という判断を勝ち取ったのですが、それでも政府による保険の提供を阻止したい下院共和党がついにはオバマケアへの予算の支出を止めないと政府予算案を成立させないと脅迫*1、しかし民主党側がそれを拒否して現在の状況になっています。こんな風に医療保険がアメリカで大問題になっているのは、アメリカでの医療費が他の国よりも飛び抜けて高いからです。 一人当たり医療費 こんなに医療費が高いのに*2、アメリカは主要国ではこ

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    Baatarism 2013/10/06
  • クルーグマン: 真実っぽさの時 - P.E.S.

    クルーグマンのコラムの翻訳です。今回はアメリカの民主主義について、というか嘘と間違いがはびこるアメリカ政治情報について嘆いています。まあ、昔から嘆いてられますし、最近は新古典派総合*1の可能性にも悲観的なことを書いてられましたが。 誤訳、タイポ等ありましたら、コメント欄にお願いします。 修正:2つ修正があります。まず一つは元々のクルーグマン自身による間違いの修正で、下院共和党のエリック・カンターのポジションは3番目ではなく2番めポジションだったそうで、原文に修正が入っています。 もう一つは私の誤訳です。このコラムの原文は"Moment of Truthiness"というものなのですが、最初、これを何の疑問も持たずに「真実の時」と訳していました。文中にも「真実の時」という言葉が出てきますが、これの原文は"The Moment of Truth"で、こちらはクルーグマンが批判している財政赤字

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    Baatarism 2013/08/18
  • あ、差し押さえる家、間違えた!でも、謝んないよ〜ん - P.E.S.

    アメリカ・オハイオ州での事件なんですが、ビックリしたのでブログに。 家のローン返済が滞ると差し押さえを受けたりします。日ではどうなのか知りませんが、アメリカではローンの貸し手がレポマン(回収業者)を送り込んで、返済が滞っている住人がいない間に家に入り込み、金目の物を全て持ち出して、家の鍵も変えたりするそうです。このレポマンは何度か映画のネタにもなっていて、1984年のSF映画「レポマン」では車のローン返済取り立てのレポマンが車を差し押さえたらその車に宇宙人の死体が積まれていたという話でした。2010年の「レポゼッションメン」はえぐくて、この映画のレポマンは近未来の人工臓器ローンの取り立て業者。ローンが払えないと人工臓器を取り立てにきます。勿論、代わりの臓器をくれたりするわけじゃないので、臓器を取り立てられた後はまあ、借金はちゃんと返そうねというとても道徳的な話という事にります...酷い話

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    Baatarism 2013/07/25
  • クルーグマン:中国、壁にぶつかる - P.E.S.

    またクルーグマンの翻訳です。今回はクルーグマンが中国経済の問題について書いてたので、訳してみました。クルーグマンは中国については以前から色々と批判的な事をかいてますが、中国の景気悪化について書いたのは初めてじゃないですかね? クルーグマンは90年代に東アジア金融危機が起こる前に、東アジア経済の経済成長鈍化の可能性についてのエッセイを書いた事がありましたが、今回はどうなりますかね。 誤訳・タイポ等ありましたら、コメント欄によろしくお願いします。 中国、壁にぶつかる 2013年7月18日 経済データなんてものは、その全てが奇妙なつまらなさを持ったSFの一ジャンルとみるのが良いようなものなのだが、しかし中国のデータは大抵のものよりもさらにフィクションじみている。秘密主義の政府、統制された報道、そしてこの国のとんでもないサイズを加えると、中国で実際に何が起きているのか判断するのはその他の主要国につ

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    Baatarism 2013/07/19