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ブックマーク / sessai.cocolog-nifty.com (8)

  • 政治評論の「責任」 - 雪斎の随想録

    ■ 「もう終わりだね 君が小さく見える…」といったところか。 □ 「首相辞任を」過半数 世論調査、内閣支持率19% 共同通信社が29、30両日実施した全国電話世論調査で、米軍普天間飛行場移設問題の5月末決着を果たせなかった鳩山由紀夫首相の政治責任に関して「辞めるべきだ」が過半数の51・2%に上った。内閣支持率は20%台を割る19・1%まで続落。政党支持率や参院選比例代表投票先ともに自民党が民主党を上回り、党勢は逆転した。普天間対応では「評価しない」が66・1%、「評価する」が25・4%だった。 首相は28日に普天間移設の政府方針決定後の記者会見で続投意欲を強調したが、政権運営は厳しさを増した。夏の参院選に向けて民主党内で「鳩山おろし」が一気に広がる可能性も否めない。 政党支持率は自民党21・9%で民主党20・5%を上回った。比例投票先でも自民党20・9%、民主党19・9%だった。首相進退に

    政治評論の「責任」 - 雪斎の随想録
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2010/05/31
    自称中立批判
  • 自民党凋落の「ミッドウェイ」 - 雪斎の随想録

    ■ 三年前、安倍晋三内閣発足、二ヵ月後、雪斎は下記の四つのエントリーを書いた。郵政「造反組」復党の是非で自民党内がもめていた頃である。 ① 木っ端を溜めて… ② 続・木っ端を溜めて… ③ 政治は「二流の仕事」である。 ④ 支持率40%の「防衛線」 雪斎は、「造反組」復党には、否定的であった。雪斎は、「これでは、幾らなんでも…」と大いに落胆した。「もう。『永田町』に居る意味もあるまい…」とも思った。愛知和男代議士が、その空気を察してか、「来年度以降、大学に戻れ…」という指示を出したので、その通りになった。お陰で、自民党の「凋落」をインサイダーとして経験するという精神衛生上、極めて悪しき環境に身を置くのは、避けられた。ついでに、このエントリーも、紹介しておこう。当時の雪斎の気分を反映したものである。 ⑤ ♪ 祝・「造反組」復党 ♪ これは、自民党にとっての「ミッドウェイ」だった。空母4隻喪失と

    自民党凋落の「ミッドウェイ」 - 雪斎の随想録
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2009/08/24
    正直、どれだけの人材が衆院自民党に残るかが、今の最大の関心事。今回落ちる大物は軒並み来年の参院選に出るだろうけど/id:jingi469さま。今後自民党が極右少数政党として生き残るなら安部再登板の目はありますね。
  • 民主党に一度、政権を任せてみよう…か。 - 雪斎の随想録

    ■ 「ふーん」という記事である。 □ 「民主党に一度、政権任せてもよい」58%…読売調査 10月9日19時14分配信 読売新聞 読売新聞社が4~5日に実施した全国世論調査(面接方式)によると、「民主党に一度、政権を任せてもよい」と思う人は58%で、そうは思わない人の38%を上回った。 ただ、政権担当能力を聞くと、自民党については「ある」が67%に上ったものの、民主党は「ある」46%と「ない」47%がほぼ二分した。民主党の政権担当能力の有無にかかわらず、与野党の政権交代を容認する今の有権者の“気分”がうかがえる。 民主党に政権を任せてもよいとの答えは、男女、年代別のすべてで多数を占めた。民主支持層では95%に達した。無党派層では61%、自民支持層でも38%が「任せてもよい」と答えた。 しかし、民主党の政権担当能力については、無党派層でも「ある」46%、「ない」44%と評価は分かれた。「民主党

    民主党に一度、政権を任せてみよう…か。 - 雪斎の随想録
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2008/10/10
    権力は常に批判され続けなければならないとする立場からは、別に民主党に掌返すと言うことにはならんだろうと思う。知識人はそういう態度を取るだろう。
  • 野球の重み - 雪斎の随想録

    ■ 「星野ジャパン」の敗戦は、一大痛恨事である。 この数日の反応は、野球という球技が、日人にとって如何に身近なものであるかということを物語っている。 振り返れば、野球が日にもたらされたのは、明治初年である。 明治二十年代には、正岡子規らが後の東京大学で野球に興じた。この経緯は、来年辺りに放送されるNHKドラマ『坂の上の雲』でも描かれるはずである。 以来、、明治36年の早慶戦を機に大学野球が始まり、大正年間には旧制中学野球が始まった。 結局、日人は、米国人を除けば、世界で最も永く野球をしてきた人々なのである。 故に、此度の結果は、勝ち負け云々よりも、そうした歴史にふさわしい野球を示せなかったということが、問題なのであろう。星野仙一監督は、「メダルが取れなくて申し訳ない」ではなく、「無様な野球をして申し訳ない」と語るべきであった思う。実際、北京での「星野ジャパン」のパフォーマンスは、内容

    野球の重み - 雪斎の随想録
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2008/08/26
    「平成の牟田口」とはまた凄まじい表現。でも、せいぜい南雲忠一程度ではないかと思うのだけれどね。(追記)星野のじじいキラーぶり→ http://www.plus-blog.sportsnavi.com/hankyu/article/116
  • 古の所謂志を得る者は、軒冕の謂いに非ざるなり - 雪斎の随想録

