クルグマンの受賞を祝う声が多い中、池田信夫先生(笑)はおかしな方向に暴走していまっています。(参考)ポール・クルーグマン祭リンク集(と池田信夫氏の批判について) あまりに池田先生が不憫なのでコメント欄で暴走をお止めになるように申し上げたいのですが、gooアカウントが必要なので、この日記を池田先生の日記にトラックバックしようと思います。 2008年のノーベル賞のコメント欄およびクルーグマンにスウェーデン銀行賞のコメント欄でEconomist誌のone-handed economistを引用して「片手落ちの経済学者」とクルグマンを評しています。しかし、one-handed economistに書いてあるように、これは「二枚舌でない経済学者」という良い意味で使われています。実際に池田先生がリンクしている記事(Paul Krugman, one-handed economist)を見てみると“GI
私なんかは、完全に定着原理主義なんでしょうね。あっ、定着っていうのは、広告を例にすると、プランなりアイデアなりがあって、それが頭の中とか企画書とかにある状態だと、その時点では広告にはなっていないですよね。そのプランなりアイデアなりを、具体的な言葉や絵にして、テレビなり新聞なりに定着して、はじめて広告になりますよね。その具体的な表現のことを定着って言います。 私の定着のベースは、言葉だったりしますが、言葉じゃなくても、絵でも映像でも、まあそれなりに定着のイメージは持てていたりします。クリエイティブという職種は、そういう職業ですから。実際は、そのイメージを伝えながら、アートディレクター、映像ディレクター、プロデューサー、デザイナー、フォトグラファーとともに制作をしていきますが、その過程においては、やはり根拠は、自分の中の定着イメージです。 そういう意味では、私がやる限り、その広告の質は、私の定
コンピュータに詳しい中高年者にとって、インターネット検索は脳の機能を向上させる効果があるかもしれない。米カリフォルニア大学ロサンゼルス校がこのような研究結果を発表した。 同校の研究者によると、インターネット検索は、コンピュータをよく使う中高年者において、意思決定と複雑な推理をつかさどる脳の重要な中枢部分を始動させる。Web検索活動は脳の機能を刺激し、向上させる可能性があるという。 研究チームは、神経に異常がない55~76歳の被験者24人をWeb検索経験者と未経験者の2グループに分けた。被験者にWeb検索と読書をさせて、fMRI(機能的磁気共鳴画像法)で脳の活動を調べたところ、読書中はすべての被験者で言語処理、記憶、視覚にかかわる脳の部分の活動が見られた。 Web検索では、2つのグループに大きな違いが見られた。すべての被験者に読書中と同様の脳の活動が見られたものの、Web検索経験者は意思決定
ポール・クルーグマンがノーベル経済学賞を受賞しました。専門的な業績はさておいても時事評論の分野でも大活躍で、近年の受賞者の中でもスティグリッツやセンとならんで知名度も高い人でした。思想的にも共鳴しますので素直に歓迎したいです。 私がクルーグマンの書いたものと出合ったのは、大学3年になって根岸隆先生のゼミに入った時。忘れもしない緑色のハードカバーのヘルプマンとの共著の貿易理論の本、Market Structure and Foreign Trade: Increasing Returns, Imperfect Competition, and the International Economyでした。それが私の経済学の挫折の始まり、もとい、経済学との本格的な出会いでした。でもよく考えてみるとあの本を書いた時、クルーグマンは30代前半だったんですよね、20代で「わからねぇなぁ」と思っていた自
クルーグマンファンなので、過剰反応してみます。 池田信夫氏が授賞理由となった戦略的貿易政策は、代表的な国際経済学の教科書にもまったく出てこない陳腐な理論だhttp://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/71231c0cbfaca90236295c4ff978a2aeと言っていますが、これは経済学者として恥ずかしい発言だと思います。 クルーグマンの業績を知らないことが経済学者として恥ずかしいのは、ちょっと何かを見落としたり勘違いしたことによるミスとは根本的に違うからです。貿易論、労働経済学、公共経済学、それに産業組織論といった応用ミクロ経済学に、ゲーム理論的な枠組みを持ち込んで分野を革新するっていうのは、70-80年代に起こった経済学の大きな流れです。今は理論的に一段落付いたので、ゲーム理論的な枠組みの元で実証をやりなおそう、って流れに移行しつつあります。氏は、この流れ
