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ブックマーク / www.utp.or.jp (25)

  • 進化生物学 - 東京大学出版会

    なぜ進化生物学を学ぶのか? それは過去から現在までを知り、生物多様性を生み出した普遍的なメカニズムを明らかにして、さらに生物の質を知るためである。ネズミ、アシカ・アザラシ、そしてパンダまで、さまざまな動物たちの進化の謎に迫る。 はじめに 第1章 美しい島 1.1 多島海/1.2 素朴な疑問/1.3 記録媒体/1.4 遺伝的変異/1.5 島のネズミと地史/1.6 第1章のまとめ 第2章 日列島と進化 2.1 進化の仕組み/2.2 有限がもたらす進化/2.3 日列島の特殊性/2.4 どこからきたのか?/2.5 なぜそこにいないのか?/2.6 第2章のまとめ 第3章 進化の痕跡 3.1 大進化/3.2 パンダではあるがパンダではない/ 3.3 分類論争/3.4 収斂進化・平行進化/3.5 地球環境と進化/3.6 第3章のまとめ 第4章 退化の痕跡 4.1 退化と遺伝子の死/4.2 味覚の意

    進化生物学 - 東京大学出版会
  • 与謝野晶子の戦争と平和 - 東京大学出版会

    明治、大正、昭和という激動の時代を生き抜いた文学者が、満蒙旅行を経験することでいかなる中国とのかかわりが生まれたのか。数多くの文化人が訪れ、表象された「満蒙」と向きあい、歌人として、評論家として自らの言葉を発信しつづけた与謝野晶子と日中戦争をめぐる時代像を描きだす。 はじめに 第一部 表象された満蒙 第一章 満蒙という物語と与謝野晶子 第二章 想像力の投影先としての満蒙 第三章 晶子の風景、杢太郎の眼鏡 第二部 記録された「事実」 第四章 将軍夫人との劇的な出会い 第五章 張作霖爆殺事件の後 第六章 晶子が見たもの、見えなかったもの 第七章 満蒙という物語の続き 第三部 行き違いの響きあい 第八章 海を越えた詩心――「小詩」誕生のきっかけ 第九章 貞操論と文化誤読 第一〇章 女性評論の翻訳と紹介 第一一章 時事批評の射程――魂のリトマス紙になった言論 おわりに 張 競 1953年生まれ。華

    与謝野晶子の戦争と平和 - 東京大学出版会
  • ハクビシンの不思議 - 東京大学出版会

    ハクビシンはどこから来たのか――はたして日の在来種なのか、それとも外来種なのか? 永年にわたる謎をついに解明! さらに、生態や人間との関係をはじめ、さまざまな視点からその生きざまに迫る。都市化する野生動物たちとわれわれはどのように付き合えばよいのか? 序章 ハクビシンの不思議を探る 第1章 ハクビシンとはどんな動物か 1 縞模様のある顔と長い体――形態の特徴 2 どこに住んでいるのか――東南アジアから東アジアまで 3 どこでどんな暮らしをしているのか――生息環境、性、生活様式 4 どんな仲間がいるのか――分類と進化 第2章 日のハクビシン 1 古文書のなかのハクビシン 2 在来種なのか――日在来種とのちがい 3 外来種なのか――飛び石状の分布と急激な増加 4 ハクビシンという名前の由来 5 社会経済のなかのハクビシン 第3章 台湾から日へ 1 タイでハクビシンに出会う 2 渡来ル

  • バルカンの政治 - 東京大学出版会

    バルカン戦争、第一次・第二次世界大戦、冷戦、ユーゴ内戦。多民族の小国がひしめくバルカン地域はかつて「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれ、戦争に彩られた。多くの国が民主主義体制へと移行した東欧革命から30年余、バルカン諸国の政治の歩みを描き出す。 はじめに 第1章 「長い19世紀」におけるバルカンの政治 1.オスマン帝国の支配 2.ナショナリズムの波及――セルビア、モンテネグロ、ギリシャ、ルーマニア 3.露土戦争 4.露土戦争後のバルカン地域 5.バルカン戦争 6.第一次世界大戦 第2章 「短い20世紀」におけるバルカンの政治I――第二次世界大戦終了まで 1.ユーゴスラヴィア 2.ルーマニア 3.ブルガリア 4.アルバニア 5.ギリシャ 6.第二次世界大戦とバルカン諸国 第3章 「短い20世紀」におけるバルカンの政治II――冷戦時代 1.ユーゴスラヴィア 2.ルーマニア 3.ブルガリア 4.アルバ

