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ブックマーク / somethingorange.net (20)

  • 『ナウシカ』や『ガンダム』の「その先の物語」とは何か。 - Something Orange

    ■善悪二元論の物語。■ いまこの記事を書き始めようとしているわけだが、この冒頭の時点で既に長くなる予感がしている。それはもう、ペトロニウスさん(id:Gaius_Petronius)の一部の記事並に長くなる気がする。原稿用紙20枚くらいは軽く行くんじゃないかなあ。 なぜなら、テーマの照らし出す範囲が広範で、多岐にわたるからだ。書いても書いても終わらないという気がしてならない。まあ、いいや、そんな愚痴を書けば書くほどむやみと長くなるので(平和大明神(id:kim-peace)に「文章が無駄に長い」といじめられるぼく)、まずは書きはじめることにしよう。 ちなみに議論のたたき台を目指すつもりなので、批判点は色々あると思う。トラックバックで突っ込んでくれれば嬉しい。 テーマは、ペトロニウスさんやLDさんがいうところの「先の物語」。「先の物語」とは何か。ぼくが理解しているところでは、それは「善悪二元

    『ナウシカ』や『ガンダム』の「その先の物語」とは何か。 - Something Orange
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2010/05/12
    丘の向こうには「終りなき日常」があるのみというコメ欄の指摘は秀逸。まおゆうに感じたたまらない面白さは、「坂の上の雲」の面白さだったんだ。
  • 泣けるほどおもしろすぎるネット小説を読んだので熱烈推薦するよ。 - Something Orange

    「『あの丘の向こうに何があるんだろう?』って思ったことはないかい? 『この船の向かう先には何があるんだろう?』ってワクワクした覚えは?」 ■熱烈推薦開始。 あなたはふだん読書をするほうだろうか。特に小説漫画などは読まれるだろうか。もしもそうなら、きっとこういう経験をしたことがあるはずだ。 ある日、何気なく手に取ったを、たいして期待もせず、ぱらぱらとめくりはじめる。あなたにとって読書は日常の習慣で、何も特別なことではないから、新作には特別期待しない癖がついているのだ。 ましてその作家はしらない名前、ほんの気まぐれで読んでみる気になっただけ。数時間を切り取ってくれれば儲け物、あなたはそれくらいに思っている。 ところが、一行、二行と読み進めていくうちに、次第に違和感を感じはじめる。長年にわたって培われたあなたの鋭い直感がこう囁くのだ。これは、と、ひょっとしたら、と。 そして数頁、あるいは数十

    泣けるほどおもしろすぎるネット小説を読んだので熱烈推薦するよ。 - Something Orange
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2010/04/27
    オーバーナレッジものでも、それをいかに使いこなすか、いかに神にならないかという部分が優れていると思うんだけどね。あと、クリルタイが出てきて初めて、魔族=モンゴル+アラブだと気づいた。遅すぎ
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    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2010/03/01
    一般人は死滅していない。「悪い漫画・アニメ・ゲーム」を駆逐して「良い漫画・アニメ・ゲーム」だけを流行らせたいと官僚やPTAは考えている。そうした考えこそが一般人の正体で、これは50年後も消えない。
  • あなたは碇シンジを好きになる。 - Something Orange

    色々たてこんでいるのに、吐き出しておかないと死にそうなので一言だけ。 エヴァ破が凄すぎて生きているのが辛い。 ありがとう、ありがとう。 「竹箒日記」 そういうわけで、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』観て来ました。 いやあ、おもしろかった! 今年上半期に体験したすべての作品のなかでベストは間違いなし。既にネットでは賛否出ているようだけれど、ぼくは全面的に「賛」。いや、すごいでしょ、これは。 もちろん、前作の出来があれほど素晴らしかった時点で「破」もいいものが出来上がってくることは予想できていた。しかし、じっさいに見せられたものは予想を上回る凄まじさ。上述の奈須きのこではないけれど、圧倒されてすぐには言葉も出てこない有様。 上映から一日経ったいま、かろうじて言語化を試みているのだが、ちょっと説明不可能な映像体験でした。 だから、まだ観ていないひとはぜひ観に行ってほしいと思う。時間がない? 時間

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  • オタクを巡るもうひとつの格差。 - Something Orange

