「平昌五輪とスポーツ新聞」について書くなら、ピッタリの競技がある。羽生結弦のフィギュアスケート? いや、「カーリング女子」なのだ。 新聞を擬人化したらおじさんだと私は思う。なら、今回の五輪でおじさんが夢中になった競技は何かと紙面を眺めてみると、後半一気に「差してきた」のがカーリング女子だった。 「初メダルへ今夜準決 もぐもぐ美女 韓国倒す カー女 vs. メガネ先輩」(日刊スポーツ・2月23日) スポーツ紙は燃えた。それにしてもすごい1面見出しである。 ではオヤジジャーナルがカーリング女子に夢中になっていった過程を振り返りたい。 ついに出た! 「もぐもぐタイム」 『日刊スポーツ』を例にとる。 最初は「今日のガイド」的な記事で「メダルという期待の声もありますが、現実的には日本勢初の1次リーグ突破が目標でしょう」(元日本代表の市川美余氏)と紹介されたカーリング女子。 「まず14日の米国、15日
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