id:shi3zがはてブ偏重に苦言を呈し、また村周辺でちょっとした話題になっている。元記事には、幾つかの話がごっちゃに書かれている。 普通の読者にウケる記事は、はてブされにくい。センセーションがないからだ。逆にはてブされやすい記事は、刺激が強すぎて商業誌には載せにくい。 (略) はてなブックマークのユーザは学生や技術系の社会人が多いような気がする。ただ、平均的な技術レベルは高くないので、技術でいえば初心者や新入社員、大学生向けのノウハウに票が集まる。 http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20081010/1223596246 後者には、 有用性って言ったって、「誰のために有用なのか」が大事なわけだから(略)。それぞれ知識レベル、興味レベルは違うわけで。「論文なんか見ても解らない人」にとっては「日本人が適当に端折って解説した方」が有用なわけで。論文見てもわかんねえんだから
好きなものは空と緑とS2000とガンダムとラジコン・ミニ四駆、Perfume(かしゆか)。ときどき子育てとキャンプ。 今年2008年、富士スピードウェイ(FSW)で開催されたF1日本グランプリは天候にも恵まれ、無事に終了しました。もっとも憂慮された交通機関、チケット&ライドシステムはうまく機能し、三日間通して大きな問題もなく、また目立った渋滞や待ち時間もなく予想以上にスムースに運営されていました。 昨年の様子はこちら⇒F1 日本グランプリ in 富士スピードウェイ 2日目:地獄絵図 (2008年:決勝終了後、山中湖行きバス停。待ち時間ゼロ) ではなぜこれほどまでに上手くいったのでしょうか。それは以下の方策を徹底して行ったからではないでしょうか。 1) 集中から分散へ 2) ボトルネックをなくす 3) 運営を徹底し十分以上の人員配置 1) 集中から分散へ まず去年2007年のF1富士。地獄絵
ここ数ヶ月で、ベア・スターンズ、及びリーマン・ブラザーズが破綻し、メリルリンチはバンカメに買収され、モルスタとゴールドマンは商業銀行への転向を表明し、米国の5大投資銀行がすっかりなくなってしまった件で、報道等でよく「投資銀行」という言葉を耳にすると思うのだが、はてな辺りのド素人どもが果たして「投資銀行」がなんなのか理解できているのだろうかと心配で夜も眠れない私*1は、解説を試みることにした。暇だから。 業務の内容から見る投資銀行 とりあえず、Wikipediaから引用する。 投資銀行(とうしぎんこう)とは、顧客企業が有価証券の発行による資本市場からの資金調達をサポートし、合併や買収などの財務戦略でのアドバイスを行う金融機関である。個人向け業務は行わない。 これが具体的な業務内容。Wikipediaにも書いてあるが、日本語で言うと要は「証券会社の法人部門」である。とりあえずこれだけ知っておけ
コンテンツ分野を総合的に取り扱う新しい学会「コンテンツ学会」が10月11日に設立され、東京秋葉原のコンベンションホールで設立総会およびシンポジウムが開催された。 コンテンツ学会は、メディア環境の変化に伴い関心が集まっているコンテンツ分野の中心的基盤として、諸問題の学術的研究の推進や人材育成、技術開発、ビジネスモデル設計、政策立案などを目的に設立された。産業、政策、技術、表現の4分野を中核領域とし、大学のみに閉じない、産官学が連携したオープンな組織となることを目指している。 会長は一橋大学名誉教授の堀部政男氏。副会長はデジタルハリウッド大学学長の杉山知之氏、東京大学先端科学技術研究センター教授の玉井克哉氏、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の中村伊知哉氏、スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏が務める。事務局長は慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構准教授の
今週はTeradataユーザーグループ主催のイベントであるPARTNERSに出席のため、ラスベガスに来ています。このイベントは、ベンダー主催でもなく、イベント屋さん主催でもなく、ユーザー会主催である点がポイント。ゆえに、ユーザーの生の声による事例が数多く聞けるという点でアナリスト的には貴重な機会です。来場者数は3000名強。Teradataはほぼデータウェアハウス専業ベンダーなので、世界最大のデータウェアハウスのイベントと言ってよいでしょう。 初日のワークショップでは、Teradata社CTOのStephan Brobst氏のデータモデリングのセッションを聞きました。Brobst氏はMITのコンピュータ・サイエンス修士とハーバードMBAという「学歴王」の人。データウェアハウスについてはテクノロジーもマーケットも知り尽くしています。私は定期的にインタビューさせていただいているのですが、明日も
なぜマスコミは「マスゴミ」と呼ばれるのか---。筆者の体験談,友人たちの座談会を通じ,この問題について考えてきた(関連記事1,関連記事2 )。今回はさまざまな事象の深層に迫る総合情報誌「FACTA 」を発行するファクタ出版の発行人兼編集長・阿部重夫氏とITジャーナリスト・佐々木俊尚氏の対談により,三たび,この問題について考える。2人はマスコミの根底には時代錯誤の舞台装置があるとし,記者の個人能力向上による脱却が重要なカギを握ると指摘する。 真のジャーナリズムは調査報道にあり なぜマスコミが「マスゴミ」と呼ばれるのか,その問題点と解決策について,2人の対談を通じて考えていきたいと思います。まず,阿部さんがFACTAに至るまでの経緯と背景について教えて下さい。 阿部氏:日本経済新聞社に入社し,基本的には事件を追いかけることが仕事の社会部の記者として出発しました。当時,一番大きな経験をしたのは世
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