あるネットの妄言をみててすごくずっこけた。なんでもクルーグマンの戦略貿易政策に関する業績が、オブストフェルドとロゴフの教科書にでてこないから陳腐な理論だそうです 笑。あとその他にも戯言が続いていた気がしたけれどもノイズなので読んでないw さてオブストフェルドとロゴフの教科書の題名は『国際マクロ経済学の基礎』といって、ちょうどブランシャール&フィッシャーのテキストの後に定番となり、90年代後半あたりに中心的なテキストとして学んだほうがいいんではないか、といわれたものでした*1。そして確かにここにはクルーグマンの戦略貿易政策は話題になってません、ハイ。 しかしオブストフェルドはクルーグマンとそもそも長年、国際貿易論のテキストを書いてなかったっけ? はい、いまでも定番の国際貿易論のテキストを書いてます。ちなみにここがその目次です。クリックしてみれば一目瞭然ですが、ちゃんと第2部にクルーグマンの今
サッカーの2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会・アジア最終予選第2戦のウズベキスタン戦を翌日に控えた日本代表を応援するイベントが14日、東京・渋谷の109前特設会場にて行われた。イベントには元日本代表の前園真聖氏と小倉隆史氏の両名が出席し、選挙の応援演説風にスピーチを読み上げた。 まず小倉氏が「2010年、W杯南アフリカ大会に向けて、日本代表は頑張っています。そして、勝っていくためには、みなさんの応援が非常に大切になってきます。皆さんの応援があれば、不可能なんてあり得ないのです!」と熱くエールを送れば、前園氏も「必要なのは、みなさんのたくさんの声援です。青いユニホームを着て、声援を送りましょう!」と、雨の中、聞き入っていた大勢のカップルや学生たちに呼び掛けた。 と、ここで司会者が、さらなるスペシャルゲストが来場していると告げると、会場は騒然となる。そして、代表カラーの真っ青な
作陽高校サッカー部。 今、県内外で大きな注目を浴び始めている。 私は、このチームにサッカー以外の部分でも魅力を感じている。 それは、県内の強豪だからではない 「ノムラサッカーとキムラサッカー」 というものに何かを感じているからだ。 何かとは、何なのか。これがひとつの答えになるのではないかと思う。 ぜひ、読んでもらいたい。 作陽サッカー部の歴史を見ていくと、それぞれの年代で個性豊かなキャプテンがいた。 櫻内 光太 彼もその一人だ。しかし、彼の名前を聞いた時、県内のサッカー関係者は2つのことを思い浮かべるだろう。 1つは、高校選手権ベスト8。 もう1つは、日本中のサッカー関係者のこころを揺るがした試合時のキャプテン。 『青山敏弘の豪快なシュート、誰もが2年連続の選手権だと喜んだ瞬間でした。』 第60回全国高校選手権 帝京、静学を倒し全国に作陽サッカーを知らしめた。 そして、翌年。 作陽は、西野
CompTIA日本支局が提供する「ビジネス・コミュニケーション・スキル診断」(BCSA)のスキル定義に基づき、ビジネスコミュニケーション力簡易診断テストを掲載する。「今日からできるスキルアップ術」で、ビジネスコミュニケーション力のスキルアップを図ってほしい。 前回(「第1回 頼りなく見られる自分に別れを告げる」)は、ビジネスの相手として頼りになると思わせることの重要性を解説した。それは、「あなたの話を聞きたい」「あなたと話をしたい」と相手に思わせるスキルを磨くことであった。ビジネスコミュニケーション力は、単なるスキルである。スキルを磨けば、相手に「頼りになる」と思ってもらうことができる。 ■相手が受け止めやすい説明をする 今回は、「相手が受け止めやすい説明をするスキル」について解説する。せっかく、相手があなたの話を聞きたいと思っているのに、「分かりにくい説明」や、「受け止めにくい説明」をし
なぜいま、クラウド・コンピューティングなのか。過去の類似コンセプトとの相違や、クラウドの階層と提供事業者、普及度は? クラウド・コンピューティングという言葉が聞かれるケースが多くなってきています。あたかも雲から何かが降ってくるかのようなイメージで、ネットワーク上にあるサーバのサービスを活用できるというコンピューティング形態を指す言葉です。「確かにイメージとしては分かるのだが、あいまいでまさに『雲をつかむような』話だ」と考えている人も多いのではないでしょうか? また、SaaSやグリッド・コンピューティングなどのクラウド類似の概念は以前から存在しているため「どこが新しいのか?」といぶかる人もいるでしょう。 以下では、クラウド・コンピューティングの言葉の定義、具体的内容、企業ユーザーへの影響などについて見ていくことにします。 1.クラウド・コンピューティングとは 前述のとおり、クラウド・コンピュ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く