    バルカンの政治 - 東京大学出版会
  • 「身分」を交差させる - 東京大学出版会

    とフランスの近世史の研究者による歴史学の成果をふまえ、現代の歴史学の潮流が浮き彫りになる比較研究。日史と西洋史、そして社会史や都市史といった枠組のなかで議論されてきた「身分」とは何かという問いを、さらに追究することによって、新たな歴史学の展開を試みる。 序章 交差する歴史家、交差する過去――「身分」をめぐって(高澤紀恵、ギヨーム・カレ) I 身分を語る 第一章 比較から交差へ――アンシアン・レジーム期のフランスと江戸時代の日の社会力学を交差させる(フランソワ=ジョゼフ・ルッジウ/竹下和亮訳) 第二章 日近世の身分と社会(森下 徹) 第三章 慶長一七年、院内銀山と周辺地帯の関係構造(吉田伸之) クローズ・アップ 1.日史における「身分」の語義(牧原成征) 2.フランスにおける「身分」(エリ・アダッド/竹下和亮訳) 3.二宮宏之「フランス絶対王政の統治構造」をひらく(竹下和亮) Ⅱ

    「身分」を交差させる - 東京大学出版会
  • 野生動物のロードキル - 東京大学出版会

    野生動物のロードキル問題とはなにか。最前線に立つ研究者たちが普通種から絶滅危惧種、さらに外来種まで、その実態を詳細に紹介し、今後の対策について展望する。野生動物の保護管理担当者、ロードキル問題に携わる道路関係者や行政担当者の必携書。 はじめに(柳川 久) 序章 「ロードキルという悲劇」――ワイルドライフマネジメントの今日的課題(塚田英晴) I ロードキル問題とはなにか 第1章 ロードキル問題の歴史的背景(園田陽一) 第2章 道路による野生動物への生態学的影響(浅利裕伸) II ロードキルに遭う動物たち 第3章 エゾシカ――大型動物のロードキル(野呂美紗子) 第4章 キタキツネとエゾリス――普通種のロードキルとその対策(柳川 久) 第5章 タヌキ――ロードキルの5W1H(佐伯 緑) 第6章 ハクビシンとアライグマ――個体群管理を介したロードキル対策(立脇隆文) 第7章 ツシマヤマネコとイリオ

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  • 歴史学の作法 - 東京大学出版会

    著者 池上 俊一 著 ジャンル 人文科学 > 歴史 発売日 2022/12/26 ISBN 978-4-13-023080-3 判型・ページ数 四六 ・ 312ページ 定価 3,190円(体2,900円+税) 在庫 在庫あり 歴史とは何か、そして史料とは何か。ヨーロッパ史研究を牽引してきた著者が歴史学のさまざまな手法を解説、学問の基と作法を平易に説く。歴史教育の現状も視野に入れ、私たちがこれからすすむべき道を示す。概論を学びたい学生や、歴史を見る眼を養いたい社会人にも最適。 【「はじめに」より】 歴史学の方法に関しては、もうほとんどのことは言い尽くされているし、後は誰が何を書いてもあまり代わり映えしない(…)ようにも思えるが、昔ながらの史学概論や、さまざまな新潮流のたんなる紹介にとどまらない、 もう一歩踏み込んだ主張をする余地は、まだ残っているのではなかろうか。 つまり、グローバル化す

    歴史学の作法 - 東京大学出版会
  • 古代マケドニア王国史研究 - 東京大学出版会

    ギリシアやローマの文人による史料で語られてきた古代マケドニアの歴史。近年の考古学の成果は、その研究史を大きく進展させることになった。書は、碑文、貨幣などの考古学史料を精緻に分析し、アレクサンドロス以前の王国の新しい歴史像を多角的・立体的に描きだす。 序章 マケドニア史研究の新地平 第I部 マケドニアの登場 第1章 マケドニアの建国伝説をめぐって 第2章 マケドニア王家とオリュンピア祭 第3章 マケドニア人とギリシア人の「相互認識」 第II部 フィリッポス二世とアテナイ 第4章 治世初期のフィリッポス二世とアンフィポリス 第5章 「フィロクラテスの講和」をめぐって 第6章 前三四四/三年の講和修正交渉をめぐって 補論 前三三八年の講和をめぐって 第III部 フィリッポス二世の野望 第7章 フィリッポス二世とバルカン諸地域 第8章 フィリッポス二世と権力者崇拝 終章 ギリシアの覇者へ──アテ