    ■ 北京五輪も終盤である。 男性陣の「野球」と「サッカー」の将来には、懸念を覚える。 ソフトボールに象徴される女性陣の活躍に比べ、「熱」の伝わらない試合を見ていると、この二つの競技には、「冬の時代」が訪れるような気がしてならない。人々の心が離れてしまえば、プロ・スポーツが成立する基盤が揺らぐのである。勝ち負け云々よりも、「熱」の伝わらないパフォーマンスが続いている代償は、かなり大きなものになるであろう。昨日の「野球」日韓戦における左翼手(あえて名前は記さない)のタイムリー・エラー二連発には、唖然とした。余りにも、無様である。これが「野球」の現状を象徴しているのではないか。 幾度も書く。こういうオリンピックが「支持してくれる人々」を増やす機会であるということは、サッカー関係者も野球関係者も諒解しておいたほうがいい、「オリンピックをなめてはいけない」のである。 『荘子』(繕性第十六)に曰く、「

    古の所謂志を得る者は、軒冕の謂いに非ざるなり - 雪斎の随想録
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    BigHopeClasic 2008/08/24
    id:mahal殿下。自転車とか冬ならXゲーム系の種目はプロなしではどうもならんでしょう。バスケやアイスホッケーはプロがやる気なのでOK。サッカーはフットサルとビーチサッカーにすればいいのに、ブラッターが妙に執心?
  • 久間発言と「核」の自閉意識 - 雪斎の随想録

    ■ 五月中旬にフランスを訪問中にピエール・ガロワ将軍と面談した折、将軍が雪斎に次のように問い掛けて来た。「犠牲者の数からすれば、東京空襲のほうが、広島・長崎jよりも被害は多いはずだ。それなのに、何故、日人は核を特別なものと認識するのか」。一瞬、「ぎくっ」としたものである。 雪斎が言論家として最初期の題材としていたのは、「唯一の被爆国」感情によりかかって「核」を語る姿勢への批判であった。もし、「核の惨禍」を再現させないという意志が物であるならば、日こそが、近年の「核の拡散」を防止するための知恵を持っていてしかるべきである。実際には、そのような知恵が過去において大々的に蓄積された形跡はない。だから、北朝鮮核を巡る「六ヵ国協議」の議論を主導できない。過去半世紀、日は、「反核」の念仏を唱えていたのか。 そこに伝ええられたのが、久間章生防衛大臣の「核」発言である。もう「永田町」の外にいる身分

    久間発言と「核」の自閉意識 - 雪斎の随想録
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2007/07/03
    「何が問題なのか」と言って、「原爆投下がソ連参戦抑止の目的」なんて高校生でも嘘だと分かることが一点(分からない人はヤルタ会談で検索)。加えて米でも原爆無しで日本は降伏したという歴史学の有力説あり。
  • 日米関係の「最良の日々」は去ったのか。 - 雪斎の随想録

    ■ 来月初頭までエントリー更新を放って置くつもりであったけれども、書いておく必要のあることが出来た。 宮澤喜一総理が逝去した。 宮澤総理のことを考えると、真っ先に思いつくのは、「日米関係」との縁の深さである。 宮澤総理は、戦前、日米学生会議に参加して渡米したのに始まり、戦後には、サンフランシス講和会議に全権団の一員として渡米した。今では、日米関係を支えている人々は多いけれども、宮澤総理は、その「最古参」の人物であった。 ところで、日にせよ英国にせよヴェネツィアにせよ、海洋国家と呼ばれる国家に特徴的なのは、「カネと貿易」に対する関心の強さである。確かに、そうした国々は、国力の源泉である土地を持たないのであるから、その弱さをカネによって埋め合わせるしかない。大蔵官僚出身であった宮澤総理にとって、「カネと貿易」で国家の再興を図ろうとした吉田茂以来の路線は、受け容れやすいものであったろう。宮澤総

    日米関係の「最良の日々」は去ったのか。 - 雪斎の随想録
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    BigHopeClasic 2007/06/29
    調子に乗ったはねっ返り馬鹿ウヨ学者と政治家によって日本の国益が著しく傷つけられかねないという話。こういう話で「親米ポチ氏ね」という声が大きくなるようだと絶望する。
  • 政治家の「意志」と憲法学者の「権威」 - 雪斎の随想録

    ■ 「偉大な人物の存在なくして、大事業は何一つ成就しない。そして、偉大な人物は偉大な人物になろうと欲したから偉大な人物になったのである」。 ―シャルル・ド・ゴール著『剣の刃』(小野繁訳) このド・ゴールの言葉を頭に入れながら、次の「読売新聞」記事を読んでみる。誠に面白い記事である。 □ [方位計]気鋭の改憲論者、どこに 2007.05.20 読売新聞東京朝刊 4頁 写有 (全1,135字) 「憲法施行から60年。人間でいえば還暦で、来ならばお祝いをすべきだが、憲法は果たして赤いちゃんちゃんこが着られるのか。ちゃんちゃんこというよりは経帷子(きょうかたびら)を着さされそうな雰囲気だ」 国民投票法成立を翌々日に控えた12日。東京・成城大で開かれた憲法学会「全国憲法研究会」春期研究集会で、司会の駒村圭吾慶大教授は憲法の現状を経帷子に例えた。 経帷子は、仏式で葬る際に死者に着せる白い着物だ。憲法

    政治家の「意志」と憲法学者の「権威」 - 雪斎の随想録
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2007/05/27
    いかにも棟居先生らしい物言いだなあとファンとしては嬉しくなる。それはそうとして「何事もなかったかのように平成憲法典の解釈に勤しむ」のは悪いことですか?会社法制定後に商法学者は批判されてませんが。
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