原子力技術や原子力政策に関する諸研究に深く関わる執筆者のほか、当事者性を強く持つ執筆者が、学会内外・国内外を横断して幅広く寄稿する。「福島原発事故」について「特に明確に自己言及を意識した省察」を記録。「3・11」と向き合う多様な分野の人々を結びつけ、科学技術社会論が切り込むべき視角・視座を浮き彫りにする。 《特集=福島原発事故に対する省察》 福島原発事故に対する省察―特集にあたって(神里達博・寿楽浩太) 《事故を見つめる目》 福島事故から4年半―日本は失敗から学べているか?―(鈴木達治郎) 福島原発事故のいっそうの教訓化を求めて(伴英幸) 原発過酷事故に如何に対処するか(吉岡斉) 《技術者からの問いかけ》 原子力研究者の一人としての問い―STS研究者へ―(北村正晴) 不確かであっても安全が保たれているということ(山口彰) 原子力技術者は倫理を持ち得るか―技術士「原子力・放射線部門」の10年
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