    古代マケドニア王国史研究 - 東京大学出版会
  • UP plus 「暴力」から読み解く現代世界 - 東京大学出版会

  • UP plus バイデンのアメリカ - 東京大学出版会

  • オランダ語史料入門 - 東京大学出版会

  • 中世ヨーロッパの政治的結合体 - 東京大学出版会

    中世ヨーロッパではいかなるつながりによって政治的な集団は形成され、統治システムが構築されたのか。言語や宗教、そして文化としても多様な人びとがそれぞれの方法で領域を統治し、継承してきたその実態を分析し比較する。多元的な構造のなかで統治の技術が磨かれ実践された諸相を解明する。 総論 中世ヨーロッパの政治的結合体 (高山 博) 第一部 北欧・イングランド世界の政治的結合体 総説 北洋世界の統治空間(小澤 実) 第一節 北大西洋からロシア平原へ――海域・島嶼・ステップ 第二節 ブリテン諸島 第三節 スカンディナヴィア 第1章 「長い一〇世紀」のイングランドにおける王権と地方の政治的コミュニケーション ――令状登場以前の文書を通じた統治(内川勇太) はじめに 第一節 俗人の古英語読み書き能力に基づく統治における文書使用 第二節 文書による中央・地方間の政治的コミュニケーション 第三節 「告知文書」の

    中世ヨーロッパの政治的結合体 - 東京大学出版会
    Basilio_II
    Basilio_II 2021/12/29
    「第Ⅴ部 ビザンツ世界の政治的結合体」
  • 世俗の彼方のスピリチュアリティ - 東京大学出版会

  • 奴隷制南部と保護主義 - 東京大学出版会

    アメリカ体制」と呼ばれた19世紀アメリカの保護主義的経済政策の実態に、州・地域・連邦・大西洋両岸という四つの視角から迫り、国内の単なる地域間分業ではなく、全域での地域間不均衡是正と地域に即した産業・工業の発展が目指されていたことを明らかにする。 序 章 南北戦争前のアメリカ経済とアメリカ体制 1 アメリカ型「国家」 2 奴隷制 3 アメリカ体制 (1)産業革命/(2)アメリカ体制 4 各章の課題 第I部 アメリカ体制の一基盤――ケンタッキー州の政治経済構造 第I章 地域類型「南部」としてのケンタッキー州ブルーグラス地方 はじめに 1 ブルーグラス地方への入植 2 レキシントンの経済的発展 (1)メトロポリス=レキシントン (2)レキシントンの商業 (3)レキシントンの工業 (4)レキシントンの没落 3 大麻生産 4 奴隷・土地所有の状態 5 ブルーグラス地方と低南部 6 ブルーグラス地方

    奴隷制南部と保護主義 - 東京大学出版会
  • 歴史学の縁取り方 - 東京大学出版会

    歴史学はいかなる知的枠組み(フレームワーク)のもと形づくられてきたのか。その時代の状況にも対応し、切りひらかれてきた歴史学は、その枠組みがときには批判されつつも、継承されてきたことを史学史的に論じる。これからの歴史学にとって必要な手がかりを示す。 はじめに(左近幸村) 序 章 「事実をして語らしめる」べからず――職業としての歴史学(恒木健太郎) 一 マックス・ヴェーバーと「歴史の物語り」論 二 「揺るがない事実」という認識の基底 三 社会史批判としての「柔らかな実存論」 四 「よくできたお話をつくりあげた方が勝ち」? 五 各章の構成 六 「地図」から「作法」へ 第1章 戦後日の経済史学 ――戦後歴史学からグローバル・ヒストリーまで(恒木健太郎・左近幸村) 一 「戦後歴史学」のフレームワーク――山田盛太郎から大塚久雄へ 二 対抗的フレームワークからフレームワークの拒否へ? ――「実証」の前

    歴史学の縁取り方 - 東京大学出版会
  • 科学社会学 - 東京大学出版会

    現代社会において、科学技術の営みは社会に巨大な影響をあたえている。科学社会学は、複雑さを増す科学技術と社会の境界に発生する諸問題を学問的に解明する。その豊かな理論的・実証的知見をわかりやすく提示し、科学社会学の魅力と重要性を伝える初のテキスト。 まえがき 1章 科学社会学の見取り図――研究事始めからポスト「第三の波」まで(松三和夫) はじめに 1 社会学とはそもそも何か――科学社会学の前提 2 科学社会学は科学技術をどう捉えるか 3 科学技術と社会の相互作用のメカニズム 4 理論枠組みの基礎と展開 5 こので展開する論点の見通し――次世代に向けて 2章 科学社会学と構築主義(立石裕二) 1 構築主義とは何か 2 社会問題の構築主義 3 科学知識の社会学(SSK) 4 科学知識の社会学に対する批判 5 構築主義的社会問題論への批判 6 構築主義的アプローチの現在 7 「語られない部分」へ

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  • シリーズ・グローバルヒストリー2 解放しない人びと,解放されない人びと - 東京大学出版会