    アニメ…壊滅的。まだ自分の住んでいる地域はテレ東系が入るのでましなほうですが、おそらく放映されているアニメのうち体感としては3分の2は視聴のしようがない感じ。今は録画している海の向こう(州)の友人に送ってもらってます。いまだ地域によってはテレビ局の数が激少ないところもあるし…。せめて、Gyaoのようなネット放送をもっと増やしてほしいと願うばかりです。 あんまり「地域格差」という表現は好きじゃないです、勝ち負けみたいで。 しかしながらアニメに関してだけは「見られない」というどうにもならない事態があるので、こればっかりはなんとかしてほしい!と願うばかり。ネット放送とか…放映局拡大とか…。 「田舎住民から「オタク文化地域格差」についてヒトコト」 ですよね。ぼくは新潟市に住んでいるわけですが、キッズアニメ以外はほとんどリアルタイムでは見れません。 今期だと例外は『コードギアス』と『図書館戦争』く

    オタクを巡るもうひとつの格差。 - Something Orange
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2008/06/13
    id:himagine_no9さんに補足すると、函館や室蘭でもテレ東は見られます。ただ、この道内格差というのは、なまじ北海道が広いだけに難しい問題でして。
  • 『らき☆すた』が初心者には高度すぎる理由。 - Something Orange

    オタクになりたい」というひとに何を薦めるべきなのかについて書いた先日の記事のコメントより。 理想としては現在と過去の作品を同時進行に堪能してもらう、というのが良いのでしょうね。 しかしどうしても最初に勧める一手としたら現在進行形の人気作を勧めるのが得策な気がします これは例えば「らきすた」放映時に「オタクになりたいならじゃあエヴァを見たまえ」と言うというのは… リアルタイムに体験できるものは周りから得る情報量が後追いより断然多いですし 上の例にならって考えると今すぐらきすたを見ろ!と言いたくなりませんか。 うん、ぼくも別にオタク教養として『エヴァ』を見ろとかいうつもりはさらさらないんですけれど、ただ、『らき☆すた』は『らき☆すた』で微妙なんじゃないかなあ。 らき☆すた 1 限定版 [DVD] 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2007/06/22メディア: DVD購入

    『らき☆すた』が初心者には高度すぎる理由。 - Something Orange
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2008/05/26
    らき☆すたに関して言えば、ニコニコでオタクの上澄み掠め取るだけで楽しめるんじゃないかな。あの作品のなかのハルヒもアニメ店長も読まずに知識だけで馬鹿笑いできたけど。id:y_arimさま。現代はこれでヲタ充足可能?
  • 『アイドルマスター』ギョーザ説。 - Something Orange

    アイドルマスター×荘子 紙芝居「曳尾於塗中」。 アイドルマスター×荘子て。 手書き紙芝居系で漢文とその訳、そして独自解釈したアイマス訳付きの動画です。その訳がキャラのネタを上手く絡ませていて、これがまたなかなか面白い。絵も素朴な感じで内容と合ってていい感じ。 で、この動画のタグを見てみたら……「アイマス教養講座」なんてタグがついてます。ああそういえばこないだ簿記講座も話題になってたしなーとか思って覗いてみました。 タグ - アイマス教養講座 おいおい機能しとるがな。 23件もありますよ? DikePがイベントで百人一首で和歌を学ぼうってのを出してたのは知ってたけど、まさかこんなことになってるとは。日、欧州の歴史講座とか落語とか経営学講座とか。教養講座のダイジェスト動画まで出来てるし! すげえ、なんだこりゃ。 「もはや当になんでもありなアイマスMADの世界」 なんだこりゃ。 まきがいさん

    『アイドルマスター』ギョーザ説。 - Something Orange
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2008/02/20
    「ドンキーコングジュニアのさんすう」とかと何が違うのかな、とは思う。作り手が自分の作りたいものを自由に作れることを除いて。
  • 品切れゲームをニコニコで見ることはゆるされるか? - Something Orange

    http://www.nicovideo.jp/tag/SWANSONG?sort=f&order=a 瀬戸口廉也『SWANSONG』のプレイ動画がニコニコ動画にアップされている。 しかも、最初から最後まで投稿されている!むちゃくちゃ「凄い」エロゲなのだが、生産終了かつ品薄。オークションでも入手しようとしたらウン万円かかるという超入手困難なエロゲ。 見るなら今がチャンス? 「宣伝!」 ぼくもアップロードされていることは知っていた。 でも、やはりある作品を最初から最後までアップしてしまうことには問題があるわけで、取り上げることをためらっていたんだよね。 ただ、『SWAN SONG』には、 1.すでに正規販売ルートでは入手不可能。 2.中古はプレミア化して高価。 3.超名作。 という事情があるので、音をいうと、「これもありかな」と思わないでもない。 いま、Amazonとかヤフオクでこの作品を

    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2008/02/02
    ウルトラセブンの第十二話もアウトだから、ダメなんじゃないかな。でも、NHKのタイムトラベラーみたいに、放送局にも残っていない貴重映像をニコニコにアップしたら、やっぱり犯罪者扱いするのかなあとは思う。
  • 売れるアニメと売れないアニメの差は何か。 - Something Orange

