野球の重み - 雪斎の随想録

■ 「星野ジャパン」の敗戦は、一大痛恨事である。 この数日の反応は、野球という球技が、日本人にとって如何に身近なものであるかということを物語っている。 振り返れば、野球が日本にもたらされたのは、明治初年である。 明治二十年代には、正岡子規らが後の東京大学で野球に興じた。この経緯は、来年辺りに放送されるＮＨＫドラマ『坂の上の雲』でも描かれるはずである。 以来、、明治36年の早慶戦を機に大学野球が始まり、大正年間には旧制中学野球が始まった。 結局、日本人は、米国人を除けば、世界で最も永く野球をしてきた人々なのである。 故に、此度の結果は、勝ち負け云々よりも、そうした歴史にふさわしい野球を示せなかったということが、問題なのであろう。星野仙一監督は、「メダルが取れなくて申し訳ない」ではなく、「無様な野球をして申し訳ない」と語るべきであった思う。実際、北京での「星野ジャパン」のパフォーマンスは、内容

[trinh]

えらくまぁ大げさなことで。

[BigHopeClasic]

「平成の牟田口」とはまた凄まじい表現。でも、せいぜい南雲忠一程度ではないかと思うのだけれどね。（追記）星野のじじいキラーぶり→ http://www.plus-blog.sportsnavi.com/hankyu/article/116

[wackunnpapa]

手厳しい．

[k-takahashi]

『「敗北につながる指揮を行ったのに、きちんとした総括を行わずに汚名返上の機会を与えるべく指揮を執らせ続ける」というのは、どこかで見た風景ではないか』これはサッカーで語られない。野球とサッカーの差か。

[Baatarism]

星野仙一は、「平成の牟田口廉也」ですか。

[mfluder]

これは。。。"星野仙一は、「平成の牟田口廉也」と呼ばれることになるのか"

[kurokuragawa]

「「敗北につながる指揮を行ったのに、きちんとした総括を行わずに汚名返上の機会を与えるべく指揮を執らせ続ける」というのは、どこかで見た風景ではないか。」あの人のことかと思えば

[watapoco]

あー成る程。野球ファンでもないのにこの件妙にもやもやするなーと思ってたんだよな。

[toronei]

長嶋、王、星野と、日本代表監督には、金集めも今回仕事に入ってるらしいですね。

[udy]

"「敗北につながる指揮を行ったのに、きちんとした総括を行わずに汚名返上の機会を与えるべく指揮を執らせ続ける」というのは、どこかで見た風景ではないか。 　それは、インパール作戦時の牟田口廉也中将の話である"