    人類史に長く存在した奴隷に対して、廃止の動きがなぜ、18世紀の後半から世界的に急速に動き出したのか。イギリス、アメリカ、タイ、オスマン朝、そして日を比較し、グローバルヒストリーとして奴隷制、その廃止をめぐる動きをとらえ、現代において解決すべき課題に迫る。 ※書の一部をこちらから試し読みいただけます(クリックするとPDFが開きます) 序 章 奴隷廃止という世界史的共通体験 1 奴隷制と私たち 2 世界史的共通体験としての奴隷廃止――書の目的 3 書の方法論 第1章 新大陸と啓蒙の時代 1 大西洋奴隷貿易 2 新大陸におけるアフリカ黒人を用いた奴隷制の展開 3 アフリカ黒人が奴隷化される正当性 4 啓蒙思想 5 奴隷交易とサハラ以南アフリカとグローバル・ヒストリー 第2章 環大西洋奴隷廃止ネットワーク 1 クエイカーたち 2 奴隷交易廃止協会 3 現実感を伴った想像力 4 革命の時代へ

    シリーズ・グローバルヒストリー2 解放しない人びと,解放されない人びと - 東京大学出版会
  • 近世フィレンツェの都市と祝祭 - 東京大学出版会

    宗教的・政治的な儀式や競技行事などといった祝祭が共和制から君主制に移行していく過程において近世フィレンツェにどのような影響をもたらしたのか。市庁舎広場、聖堂、ロッジア、街路、橋、ヴィラなどを取り上げ、分析することで都市と祝祭の重層的な実相に迫る。 序 章 祝祭から見た都市 1 書の視角 2 先行研究と課題 3 書の方法と構成 第1部 共和国時代からの祝祭 第1章 メディチ家と祝祭 はじめに 1 共和国時代の祝祭 2 コジモ・イル・ヴェッキオと祝祭(一四三四─一四六四年) 3 ロレンツォ・デ・メディチと祝祭(一四六九─一四九二年) 4 メディチ家の復帰と祝祭(一五一二─一五二七年) 5 君主国時代の入市式 6 コジモ一世治世の大衆的祝祭 まとめ 第2章 市庁舎広場──祝祭が作る空間 はじめに 1 パラッツォ・ヴェッキオの建設 2 シニョリーア広場の拡張整備 3 リンギエラとロッジア・デッ

    近世フィレンツェの都市と祝祭 - 東京大学出版会
  • 動物に「心」は必要か - 東京大学出版会

    動物の行動実験や脳研究から,比較によってヒトの心に迫ろうとしてきた著者が,心の多様性への理解を促す警鐘の書.擬人主義の起源を探り,何が問題なのか,いかに危険性をはらんでいるのかを,擬人主義に飲み込まれつつある心理学の歴史を振り返りながら明らかにしていく. ※長谷川眞理子氏(総合研究大学院大学長)より推薦コメントをいただきました。 「私たちは、他の動物の行動を自分たちの言葉で描写し、ついつい自分たちの心の動きで理解しようとする。動物心理学は、この障壁を乗り越えて「自然科学」たり得るのか?」 ※書の一部をこちらから試し読みいただけます(クリックするとPDFが開きます) まえがき――反擬人主義の旗の下に 序 章 擬人主義のなにが問題か 第1章 観相学における擬人主義と擬動物主義 第2章 ダーウィンをルネ・デカルトは知らざりき 第3章 哀れなり,ラ・マルク 第4章 ダーウィン,ダーウィン,ダーウ

  • 歴史を社会に活かす - 東京大学出版会

    書物や新聞そしてインターネットによる情報や、博物館展示や学校の授業など、歴史に触れる機会は数多いが、歴史研究の新たな成果はどれほど社会に伝わっているのか。研究者と社会とをつなぐ役割をになっている人たちの現場の声と向き合い、これからの歴史学が取り組むべき課題を示す。 まえがき I 楽しむ――カルチャーからエンターテインメントへ 1 「バーチャル名護屋城」の試み――佐賀県名護屋城博物館の城復元CG(松尾法博) 2 旅に出て歩いて学ぶ歴史の現場――『観光コースでない』シリーズの誕生(飯塚直) 3 「歴史コンテンツ」と東アジア(堀内淳一) 【コラム①】日韓関係の歴史と観光スポット──景福宮・閔妃殺害現場をめぐって(木村直也) 4 アニメで読み、絵画で見る歴史(藤川隆男) 【コラム②】「暗黒時代」の娯楽──中世ヨーロッパの人々と巡礼(原田晶子) 5 娯楽の自粛について考える――ある観光系学科の講義か

    歴史を社会に活かす - 東京大学出版会