    4月から『精霊の守り人』が地上波放映されることが決定したらしい。まだしばらく先になるが、昨年を代表する傑作アニメーションなので、まだ見ていない方はぜひこの機会に見てほしい。 そのからだに精霊の卵を産みつけられた少年皇子チャグムの成長話であり、なりゆきからかれを守ることになった女用心棒バルサとの絆の物語である。 いや、これがおもしろいんだ。スリリングかつミステリアスな展開といい、重厚なドラマといい、最近のアニメでは出色の作品といってもいい。とにかく総合的に見て欠点がほとんど見当たらない秀抜な作品である。素晴らしい。 精霊の守り人 第1巻 (初回限定版) [DVD] 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2007/06/22メディア: DVD クリック: 31回この商品を含むブログ (69件) を見る しかし、この作品のDVDは全然売れなかったようである。ここに転載された

    売れるアニメと売れないアニメの差は何か。 - Something Orange
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    BigHopeClasic 2008/01/25
    『電脳コイル』もその列に入るよね。東理論が正しいのだとすれば、金を出してDVD買う層のデータベースが恐ろしく狭隘になったってことか。精霊もコイルもプラネテスも、極めて「データベース的」な良作なんだけどね。
  • 萌え文化よ、さようなら。 - Something Orange

    結構前から言われてるかもしれないけど、最近のオタクカルチャーの趣向というか指向性って、完全に「萌え」から「ネタ」に移った感じがする。といっても「萌え」が完全にいらなくなったってわけではなく、最低限の「萌え」要素とかシチュエーションがあって、そこからネタ的に転がしたりメタ視点からネタにしたりする物が増えたっつーか、話題にあがるのはそんなのばっかっという感じ。 もちろん未だに直球の「萌え」重視の作品もあるし、それが一定の支持を得ているけど、かつてほどの勢いは間違いなくないし作品数も少なくなったと思う。 「最近のオタクの半分はネタでできてると思うんだ」 そのことはぼくも感じていた。だから、オタク文化の象徴として「萌え」が取り上げられることには若干の違和感を感じている。 いま、一般メディアや「一般人」のあいだでは、「オタクといえば「萌え」」なのだろうし、オフラインのオタクメディア、たとえば『メカビ

    萌え文化よ、さようなら。 - Something Orange
  • 「オタク」が死ぬ日。 - Something Orange

    NHKのETV特集「21世紀を夢見た日々 −日SFの50年−」を見た。 タイトルこそ「50年」だけれど、じっさいにはその前半の20年くらいが中心。 終戦とともにアメリカからSF小説が上陸、その影響を受けて『SFマガジン』が創刊され、日にSFが広がっていった「日SFの青春時代」を生き生きと描き出した番組だった。 『機動戦士ガンダム』や『攻殻機動隊』の映像は入っているのに、『宇宙戦艦ヤマト』だけ映像がないところが苦笑ものだったけれど、全体的に丁寧にまとめられていたと思う。再放送の予定がないことが惜しまれる。 それにしても、最初期の「日SF作家クラブ」はめちゃくちゃおもしろそう。 まだ見学者もほとんどいない原子力研究所に集団で押しかけ、「まずは原子を見せてくれ」と求めるなど、その行動はツッコミどころ満載。 のちには日SF界の重鎮になり数々の名作を発表していくひとたちなのですが、行動だけ

    「オタク」が死ぬ日。 - Something Orange
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    BigHopeClasic 2007/10/22
    エントリやブクマコメとは違って、軸がどこに置かれるかだけの違いで、祭りそのものはいつまでも続くんじゃないのかなと。で、軸をずらせない人間だけが祭は終わったと言うんじゃないの?
  • Something Orange - 「搾取しているラスボスがどこかにいるわけじゃない」

    たぶん、「たけくまメモ」辺りが皮切りだと思うんですけど、アニメ製作の途中で「中抜き」が行われて、製作スタッフのもとにお金がとどかない、という話があちこちで議論されています。 よく聞くことですけれど、ぼくは素人なので、何ともいえません。さすがにそれじゃ現場が可哀想だから、何とかならないかな、と素朴に思うくらいですね。 いろいろともっともらしい「真相」や「現場からの情報」は見かけるのだけれど、さて、どれが真実でどれがデマなのやら。迂闊に信用するとばかを見そう。 とはいえ、プロの意見なら参考になるはず、ということで、『攻殻機動隊』『精霊の守り人』の神山健治監督のインタビューから引用しておきます。 でね、僕も一応一個人として、これまで企画を提出するという経過の中で、いったい何処までがインチキで何処まで行けば倒すべき相手なのかを結構見たんですよ。最初はね、「現場の演出が悪いんじゃないか?」「いやいや

    Something Orange - 「搾取しているラスボスがどこかにいるわけじゃない」
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    BigHopeClasic 2007/10/04
    太平洋戦争の日本軍とか、戦後政治の研究結果と奇妙な程一致するというのは、つまり日本人が何かをなそうとするときに必然的に発生するロスなのかな?
  •  似非オタでもOK! - Something Orange

    たまたま話の流れで文脈に違和感なくだけど「だが断る」と発言してしまって、知り合いというか後輩が「2ch用語ッスね」と言ってきたのだけど、まあ元ネタはジョジョな訳でそれを分からずに後輩は2ch用語だと認識してたらしい。それから話は発展してしまってオタクとかの話になった。 彼は自称オタクらしいのだけど僕からしてみれば彼の話すことは一般論でしかなくて、彼は何かこう「お洒落だけどオタク」である自分に酔ってそれをひけらかしている気がする。僕も自分自身オタクだと思うけど彼の様にひけらかすようなことはしないし、実際は「オタク」というものは彼が思っているかどうかは分からないけどステイタスにはならなくてやっぱり(方向性にもよると思うけど)一般的には気持ち悪い部類に入ると思う。たぶんそれでも彼はそういう中途半端な知識をひけらかしていくのだと思う。彼の綻びをあえて見つけて辱めようと思わないけどなんかそういう人種

     似非オタでもOK! - Something Orange
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    BigHopeClasic 2007/09/30
    ガチオタクへの違和感の一端を代弁していただいたエントリ。
  • Something Orange - ネルフは碇シンジに報酬を払えよ。

    その日、巨大組織ネルフを統帥する父ゲンドウから呼び出された碇シンジは、汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンへの搭乗を命じられる。 一度は困惑し、拒絶するものの、傷だらけになりながらエヴァに乗りこもうとする同年輩の少女を見て、かれは自分自身に語りかけた。「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ」。 そして、恐怖と困惑を押し殺してエヴァンゲリオンに乗りこむのだった。長い物語の始まりである。 この『新世紀エヴァンゲリオン』第1話に対しては昔から賛否両論があるのだが、今回取り上げたいのは別のこと。 つまり、シンちゃんってただ働きですよね? ネルフからお給料もらっていないよね? ということなんですけど。 もちろん、ミサトのマンションに同居してはいるから、住宅は提供されているわけだけれど、それ以外にはとくに報酬をもらっているようには見えない。 たぶんミサトから生活費や小遣いは出ているでしょうが、そ

    Something Orange - ネルフは碇シンジに報酬を払えよ。
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2007/09/29
    二次創作では一生遊んで暮らせる程の額が口座に振り込まれたりしますし、ゲンドウの個人で持つには多すぎる程の資産も全額相続できる訳で/ただ流されるままのアニメ版に比べ新劇場版のシンジはより決断の理由が強い
  •  ニコニコの真の魅力は質の低いコメントにある。 - Something Orange

    ニコニコ動画が公開されてまだ1年にもならないが、その会員数は既に300万人を超えたという。 そのいきおいはとどまるところを知らず、おそらくまだまだ成長して行くものと思われる。著作権問題など懸案事項は少なくないものの、まず大成功といっていいだろう。 しかし、ひとの価値観はそれぞれ、そんなニコニコに嫌悪感を示すひともいる。そういうひとがしばしばその理由に挙げるのが、コメントの質の低さだ。 たしかに動画にコメントを付けられる機能はおもしろいと思うよ。でも、そのコメントってほんとに低レベルなものがほとんどじゃね? こういうひとに対しては、ぼくは声を大にしていいたい。何だと! その通りだぞ、と。じっさい、ニコニコ動画のコメントの品質はそれほど高くない。むしろはっきりと低い。 いろいろな技術を用いてコメントを美術的に装飾する「職人」や、詳細に作品を解説してくれる「通」がいることはたしかだが、そんなひと

     ニコニコの真の魅力は質の低いコメントにある。 - Something Orange
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2007/09/29
    そもそも質の高いコメントを入れる事が無理だからなあ。
  •  『エヴァ』の狂気、『ヱヴァ』の殺気。 - Something Orange

    新ヱヴァに対する感想などありましたらお待ちしております。 ――「10年遅れの庵野批判」 ということなので、書いてみる。 メディア: クリック: 21回この商品を含むブログを見る 庵野監督が、物語としては未完成のままとはいえいったんは終わらせた「エヴァンゲリオン」という作品を、「ヱヴァンゲリヲン」と表記を変えてでもなぜもう一度作るのか?という疑問は、俺ばかりでなく、かつてあの作品に入れ込んだ人間であるなら当然思うことではないでしょうか。 テレビ版の最終2話や、それに続く旧劇場版で壮大な「ちゃぶ台返し」をやって「事件」として一度終わらせたわけですから、新作が「ストーリーとして辻褄を合わせました」程度のぬるい出来だったら絶対許さんぞこの野郎、と俺も思っていました。 しかしこないだ試写を見て、確かにストーリーとして完結させる意志は感じましたけど、そればかりではない画面の完成度を見て、ちょっと尋常で

     『エヴァ』の狂気、『ヱヴァ』の殺気。 - Something Orange
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    BigHopeClasic 2007/09/25
    狂気を感じられないのは、序が「概括の段階」である以上仕方ない。概括は理性無くしてはなし得ない。そして、段階である以上、その先には更なる階梯があるのは明らかではないか。カヲルによるメッセージは作中にある
  •  『らき☆すた』最終回を見て『エヴァ』を考える。 - Something Orange

    テレビアニメ『らき☆すた』が最終回を迎えた。 らき☆すた 1 限定版 [DVD] 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2007/06/22メディア: DVD購入: 3人 クリック: 133回この商品を含むブログ (214件) を見る この作品にかんしては、しばらく前にid:Shsgsさんと意見を交換したが、先方が多忙なため、話は途中で終わっている。しかし、実は、かれの言葉がいまでも気になっている。 かれは『新世紀エヴァンゲリオン』が終わってから『らき☆すた』が放映されるまでの10年間のアニメをまとめ、こう述べている。 新世紀エヴァンゲリオン Volume 1 [DVD] 出版社/メーカー: キングレコード発売日: 1997/07/19メディア: DVD クリック: 28回この商品を含むブログ (43件) を見る 少々感情的な物言いになるが、らき☆すたを掛け値なしに面白いとい

     『らき☆すた』最終回を見て『エヴァ』を考える。 - Something Orange
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2007/09/18
    エヴァの事を語ってるけど、中身はらきすたと、それを生み出した2007年という時代の事ですよ、これは/>id:p_shirokuma先生.同人誌RE-TAKEにはアスカがいたと思う。無数に生まれた「俺アスカ」達の叫びが呼び寄せたアスカが。
  • Something Orange -  まだ見ていないお前らのために『ヱヴァ』を解説するよ。

    メディア: クリック: 21回この商品を含むブログを見る 物語が終わり、スタッフロールが流れ、次回予告が過ぎ去り――すべてが終わったそのとき、静まり返った映画館で、ひとつの、小さな音が起こった。 だれかがどこかで手を叩きあわせる音だった。その拍手は、やがてさざ波のように広がり、暗い劇場を覆い尽くしていった。 どんな評論家の絶賛よりも、そのささやかな賞賛が、この作品の出来を証明していただろう。 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』。 いまを去ること十数年、膨大な設定と衝撃的な結末、そしてテレビアニメの常識を破壊する沈うつな展開で賛否両論を巻き起こし、いまなお議論を呼ぶ伝説のアニメーション。 その『エヴァ』が『ヱヴァ』となって帰ってきた。当然、今回も激しい賛否を呼ぶことが予想される。はてなから初日に見に行ったひとたちの感想を適当に抜き出してみよう。 映画が終わった瞬間、劇場は万雷の拍手に包まれた。

    Something Orange -  まだ見ていないお前らのために『ヱヴァ』を解説するよ。
  • Something Orange - 「オタク」についての総括

    昨年から書いている記事なのですが、いくら書いても巧くまとまらないので、まとまらないまま載せておきます。まあ、いままで書いてきたオタク論の総括みたいなものなんですけれど。 何度も同じことを書くなと思われるかもしれませんが、こちらとしては書くことによってまとめている側面があるので、我慢して読んでください。あるいはスルーしてください。 さて、たぶん同世代には似たような感覚を抱いているひとも多いと思うのですが、ぼくはずっと「オタク」という言葉に違和感を感じてきました。 どうやら自分のことを指しているようなのに、でも一方では自分の内実をあらわしているとは思えない。 いわゆる世間一般のネガティヴ・イメージに違和感を憶えるだけじゃなくて、オタク論者によるオタク論にもはっきり「違う」と感じる。 岡田斗司夫の『オタク学入門』にせよ、田透の『電波男』にせよ、はっきりいって別世界の話をしているようにしか思えな

    Something Orange - 「オタク」についての総括
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